「昭和女子大附属中学校1年生の、近藤先生のクラスで行われた北原先生の示範授業を見させていただきました。北原先生のお元気そうな様子を見て安心致しました。10月の時のリベンジでした。北原先生は「生徒がとても愛おしい」とおっしゃっていました。「やっぱり授業は楽しいね!」とも。そんな北原先生がとても輝いていましたし、満ち足りているように見えました。 【今後の予定について】 2月 千葉県白山中の北原先生の授業 3月 フレンズ10周年!フレンズのメンバー、全員集合! 4月 北原先生が新採の時、北原先生もびっくりした、生徒を唸らせた小原先生の講演 4/25予定 5月 未来の英語教育を語り合う会。(H18教師道場の時のメンバーで「英語がこの先どうなるか」「北原先生や中嶋先生がいなくなったら暗黒時代にもどるのではないか」と話しあった。)ディスカッション予定。 今後の北研も目が離せませんね。
…. それでは示範授業と北原先生からの説明のレポートをします。 【14:30からの北研はまずは授業の解説から】 ドアの絵を描き、丸くドアノブを描く。しかし、鍵がなくて開かない。「何が必要?keyが必要。」そこで、コール。「Knob and a key! ノブアンドアキー=ノブアキ」で、生徒が静かに「おおー」という。Knob and a keyの導入で、いつも通りのつかみをし、女子中学生たちの心もバッチリつかむ! さらに漢字を英語で説明。延晃=Everlasting sunshine 外国の方は漢字の意味に興味を持つのでナイスアイデアです。 I worked at Sophia university 上智大学 until last year.都内の生徒でも大学名の英語の言い方は知らなかったです。「生徒にも自分の名前を英語で説明できるといいよね」と生徒に励ます。
今回の授業では、生徒の様子を見て、指導案の中身を変える場面が印象的でした。即座に生徒の反応や能力を見抜き、対応される北原先生の臨機応変さに驚きました。
【わくわくなるほど英文法17】 「なんでもいいんだよ、英語ではスピード命!ゆっくりやって正解、意味なし。」 T——— a——— some tall monsters in this class. There are “ “ “ “ “ “ . Monster Pico is ———. short./small./ cute./purple./the 「なんでもいいから書いて立って。」(いろいろな答えが出て面白かったです。) the smallest先取りの子もいた。「これから先生が言おうとしてたことを先に言ったね。笑」さらっと流す。責めたり、咎めたりしない。一単語だよと、不正解を示すことを言ったりもしない。 「立った人同士で確認して。同じ答えだったら言って座るよ。」生徒にとってはじめてのAパターンの文法指導だったが、自然に指示を出し、授業を流していく。 Monster Peco is ——— ——— Pico. taller than Monster Paco is ——— ——— of the three. tall — taller — the tallest(かならずtheをつけてね。) 「どういう時にtheつくの?」 「特別な時、前に出て来た時、限定する時だよ。いくつの中で一番?3人だね。3人の中で1番と特定する。だからtheをつけるよ。」→生徒が疑問に思いそうなところはきちんと説明する。
【ギネスブックを使った最上級のプリント】 「Do you like Guinness book? え?知らない? Make pair.」 ギネスブックを使った最上級の問題を片方が出し、答える。プリントを折る。クイズ形式。以前見た時は、自分で考えさせるスタイルでしたが、今回はクイズ形式にして対話的にしていました。 わからなそうな単語mammalは先生がなんとなくサラッと「mammalは哺乳類だなあ、、、」とつぶやく。先生方からのコメントで、紙の良さは折ってできる所だと出ました。確かにこれはiPadやクロムブックなど、タブレットではできない。わくわくペアワークは出来る子は上の英語を見ないでやるよう励ます。→できる子を遊ばせない。(もうすぐ2級取得仲間いるため。)
【形容詞を生徒から引き出す方法】 両端の勝った方からいろいろな形容詞を出させ、黒板に3つに縦に区切って、出たものを書いてカテゴリーわけする。それを生徒は全部ではなく、自分が知っているものをノートに書く。 Open your notebook. 北原先生の授業後の解説より。品詞の概念を教える必要性がある。高校で文型を習う時必要だから。今から形容詞、副詞、などを馴染ませておく。(生徒の先を見て指導する大切さ)このカテゴリに分けるのは形容詞、副詞だけではなく、規則動詞と不規則動詞動詞や 発音d , t, なども行うことができるし、三単現のs,es, isなども行うことが出来る。 Please divide three parts and write the word a notebook. small ,big, hot, class, Beautiful Little Large, happy, long, high, Concrete(2級か?( fast, short, low, cute exciting Huge, cool,catchy. Wonderful Late.easy Difficult Colorful 黒板に反対語を線で結んでいき、セットにする→反対語で覚えると覚えやすいからか?言葉の関連付けをしていくためか?
次に、すべての単語を原形、比較級、最上級にして読む。 Small smaller the smallest Big Bigger the biggest Hot hotter the hottest ….. 1番左と真ん中の違いについて。「違いは何?」 (生徒たちから出た答え) 「母音がたくさんある?」「長い単語?」 手の挙げ方がよい!まっすぐできれい? 「erとかest をつけないよ。fulなどくっついちゃうやつは、長いからつけない。なぜ分けたかを言っただけ。」 「今回はer、 estだけにフォーカスするよ。」 ここで、中学3年間で習う形容詞副詞プリントを配布。 「枚数が足りない時は?」「One more.」「それにCan I haveとかMay I haveをつけるといいね。」と丁寧に頼む表現を教える。一回一回が生徒指導。指導できる場面を見逃さない。 中学3年間で習う形容詞のプリントに比較級、最上級を書く。「書く時に黙ってやらないで言いながら書くと覚えるよ。」生徒は集中して書いていた。 hotterとhoterの違い。ホッターとホウター(ネイティブのケビン先生に発音してもらう) biggerとbigerビッガーとビーガー(バイガー?) なぜ子音時を重ねるのか、については、わたしはいつも母音字プラス子音字の時、子音を重ねると教えていましたが、音からの発想は、考えたことのない視点で、とても面白く感じました。 形容詞は名詞を説明するもの。 副詞は動詞を説明するもの。 この理解は必要。 日本語の助詞と助動詞は違う。◻︎の助で区別する。 more mostを使う形容詞とmore mostを使う副詞と特別な形を使うものが一覧表になっているので、わかりやすい。生徒にとって安心できるプリントだな、と思いました。 「1グラムあたりサフラン。知ってる?お花だよね。」(特別なクロッカスのメシベ) 教科書のどこに出て来たかの確認。常に教科書に戻る指導。
【わくわくペアワーク】 Which is longer,Tone river or Shinano river? Which is bigger, Tokyo Dome or Fukuoka Dome? Which is taller the great Buddha of Nara or the Statue of Liberty? Which is faster, the golden eagle or the falcon? 「まずはペアで。その後、移動して他の人と。後ろにいる先生たちと話したら2点!」 「Thの発音について英語は発音通り書けば80%書けるようになるよ。」 「やりかたをなんで声出してもらうか?自分がどこをやってるかわからなくなる人がいるからだよ」と説明する。なんでみんなで読むの?と心の声が聞こえたのか、素早く説明されていた。年頃の女の子が思いそうな疑問を空気で読む。
北研の後半15:30から 指導案について 北原先生は、指導案にあるように奇数回は文法、偶数回は本文の流れで行っている。 文法の時にScenes(そのまんまスキット・Basic Dialogue)を行う。当時売れていなかったサンシャインで対話を取り入れた。対話で実際に使えることを示さないと使えない。新規採用の先生でも使える教科書を作成した。北原先生、中嶋先生、久保野先生で作った。
【ジャレマガ体験】 Typhoon 本文に間接疑問文が出てきても。間接疑問文というような文法用語は言わない。いう代わりに教科書のどこで習った?と聞く。 フリートーキングでうまく言えない場合 言い換える言い方を教える。 例えば、神戸女子大の生徒が「川が氾濫して、車で1日過ごした」と言えなかった。皆さんならどういう? flood洪水が出てこない場合。The river’s water was overflowing. So my family and I was staying in the car. 北原先生の思い出話 川が溢れて隣の区から高級な金魚が流れて来て捕まえた。でも泥水をたくさん飲んでいたのですぐに死んでしまった。また、電気がこなくなる前に高価な食べ物を早めに食べた。急いで食べたのが思い出。先生の面白いエピソードを話してあげると生徒は喜ぶ。(しかし、最近はそこまでの被害がない?)
【フォニックスの最終回】 北原の懸念。憂い。若い先生ほど昔の授業をやっている。なぜ?それ以外の授業を知らないということも原因か。 多くの英語の授業では、その場で話すことをしてない。英語を話す環境にないというのが問題。 帰国子女は帰国子女で辛い思いをしている。 聞かれても文法のことを知らないので戸惑う。 今もなお音から入っていく先生がいない(少ない)。北研がこれだけ広がったのは、生徒の映像を必ず見せることとデータを出すこと。これをやってくれる先生がいなかった。しかし、今は、個人情報の問題のため、いろいろな地域で出せない。でも、こういう指導したらこうなったということが出さないと進まない。
【夏休みの宿題について】 「皆さんは何を宿題にしている?」 私は昨年度と今年は中1と中2の担当なので、プログラム3-1と3-2と3-3を音読し、録画したものをクラスルームに提出させました。家での様子がわかりますし、何より、口や表情がよくわかるので良い宿題だと思っています。冬休みは読み物教材のトルコのエトルールル号の所を段落ごとに簡単な質問を書き、答えを書かせ、シャドーイングやオーバーラッピングなど、いろいろな読み方で音読し、気づいたことをメモするという宿題を出しました。 北原先生は音から離れることが心配だったので、サマーワークはライティングなので、やらせない。 ワークは保護者の負担も大きい。 6月と9月の音読テストの変化を見る。 北原先生は、中学の3年間は夏休み前までに終わらせて夏休みは40日は遊ぶ! 星読み⭐︎ 5回×⭐︎5回は3 5割出来ている 5回×⭐︎8回は4 8割出来ている 5回×⭐︎10回は5 10割できている 音読テストの評価について A+、A、B+、B、C 音を文字にしてを書くことをエンコーディング、文字を音にすることをディコーディングという。英語の先生たちは専門用語の言葉も知っておくように。
スパイラルワークシートは北原先生が作成した最後のもの。ぜひ使って。英語の先生たちはワークシート作成が好き。でもワークシートにするものをきちんと取捨選択する。ワークで足りるものは作らない。作成する場合、紙のシートでも音から離さない。 ⭐︎数字、年号、不規則動詞品詞のまとめ、言い換える、品詞の変換などは書かせる。 ⭐︎人称代名詞、短縮形、類語なども大切。 ⭐︎言い換える言葉も大切。レジスター Thank you .Thanks.など。 ⭐︎コロケーションも大事。 (発展問題) なるべく書けるものや知ってるものは省く。全部をやる必要はない。中学生は忙しい。 超難 超超超など、レベルにより取り組ませる。超超超難問が解けると満足する上位の子たち多数! Farewell party →今は小学生で習うが、難しいよね? arrive =get We are going to=We will cm2=スクエアセンチミートル cm3=キュービックセンチミートル Tall, long, Wide, Many 、Any of、None ofなどのフレーズ P.64 60秒・90秒クイズは田尻先生からのアイデア。
【辞書指導】 辞書指導については、エッセイで輝く第1位40票! 大修館の英語教育2月号に皮肉にも辞書を引く、読む、味わうというタイトルが。 最近の子は電子辞書も使っていない。m 紙の辞書はゼロ!これでは力がつくわけがない! ooをウーと読む単語を4つ書きなさいというテストの問題を出すこともあった。
【N先生より】 フラッシュカードと辞書指導を兼ねたフォニックス指導。少人数制で同じ指導案で授業を行うため、経験の少ない先生のために、幹本を学校に置いておいた。コピーもして置き、どうやるかは職員室で教えるようにした。顎を下げる発音は他にない?という教え方が北原メソッドとあとでわかった。そのうち、生徒たちが能美先生みたいにやってくれ、となるので、北原メソッドを広めやすかった。北原先生みたいにといっても敷居が高いと思う教員もいる。それで、完全にやっていなくても責めない。徐々に浸透させるようにした。
【K先生より】 現在中1の娘さんが小6の時からフォニックスを教えた。先週3級を受けた。練習では満点。 「同じ単語を選びなさい」私立でよくあるテスト 「音読ができたらできるよ」と音を意識させる。 Owはあうと読むなど、フォニックスを教える ボキャブラリービルディングでも発音系の問題を出す 3年の12月か1月に出した。
110ページ カタカナ発音 OUの5種類の発音 Country ア Cousin ア Soul オウ Could , wouldウ 北原先生は特別なフォニックスは例外とする 110ページ 終わりに 日本の良さを知ることが出来る映画 小学校〜それは小さな社会〜 12/31に流れた放送。見れる人は見て下さい。
【感想】 北原先生の授業を見ると毎回たくさんの発見があります。やっているつもりで抜け落ちていることがたくさんあるからです。もっともっと北原先生から学びたいです。そしてまた私の生徒も見てもらいたいです。北原先生は久しぶりに授業をされても、初めての生徒たちに対しても、どんどん力をつけていくまさにマジシャンです。北原先生は、名探偵コナンだけじゃなくてマジック快斗(怪盗KID)もやってます。北原先生、無理せずに、でもまだまだ私たちのために教えてください。 今回も楽しいためになる北研をありがとうございました。今後も一回一回の北研が見逃せません。」
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「昨日は、北原先生の示範授業と北研、さらに懇親会まで素晴らしい時間を過ごさせていただきました。 示範授業も北研例会も行っていただいた北原先生には感謝しかありません!! 北原先生の授業する姿や北研でのご様子からたくさんの学ばせていただきました。 本当にありがとうございました。 また、いち早くMLに送ってくださったM先生のレポートが素晴らしく、細かい場面を思い出させてくださいました! いつも詳細なレポートをありがとうございます!😊 それでは、示範授業と北研例会について改めて学んだことを中心にピックアップして報告させていただきます。
示範授業 11:30-12:20 北原先生の自己紹介。もちろん鉄板のKnob and a skeyを使って、生徒の心を掴む!その後、「北」「原」「延」「晃」のそれぞれの感じについて何と英語で言うか生徒に聞いていました。グルーバルコースの生徒たちは、時折北原先生のヒントによりnorth, field,と答えていました。「延」ever-lasting, 「晃」は上下に分けて、sunshine、そしてSunshineの教科書を作ったのだと生徒に伝えており、自分の名前もそうやってポジティブに変換するといいよねとお話されていました。
1.新出文法導入(わくわくなるほど文法No.17を生徒に配布。)・「英語はスピードが命」、“Would you like some hints?”など生徒の様子からその都度声をかける。また、プリントが一枚足りないと申し出た生徒に対し、「英語で言ってごらん」「間違えてもいいから言ってみよう」など、全体を通して、北原先生の声掛けの内容&タイミングは絶妙。生徒の困っていること、小さなつぶやきを見逃さない。・なぜ最上級にtheがついているか → 3匹のMonsterがいて、その中で一番背が高いMonsterのことを言っている。「限定」する時に、theがつく。 ※近くにいた生徒さんは何も言われなくともtheの下に「限定する」と書いていました。
2.形容詞復習 ・tallとは何かと生徒に問い、ノートにこれまで習った形容詞を出させる。一人ずつ単語を言わせ、3つに分類しながら北原先生は板書していく。この時、「知っている単語」だけを書くように伝える。ムダに書かない。さらに、beauty, catchなど形容詞でないものを答えた生徒に対し、導きながら形容詞形(beautiful, catchy)を教える。 ・生徒から出された形容詞の中で、反対語となるものを確認する。たとえば、small⇔bigなど線で結んでいく。 ・beautiful, exciting, wonderful, colorfulなどの分類での共通点を考えさせる。生徒から「母音が多い」「長い」などの声があった。その際、音節についても北原先生は触れていた。 ※concreteを出した生徒がいました!さすがグルーバルコースの生徒さん!
3.ギネスブックを使った最上級 ・北原先生がギネスブックの本を使って作成されたプリント。World’s smallest bird, World’s sleepiest animalなど内容が面白い。生徒は習った知識を活用しながら、ペアで問題を出しながら答えていく。また、country that eats the most chocolateといった問題もあり、manyの最上級の使い方を知り、内容も分かりやすい。・北原先生が作成した3年間で習う形容詞・副詞の活用プリントには、「*」があり、「変化を絶対覚えてほしい語」「語尾変化に注意」と書かれている。生徒には一目瞭然で分かりやすい。・生徒から出された形容詞をプリントにまとめ、「B組追加編」「C組追加編」にはさらにそのクラスから出された単語が書かれている。「生徒たちが自分で出した単語は、友達も覚える」という北原先生の言葉に納得です。・「黙って書かないで。言いながら書くと覚えられるよ。」という北原先生の声掛け。
4.わくわくペアワーク ・読み上げる声が小さい生徒に対して、「自分の耳を通して鼓膜に入れる」、thinkについて「発音をきちんとやると単語も覚える」など、音を自分の耳に入れること、音と文字のつながりを大事にする声掛け。 ・できる人には、ワークシートを折り曲げ、会話のやり取りを見なくてもできるようにハードルを上げる。
北研第235回例会 〇本日の北研と今後の北研について 2月21日(土)は我孫子市立白山中2年生を対象にした示範授業ビデオ視聴 3月28日(土)は英語劇Friends10周年ということでビデオ視聴 4月25日(土)はツッパリ・やんちゃ生徒が熱狂!仮説実験授業と題して、小原茂巳先生によるお話 5月(日程は新年度確定)「未来の英語教育を語る会」の3人の若手大学教員と北原先生によるパネルディスカッション(仮題) 6月or7月「夢のコラボ!北原・田尻のTT!京都市立樫原中学校の示範授業」
〇示範授業研究協議 ・中学校である程度品詞を教えていく必要がある。辞書指導を絡めて行う。また、国語にも形容動詞など英語と似た品詞があるため、英語では形とするよ、と生徒に伝える。また、動詞も同様に、三単現、過去形と習うときに、発音に分けて3つに分けてやらせる。常に発音consciousで。・そのまんまスキットは、Topicに作用されるため本文からは引用しない。
〇じゃれマガカルチャーA Country with Many Natural Disasters ・「間接疑問文」など文法用語は極力使わず、教科書のどこで習ったかを確認する。・品詞の確認。powerful enough (to)~(ここでは副詞)やelectricityの形容詞形 ・即興発話練習として、生徒に問いかけたり、ペアで「台風」について説明させたりする。ここで、北原先生から大学生が「川が氾濫した」と英語で言えなかったけど、難しい言葉を使わずにどう言うか、ペアで考えた。また、北原先生の台風の思い出を話してくれた。北原先生の話す英語は生徒に分かりやすいのはもちろんのこと、内容が面白い!生徒が聞きたくなる、これが大事だと改めて学んだ。
〇「中学生から始める英語フォニックス指導」 ・1年生の夏休みの宿題として、北原先生は★10読み(★1つ=5回音読)になるように音読を課した。すでに授業で★10やってきた生徒は夏休みの宿題がない!夏休み期間中、生徒が音から離れないようにするため、また「無駄なことをさせない」「コスパのいい勉強をさせたい」という生徒ファースト!・普段使っていない筋肉を使わせることが大事。舌を出すなど、できるまで徹底する。・音読で音声をインプットしたら、音声を文字に変換していく。(エンコーディング)アウトプットさせて、脳に落とし込むことが大事。・学校でしかできないこと…意図的・計画的に既習事項を「復習」させ、定着まで持っていくこと。新出事項だけ導入しても、生徒には積み重ならない。・どんなものをプリントにするか?英語科の先生はプリントを作りたがる傾向がある。Spiral Worksheetは「道路の穴を見つけて塞ぐこと」という表現がピッタリ!生徒が分かっていない、定着していないことを復習できる。・チャレンジの紙の辞書が販売されなくなる…北原先生からは、今や電子辞書を使っている人も少なく、スマホやパソコンで調べることが圧倒的に多いというお話がありました。中学生にとって辞書があるからこそ、良い例文に出会えるのに、と私は思います。
また、N先生から教師間で共有するために取り組んでおられたこと、K先生からはフォニックス指導で実践されたことについてお話がありました。 自分の指導の中で、まだまだ抜けていたところがあったので、フォニックス指導の本を読みなおしたいと思います。 以上でレポートを終わります。 北原先生から直接学ぶことができることに感謝して、明日からの授業も頑張っていきたいと思います。 ありがとうございました。」
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「今回は、待望の北原先生示範授業参観でした。 授業の組み立て、資料プリントの内容と配布のタイミング、生徒たちへの声かけ、励まし、導きなど数えきれない学びをありがとうございました。 *1. 示範授業 「比較表現」* *Greeting* 自己紹介で一気に北原先生と生徒たちの距離が縮まり、温かい雰囲気に *Introduction①* 「わくわくなるほど英文法」17 some tall monsters in their class. Monster Pico is * .* Monster Peco is Pico. Monster Paco is of the three. 下線部分を考えさせる中で、生徒がモンスターをcute, purpleなどと表現する場面もあり、その後の品詞「形容詞」意識へのきっかけともなる。
*Introduction②* 「ギネスブックを使った最上級」ペアワーク 最小の鳥は?世界一高価な食べ物は?チョコレートを一番食べてる国は?など 問いと答えが左右に並んでいるプリントを使って、出題者・回答者を交代でやる クイズを楽しみながら、何度も口にすることで表現に馴染んでいく
*Introduction③* 「形容詞とは?」一人一つ知っている形容詞を言っていく 名詞や動詞など他の品詞を言った生徒には、やさしくその違いを教える 黒板を縦三分割し、生徒から出された形容詞を説明なしで分類していく⇒ノート 分類基準を推測させる⇒①-er、 -est ②more, most、③不規則変化 better, bestなど 中学3年間で習う形容詞、副詞とその変化の一覧、対義語が確認できるプリント配布 ・知っていることを言う 間違ってもいい ・例をたくさん出す 気付いたことを何でも言う ・口に出して言いながら書く 黙って書かない ・どこで習ったかー思い出す 今後、どこで習うのかー目安
*Exercise* 「わくわくペアワーク」19 Which is *longer*, the Tone River or the Shinano River? Well, I think the Tone River is *longer than* the Shinano River. What do you think? ・ペアワークのやり方は、全員で音読して確認 ・相手を変えてやりとり⇒語彙を変えてやりとり ・基本文型部分を折って、プリントに頼らず応用 ・生徒の活動の様子を観察 個々に合った言葉かけ
*2. 例会示範授業協議* (1)形容詞復習 品詞の指導をしっかり⇒文型理解に品詞の概念が必要 分類表活用⇒生徒に考えさせる 動詞語尾変化にも応用 「中学3年間で習う形容詞」はずっと使う 例文作成にICT利用できる
(2)Basic Dialog 現在の教科書を暗唱するには無理がある 教科書英文は使わないー本文は本文として指導 典型的なシチュエーションで2往復対話を作成 新出表現の活用場面を実体験
*3. じゃれマガカルチャー 「台風」* Are you afraid of typhoons? What do you always do when a typhoon is coming? What’s your memory of typhoons? 本文の語句、表現をそのまま利用、簡単な英語表現への言い換えを学ぶ
*4. 「中学生から始める英語フォニックス指導」⑤最終回* *第5章 フォニックスを生かした家庭学習と語彙指導* *夏休みの宿題は?* ワークブックでは音声から離れてしまう⇒休み明け音読テストの実施 目的、内容、評価項目、評価基準を明らかにする 何を頑張ればいいのかを生徒は理解し、before-after比較で成長を実感 音読で音声をインプット⇒音声を文字に変換(エンコーディング)⇒暗写 *学校では復習を!* Spiral Worksheetの活用:語彙と文法の知識を積み上げ 自作復習プリント:語彙と文法のリサイクル(pp99-102に具体例)
*60秒クイズ* 熟語・連語をペアでスピードチェック
*辞書指導* 紙の辞書⇒電子辞書⇒スマホ利用へと変化 まず辞書の構造を紙の辞書で教える必要
*フラッシュカードと辞書指導を兼ねたフォニックス指導<N/M先生>* ①フラッシュカードによる練習とクイズ ②フラッシュカード使用の継続 ③ネイティブによるパフォーマンステスト 最初から完璧を求めない 誰でもできる形で教師間共有し、3年間継続 *入試でも役立つフォニックス講座<K/N先生>* ①フォニックス知識を活用して音声重視の授業 ②フォニックスルールに当てはまる入試頻出単語一覧表のストック ③フラッシュカード、歌で発音の意識づけ、発音重視の授業、音読しっかり 中学生のお嬢さんでも実証、素晴らしい成果 1/23(土)読売新聞朝刊の記事によると、文部科学省が重要な英単語を使用頻度リスト化して教科書作成に反映させる方針を固め、2030年度から順次始まる次期学習指導要領の資料として示す方針だそうです。今まで具体的な単語や選定基準を示していなかったため、文科省は今後、高校までに指導する単語の精選や削減を進める予定だとか。北原先生がずっとおっしゃってこられたことですよね。 K先生には授業クラスを提供していただき、当日までの煩雑な取りまとめ、守衛室への連絡、控室の準備等、大変お世話になりました。ありがとうございました。」
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「 昨日はありがとうございました。 示範授業のレポートを提出します。 示範授業観察レポート 授業者:北原 延晃 先生 日時:2026年1月24日(土) 対象:中学1年グローバルコース 25名(英検2級〜4級の生徒が混在している状態) 教材:New Crown 2 Lesson 6 Scene 2(比較級・最上級導入 「北原メソッドAパターン」)
北原先生は初対面の生徒に対し、英語での自己紹介から授業を開始された。“What do you need to open the door?” の発問をきっかけに knob、key を引き出し、さらに north、field を用いて自身の名前につなげるなど、生徒の興味を自然に惹きつける導入を行われた。教室には笑顔が広がり、英語でのやり取りがスムーズに始まった。本時の中心は比較級・最上級の導入である。その前提として形容詞・副詞の概念整理を丁寧に行っていらしたのが印象的だった。黒板を三等分し、生徒がこれまでに学んだ形容詞を挙げて分類する活動は、「品詞理解」、「辞書指導」、「発音意識」を同時に扱える構造になっていた。さらに、日本語の品詞との違いにも気づかせる効果があったと思う。(日本語には、形容詞だけでなく、形容動詞がある)高校で扱う5文型の基礎となる品詞理解を中学段階で押さえる重要性が明確に示されていたと感じた。比較級・最上級の導入では、生徒のつぶやきや反応を丁寧に拾いながら展開する指導が徹底されていた。教科書にはキーセンテンスという部分があったが、北原先生はSunshineの教科書を作られた際、独自に Basic Dialog を作成され、文法を実際の使用場面に結びつけられた。やはり、Tipicalに使えるようなシチュエーションが大事とおっしゃっていた。生徒は黒板を3分割にして示した品詞分類の場面で「これは形容詞?副詞?」と自ら問い直す姿が見られ、発音の音の違いなどに気がつく生徒もいた。レベル差のあるクラスであっても全員が参加し、友達の発言に耳を傾け、頭を使っている場面が多くみられた。全員で主体的に授業に参加する雰囲気が保たれていた。今回の授業は、単なる文法練習ではなく、生徒の気づきを引き出し、定着させることを中心に据えた北原メソッドの実践であったと思う。品詞理解・発音意識・辞書活用・文脈化を組み合わせた指導は、今後の授業づくりに大いに参考になると感じた。また多くの先生方が後の例会で述べられていたように、実際の授業を参観することで、先生が生徒への声掛けのタイミングや生徒のつぶやきの拾い方、教室全体を巻き込んだ授業の在り方を体感することができた。」
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「北原先生が肺炎を患われていたとのことで案じておりましたが、こうして授業を拝見でき、大変感謝しております。体調は万全ではなかったことと存じますが、それでも「これぞ北原先生」という熱量を感じる素晴らしい授業でした。特に印象的だったのは、生徒が思考・発話する時間と、教師が指導する時間のバランスです。私個人の体感ですが、「生徒8:教師2」という比率が保たれており、この絶妙なバランス感覚は、ぜひ自身の授業でも意識していきたいと強く感じました。
【北原先生の中学1年生英語授業】 フェーズ1:導入とアイスブレイク
1.登場 ・先生が教室に入り、明るく “Hi, good morning, class.” と挨拶する。生徒も元気に返す。 ・開口一番、10月の欠席を詫びる。理由は「病気(sick)」で「救急車(ambulance)」で運ばれたためである。”Now I’m OK.” と明るく振る舞う。
2.「延晃」の読み方クイズ: ・黒板に漢字で「延晃」と書く。生徒からは “Nobuaki?”, “Nobuteru?”, “Enkou?” など様々な推測が飛び交う。 ・先生は「日本人でも難しい」と前置きし、英語でのユニークな覚え方を伝授する。 ・ドアの絵を描いて、ドアノブを指差す。”What’s this?” “Door knob!” ・鍵をかけるジェスチャーをする。”Oops! It’s locked.” “What else do you need?” “Key!” ・ “Knob… and a Key… Nobu-a-ki!” とダジャレを披露する。生徒から感嘆の声(”Oh…!”)が漏れる。
3.名前の意味の深掘り(英語への興味付け): ・「延」の字を指し、ジェスチャーさせてみて、”Extend”、”Postpone”、”Everlasting”という単語を紹介する。 ・「晃」の字を分解し、”Sun”と “Light” → “Sunshine” へと導く。Sunshineの教科書を使っていなかったのが残念なところであったが、 ・”You use New Crown textbook, right? But I wrote Sunshine English textbook.” と、他社の教科書の著者であることを明かし、生徒を驚かせる(”えー!”という反応)。 ・自身のルーツ(新潟県出身、北国)と名前(北の地で永遠に輝く太陽)を絡め、「自分の名前を英語でこじつけて覚えるとかっこいいよ」とメタ的な学習アドバイスを送る。
4.経歴の紹介: ・港区の公立中学校で教えていたこと、上智大学(Sophia University)で昨年まで教えていたことを明かす。生徒が「Sophia」を知らないと見るや、「Jochi Daigaku」と言い換え、大学の先生レベルの授業が受けられるという期待感を醸成する。 フェーズ2:文法導入 1.モンスタークイズによる比較級への誘導: ・”Monster School” という架空の設定を持ち出し、3匹のモンスターの身長を比べる絵を提示する。 ・Aパターンのボードワークパワーポイントを使って ( ) ( ) some tall monsters in this class. Monster Pico is ( ). Monster Peco is ( ) ( ) Pico. Monster Paco is ( ) ( ) of the three. 2.「スピード命」の哲学 ・生徒が丁寧に書こうとして手が止まると、即座に「英語ではスピード命」と檄を飛ばす。「「間違ってもいいから早く。」」と繰り返し、完璧主義を捨てさせて流暢さを優先させるマインドセットを植え付ける。 フェーズ3:ギネスブックを使ったワークシート活動 「ギネスブック(Guinness Book)」を題材にしたワークシートを配布させる。これは比較級・最上級を学ぶのに最適なデータ集である。 1.導入: ・”Do you like Guinness Book?” と問いかけ、興味を惹く。 ・ワークシートには、世界一に関するクイズやデータが記載されている。 2.ワークシートの構成と活動: ・シートには「世界で最も~なもの」に関する問いが並んでいる。ペアでこれを読み上げ、最上級(The …est / The most …)の形を定着させていく。 (例)世界で一番高い山 (Highest Mountain) “World’s highest mountain” “Mount Everest!” 3.「長い単語(More/Most)」への移行: ワークシートの後半、”Most” を使う形容詞が登場する。 (例)世界で一番高価な食べ物 (Most Expensive Food) 先生: “world’s most expensive food?” 生徒: “Caviar?” “Truffle?” “Matsutake?” 先生はここで「サフラン(Saffron)」の話を詳しくする。「赤いめしべだけで、めちゃくちゃ軽いのに高い」という雑学で、”Expensive” という単語(高い)と “The Most Expensive” という形を印象づける。 フェーズ4:生徒による形容詞のブレーンストーミング ノートの準備(3分割)をさせ、先生は一方的に単語を教えるのではなく、生徒自身に知っている形容詞を発表させる活動に移る。 1.生徒の発表と先生のフィードバック: じゃんけんで発表する列の順番を決めて、生徒から単語を引き出す。生徒の発言に対し、即座にそれを拾って授業展開に組み込む。 2.分類と整理: 生徒から出た単語を、先生は黒板上で無作為に書くのではなく、板書計画でカテゴリー分けしつつ扱う。 ・基本グループ: small, big, long, short, fast, high, low ・スペル注意グループ: hot, big (重ね字), happy, easy, lucky (y→i) ・長い単語グループ: beautiful, difficult, wonderful, exciting, interesting ・不規則グループ: good, bad
フェーズ5:ドリル・ 先生が原級を言い、生徒が即座に比較級・最上級を叫ぶ、リズムカルなドリルが展開される。 (1)基本パターン(er / est): ・先生: “Small!” → 生徒: “Smaller! The Smallest!” ・先生: “Low!” → 生徒: “Lower! The Lowest!” (2)不規則変化の強調: ・先生が “Good.” と言うと、生徒から “Better?” という正解が出る。先生はそれを肯定して “Better, The Best.” と続ける。 ・長母音・多音節単語(more / most): ・”Beautiful” を提示する。ルール説明として、「母音がいっぱいあるやつ」「長い単語」という言葉を生徒から引き出す。 (3)スペル変化のルール(y → i, 重ね字): ・Happy: “Happier”(yをiに変えてer) ・Hot: “Hotter”(tを重ねてer) *hoter と板書して、ALTに読んでもらい、hoterでは「ホッター」ではなく「ホウター」と読んでしまうことを理解させる。 フェーズ6:ワクワクペアワーク 1.基本文の読み練習(先生の後をリピート) 2.Vocabularyの確認 3.やり方の確認 4.ペアワーク開始 ・よくできている生徒にはスクリプトを見ないようにする工夫を伝える 5.最後の確認 【授業の雰囲気・特徴】 ・インタラクションの密度:先生が一方的に話す時間は短く、常に “Repeat!”, “Answer!”, “Gesture!” と生徒にアクションを求めている。教室には常に生徒の声が響いている。 ・「英語のシャワー」:文法説明の核心部分以外は、指示もジョークもほぼ英語である。生徒は「英語で授業を受けている」という没入感を感じていると思われる。 ・メタ認知的な指導:単に英語を教えるだけでなく、「どうすれば覚えられるか(名前の覚え方)」「英語学習におけるマインドセット(スピード重視)」など、学習法そのものへの指導が含まれている。 ・教師のキャラクター:権威(大学講師・教科書著者)と親しみやすさ(ダジャレ・失敗談)を使い分け、生徒を惹きつけて離さない。」 「 北原先生、体調はいかがですか? 重篤な肺炎の後の激務、本当にありがとうございました。私は6、7年ぶりに先生の授業を聞いたり、先生の北研で学ぶことができたり良いことづくしでした。 また、何年も会っていなかった先生方との再会を今回も果たすことができました。懇親会でいろいろ話したのですが、私は北研のメンバーの先生方を同志と思っていることに気が付きました。 だから、何年も会ったり話をしていなくても話がすぐに噛み合うし、全然久しぶりに思えなくて、嬉しかったです。 北原先生のおかげで、教育について本音をぶつけ合い、互いに切磋琢磨できる仲間がいることが分かりました。特に私はしばらくブランクがあったので実はみんなに申し訳ない気持ちで 11月は緊張していましたが、みなさんが今まで通りに接してくれるので、私もいつも通りでいようと思いました。北原先生の門下生がこうやって切れない絆ができていることを、私が書くのも図々しいですが、 北原先生に知っておいてほしくてあえて書かせてもらいました。
さて、レポートです。T先生も書かれていますが、M先生のレポートはいつも文字起こしのように詳しくて、ありがたいですね。職人技のようです。
私は今回、先生の授業で、どんなところが私たちが真似して学び取れるところなのかを今までと違う形で考えてみて、皆さんとシェアしたいと思います。 ①声のトーンやボリューム。 決して大きな声を響かせようとされず、程よいボリューム。生徒が無駄に喋っていたら多分聞こえない。そして低くなく高くなく?聞き取りやすい。 ②話す長さ。 一度に話す日本語の指示や説明、小話の文が短い。短い的確なことを、ちょっとだけ間を入れて話している。 英語もそう。英文がシンプルで、一つ一つ理解しやすいし、分からなくてもまた別のことも言われるので続きを聞けば分かる。 ③生徒の姿勢 ちょこちょこと挟む話を聞く時の生徒の視線が自分に向いていなくても全然構わない。というか生徒は書きながら北原先生の言葉も聞いている。 なので生徒は自然体で授業を受け続けられる。 ④今話題にしている英語のレベルを伝える。 今から話すのは中3レベル、とか生徒の発言に対しても「すごいそれは〇〇レベルの英語だよ」などと言っている。 ⑤生徒の発言を生かす。 生徒の発言を拾って、知識をつなげる橋渡しを他の生徒に質問という形で正解に繋げたり、先生がヒントを出して、答えた生徒だけでなく教室の誰でも答えて良い雰囲気が自然とできる。(これはK先生の日頃の学級経営も作用していると思いますが) 私は国語科のK先生の授業を鮮烈に思い出しました。お二人の職人技ですが、生徒が正解とは違うことを言った時にその発言を大事にすることは、その生徒を大事にしていることだと思います。その教師の姿勢や知識が、学級全員の心に安心感をもたらし、 生徒間の人間関係も良くするのだと再確認しました。全人類的な教育って、こうやればできるんだ!!!このことを知らない教員に伝えなきゃ、と昨日授業中に思っていました。 ⑥間の取り方 短すぎず長すぎず、生徒がプレッシャーを感じないし、なぜかその間の取り方で、教師が楽しんでいることが伝わる感じ。教室空間に伝染するというか。 ⑦知的好奇心をくすぐる 時々投げ込まれる質問が、レベルが高いものがある。そして、そこに食いつきたい生徒がいる。全員がわからなくても良いことを時々語る。 ⑧自由に発言していい 個人やペアワーク、全員が順番に当たるものなど活動の形はいろいろあるけれど、いつでも気になることがあったら発言して良い雰囲気。先生に対してもクラスメイトの言動に対しても。 ⑨褒めすぎず、褒める。 良い行動を褒める。自律する生徒を育てているから、やるべきことが出来ていなかったらどういう行動を取ると良いのかをサラッと伝える。そんな先生だから、褒められた時は嬉しいはず。 ⑩自由な中にもこれは大事というこだわりを何度も爽やかに伝える。 中学校で発音を身につけることの大切さをいろいろな場面で実際にどの発音が大切なのかを適宜伝える。それができるとこんな良いことがあるよ!その良いことの具体例を添えている。かなりの場面で添えている。 北研では、やはり、みんなで学べる楽しさが味わえました。 印象に残ったことを書きます。 示範範授業では形容詞や副詞を発音させながら3つのグループに分けていましたが、それは動詞のSをつける時のs/ z/ iz からやり始めて、動詞の過去形の時もd/ t/ idとやっていればこの分類に慣れていくということが分かりました。 今後必ずやろうと思いました。 ギネスブックを使った最上級は知的好奇心をくすぐられるし、クイズのようで知らず知らずのうちに読んでいる(読みなさいと言われなくて)仕掛けが素晴らしいと思いました。これは何か他のことにも使えそうだと思います。まだそのアイデアは浮かんでいませんが。 N先生が話してくださった教師間での指導案の共有をするときの心構えが素敵だな、と思いました。北原メソッドに慣れていない人が、プラン通りに進まなかった時には、良いよいいよ!(最後に回収すれば良いから) K先生の中3の3学期に発音問題にあえて取り組むのも、これまでの発音指導があっての取組でそういうのも良いなと思いました。 指導の狙い(ポイント)を明確にし、今後の授業に活かしていきたいと思うこと、他にもたくさんありますが、それらを思い出させてもらえたこと、とてもありがたく思っています。 北原先生、北研のみなさん、K先生やN先生、K・N先生、今回も大変お世話になりました。」 「 「(全国の)指導に当たるキタケンの先生方が直面しているのは、若い先生が、古い英語教育の方法をしているのと戦うこと。」 「英語教育は、「ICT」と「話す」の間を両極端に、振り子のように動いている。ICTに動いた振り子は、「話す」に、今後、動くことはあるのだろうか?」
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「日本の英語教育は、中嶋洋一先生と田尻悟郎先生と私、三人の時代が一番、盛り上がった。我々の後に続く者がいない。長先生以前の暗黒に時代がやってくる。」 *「 」は、注釈が無い限り、北原先生の言葉。 全国から参観に来られた先生方を前に、北原延晃先生が見せて下さった、本物の中1クラスへの50分の英語の授業は、本来あるべきの、とても楽しくて力のつくものだった。 研修の翌日の日曜日、座間から厚木への教室移転で、平日の夕方には通えなくなった小5女子が、授業にやってきた。この生徒は、私の楽しみでもあるこの生徒への授業は、特別に、週末に時間調整して保護者が送り迎えしていただいていることで実現している。 中3の教科書を使い始めても、「わくわくペアワーク」は、ドラえもんの声で読み合わせしてくれる。たった一人でも、「じゃれマガ」の文法問題に正解すると、「よっしや~」と明るく喜んでくれる。今日も、中3の教科書の本文を、私のジェスチャーよりもスピードが速く。ミスなく、高速で暗唱して見せた。中2の教科書を使っているときに、私が教科書の絵について質問する前に、勝手にpicture describingを始めた。まだやり方を教えていないのに。やはり、「スーパー小学生」だ。昨日の北原先生の授業を参観した翌日なだけに、「こんな良い生徒もっとたくさん出す教室を目指したいな」と思った。
【1】指導案に書かれた流れを大幅に変更。なぜか? 指導案には、「英語のレベルは、これから英検4級を受ける生徒から、もう少しで2級に受かりそうな生徒までいます。」と書かれているので、実際に生徒の前に立った北原先生が、全員が確実について来れる授業を目指そうと、ハードルが低い活動から順番に再構築されたのだと思う。 (北原メソッドでは)「英語ができない生徒は一人もいない。」 ①挨拶と自己紹介 「このように、こじつけて、自分の名前を英語で説明できるようにすると良いよ。」 ②(④)新文法の導入:比較級と最上級「わくわくナルホド文法」を使用 *( )内の順番は、指導案に書かれた順番。 ③「ギネスブックを使った最上級」 ④(②)生徒から形容詞を上げさせて、3つのグループに分ける活動+「中学3年間で習う形容詞・副詞」 この活動をは秘めるときに、北原先生が「全員にきくよ」と宣言した途端に、数名の生徒たちが「キャーー」と声を上げた。この声を聞いた時に、英語に自信がない一部の生徒たちのために、この活動を後ろに持ってきた理由がこれだと思った。 「このような、生徒たちから形容詞や動詞を上げさせる活動は、みなさん、普段やっていますか?友達からもっと学ばなければならない。」 ある先生から、「先に生徒に考えさせてから表を出すこの方法の方が、いきなり表を配って読み合わせするよりも良い」という意見があった。 ⑤「わくわくペアワーク「どっちが長い?」」
【2】どこまでも楽しく 以前、ギネスブックを元にしたクイズにしたアイディアを聞いた時、自分なりに問題を作ってみた。しかしながら、今回の北原先生作のクイズを見て、「ワオー」と驚いた。私が作ったのよりも、はるかに楽しそうだからである。 例 World’s sleepest animal: koala World’s fastest-growing land plant: bamboo 私が前に作ったのは、一人1冊づつ本物の英語版ギネスブックを使うことが前提なので、後ろの索引を使うことと、多くの生徒たちには初めての「原書」体験になると想定したので難しい。一部の生徒たちには、カラー写真満載のギネスブックは、眺めるだけでも面白いようなので、以前作ったのを実際に使用した時の良さを生かしながら、近い将来に作り直そうと思う。 北原先生の授業では、右半分のこたえが見えないように、縦に半分折りして、ペアでクイズを出し合う活動。小学生の社会科の知識を元にこたえられる。 「上から順番にやらなくていいよ。わかったのから言えばよい。World’s sleepest animal is koala.のように。あっていたらOKという。」(2分づつで交代)
【3】文法説明の言い方など 「形容詞で知っているのを出させるところまで戻るのが大事。」 「動詞については、-s, -edなど、新しく出るたびにやる。」 「常に発音から入る。hoter「ホウター」となってしまうから、短いのはhotterのように書く。こうすると「ホッター」」 生徒がタイトルを読んだとき、「形容詞の後ろは?そう、名詞だね。」「動詞や形容詞、他の副詞を説明するのが副詞。」 「元の形は原級。二つのものを比較して、どちらがより~なのは比較級。一番~は最上級。」 「最上級にtheをつけるのはなぜ?3人の中で一人限定するから。」 「生徒の声を拾って生かすことが大事。」 *more, mostが付く形容詞について 生徒「母音がたくさんある。」 「母音がたくさんあるから長い(綴りの単語)」 生徒「beauty」 「名詞だよ。後ろに何かつけると形容詞になるよ」besutiful 生徒「excite」 「これは動詞。これも後ろに何かつけると形容詞になるよ。」exciting, excited 生徒「catch」 「これも後ろに何かつけると形容詞になるよ。catchyみたいに。」 「語尾に何かついているのが多いよね。」 生徒「プリントもう一枚ください。」 「In English, please.」 生徒「One more, please.」 「いいね。Can I have…May I have…?もあるよ。」 *「わくわくペアワーク」について 「もっと大きな声を出して。自分の鼓膜を通して頭の中に入れて下さい。」 「なるべく見ないでやってみよう。」「自身が無かったらチラ見して。」 *紙でやると、半分に折っているかどうかで分かりやすい。 「やりかた」「何で声を出しているかというと、今どこをやっているか、わかんなくなっちゃう生徒がいるから。」 活動の最後は、北原先生のクエスチョンに対して、どちらか程度が大きい方に、全員で手を上げる。
【4】「中学3年間で習う形容詞」プリントについて 私の教室で比較・最上級を最近扱ったとき、赤坂中の授業参観でこのプリントを手に入れたある先生に、写メを送ってもらって、自分で清書した。ひと工夫もふた工夫もしてあるこのプリントについて、最近の研修会で北原先生に質問した。この語彙の選択は、「生徒があげた形容詞と副詞」だという。20年程度、使ったとのこと。 形容詞を上げさせて3つのグループ分けにする活動は、キタケンで扱ってくださったのは、比較的に最近のこと。「幹本に書かれていない」と、当時、北原先生がおっしゃったような記憶がある。この形容詞のプリントもまた、幹本に収録されていない。 「このグループ分けは、実は怪しいところがある。例えば、bad-badder-the baddestも可。歌にもあるでしょう?」 みんなの前で、会場のALTに確認しながら、「stupid-stupider-the stupidestもstupid-more stupid-the most stupidも可。」 今回、赤坂中の生徒たちが出した形容詞・副詞の対義語リストも付けて下さった。 北原先生が、孫たちに英語を教えている話をしてくださった。私の教室で一番若い生徒は、上記の小5「スーパー小学生」。明るく元気なので、北原先生と気が合いそう。二人の笑顔が簡単に思い浮かぶ。厚木の教室は、本厚木駅から13分程度歩くので距離があるが、体調が良い時に、私の授業をハイジャックしに来てくださるといいなあと妄想している。」
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「 北研の報告をします。楽しみにしていた北原先生の示範授業でした。 少し鼻声のようで心配をしていましたが、やはり北原先生、生徒も私たちもどんどん引きこまれていきました。特に北原先生の生徒への「声かけ」がすばらしかったです。 ○黒板は3分割して使用。 真ん中にスクリーン。「わくわく英文法」と「わくわくペアワーク」の時に使用しました。右側は自己紹介用。縦書きで「北原延晃」と書いてありました。 左側は、形容詞を生徒一人ひとりに出させた時に使用。縦線を2本引いて3分割。生徒が言った形容詞をその場で、「er,estをつける単語」、「more, the mostをつける単語」、「その他」に分けて板書。最後にみるとそれがまとめになるようになっています。
1.自己紹介 knob & key で延晃を説明。さらに北原も。
2.「わくわくなるほど英文法 17最上級」を使用。 ( ) ( ) some tall monsters in this class. Monster Pico is ( ) . Monster Peco is ( )( ) Pico. Monster Paco is ( )( ) of the three. ※実際のワークシートは( )でなく下線になっています。 「できたら立って」「ゆっくりやるの意味ない」などと声がけ。答え合わせも同じ答えだったらrepeatして座る。違ったらどんどん自分の答えを言ってから座る。いろいろな答えがでる。それを褒める。今日習う英文法は、その場で答えを書いて「今日習うやつね」と話す。
3.ギネスブックを使った最上級 問題と解答が一覧表になったワークシートを配付。ペアになり一人が問題、もう一人が答えを言う。答える方は解答部分を折って挑戦する。 world’s smallest bird / World’s fastest mammal / country that drinks the most coffee / World’s deepest lake など知的好奇心をかき立てながら英語の勉強になるものが並んでいました。
4.形容詞とは? 一人1つずつ形容詞を言ってもらい、それを黒板に分類しながら書きます。以下が、生徒がだしたものです。 ①small / eas t / big / ho t / cold / large / happy / long / high / fast / short / low / cute / huge / cool / catchy / last ② beautiful(生徒はbeautyと言ったがそれは名詞、形容詞は?と促した) / exciting / concrete / difficult / colorful / ③ little 生徒に言わせながら「反対語は?」「 パスOkだよ」「すごいね、このクラス」などとやる気を起こさせる声がけをしていました。そのあとにこの分類の意味を考えさせ、比較級と最上級の作り方を導いていきました。 最後に「中学校3年間で習う形容詞・副詞」の一覧表を渡し比較級、最上級を書かせました。「間違えてもいいから速く」「だまってやらないで言いながらやると頭に入るよ」などと声かけをしていました。 一覧表には覚えて欲しい語には*、語尾変化に注意して欲しいものには※印がついていました。
5.「わくわくペアワーク 19どっちが長い?」 A : Which is longer, the Tone River or the Shinano River? B : Well, I think the Tone River is longer than the Shinano River. What do you think? A : Well, I think the Shinano River is longer than the Tone River. はじめに基本文型をrepeat。「自分の声、聞こえてる?」「発音もきちっとやると単語も書けるようになるよ」と声をかけると2回目は大きな声がでました。 「Vocabularyのところを読んで!」「なんで声に出すかわかる?」「なんでかというとどこをやってるかわからなくなっちゃった人のためだよ」と理由も説明。ペアでやり始めてから「できる人は見ないで!」と檄がとびます。「隣と終わったらどんどん他の人と会話して」
第235会例会報告 0. 師範授業研究協議
(1)形容詞の復習をしているかどうかグループ討議をしました。 北原先生からは、 ・形容詞の復習をやったほうがよい。/ 品詞の指導を中学時代にやっておいたほうがよい。 /品詞の概念がわからないとSVOなどもわからない。/動詞も3つにわけて復習したほうがよい。edの発音が〔d〕〔t〕〔id〕のどれなのか。これは出てくるたびになる。そうしないと発音できない。 1. じゃれマガカルチャー㉗ A Country with Many Natural Disastersを読んで質問に答えます。そのあと即興発話練習。Are you afraid of typhoons? What doyou alwasys do when a typhoon is coming? What’s your memory about typhoons? でグループで練習 そのあと北原先生が全体にDo you like typhoos? と尋ねる。なんと数人がyes に手を挙げました。私は「え?」と思いましたが、理由を聞くと納得。School is closed. / I can go home earlier. など。そして北原先生もyesとのこと。そこで金魚の話が披露されました。台風だと金魚が釣れるのです!!(この話はきっとKitahara de essayに書かれるのではないかと思います。) 2. 「中学生から始める英語フォニックス指導」⑤ 第5章フォニックスを生かした家庭学習と語彙指導 (1) 1年生の夏休みの宿題についてグループで話し合う 北原先生は、1学期にやったところの音読を宿題とする。そして9月に音読テスト ただし、音読マーカーが10コになっている生徒はやる必要はなし。10コになるまで練習する。 そして2学期から暗写に取り組む。音読で音声をインプットしたら、音声を文字に変換して(エンコーディング)し、アウトプットさせて脳に落とし込むことが大事。
(2) 既習語彙と既習文法の復習プリント 学校では意図的・計画的に既習事項を復習させ、定着までもっていくことが大切。北 原メソッドは、文法事項も中1の1学期に戻ってやるので力がつく。またspiral worksheet も有効。習ったはずの語彙や文法なのに「わかって いない」「定着してい ない」ものを事前に見つけて補修することが大切。 (3)辞書指導 学習指導要領の位置づけも「望ましい」から「使えるようにする」になっている。 2月号の「英語教育」(大修館)に『辞書を読む・味わう』の特集があるとのこと。 中学校では、紙の辞書を使い、高校では電子辞書も可。中高時代に紙の辞書で学んだ大人なら電子辞書・ウエブ辞書、スマホ辞書でも可。 今回も学びの多い例会でした。ありがとうございました。」
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「 北原先生、退院されてすぐの授業と例会を開催してくださり、ありがとうございました。 K先生、午前中から長時間お世話になり、ありがとうございました。 示範授業と例会の報告をさせていただきます。 【示範授業】 1️⃣自己紹介 knob and keyの自己紹介から入りました。その後、「北」「原」「延」「晃」4文字それぞれの漢字の説明をされました。 漢字の説明を聞き、これは小学生にもできるかも?と思いました。今、6年生は、ALTと3分間のone on one talkingの準備をしています。「I’m〇〇.と名乗った後、漢字を見せながら説明できたら素敵じゃない?」と週明けの授業で勧めてみました。 2️⃣わくわくナルホド英文法 3人のモンスターがカラー印刷されたプリントでした。カラーであることにより、Monster Pico is 〜. の〜部分にpurple, cuteと答えた生徒がいました。 3️⃣ギネスブックを使った最上級プリント 左にWorld’s smallest birdやcountry that drink the most coffeeなど40例、右にはその答えが掲載されています。ペアで和気藹々とQ&Aを楽しんでいました。プリントを半分に折って使うと利便性が高まります。Q&Aのやり方を詳しく説明しなくても、自分たちで進めていくことができていました。 4️⃣知っている形容詞を言ってみよう! 25名の女子全員が形容詞を言いました。全員言えたことに驚きました。中には、中学英語でも出てこない語もありました。 黒板を三等分し、左の欄には、small big hot cold large happy long high fast short low cute huge cool catchy late easy 真ん中の欄には、beautiful exciting concrete wonderful difficult colorful 右の欄には、little 左は比較級、最上級が-er, the -estに、真ん中はmore, the mostに、右は不規則に変化する形容詞、と一見してわかるように縦書きにされ、教科書のページ数も書かれていました。後で見返した時にすぐに思い出せるノートだなと思いました。 同じように動詞のedの発音も[d][t][id]の3つの柱に分け導入すると良いとのことでした。 5️⃣中学校で習う形容詞&副詞プリント 中1の時点で全部表にして提示した方が、先が見えている状態で楽に学習できるのだと思いました。 特にhotの比較級hotterはどうしてtを重ねるのか、発音の面から説明されました。(hoterだとoが[ou]発音になる) 6️⃣わくわくペアワーク どっちが長い?利根川と信濃川を比べての会話表現を2人で取り組みました。先生からは、「自分の声聞こえる?」「自分の鼓膜に聞かせてあげて」と声に出すことの必要性を都度説いていらっしゃいました。Vocabularyに出てくる問題の答えは「自分で調べてね」とおっしゃいました。すべて答える必要はないのだと気づかされました。
【例会】 0️⃣示範授業研究協議 品詞の指導を中学校のうちに!とおっしゃいました。 私は小学生には、日本語で最後に「イ」で終わる言葉を思いつくだけ出させ、それを和英辞典で調べ、英語にして形容詞の定着を図っています。動詞は「ウ」で終わる言葉を「起きる」から「寝る」までの自分の行動を思い出させ、同じく辞書を使って英語にさせています。中学校で比較級、最上級や過去形のedの発音を習う時に思い出してくれるといいなと思いました。 1️⃣じゃれマガカルチャー typhoonがお題。間接疑問文が入った文がありました。自分の経験を交えて外国人に説明しようという即興発話。 台風で早帰りとなり、キャーキャー言いながら集団下校した懐かしい思い出がありますが、若い先生はそこまで大きい台風は経験がないようで、それに驚きました。 2️⃣「中学生から始める英語フォニックス指導」⑤ ①1年生の夏休みの宿題について➖ 音から離れない授業をするようになってからは夏休みの宿題は音読だけと決め、教科書の音読マーカーを活用させ、2学期が始まってすぐに音読テストを実施。音読後は暗写にとりかかった。音読で音声をインプットしたら、②音声を文字に変換してアウトプットさせて脳に落とし込むことが大事。 既習語彙と既習文法の復習プリント➖ 学校でしかできないことは、意図的・計画的に既習事項を復習させ、定着まで持っていくこと。spiral worksheetは、語彙と文法の復習ができ、家庭学習と学校の授業をつなぐもの。 ③辞書指導➖ 紙辞書、電子辞書それぞれ長所短所がある。先生からの最終提案は、中学校は紙辞書を使い辞書の構造を教える高校からは電子辞書も可。生徒によって英英辞典も薦める。紙辞書で学んだ大人は電子辞書、ウェブ辞書、スマホ辞書でも可。 ④教師間で共有可能な音声指導と3年生3学期のフォニックス指導➖ N先生とK先生よりお話がありました。 ⑤音声から離れない授業の総括➖ 先生の想いのこもった「中学生から始める英語フォニックス指導」 全人教育を目指してこられた先生のお話を伺い、熱いものが沸々と湧いてきました。 念願の昭和女子大での示範授業を見せていただき嬉しかったです。 我が校のnotty坊や達から、英語好きなwell-behavedな女の子達まで、ストライクゾーンが無茶苦茶広い北原先生を尊敬します。うちのnotty坊や達は、先生にまた会いたいと言っています。昨年2回しか会っていない、もしくは1回しか言葉を交わしていないのに覚えている、更に会いたいと思わせる先生の偉大さをヒシヒシと感じています。そのテクニックを習得したいです!」
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「 先日の示範授業参観、例会へ参加させていただきありがとうございました。 レポートです。
【北原先生の示範授業】 ・自己紹介 「のぶあき」とknob and key をリズムに乗せて紹介。さらに、まるで詩のように、north field(北原)everlasting sunshine(延晃) と自己紹介。「みんなも自分の名前をこじつけよう」。 ・比較級、最上級の導入 黒板を3等分して生徒が知っている形容詞をカテゴリーごとに記入する。「speed が命、間違ってもいいからどんどん答えよう!」生徒は1人ずつ形容詞を挙げていく。先生がカテゴライズしながら板書。生徒は何の法則で分けているのか知らず、興味津々でした。形容詞を復習しながら、新出の形容詞比較級最上級の導入に繋げる。形容詞と副詞の違いを説明。研究協議で他の先生もおっしゃっていましたが、自分だったら最初に分類表を配布して、発音練習、意味の確認をしてしまうと思います。先日、動詞の過去形を導入したときに生徒に知っている動詞をたくさんあげさせ、黒板全面にすべて書いて、規則動詞と不規則動詞を分類しました。そのやり方は北原先生と同じでした。ちなみに「助」は国語では助詞を表し、英語では助動詞を表す。このように国語と英語では品詞が違うので、区別するために北原メソッドでは⬜︎の中に助と書きます。品詞が分からないと、文法も分からない。 ・ギネスブック 最上級の導入に最適な教材です。知的好奇心をそそられえるので、レベルの高い生徒たちにぴったりだと思いました。 ・わくわくナルホド英文法 スライドを提示。まずは画面の絵から分かることをどんどん言わせる。”Pico is purple.”と言う生徒もいました。下線部に英語を記入したら、立ち上がる。”Would you like a hint?”先生の声がけのタイミングが絶妙でした。立ち上がった人同志で答え合わせをする。全体で答えを確認。”tall−taller–the tallest” なぜ the がつくのかを説明。 ・中学3年間で習う形容詞 先生が20年以上愛用の資料。授業で、当時の生徒が挙げた形容詞がクラスごとに載せてある。hotterはなぜ t を重ねるのかを説明。 ・わくわくペアわーく 活動中、生徒の声が小さいときに「自分の声が聞こえる?自分の声が聞こえないと意味ないよ」、「これからたくさん単語を覚えるけど発音どおりに読む単語はたくさんあります」、「基本文を見なくても言える人はプリントの上半分を折ってみよう」タイミングよく先生が声をかけると、生徒もそれに素早く応えていました。
【例会】 ・示範授業研究協議 上記に研究協議の内容を盛り込みました。上記の他に「そのまんまスキット」について討議。以前の中1の教科書は1ページ暗記することができた。今の教科書は内容が多くてとても丸暗記できない。だから、せめてこの4行だけは暗記して欲しいという思いでBasic Dialog(そのまんまスキット)を作った。今は他の教科書にも載せているが、実はSunshineがさきがけだった。 ・じゃれマガカルチャー実演 内容は2019年の台風19号について。北原少年は台風が近づくと何故かワクワク。豪雨により近所の川があふれて、上流の水槽から流された金魚が庭先に打ち上げられたのを捕まえたのが楽しかった、との事です。 ・中学生から始める英語フォニックス指導 今回が最終回でした。〈1年生の夏休みの宿題〉「1学期にせっかく教えたアルファベットの名前と音はすっ飛び、単語も読めなくなっているか日本語式発音に戻っていました」「いつからか、夏休みの宿題は音読だけ、と決めました」1学期間、音読の大切さを伝える。生徒は音読マーカー活用しながら音読。夏休み明けすぐに音読テストを実施。そして、夏休み前と夏休み後の音読テストを比較。私が今年教えているクラスで本文を20回以上音読する徒は半分くらいなので、宿題ではなく授業中に読むことにしました。北原先生のように折に触れ音読の大切さを伝えなければなりません。 ・Spiral Worksheet 英語が得意だという生徒もSpiral Worksheet の挑戦すると案外「分かっていなかった」となることがあります。既習語彙と既習文法を復習することで、「定着していないものを事前に見つけて補修」をすることができます。 ・辞書指導 「自ら進んで英語学習ができる自律した学習者の育成」に、辞書は欠かせません。デジタルにはない紙の辞書の良さがあります。紙の辞書の復活を願います。 ・N先生とK先生の実践を紹介。「フラッシュカードと辞書指導を兼ねたフォニックス指導」、英語科同僚とのチームワークについてのお話しがありました。そして「入試でも役立つフォニックス指導」データに基づいて入試問題を研究されています。 【最後に】 北原先生の授業をずっと楽しみにしていました。実際に参観させていただいて、やはりとても楽しく、なるほど!と思うところが随所にありました。例会では、これからの英語教育がどのように変化するのか、危機感を感じていらっしゃること、ハッとさせられました。大変勉強になりました。 北原先生、これからもお身体を大切に、いつまでもお元気で私たちをご指導くださいますよう、お願いいたします。」
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「 退院後間もない北原先生を心配しながら教室に入ってみると、お元気そうな姿の北原先生がいらっしゃいました。いつも通り授業をされているお姿にご無理をされたのではないかと心配しましたが、授業後に楽しかったとおっしゃっていたので、安心しました。
【示範授業】 授業が始まり、まずは北原先生の自己紹介から。 さすが、昭和女子の生徒さんたち。「のぶあき」とはじめから言い当てていた人がいて驚きました。 knob and a keyの意味に、はじめは気づかなかった生徒たちが、その意味がわかった瞬間、「あ~、そういうことかぁ!」と嬉しそうにしている姿が印象的でした。 続いて、これは3年生向きの説明だよとおっしゃって、延晃⇒Everlasting sunshine! 生徒に「みんなも自分の名前を英語で説明できるといいね」と話されてました。 今日は、Aパターンの授業でした。
■わくわくナルホド英文法 17最上級(the -est) 「モンスタースクールの生徒の高さ比べ」 パワポを使用して、下線を埋め、書けたら立つ。同じなら繰り返して言う。違う答えを書いた人は、自分の答えを言う。 皆の答えと違っていても、自分の答えを堂々と答えていたのが立派だと感じました。教室が間違いを恐れず、何でも言えて、安心して過ごせる場であることがよくわかりました。これは、近藤先生が日頃から生徒たちといい関係を築かれている証拠だと思いました。 北原先生が、「英語はスピードが命、ゆっくりやって正解しても意味ないよ。さっさと書くよ。」と声を掛けると、更に教室が引き締まっていたように感じました。the smallestとまだやってないことを先取りして答えてしまった生徒に対しても、「先生がこれから言うことを言ったね!」と言って「違うよ。」とは言われませんでした。
■ギネスブックを使った最上級のプリント ペアで一人がヒントを出して、もう一人が答えを言う活動。インフォメーションギャップにしても面白いと思いました。ギネスブックに登録されているもので、知らないものもあり、面白かったです。(例)country that eats the most chocolates と聞かれたら、Switzerlandと答える。
■比較級、最上級の導入 私はプリントを配って、全部説明してしまっていたが、北原先生は、生徒に自分たちで気づかせる方法で行われていた。比較級も最上級も一気に導入。 ①形容詞を教室の端から一人一個ずつ言っていく。 黒板を3つに分けて、左、真ん中、右に形容詞を書いていく。 ここで、おそらく生徒はどうして左、真ん中、右に分かれているのか、自分たちで考えている。 ②黒板に書かれた形容詞を原形、比較級、最上級にしてすばやく読む。 (例)small smaller the smallest ③「真ん中」の共通点は何? 母音がたくさんある、単語が長い、fulなどが付く単語 ④ここでプリントを配ると効果的。 左はer the -estを付けるもの 真ん中はmore 、the most 右は特別な形を使うもの 「特別な形は教科書の74ページに出てくるよ。」とだけ言っておく。 プリントが足りなくて、プリントをもらいに来た生徒に対して、「英語で言ってみてごらん!」悩んでいたら、One more please.でいいよね。May I have〜?だと丁寧になるよ。など声を掛けていらっしゃいました。 間違えてもいいから早く書く。英語を言いながら書くといいよ。とも。 ※動詞も-edの読み方で、3つに分けてやるといい。[t][d][id]左、真ん中、右に分ける
■わくわくペアわーく 19 「どっちが長い?」比較級(-er than・・・) ここで、いつものAパターンだと、Sonomanma Skit(Basic Dialog)に入るが、この日は実態に合わせてわくわくペアわーくに入った。 生徒がリピートしている時に、「耳から自分の声聞こえる?」「聞こえないと意味ないよ。」という声掛け。 北原先生が南流山中学校に私の授業を見に来てくださった時にこの「どっちが長い?」を使ったが、最後に東京ドームと福岡ドームのどちらが大きいか、奈良の大仏と自由の女神どちらが高いかなど、答え合わせをしてしまい、とても時間が長くなってしまった。先生は、そこは、さらっと終わらせられた。知りたければ、生徒は自分で調べるし、何でもかんでも教えてしまってはいけないということを学びました。
【北研 第235回例会】14:30〜 5月の『未来の英語教育を語る会』 ICTが入ってきて、音声中心になっていたのが、逆行してしまうのではないか。北原先生と大学の先生方とのパネルディスカッションがあります。また紙の辞書の良さが見直されてきているなど、未来の英語教育がいい方向に向かって、今度こそ全国の英語科の先生方に音声の大切さが伝わればと思います。
0示範授業研究協議
1じゃれマガカルチャー21 台風について、即興発話練習で、 Are you afraid of typhoons? What do you always do when a typhoon is coming? What’s your memory about typhoons? など互いに聞き合いました。皆さんの体験を楽しく聞くことができました。私自身は、台風でまだ築3年くらいの家のベランダに後付けでつけてもらった屋根が隣の畑のど真ん中まで飛んでいき、自分で運べる大きさではないので、業者さんに運び出してもらい廃棄してもらうということがありました。
2「中学生から始める英語フォニックス指導」⑤ 第5章 1年生の夏休みの宿題 私は音読したものをタブレットに録音して送るという課題を出しています。1学期にやってきたことがムダにならないように、音から離れない課題を出すことが大切。 ■音読マーカー P96 5回読んだら、□を1つ塗りつぶす。 ■音読テスト 評価項目 f.v.th.lとr. Linking. Intonation P98 1学期の6月に実施した音読テストと夏休み後9月の映像を比較すると、生徒の発音に大きな差があることがわかる。 1年のうちは大げさに発音をさせる。 thは舌が見えないとダメなど。 ■暗写 音声で聞いたものを書かせる⇒エンコーディング↔ディコーディング ここで、4月からやってきたフォニックスが生きてくる ■スパイラルワークシート P99 既習語彙と既習文法の復習プリント(1年2学期以降) 発音に関するもの数字・年号、不規則動詞の活用品詞のまとめ、言い換え、品詞の変換、人称代名詞の変化、短縮形、類語、Register. Politeness、文法の復習、コロケーションなどを問題にする。 上位生徒のために発展問題も入れておき、できる生徒をさらに伸ばす。 本校はNew Horizonなので、毎年自力でスパイラルワークシートを作成しています。Sunshineが羨ましいです。 ■60秒・90秒クイズ ■辞書指導 本校でも紙の辞書を使っています。生徒たちは、常に机上に辞書を置き、暇さえあれば、辞書を引く姿が見られます。調べた語彙をマーカーで印をしたり、ふせんを貼ったりしています。 ■フラッシュカードでの指導は継続的に フラッシュカードで新出単語を出して、発音練習をしたり、空書きをしたりしていく。 「ooをウーと読む単語を4つ書きなさい」という問題をテストに出すなど、常に音声から離れない指導を行うことが大切。 毎回、新しい気づきがあり、少しずつ自分の授業に取り入れていっていますが、子どもたちが安心して授業を受けている様子がわかるのがとても嬉しいです。A先生の英語の授業では、誰も寝ていないと生徒たちが言っていることも、一番役に立つ活動が「スパイラルワークシート」と言ってくれるのも嬉しくて、ついつい一生懸命スパイラルワークシートを作ってしまいます。 これからも北原先生から多くを学ばせていただきたいです。どうぞお身体にはお気をつけて、ご無理をなさいませんよう。今月もありがとうございました。」
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「 北原先生、2日前まで入院されていた状況の中での師範授業と例会ありがとうございました。 自分だったら無理だなあと思いつつ、「授業楽しかったー!」とおっしゃる先生に感服です。 K先生、細やかな準備と連絡をありがとうございました。初めての、昭和女子大学とものすごく久しぶりの北研でしたが、おかげさまで懇親会まで、楽しく学ぶことができました。ありがとうございまいました。お会いできて嬉しかったです。 皆様のように、上手なレポートが書けるのか?が、北研参加の不安の1つではありましたが、下手なりにレポートさせていただきます。メモや記憶が怪しいところはご容赦ください。 『示範授業』のレポートを提出します。 赤坂中学校の生徒たちの授業を参観させていただいた時も感じましたが、山形の生徒たちよりも、大人びて見えます。 しかも、クラスの生徒が全部女子。初めて見た光景でした。
【1】自己紹介 knob and keyの自己紹介です。 私が初めて拝見したのは、20年以上前の山形県戸沢村角川中学校に英検の派遣講師としていらっしゃった時だと記憶しております。 2回目は、6way-streetの時でしょうか。 私にとっては23年ぶり3回目でした!(もしかしたら、山形での浜島さんとのEnglish Kitchenでも披露されましたか?) 20年以上前に作ったネタが、今の女子中学生にも刺さっていました。 北原先生:「nob あnd a key♪ 、のぶあき♪」 女子生徒:「わぁぁ!!」 時代を超える本質を捉える北原先生の力がこんなところにも現れているのは、我々弟子にとっては恐ろしいことです。
【2】 わくわくナルホド英文法 17 最上級 (the -est) 「Please write something here. This is Monster School!」 「何が入るかな?」「スピード命!」「当たっても遅かったら、意味なし!」「とっとと書く! 綴りもどうでもいい!」 ライブの北原先生の声掛けを聴くことができて感激でした。 Monster Pico is _______ . → 生徒の答えは、small, cute, purple, short などなど。 北原先生:「My answer is “tall”.」 なるほど、こう進めると、生徒たちのdiversityも引き出すことができるのだと思いました!
【3】 ギネスブックを使った最上級 わくわくナルホド英文法で比較級と最上級を確認した後はギネスブックを使った最上級と銘打たれたプリントを使った活動でした 左側にWorld’s smallest birdやWorld’s biggest fishなど書かれており、右側には答として、Bee Hummingbird, shale sharkなどなど、びっしり書いてあります。 ペアでじゃんけんをして、出題者と回答者に分かれ、左側が問題、右側が答えとして、クイズを出し合う活動でした。 さすが、昭和女子大の中学生。すぐにやるべきことを理解し、活動を楽しんでいました。彼女たちの知的な好奇心の強さが感じられた時間でもありました。
【4】 形容詞の復習と3つの種類分け&プリント: 「中学校3年間で習う形容詞」「中学校3年間で習う副詞」「中学校3年間で習う比較級・最上級にmore・mostを使う形容詞」「中学校3年間で習う比較級・最上級にmore・mostを使う副詞」「ここで使われる形容詞・副詞は比較級・最上級にするときに特別な形を使います。」 北原先生「tallってどういう言葉?」「ものの状態を表すのを形容詞と言う」「順番に言ってもらうからね!」 女子生徒「ぇえぇええーー!」 北原先生「パスあり!」「どっち(の列)からいく?」 →じゃんけん。「Open your notebook. Please divide your notebook into three parts.」 女子生徒「small」 北原先生「一番左の欄に書いて下さい。」 次の女子生徒「hot」 また次の女子生徒「cold」 北原先生「逆来たね。かしこい!」 女子生徒「beautiful」 北原先生「真ん中」 女子生徒「little」 北原先生「右」 全員が形容詞を上げ終わった後、 北原先生「左はer, 真ん中は? the-est。 共通点は?」 女子生徒「母音が多い。」 3つに形容詞を分類した後は、プリントで形容詞・副詞の比較級・最上級の一覧を示しながら解説をしていきました。時間をかけて丁寧に説明していたのが印象的でした。 また、私としては初めて見る北原先生の指導で、自分の指導の雑さを感じさせられました。
【5】わくわくペアワーク 2年 19 どっちが長い? 比較級(-er than・・・) 私は山形県の長井市という所に勤務しているので、勝手にシンクロニシティを感じながら、参観しました。 この時、授業終了時刻の7分前でした。 「基本文型」 A : Which is longer, the Tone River or the Shinano River? B : Well, I think the Tone River is longer than the Shinano River. A : What do you think? ①基本文型を全員でリピートして確認 ②Vocabulary 北原先生「読んで!」 ③相手を見つけて英会話 北原先生「見なくても言える人は、(基本文型のところを)折ってやってみよう!」 ④活動後、北原先生「みんなの考えを聞いてみよう。A(the Tone River等)?、B(the Shinano River等)?」
【6】今日の授業で学習したことのふり返り 比較級と最上級について、学習したことを短い言葉でふり返り。(すいません。どんな言葉だったか、メモなし。) 続いて『第235回例会』のレポートを提出します。まず、初めに北原先生の近況、北研の今後の日程の話がありました。 その中で、北原先生の今、英語教育に関して危惧していることとして、「北原先生や中嶋先生、久保野先生、田尻先生等の活躍で盛り上がった時代の後は、長先生以前の暗黒の時代に戻ってしまうのではないか?」ということが語られました。スーパーエクセレント教師である北原先生たちのような英語教師に教えを受けながら、次世代を継がなければならない自分はそうなれていないことに恥じ入りながら、微力としても自分にできることは何かを考えながら、お話を伺いました。
0 示範授業研究協議
① 形容詞の復習 「形容詞の復習をやらないとダメ」「品詞の学習をしておくことが大事。高校でのSVCなどの理解につながる。」 日本語の品詞(助動詞と助詞など)と混乱するから、□の助で説明する。」と、品詞についてお話がありました。形容詞だけでなく、動詞の三単現( s / z / iz)や過去形( t / d / id /)も、発音によって3つに分けて整理(発音コンシャス)することなど学ばせていただきました。 以前のMLでも学ばせていただいていましたが、実行に移せていないので、必ず実践します。
「中学校3年間で習う形容詞」「中学校3年間で習う副詞」「中学校3年間で習う比較級・最上級にmore・mostを使う形容詞」「中学校3年間で習う比較級・最上級にmore・mostを使う副詞」「ここで使われる形容詞・副詞は比較級・最上級にするときに特別な形を使います。」のプリントは、20年以上使っているとのことでした。記載の形容詞は生徒たちから挙がったものだそうで、「友達がだしたやつは、子どもたちも覚えやすい。」ということです。
② ギネスブックを使った最上級 「活動中に生徒のつぶやきを拾って返してやるのも教師の仕事」ということで、これも私自身は修業が足りないと感じました。
③ わくわく英文法 「授業の最初に形容詞を挙げさせたから、下線部に書く単語の種類をたくさんだすことができた。」 また、折って基本文型を隠して使うこともできるし、教師としても、誰が隠してチャレンジしているか分かることから、「紙」の良 さについてもお話がありました。 ④ わくわくペアワーク 「楽しいものを作った。だから、難しい単語が入る。」「Aパターンの次の授業でやる。」私の生徒たちも楽しそうに活動に取り組んでいます。より活動の精度が高まるように精進します。⑤そのまんまスキット ・この日の授業ではやりませんでしたが、そのまんまスキットについての解説がありました。「教科書本文からは持ってこない。4行対話。昔は教科書の丸暗記ができたが、今は無理。最低限の4行だけ頭 に残してやる。」とのことでした。 1 じゃれマガカルチャー㉑(実演)◇既習語彙・文法の復習に ◇日英文化の学習に ◇日々のリーディング・トレーニングに ◇歳時記のように使える ◇即興発話の練習に(191話のうち86話についている)① 1分間黙読 ②教師範読 ③本文の下線部について、教師から質問(どこで習った? □の何?など) ④ 即興発話 Are you afraid of typhoons? What do you always do when a typhoon is coming? What’s your memory of typhoons? 2「中学生から始める英語フォニックス指導」⑤ ① 1-1 1年生の夏休みの宿題・「ワークブックは出さない。夏休みの宿題は音読だけ。」「音がしっかりと入っていないのに、ライティングをやってもしょうがない。夏休みの40日間、音から離れるのは、心配。→ 夏休み明けに音読テストをやるよ!」「箱読みを全員10個(50回)やった学年は、評定で1と2がいなかった。「最初は舌や口を大げさに動かすんだよ。」 → ふだん使わない動き(筋肉など)だから。 → だんだん自然な動きになっていく。 1-2 2学期は、音読の後の活動として暗写に取りかかります。② 2-1 既習語彙と既習文法の復習プリント:1年生2学期以降 Spiral Worksheet「目的は、道路の穴を見つけて塞ぐこと」。
2-2 60秒・90秒クイズ 「これは田尻先生の活動をパクりました。」 3 辞書指導 ・「エッセイで40票を獲得し、1位」「最近の子は電子辞書も使っていない。」「大修館 英語教育2月号 辞書を引く・読む・味わう」時代の流れとはいえ、寂しさを感じる心は否定できません。ですが、時代の流れに逆らえたことはありませんが、辞指導の本質がなくなってしまうわけでもないと思っています。生徒たちの笑顔のために試行錯誤を重ねていきたいと思います。
4 教師間で共有可能な音声指導 N先生とK先生の実践が載っている章であり、かつお二人ともご参加なさっていたので、直接実践についてお話を聞くことができました。 N先生からは英語科同僚と同じ実践をする際の要求の塩梅について、K先生からは、娘さんへの指導が上手くいっており、英語好きになっているとのこと。素晴らしい父親だと思いました!
5 音声から離れない授業の総括 おわりに 「小学校~それは小さな社会~」の紹介がありました。私も録画だけして、まだ見ることができていないので、これを機に、必ず見ようと心に決めました。 後半は話に引き込まれ、活動に夢中になってしまって、メモが甘くなってしまいました。
あっという間の2時間半でした。今週は、雪が降り続け、レポートを書きたいけれども目の前の生活を守ることを優先しなければならないジレンマと戦いながら過ごしたハードな時間でしたが、このレポートの目的の1つである「書くことによって理解が深まる」を心底実感することができました。自分の言葉でアウトプットするというのは、何度やってみても、その効果に驚かされます。北原先生、K先生、北研の皆様、本当に良い学びをありがとうございました。立春が近いとは言え、まだまだ寒い日が続きます。くれぐれもご自愛くださいませ。 」
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北研レポート 示範授業レポート(比較級・最上級:New Crown 2 Lesson 6 Scene 2)
1.導入
北原先生が初めて教える学級であっても、板書の工夫・段階別な情報提示・口頭による名前の紹介から、全員が参加できる場の雰囲気づくりで一瞬にして心をつかんでいく様子が圧巻であった。
2.ギネスブックを使った最上級
黒板を3等分し、「-er/-est」「more/most」「不規則(good, bad など)」の3つのグループで形容詞を整理する。既習語彙を復習しカテゴリーに分ける活動は、新規文法事項(比較級・最上級)へ自然な流れだった。特に、語彙を先に提示するのではなく、生徒から引き出していく部分が印象的であった。ギネス記録を使った言語活動は、生徒がヒントを出しながら生き生きと活動に参加しており興味関心を引き出す工夫があった。また普遍的な問題を採用することで、学習者の年代に関係なく使用することができる点でも効果的だった。
3. 「わくわくナルホド英文法」による文法導入
独特なキャラクター(Pico/Peco/Paco)を用い、原級→比較級→最上級へと一文ずつ段階的に提示していく内容でした。今までに学習した文法事項から、形の変化と意味の変化を生徒が考えアウトプットしていく活動は生徒が言語使用する状況を自然に作っていた点が印象的でした。
4. そのまんまスキットは省略。
5. わくわくペアワーク #19「どっちが長い?」
インストラクションの際に生徒が日本語を読むという行動は、授業内で大切な要素だと感じました。生徒が活動に移る前にどのように動くかの確認は、円滑な言語活動に大切な指導であると実感した。読む癖をつける習慣がない生徒は自分の所属する学校では多く、1学年の時から習慣化させたいことのひとつである。
授業後にいますぐ使えるアイデアとして
① 形容詞ソート・リレー:黒板を3列に分け、班対抗で形容詞カードを「-er/-est」「more/most」「不規則」に分けて貼る。誤りカードはその場で訂正理由を口頭説明する活動。
② クラス内ギネス記録調査:教室内の身近な対象で即席最上級を作る(“Who has the longest pencil?”)。アンケートを口頭で実施→クラスに向けて発表の流れで言語活動ができるのではないかと考えました。
1. 示範授業研究協議
協議の中で出た意見は、紙を折って学習のレベルに応じた活動の実施を行っていたこと。1枚のワークシートでレベル分けができる工夫は、ICT機器に頼らない究極の使用法である。また、ギネス記録のワークシートは、実際にギネスブックを購入しその内容をクイズ形式にするという作成の背景があり、授業準備の点で視野を広くしていく必要があると実感した。
2.じゃれマガの活用
じゃれマガは文化理解・語彙復習・即興発話など、多面的な学習効果が期待できる教材であると改めて感じた。特に、日々のリーディング練習に適しているだけでなく、歳時記のように使えるため、季節や行事に応じた自然な話題提供が可能となり学習者にとって意欲的にリーディング活動に取り組めるいい部分であると感じた。また、即興のスピーキングは、教員が授業準備の際に大きな負担とならず、生徒のスピーキング力向上に直結する教材として優れていると感じた。
3. 辞書指導の整理
紙辞書と電子辞書、そしてウェブ辞書の使い分けについて話題に上がった。特に「中学校では紙の辞書を使うということは重要であり、検索結果だけが大切でなく語彙力を伸ばす基礎になるための紙の辞書だと再認識した。また、高校以降は学習者の目的に応じて電子辞書や英英辞典を勧めるなど、段階的な指導が必要である。さらに、現代の生徒が電子辞書をほとんど使わず、スマホ辞書に移行している実態も、今後の辞書指導を考えるうえで現実に即した視点が得られた。
4.教師間で共有可能な音声指導と3年生三学期のフォニックス指導
「音から離れない授業」が今後の英語教育において継続していかなければいけない重要な視点である。1年生の夏休みの宿題を音読のみに絞るということは、40日間音声に触れないことによる学習の後退を防ぐために非常に効果的であると感じた。また、音読テストによる、音声を中心とした継続的な学習が体系的に組み込まれている点が優れている。フォニックス指導が継続的に行われているため、音声と文字の結びつきが強化され、その後の暗写活動にも効果が現れるという説明は説得力があった。
5. 音読から離れない授業の総括
音読テストは発音項目(f、v、th、lとr、リンキング、イントネーション)が具体的に設定されており、評価基準が明確である。このように評価基準を明確に提示することは、生徒に目標を与えるという意味で必要不可加欠である。また、音読から暗写へとつながる点が生徒の言語定着に深くか関わっていることが分かった。千葉大学の先生方も驚いたということからも、生徒が高いレベルで暗写を達成できていることが活動の有効性を表している。スパイラルワークシートについて既習語彙・文法を徹底的に復習するための教材としてスパイラルワークシートが重要である。
家庭学習と授業をつなぐために設定されているため、家庭学習を定着させる点で効果的である。学習者のレベルで取り組み具合が異なり前日までに家庭学習として取り組ませ、授業で確認・定着を図るという流れが理想的である。授業時間を効率的に活用する工夫として参考になった。
念願の北原先生の授業を拝見させていただき、自分自身の日常の授業に活かしていかなければいけないこと、北研で今後の英語教育に守っていかなければいけないことなど多くの学びをさせていただきました。大変貴重な経験をさせていただきにありがとうございました。
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示範授業及び第235回例会の報告をさせていただきます。
【示範授業】
授業前から生徒に話しかけ、英語でコミュニケーションを取られていた。
〇Greeting
黒板に書かれた名前を読めるか?と問い、ファーストネームから説明し、生徒を引き込んでいた。
〇「わくわくナルホド英文法」2年No.17
1 There are some tall monsters in this class.
2 Monster Pico is tall.
3 Monster Peco is taller than Pico.
4 Moster Paco is the tallest of the three.
1の文は、既習事項であることを伝え、頭文字のヒントを出していた。書けた人は立ってと呼びかけ、「スピードが命!」と声を掛けていた。2の文は、イラストを見て、どんな語が入ると思うかと尋ねた。「何でもいいから書いて。」とここでも考え込まずに書いてみることが大事だと伝えていた。ある程度の生徒が立ったとき、書いた単語を言わせる。その際、同じ答えの人は繰り返して座るように指示していた。生徒からは、small, cute, purple, short 等の答えが出されていた。3と4は、今日やるところであると伝え、答えを表示していた。さらに、4の文については、なぜtheがつくのかを尋ね、限定の時に付けるんだね、と加えていた。
〇「ギネスブックを使った最上級」
ペアで問題を出し合う形で行われた。ジャンケンをして役割を決める。答える人はプリントを折り、質問をする人は折らずに確認しながら行った。生徒の様子を観ながら、mammalの意味を伝えたり、やり方を教えたりしていた。
〇形容詞
黒板を3等分にして、知っている形容詞を順番にあげさせていた。生徒には、ノートに書かせる。
tallを用い、形容詞は何かを生徒に問う。
右側: small, big, hot, cold, happy, long, high, fast, short, low, cute, huge, cool, catchy, late, easy
中央: beautiful, exciting, concrete, wonderful, difficult, colorful
左側: little
生徒からは、上記の単語が出された。反対語を⇔で結んだ。右側から、比較級、最上級の作り方を生徒と一緒に確認しながら声に出して言っていく。中央にあげられた単語の共通点を生徒に尋ねる。すると、「母音が多い」「長い」語尾が「―ful」という答えが出てきた。
〇「中学3年間で習う形容詞」「中学3年間で習う副詞」
語尾変化に注意のものと変化を絶対覚えてほしい語には、印がついている。最上級には必ずtheをつけされる。時間をとり、「中学3年間で習う形容詞」の表を埋めさせた。「書くときには言いながらやると覚えるよ。」「自分の声は聞こえる?」「間違えてもいいから早くやってみて」と声をかけていた。形容詞と同じように、副詞とは?と問い、働きを確認した。
〇Wakuwaku Pairwork ♯19 「どっちが長い?」
A: Which is longer, the Tone River or the Shinano River?
B: Well, I think the Tone River is longer than the Shinano River. What do you think?
A: Well, I think the Shinano river is longer than the Tone River.
I think so, too. (Bさんと同じ場合)
「やりかた」①②③は全員に読ませた。理由は、どこをやっているか分からなくなる人もいるからと説明していた。 会話の練習を全員でしたあと、コミュニケーション活動へ。活動中、「見なくても言える人は折って言ってみよう。」と声を掛けていた。
〇まとめ
黒板の3等分したところには、教科書ページを示し、自分たちが教科書のどこをやっているのかを把握させていた。今日は、-er, the -est のところを覚えることがゴールだと伝えていた。
【北研例会】
初めに、本日の北研と今後の北研についての話があった。
4月の分も日程が決まっており、4月25日(土)とのこと。5月、6月、7月の計画についても触れられた。
0示範授業研究協議
(1)形容詞復習
生徒から知っている形容詞を出すという活動をしているか等、周囲の人と意見を出し合った。形容詞だけではなく、三単現が出てきた時や過去形が出てきた時にもこの活動をやっておくとよい。
(2)ギネスブックを使った最上級
実際に参加者同士で出題し合って体験をし、その上で意見を出し合った。
(3)「中学3年間で習う形容詞」「中学3年間で習う副詞」
比較の単元で、副詞を教科書で扱わなくなっている。
1じゃれマガカルチャー㉑
じゃれマガ2019 Reader’s Corner: A Country with Many Natural Disasters
Q Are you afraid of typhoons? What do you always do when a typhoon is coming?
What’s your memory about typhoons?
ペアで「台風」を自分の経験を交えて外国人に説明しよう。
2「中学生から始める英語フォニックス指導」⑤最終回
第5章
1 1年生の夏休みの宿題
1学期に音読したところを夏休み中にも音読することを宿題として出す。
■音読マーカー
▢を10個塗りつぶす。1学期中に10個終わっている人の宿題は無しになる。
■音読テスト
評価項目や評価基準を示して行う。
●夏休み前と夏休み後の音読テストを比較
f, v, l, v, th, リンキング等は、日本語ではあまり使わない筋肉を使う。最初は、大袈裟にやるくらいで丁度いい。夏休み後には、自然と発音ができるようになってくる。
◎覚えるべき用語:音声を文字に変換することを、エンコーディングという。反対は、デコーディングである。
2 既習語彙と既習文法の復習プリント:1年生2学期以降
復習は意図的にするべきである。「復習は学校ではやってくれなかった。」という声が多い。(特に高校)
2ー1 Spiral Worksheet
①発音に関するもの ②数字 ③不規則動詞の活用 ④品詞のまとめ ⑤言い換え ⑥品詞の変換 ⑦人称代名詞の変化 ⑧短縮形 ⑨類語 ⑩Register(言語の使用域)、Politeness ⑪文法の復習 ⑫コロケーション ⑬発展問題 生徒には、「言えて書けるものは、書かなくてもよい。」と伝える。
2ー2 60秒・90秒クイズ:特に3年生2学期~3学期
入試直前の活動であることから、時間短縮のため、日英語を1対1対応させている。
3 辞書指導
「自律した学習者」の育成を求められているが、学校現場では・・・
①中学校時代:教科書巻末にある単語リストで調べるか、先生に聞く
②高校時代 :電子辞書を使う
③大学時代 :電子辞書よりもPCやスマホのウェブ辞書の方が多く、今や電子辞書すら使われなくなってきている
4 教師間で共有可能な音声指導と3年生3学期のフォニックス指導
4-1 フラッシュカードと辞書指導を兼ねたフォニックス指導(N先生)
担当者間で、授業の打ち合わせをする時間を取るのが難しい時、幹本を使って行っていた、など。
4-2 入試でも役立つフォニックス指導(K先生)
データに基づき入試を研究され、実践されている成果、など。
5 音声から離れない授業の総括
音声から離れない授業をしていくことで、生徒が「発音・読むこと」に自信がもてたり、できるようになったという実感をもてる。
最後に・・・
今回は、示範授業も参観することができ、とても嬉しく思いました。生徒とは、あっという間に距離を縮めて授業を進められ、どんどん生徒が引き込まれていっていました。あらゆる活動での声掛けが的確であり、生徒のやる気が増していっているのを感じました。また、例会は、「中学生から始める英語フォニックス指導」の最終回でした。私は、最後に「生徒同士、仲間を大切に思い、行動できる人になって欲しい。」という思いを語られたことがとても印象に残っています。生徒と一緒に授業を作っていくとともに、心も育んでいける教師でありたい、そのために、私自身も日々成長をしていきたい、と改めて思いました。心より、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
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示範授業参観と、北研例会の報告です。北原先生、K先生、北原先生の示範授業が昭和女子大付属中学校で実現して嬉しかったです。本当にありがとうございました。
自分なりに印象に残ったことを列挙。
(Aパターンの授業、でもメインの(私が勝手に思っている)BD(basic dialog)のところはカットされました。なのでピンポンブーも使うことなく)
1)いつもの自己紹介がパワーアップ
いつもの、「延晃」の”knob and key”にそれぞれの漢字の意味も英語で。また、さらに苗字「北原」についても加えられて、ご先祖の新潟出身の話から美味しい米どころ、
North fieldが出るようにヒントを加えられたり、さすが、一見の生徒のレベルを見極め、そこまで長く自己紹介を加えられたこと驚きました。(自分の勤務校だったら、音のknob and keyぐらいで終わったでしょう)
2)わくわく英文法 比較・最上級
いつもの声かけ「英語ではスピード命!」
3)プリント配付
じゃんけんでペアと先行、後行を決め、ギネスブッククイズをやる。プリントの真ん中を折って質問と答えを分けて。一人2分半くらいかけてクイズの出し合い。
北原先生は、最上級を学習するときに、ここ30年くらい使っているプリント。
例)World’s smallest bird. ・・・・Bee Hummingbird, World’s biggest fish ・・・whale shark, World’s fastest fish ・・・sailfish. など。
4)形容詞の復習
黒板を3つに分けて。「四角の形」形容詞を生徒にたくさん列挙させる。・・・生徒が言った形容詞を北原先生が、ご自分で「左側」、「真ん中」、「右側」と書く場所を分類していく。「左側」small, big, easy, hot, large, happy, high, fast, short, low, cute, huge, fool, catchy, late
「真ん中」・・・beautiful, exciting, concrete, wonderful, difficult, colorful. (1年生なのに、このクラスでは、concreteが出てくるなんてすごいと思う)
「右側」・・・ little など特別に変化するもの
生徒に本当に「考えさせる」授業とは、こうあるものだと実感。
真ん中に書いた形容詞は他とどんな違いがある?と北原先生。生徒は、「母音がたくさんある」「長い」など。
プリント配付。(中学3年間で学習する形容詞、副詞)
「元の形を原級と言うんだよ」、比較級、「こっちよりこっちの方が〜だよ」最上級「〜が一番・・・だ」のように説明。
プリントには、左に日本語次に原級、次に空欄が2つあり、それぞれ該当の比較級と最上級を生徒が書くようになっている。裏面は副詞 more, mostを使う形容詞、副詞、特別な形を使う形容詞、副詞の欄もあり。また、「知っている形容詞は、マーカーでチェックしよう。知らない語は意味を下に書こう。」とあり、young-old-new, tall-short-long と反意語で掲載されている。
5)わくわくペアわーく 19どっちが長い?
A:Which is longer, the Tone River or the Shinano River?
B: Well, I think the Tone River is longer than the Shinano River. What do you think?
A: Well, I think the Shinano River is longer than the Tone River.
A:I think so, too.(Bさんと同じ場合)
ペアを変えて、先生たちにも質問しに行って!などと声かけをされて。
(感想)生徒目線とはこうあるべき、生徒にとことん考えさせる授業とは、こうあるべきということを北原先生の示範授業を拝見して思いました。ただ、随分と日本語が多かったなぁというのも感想です。でもそれだけこの文法項目では日本語での説明が必要なのだなとも実感しました。生徒の机上に「英語辞書」がなかったのも気になりました。これは近藤先生に伺うのを忘れてしまいました。
第235回北研例会
示範授業研究協議
英語展望・・・1970年代に日本の英語教育の方向性を決定づけた「平泉・渡部論争」は自民党参議院議員の平泉渉と上智大学の英文学教授渡部昇一との間で行われた著名な議論。次回の北研のために自分の意見を準備しておくこと。と北原先生からありました。
https://www.google.com/url?sa=t&source=web&rct=j&opi=89978449&url=https://www.amazon.co.jp/%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E6%95%99%E8%82%B2%E5%A4%A7%E8%AB%96%E4%BA%89-%E6%96%87%E6%98%A5%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%B9%B3%E6%B3%89-%E6%B8%89/dp/4167204037&ved=2ahUKEwjYw7uBnbOSAxWFn68BHerPAFEQFnoECBwQAQ&usg=AOvVaw2dTtBJpzaofYxx7qx21OcJ
示範授業研究協議
今までやった形容詞をここまで生徒に出させている人?という北原先生の質問にほとんどの先生Noの答え。
今回は比較だったので、形容詞でやったが、動詞も黒板を3つに分けて確認できる。
一つ一つの北原先生の声がけ、ヒントが生徒の思考力を広げる役目をしていて授業とは、こうあるべきと改めて考えさせられた。
個人的には赤坂中での北原先生の授業は、普段その流れに慣れている生徒だけに、先生の指示などは最初の10分くらい全くなかったことが初めて授業参観した時の驚きであったが、先生が何も話さずに生徒はどんどんやるべきことをやっていた、辞書指導があったことなど、の違いは当然あったものの、やはり北原先生は、初めて会う生徒に的を要るアドバイス、声かけを行なっていて、これも長年の中学生への指導のご経験から生み出されるものだと感じた。
じゃれマガカルチャー(Readers’ Corner: A country with Many Natural Disasters)
「中学生から始める英語フォニックス指導」⑤ 第5章フォニックスを活かした家庭学習と語彙指導
・1年生の夏休みの宿題
音読マーカー 音読テスト
1年生 夏休み明け音読テスト
・既習語彙と既習文法の復習プリント:1年生2学期以降
*学校に来る目的は?ITCの導入で新しい知識はネットなどで学ぶことが可能になった昨今、学校でしかできないことは何かというと、意図的・計画的に既習事項を「復習」させ、定着まで持っていくこと。大学生に聞いても、「復習は学校でやってもらえなかった」と言っている。
Spiral Worksheetは語彙と文法の「知識」を積み上げるのに大きな力を発揮する。
辞書指導
学習指導要領(平成24〜令和2年度)で初めて「辞書の使い方に慣れ、活用できるようにすること」という文言。単に単語を引ける段階で終わらせずに「辞書の構成を生徒に教え、自由自在に引くことができるようにしなさいということ。「活用できるように」と一歩踏み込んだ内容。・・・「自立した学習者」の育成を意味する。これは現行学習指導要領(令和3年度〜)にも引き継がれている。
教師間で共有可能な音声指導と3年生3学期のフォニックス指導
・フラッシュカードと辞書指導を兼ねたフォニックス指導(N先生)
・入試でも役立つフォニックス指導(K先生)
お二人の実践を10月の例会でもお聞きしましたが、北研会員の身近な実践は大変、勉強になります。
今回の例会も多くの学びがあり、北原先生に感謝申し上げます。また、近藤先生には、会場の準備、授業参観の準備など大変お世話になりありがとうございました。
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この度は示範授業を参観させていただき、ありがとうございました。先に体調のことを知りとても心配しておりましたので、とにかくお顔を拝見して本当に嬉しかったです。それと同時に退院間も無い授業で、本来ならとても大変であったと思います。本当にありがとうございました。では授業の様子と例会のレポートをさせていただきます。
昭和女子大学附属中学校 1年生 示範授業 「比較表現」
①Greeting
・最初に前回10月の授業に関してのお話があり、それからの自己紹介です。何度か本物を見せていただいておりましたが、今回も心を掴まれました。
分かっていてもわくわくします。そして初めて聞く生徒たちの最後の「おおおぉぉぉ」の声。
・「北原延晃」の漢字4文字をそれぞれ英語に。自分の名前を英語にする。是非とも生徒にやらせてみたいです。
② わくわくなるほど英文法 <17 最上級(the -est)>
・Monster Pico is __. の下線部に形容詞を入れる。いろいろな語彙があり楽しい活動でした。
・「英語はゆっくりやっていたら意味ないよ。早く」「スピード命」「分かったら立って。間違ってもいいから」との声掛けをされて、何度も促す。
・「限定するものにはtheをつけましょう」と説明。
③ ギネスブックを使った最上級
・World’s smallest bird | Bee Hummingbirdなどの左右に分けて縦一列に書かれた表。ペアでジャンケンしてクイズを出し合う。往復で6分くらいかけて活動させていました。
④ 形容詞の復習
・端から知っている形容詞を言っていく。「え〜」と言うどよめきであったが、どんどん出てくるのは流石です。small | beautiful | little と3つ に分けて板書していく。そこにer/estをつけるもの、more/mostのものなどの区別をして説明が入りました。
・「中学3年間で習う形容詞」のプリントを配布して生徒たちがどんどん書いていく。
⑤ わくわくペアワーク <19 どっちが長い? 比較級(er than…)>
・「自分の声聞こえる人?」「小さな声はだめ」と説明。生徒の声が大きくなる。
・やりかたを全員で読ませる。どこやっているか分からない人がいるから読む。
・できる人は紙を折ってやらせる。
・どんどんペアチェンジしてやらせる。
⑥ 今日のまとめと確認
・教科書のページを示して確認もさせる。
午後:第235回例会
○今後の北研について
・印象に残ったのは5月のパネルディスカッションの予定についての話です。80年代は英語教育が盛り上がった時期。そこからコロナとICTへ変換。
今は長先生以前の暗黒の時代のような授業に変わるのでは?と言うお言葉。
○示範授業研究協議
・形容詞の復習を行なったが、このようなことはしたことがあるか?でグループ討議。
・品詞の指導はある程度した方が良い。高校で5文型を習うにあたって、品詞が分からな
いと無理がある。辞書指導も含めて行うのが良い。
・(形容詞を3種類に分けたように)動詞も3種類に分けて指導した方が良い。
[d] [t] [id] 、「規則動詞」「不規則動詞」など。
・ギネスブックの活動でmammalが出て、「あー、哺乳類ね・・」と呟いてあげる。
・ワクワク英文法の_ _に入れる単語。自分の意見を人と違っても良い。
・タブレットなどではなく紙のプリントは、折って下半分だけ見て言わせるなどが工夫できるのが良い、との声が出ました。
・英語が出来るのに折ってない子がいたら、「〇〇ちゃんはやってるよ」と促す。
○じゃれマガカルチャー21
・Typhoonがトピック。Are you afraid of typhoons? What do you always do when a typhoon is
coming? What’s your memory about typhoons?
生徒も言いたいけど言えない、そんなもどかしさになるのだろうなと感じる時間です。それがまた良いと感じます。そして表現を言い換える工夫。
○「中学生から始める英語フォニックス指導」⑤
1 1年生の夏休みの宿題
・北原先生は夏休みの宿題を6月頃から担当教師に聞きに行き、夏休み前に終わらせてしまっていた。
・40日間英語の音から離れるのはダメ。だから北原式の夏休みの宿題は音読。
音読マーカー
・長先生が☆読みを始めた。5回読んだら☆を1つ塗りつぶすので、全部で25回読む。
・音から文字にする、書いていくのがエンコーディング。とにかく音声が先。
音読テスト
・夏休み前と夏休み後の音読テストを比較する。
○暗写
・音読の後にノートに教科書を見ないで書かせる。正しく発音出来ていたら書ける。
2 既習語彙と既習文法の復習プリント:1年生2学期以降
・学校では復習はやってくれなかったと学生の話。だから授業で意図的にやらなければならない。
○Spiral Worksheet
・習った事を復習するためのプリント。語彙と文法のリサイクル。
・「道路の穴を見つけて塞ぐこと」が目的。
○60秒・90秒クイズ:特に3年生2学期〜3学期
3 辞書指導
・チャレンジの辞書が販売中止のエッセイが1位。電子辞書でさえ使う人が少ない現実。
4 教師間で共有可能な音声指導と3年生3学期のフォニックス指導
・(N先生より)同僚の先生への説明に幹本を見てもらう。完璧でなくてもと楽しくされていて、いつか回収出来たら良いの雰囲気。
・(K先生より)入試でも役立つフォニックス表の紹介。娘さんへのフォニックス指導のお話。
参観させてもらう度に発見があります。声掛けの言葉やタイミングなど、間近で見せていただき学ぶことが沢山あります。これからの自分の授業に活かしていきたいと思います。辞書指導に関して、少し前にX(旧Twitter)で話題になっていました。「最近、学生が辞書を引かない。これは深刻な問題だと思う。・・・」というある先生のポストに反応が多くあったことです。同じように辞書に関して思う人は沢山いると知った出来事でした。
北原先生、どうぞお身体を大切になさってください。また、次回を楽しみにしております。
K先生、教室のご準備や会場、懇親会までお世話いただき、ありがとうございました。
ではまた、よろしくお願いいたします。
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第235回例会報告をいたします。
北原先生、体調が優れない中、示範授業、例会を開いていただき、ありがとうございました。
K先生、生徒のみなさん、このような機会をいただき、感謝いたします。
0示範授業研究協議
各活動ごとに振り返り、グループで意見交換を行いました。
形容詞の復習
知っている形容詞を言わせる。指導案の扉のページ。最初に知っているものを全部出す。3つに分けて書いていく。-er / more / 不規則。動詞も3つに分けて書かせる。/s/ /z/ /iz/の発音で分ける。子どもたちから単語を言わせる。いつでも発音に意識させる。形容詞のプリントを20年以上使っている。最上級はtheを絶対つける。
品詞の概念を中学生で入れていく。ある程度、簡単なものについては、教えていく。辞書指導で教えていく。中学生の辞書は□で囲まれている。教科書のページを伝えておく。moreをつけるものは母音が多い。という生徒がいた。語尾に-ful / -al / -ious がつくとmoreになる。最上級ではtheが付くのはなぜかを説明する。farther
ギネスブックを使った最上級
生徒のつぶやきをサッと返すもの。会話を広げるもの。many / muchの最上級を教えるより、country that eats the most chocolate / Switzerlandなどを見せた方がわかりやすい。
わくわくペアワーク
英語ができる人は紙を見ないで言わせる。英語ができる人に指導を入れる。Monster Pico is tall. / purple / cuteなど答えが同じだったら復唱して座る。違っていたら立っている。生徒をつないでいる。
1じゃれマガカルチャー21
Reader’s Corner: A Country with Many Natural Disasters
即興発話練習用
1先生が生徒に台風について問いかける。Are you afraid of typhoons? What do you always do when
you a typhoon is coming? What’s your memory about typhoons?
2ペアで「台風」を自分の経験を交えて外国人に説明しよう。本文の語句や表現を使っても良い。
2「中学生あら始める英語フォニックス指導」⑤
第5章 フォニックスを生かした家庭学習と語彙指導
1 1年生の夏休みの宿題
音声から離れない指導として、夏休みの宿題は音読だけ。
音読マーカー
以前は星読み(5回音読したら星を1つ書く)。夏休みの宿題は星を10個書くこと。学期中に音読を頑張った生徒は夏休みの宿題が少なくなる。
音読テスト
夏休み明け音読テスト。評価項目:f / v / th / l/ r / Linking(音と音のつながり) / Intonation
(英語らしい発音、声の強弱と高低)夏休み前と夏休み後の音読テストを比較する。
1―2 暗写
夏休み補習プリント:1教科書を見ないで空欄を埋めよう。
つづり間違いをしても良い。書けない語は飛ばして良い。2次に教科書を3回音読してから、本を閉じて、埋められなかったところを埋めてみよう。
2学期になると音読の後の活動として、「暗写」。教科書を閉じて、ノートに暗記している本文を書いて提出させる。音読で音声をインプットしたら、音声を文字に変換(エンコーディング)し、アウトプットさせて、脳に落とし込む。だからこそ、入学以来毎時間行なってきたフォニックス指導が生きてくる。
2 既習語彙と既習文法の復習プリント:1年生2学期以降
学校にしかできないこと:意図的・計画的に既習事項を「復習」させ、定着まで持っていくこと。
2−1 Spiral Worksheet
英語学習の基礎の基礎である語彙と文法の復習を、あらゆる場面をとらえて行うことが重要。目的は「道路の穴を見つけて塞ぐこと」。習ったはずの語彙や文法なのに「わかっていない」「定着してない」ものを事前に見つけて補修しておく。復習教材なので生徒は授業の前日までに宿題として家庭でやってくる。「家庭学習と学校の授業をつなぐもの」。
語彙と文法の「知識」を積み上げることに大きな力を発揮するが、「使用」と「表現」まではカバーできない。言語活動と連携して行う。
3 辞書指導
●紙の辞書のメリット、デメリット
◯俯瞰できる、前後の単語にも目がいき、さまざまな情報が目に留まる、書き込みができる
●電子辞書のメリット、デメリット
◯発音が聞ける、検索が早い
辞書の使い分け
1中学校では紙の辞書を使って辞書の構造を教える。
2中学校で紙の辞書を使っていた生徒は高校から電子辞書も可。
3中高時代に紙の辞書で学んだ大人なら電子辞書、ウェブ辞書、スマホ辞書でも可。
4教師間で共有可能な音声指導と3年生3学期のフォニックス指導
5 音声から離れない授業の総括
「音声から離れなければ」、誰でも英語が話せるようになる、書けるようになる。そう信じて生徒を教えてきました。ダイナミズムのある教室、笑顔が溢れる教室、仲間を大切にする教室、英語教育のみならず全人教育を目指して授業を磨いてきました。
この言葉が北原先生の大切な思いなのだと感じました。
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2026年1月24日、昭和女子大附属中学校で行われた、北原先生の示範授業のレポートを送付いたします。
北原先生、K先生
このような機会をいただき、心より感謝いたします。
示範授業から読み解く北原先生の教育理念
1.つながりを作る
(1)教師とのつながり
初めて出会った生徒に対して、飛び込みで授業をすることは、至極困難なことです。通常は新学期が始まり、自己紹介をして、ある程度その人となりがわかった上で授業をします。しかし、今回の示範授業は、関係性を築く間もなく、授業を行いました。
授業前に、北原先生は、教卓で準備を終えた後、生徒の机の前に移動して話しかけていました。ユニークな形をした筆箱を手に取り、雑談をしていました。スッと生徒との距離を縮め、気軽に話しかけ、サッと立ち去っていました。
授業中では、北原先生のユーモアが光ります。形容詞を一人一人発表させているとき、生徒が”Cool”
と話すと、間髪入れずに「僕のことを見て言った?」と言葉をはさみ、”Short”と言うと、「足を見ないで」と笑いを誘っていました。
授業後には、どこか終わってしまったことが名残惜しそうに、教卓の前でゆっくりと片付けをしていました。すると、生徒が一人、北原先生のもとに近付いてきて、話しかけていました。わくわくペアワークを話題として、二人とも笑顔でお話されていました。そのときの北原先生の大きなリアクションが、生徒にとって、とても嬉しかったと推察します。
先生と生徒との1対1の場面を数多く作り出し、意図的に生徒とのつながりを作っておられました。
(2)生徒同士のつながり
わくわくペアワークを使った活動では、下線部に適する単語を書くものがありました。Monster Pico is _.
書き終わった生徒は起立します。全員が起立した後で、自分の解答を発表します。1人目の生徒が発表したときに、声が小さく、教室の後ろの生徒には声が届いていないように感じました。すると、北原先生は自分の両手を耳に当てて、「あなたの声を聞いているよ」というジェスチャーをしました。そして、その生徒に後ろの人にも届くように、大きな声で発表するようにアドバイスをしました。少し大きくなった声でしたが、私としてはもう少し大きな声の方が良いように感じました。しかし、北原先生は深追いはせず、発言したことを褒めていました。仲間の解答を聞いていた生徒は、自分の解答と同じであれば、復唱して座ります。そうすることで、聞いている人は仲間がどんなことを言うのか静かに集中して聞こうとします。同時に、発表した生徒は、仲間が復唱してくれたことで、自分と同じ意見の人がいたことで、安心感を覚えながら座ることができます。一方で、他の生徒と異なる意見の場合は、立ち続けることになります。自分の答えを他に見せていないため、立っている生徒が少なくなったときに、周りに合わせて座ることもできます。しかし、最後の一人になるまで、生徒が立っていました。個として自立していること、一人で立っていても、それがプレッシャーに感じない、安心できるムードがクラスにあるのだと感じました。日頃の近藤先生の学級経営の結果なのだと推察しました。そして、その生徒の解答を聞いたとき、周りの生徒が「なるほど」といった表情を浮かべていました。北原メソッドの理念の1つである”Try to be different.” そして、”Learn from your friends.”が表れていた場面だと思いました。
2.価値・意味を伝える
音読をしているときには「自分の声を耳で聞くことが力になる」。問題を解くときには「英語はスピードが命。ゆっくりやって正解は意味がない」「間違えてもいいから、考えること、言うことが大切」、英語を書く時には「声に出しながら書くと力になる」と、活動の価値や意味、そして、どうすれば力になるかということを、端的な言葉で伝えていました。それによって、聞いている生徒は、どのように学ぶのかということが明確になります。生徒自身が、その活動の価値や意味を理解し、どのように取り組むことが力になるのかということを理解した上で、取り組むことで、より効果的になるのだと感じました。北原メソッドの精度を高めるためには、英語学習の勘どころを教師が明確に、端的に、その時を逃さずに指導することを積み重ねることが大切だと思いました。
3.自己肯定感を高める、自信を育む
北原先生は授業を通して、学級全体を動かしながら、1対1の機会を数多く設けています。そして、個別に認め、褒め、価値付けていました。例えば、形容詞を挙げる際、”concrete” を挙げる生徒がいました。すかさず「よくその単語を知っているね!」と褒めていました。そのように声をかけることで、自信につながり、他の生徒も続いていき、”Share your knowledge.”のムードが高まるのだと思いました。また、発音が良い生徒に対しても「発音がきれいだね」と声をかけていました。さらに、「これは3年生レベルだね」と生徒の知的好奇心をくすぐったり、ペアワーク時にプリントを折って見ないで発話するように促したりなど、その場で課題を少しだけ高く調節しながら、乗り越えさせるように指導していました。それにより、生徒は「先生から褒められた。できた。」と、授業で自信をつけることができます。北原メソッドで行う学期末アンケートに、「先生から褒められたこと」という項目があります。私の生徒は、この項目に対する回答が、他の項目と比べて少ないのですが、その理由が明らかになりました。私は、北原先生のように、1対1で、生徒を個別に認め、褒め、価値付けることができていませんでした。その場面を設定していないこと、そして、生徒が活躍した場面と捉えて、言葉にして、端的に生徒に伝えていませんでした。北原先生の生徒一人一人への関心の高さ、そして、勇気づけようとする愛情がうかがえました。
4.全人教育
教育基本法では、教育の目的は、「人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成」と定められています。そして、北原先生の『中学生から始める英語フォニックス指導』の「おわりに」(p.114)には以下のように記されています。「ダイナミズムのある教室、笑顔が溢れる教室、仲間を大切にする教室、英語教育のみならず全人教育を目指して授業を磨いてきました。」
まさに、北原先生の授業は、以上のことが一時間を通して、一貫して表れていました。北原先生がプリントを配布する際、座席の先頭の生徒に大雑把な枚数を渡していました。そして、足りない場合は隣の列からもらうように指示しました。すると、ある生徒が自分の列の枚数が一枚足りないことを知ると、自分の分のプリントを後ろにまわし、立ち上がって隣の列から受け取りに動いていました。北原先生はその姿を見逃さず、「自分の分を後ろにまわして偉い!」と褒めていました。ここでも、生徒の良い行動を価値付けていました。”Contribute to the class.”その生徒は、英語だけではなく、優しさで、クラスに貢献していました。また、例会では、赤坂中学校での思い出を振り返り、自分が終わって起立した生徒が、後ろの人のことを考えて、身をかがめることが自然とできるようになったことを嬉しそうにお話していました。人を、仲間を大切にすること。授業を通して、人を育てているのだということ、そして、学級を育てているのだと感じました。
5.おわりに
北原先生が今回の示範授業を通して伝えたかったことは何だろうかと考えていました。私は、授業を見学する前は、「北原先生がどのように北原メソッドを指導するか?」ということばかり気になっていました。しかし、見学を終えて、時間が経ち、ぼんやりとしていたことが、少しずつ形を帯びてきました。そして、一番明確に残ったことは、「どのように指導していたか」よりも、北原先生が授業の後に、笑顔とともにお話になった「あー、楽しかった。」の一言でした。北原先生は1時間だけしか一緒に過ごしていない生徒のことを、もう自分の子どもであるかのように、愛情に溢れた表情でお話されていました。「こんなにも授業は楽しくて、こんなにも生徒たちは素晴らしくて、可能性に満ちている。」そのようなメッセージが、授業をしながら、北原先生の身体から太陽の温かい光のように溢れていました。「授業は祝祭である」という言葉を目にしたことがあります。まさに、北原先生の授業は、生徒も教師も一体となった、厳しくも温かく優しい祝祭だったと感じました。その光景を目にすることができたこと、その空気を感じることができたこと、これ以上のない幸せでした。北原先生、K先生、生徒のみなさん、参観された先生方、本当にありがとうございました。
6.生徒のみなさんへ
授業を見学させていただき、ありがとうございました。クラスの友達と一緒に笑顔でペアワークを行う姿や、自分の考えをしっかり発表している姿を拝見して、温かくて良いクラスなのだろうなと思いました。まだ1年生なのに、これだけ英語ができるなんて、これからみなさんの英語力がとても楽しみです。世界を渡り歩く人たちになるのだろうなと想像いたします。どうぞこれからも自分の夢に向かって頑張ってください。陰ながら応援しております。ありがとうございました。
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1月の例会のレポートをさせていただきます。
午前中の示範授業は、自宅でオンライン会議があり、残念ながら都合がつかず(残念!!)午後からの参加となりました。
冒頭、北原先生は、日本の英語教育の将来への危惧を述べられました。
「(北原先生とともに)、中嶋先生、田尻先生が活躍され、日本の英語教育が一番盛り上がった世代が引退したら暗黒の時代にもどってしまうのでは」と。「指導要領の流れ」、「ICTの台頭」、「しゃべれなきゃダメ」と、強調点が、振り子のようにあっちにいき、こっちにいきしてきた。かつての英語教育大論争(渡部・平泉――名前思い出せなかったので調べました)の時代に逆戻りしてしまうのでは、と言われ、上記の活躍された先生方と「英語教育を語る会」といったでシンポジウムを開いて、フロアを巻き込んで今後のことを真面目に話をしようと考えておられるとのこと。
(ここまで前置き)
0.示範授業研究協議
・私自身は参加できませんでしたが、グループディスカッションの中で教えていただきながら、話し合いに参加できました。また、午後から参加の私にも、気づいてすぐ資料をご用意くださった近藤先生、有難うございました。
1 形容詞の復習
「こういうことをやったことがありますか?」と北原先生。比較級・最上級の導入に際して「いままで習ったの全部だせー」ということで、生徒から知っている形容詞を出させて、板書しながら、-er、-estがつくものと、more、the most を前に添えるもの+good/ bad などの例外の三つに分類。(あとで「左側のほうにあったやつ」などと位置の記憶もてつだって整理がつく)
〇北原先生の解説として、
・品詞の指導を中学時代にある程度やっておいたほうがいい。品詞の概念がわからないと 高校にはいって五文形を習うときCといったって「なんだ」となる。
・簡単な部分は中学時代にやった方がいいのでは。辞書指導をからめて□(辞書の□(辞書の品詞表示)からいく。
・同じように動詞(の分類)も大事。-edの発音が/d/、/t/、/id/など。三単現のSも出る度にやる そうしなければできるようにならない。不規則動詞でてきたら、規則と非規則わけて、
⇒復習をしながら、生徒の頭の中を整理したり、既習事項の欠落を埋めながら先に進んでいく、という、「子ども目線」「こどもの頭ににやさしい」考え方がここにも充満していると感じました。生徒みんなで出し合って豊かな形容詞のイメージを共有でき、学ぼうという気持ちのもとに一体感が生まれる活動と思いました。
〇グループディスカッションより
・他の人がだした単語について、一緒にいろいろ考えることができる。表を最初からでなく後から配ることで、自分たちで出させると意欲的になる。
北原先生より:
・hot -hotterなどなぜtがダブルか、などフォニックスの観点からの問いかけ。
・今日生徒からでたconcreteは?ネイティブとしては?とKevin先生に質問。Concreterはありか? 英検のレベルは?など問いかけ。
・stupid stupidest ok badder baddestも最近はある。 more most つかうこともある
・副詞 副詞までなかなかできない 昔はていねいに形容詞と併せてでていた。
er est 一緒 クラウンは一緒にでてくる。 動詞 形容詞 副詞を説明することも大事
・more、most がつくのはの問いに「母音がおおい」といいた生徒がいた。「長い」
・副詞の最上級はつけない場合もあるが、つけるほうが多い。受験のときなどはつける方が安全。
・good bad など特別な変化のもの。far farther などなやましい。late later latter もある。面倒。
・いきなり例外をだす先生がいる!!子どもたちが自分で出したやつは覚えやすい。
2 ギネスブックをつかった最上級
A4縦の紙の左側にWorld’s smallest bird/ World’s, biggest fish/ World’s sleepiest animal, などが60近く並んでいいて、右側にそれぞれの答えがのっているもの。半分に折って、
ペアで、出題し答え合う活動。子どもたちの様子は、楽しそうだった、と。
⇒country that drink the most coffeeや country with the most bicyclesなど、興味深いものが、未習の後置修飾で表現されているものも。コーヒー最大消費国は以外でした!
2 わくわくナルホド英文法
〇グループディスカッションより
・生徒が自分の意見を人と違っても言えた、K先生の日ごろの指導、女子高だからか。
・紙が、とってもいい。(タブレットとくらべ)折りながら レベルアップできる。
・私も紙でやっている。ノートに貼らせる 捨てずにとっておいて、ここのページをみたらわかる、としておく。
・しつこく説明しなくても、流れがわかる わくわくペアワークの良さ。
〇北原先生より:
・生徒用のシートについては、全部黒板に書いていた、それも大変だということで、ICTだし、時間ができたので、この教材を開発した。
・ノートに貼るのも大変では? そこはICTとの比較で、どうだろう。
<休憩後>
示範授業の配布資料より、英語で書かれた「allotment」(このLessonに当てられる全6コマ、各時間の計画)を詳細にみながら:
〇北原先生の解説
1st periodでそのまんまスキットの文が掲載
スピーキング活動として楽しいものを、と思い作成。楽しい=(ある程度)むずかいしもの。
新文法導入と同じ日には通常やらないが、今日はやった。
〇そのまんまスキット(またはBasic Dialogue)誕生の経緯について:
・中一の教科書本文は、かつては生徒が全部暗唱できた。2,3年生は(長すぎて)暗唱できない。だから、ターゲットの文法事項がなかなか定着しなかった。最低限、この4行だけしっかり覚えよう!テストにも丸出し!というものを、自前でつくるようになった。
・これからは、AIでもいけるのではないか。as~as とか。むずかしいものになってしまうかもしれないが、プロンプト次第かもしれない。
〇北原先生より、今後の英語教育への危惧(再び!)
もうダメじゃないかと思ってしまう。若い先生ほど古い授業やっている。楽しくなかった、つらい過去わすれて、そのままやってしまう。「(教師の方が)適当なことでもいいいからその場で英語をしゃべるといったこと(自然に話されている英語)に触れてこなかった。これが中高大ですくなくとも10年間つづく。ぼくは大学4年間、ESSでやってきた(ので生徒に英語で話している)一方帰国子女のほうも(上智大で聞いた)友達に文法事項きかれても、答えられないなど辛い時を過ごしてきた。英語の歌にどっぷりつかった竹内まりやみたいな人もいるが、・・・そういう英語の音に触れてないひとたちが、これから授業やっていく。」「北原メソッドを広めるためにやってきたこと、二つ。一つは、生徒の映像を必ず見せるようにした。それを新幹線や飛行機で見に来てくれる人もでてきた。もう一つは、ことあるごとにデータを出してきた。この二つが封じられている。たとえ研究会であっても出してはいけない、個人情報だから、と。このままでは英語教育よくなるどころか現状維持もできないのではないか。」
1 じゃれマガカルチャー㉑
2019より、Reader’s Corner: A Country with Many Natural Disasters
一斉に各自読み、先生が朗読し、Question の答えチェックのあと「Have a look at the underlined parts」と先生が言って、順々に語彙や文法についての問いかけ、たとえば・・・
・I don’t remember how many typhoons have hit Japan ⇒どこで習った?3年( )-( )
・powerful enough のenough の□(品詞)は?
・electricity これの「形」は?
これにつづく「即興発話練習」では
1 先生がAre you afraid of typhoon? What do you always do when typhoon is coming? What’s your memory about typhoon? 北原先生が英語で、いけすからあふれてきた高価な金魚をつかまえらえたこと、停電なので冷蔵庫の食材が悪くなってしままえに、どんどん食べさせてくれたことなど、子供時代の楽しかった台風の思い出を話されました。
2 ペアで「台風」を自分の経験を交えて外国人に説明しよう。本文の語句や表現をつかってもよい
2 「中学から始める英語フォニックス指導」⑤(最終)
第5章 フォニックスを生かした家庭学習と語彙指導
1 1年生の夏休みの宿題
*「北原先生は夏休み中に宿題をやったことがない!」――夏休み遊びまくるため、宿題を先生たちにせがんで前もって教えてもらい、夜中まで勉強して、終業式まえまでにはすべておわらせていたそうです!
・(既成の)サマーワークをかつてさせたがいまはやらない。40日間、音とはなれることが心配だった。1学期一生懸命やったことが、イントネーションもくずれ日本語発音にもどってしまう。音読マーカーを10個(1×5回×10=合計音読50回)つけてくる。長先生がおこなった星読みがルーツ。5個うまれば、5割の人、10個埋めたら、みんな読めるようになる。
・はじめは 口の筋肉つけるため大げさにやらなくてはいけない。(「そんな風に(大げさに)ネイティブは発音しない」といった人がいた。トレーニングの過程をわかっていない!普段つかわない筋肉をつけるにはそうする必要がある。
・「「暗写」も大事。音声の文字化(encodingといい、その逆はdecoding)言えるものを書くこと。
2 既習語彙と既習文法の復習プリント 1年生2学期以降
・いまは、ネットや教材もあり自分でどんどん学べるが、前はネイティブがこなかったら、生の音がきけなかった。」
「復習すること――上智大生(学校教育成功者の)でも、ほとんど学校では復習をやってくれなかったという。「これ習ったよなー」でおわり。復習は意図的に学校でやらなくてはいけない。やってきたのが北原メソッド。できない子がいなくなるまで。高校いったらトップクラスになる。
・スパイラルシート」は 20代のころから作ってきた。全部の授業で プリントをつくっている人がいる。ワークブックと一緒じゃないかというものもあった。無駄じゃないのか。新しく習ったことの練習問題はあるが、教科書の本文わからないのは、既習事項をおぼえてないから。だから既習語彙、文法を復習する。
今日の示範授業で、ある生徒が「このプリント見たことある。兄がこのプリントもっていた」と。この生徒のお兄さんが、北原先生のもと北原メソッドを身に着けた若い先生が教えている中学校の生徒1,2,3年とその先生のもと授業をうけて、いま、準2級の面接待ちだそう。
⇒99ページから102ページまでの、スパイラルシートへに掲載するもののカテゴリーと実例がでていてとても参考になります!幹本でも、上と下と両方にでていましたが、こちらはさらに網羅的です。
p.103~「辞書指導」
北原先生:大修館「英語教育」の最新号2月号は「辞書引き」特集。しかも紙の! 何と言いう皮肉!!!
上智大生にあるとき聞いたら、 電子辞書 1名 紙0 あとはみんなスマホ。
p.106~109 教師間で共有可能なフラッシュカードによる指導について、実践例がご自身の言葉で掲載されているN先生ご本人登場!
「幹本を学校において、何ページですよと、コピーしてこのページを使います、ボードをつかって こうです、って生徒役になってもらって、やってみた。フォニックスの専門ではなかったが、あとになってこれをこれがフォニックスにあたるんだ、と北原メソッドなぞりつつおぼえた。やりながら、生徒がN先生みたいにやってくれ、というようになり、他の先生から聞かれるようになった。8年間かけて。最初から「よしやろう」ではなくて、北原先生の名前は他の先生も知っていて、むしろ重荷な感じもあった。新人の方は、まっさらなので、すべてスムーズに入る。臨採の先生でも堂々とできるのは、全部だしてくださっているので幹本みれば、なぞりながらわかっていく、みんながやってくれるように指導案つくって、とやる�
�自分の負担にもなる。完全にやってなくても、それ以上を求めない。A・Bパターンずれてしまうから、途中だとしても予定通りすすむ。生徒が心配して「ここやらなかったけど?」と。「ああ大丈夫。そのうちまたやるから」と答えるようにしている」
p.109 入試でも役立つフォニックス講座
ここで、実践例掲載のK先生登場。
「千葉県の私立の入試問題。音読ができたらできるようになるよ、と話している。ow はアウなど。3年生でいきなりやらせてもだめ。北原メソッドで積み重ねていく。」
〇北原先生より
・暮れにテレビでやっていた映画について「小学校 ちいさな社会」⇒詳細は北原先生、エッセイ1211に詳しく書いてくださっています!
・フォニックスの考え方が大事で、孫たちに実験、結構いけている。
・泣いたり笑ったりしながら、大きくなっていく。映画のなかで、先生が迷いながらやっていく様子もでていて、生徒の笑顔ですくわれて、またやろう、もっと頑張ってみようかとおもう。
P114の「あとがき」にもあるように、英語だけでない、全人教育を目指してやってきた。
音から離れない、ということ、生徒の学習過程に無理をかけない、無駄なことをさせない。それでいて徹底すべきところは、適切な時期に、しっかりと身につけさせる。その学びの過程を楽しいものにしていく。北原メソッドの根本の考え方と、その実践例の深さと豊富さにまた圧倒されるおもいでした。一つひとつ、自分の実践に落とし込めるように、して参ります。
大病された直後にいつもと同じようにご指導くださった北原先生、本当に有難うございました。何卒お身体お大切になさってください。
みなさま有難うございました。
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北研1月例会の報告です。2回に分けて送ります。
1. 北原先生師範授業
生徒は昭和女子大附属中1年G組20名ほど。1年生ではあるが内容は2年で習う比較。
①自己紹介
いつものknob&keyにプラスして北→north、原→field、延→everlasting、晃→sunshine、いい名前でしょ、みんなも自分の名前、英語にしてごらん。
②わくわく英文法
キャラクターのイラストを見せて、適する形容詞を言わせる。書けた人から立つ。「スピード命」「とっとと書く」「なんでもいい」「答えは1個じゃない」「つづりはどーでもいい」発表させて、同じ答えの人は繰り返して座る。
新しい文法事項の-er、the -estは提示する。「かならずtheつけて」「なぜthe?」「theは限定してるもの、一番って決まってるものだから」
③ギネスブックを使った最上級プリント
ペアでプリントを見ながら、「世界で一番…なのは?」を当てる。答える方は紙を折る。
④知っている形容詞
「全員に言ってもらうよ」「えー」「パスしてもOK」「えー」と言いながらも次々と形容詞を答える。concreteなんて言う難しい形容詞を答える生徒も。形容詞でないものを答えた場合はそれを形容詞に変えてあげる。
出てきた形容詞、対義語同士を結びつける。-er, the -estをつけて読みの練習。真ん中の形容詞共通点は?「母音がたくさんある」「長い」
⑤中学3年間で習うプリント
プリント配布時に1枚足りないと言う生徒に「英語で何て言う?」
「書いてみよう」「書くときに言いながら書くといいよ」hotterについて説明。「hoter」だと発音が異なってしまうことを確認。「副詞は動詞を説明するよ。walk fast,walk slowly」。
ギネスブックを使った最上級プリントに戻り、比較級、最上級の3種類を確認。
⑥わくわくペアワーク
対話文の練習。「自分の声、聞こえてる?」「鼓膜を通して自分の声が聞こえないと意味ないよ」の声かけで生徒たちの声が大きくなる。最初はペアで「いろんな人とやって。」
活動後、参観している教員も含めて答え合わせ。手を挙げさせる。
⑦今日の内容の確認
黒板の形容詞の板書を指しながら、「
これはp.70、これはp.72、これはp.74に出てくるよ、メモして」比較級、最上級に3つの種類があることを確認。
私にとっては生で見る初めての北原先生の授業でした。とても楽しみにしていました。
まずは生のknock & keyが見れたことに感動。北原先生はイマイチとおっしゃってましたが私には十分受けていたと感じました。
今回で印象に残っているのは北原先生の様々なお声かけです。いつ、どんな声かけをするのかが改めて確認できました。
hotterの説明を音声ですること、最上級のtheを限定だからと説明すること、形容詞を生徒から出させて、それを分類することなど、ギネスブックを活用することなど授業で使いたいことがいくつもありました。
病み上がりのところ、本当にありがとうございました。まだまだ寒い日が続きます。どうぞお身体をお大事にされてください。
師範授業後の通常の北研については後ほど・・・
1月例会報告その2です。特に印象に残っていることについて書かせていただきます。
2. 通常の北研
①示範授業について
・高校で習う5文型に備えて品詞の確認を中学時代にしておく必要がある。本日の形容詞を出させて、分類する活動は動詞の活用のときにもできる。
・自分で出した語は覚えやすい。
・生徒のつぶやきを返すのも先生の仕事
・紙だと折ることができる。また、折っていることがみんな分かる。
・パワポのわくわく英文法は時短になる。
・キーセンテンスが本文からだと難しくなってしまう。2、3年の本文は長くて暗唱できない。basic dialogueは4行。これだけは覚えようと言える。
②ジャレマガカルチャー
・テーマは台風。神戸女子大でやったときに「川が氾濫した」を言えなかった。floodを知っていたのは1人。簡単な単語でどう説明するかを考える。
③最近の英語教育についての危惧
・生徒のデータや映像が出せない。
・若い先生ほど楽しくなかった昔のやり方で教えている。
3. 中学生から始めるフォニックス指導
①音読について
・夏休みの宿題として北原先生が出していたのは音読のみ。夏休み明けに音読テストを実施。
・普段使ってない筋肉は大げさに動かさないとできるようにならない。やがて、速く言えるようになり、自然にできるようになる。
・全員音読マーカー︎5個で5割
全員音読マーカー︎10個で8割の
生徒がスラスラ読めるようになる。
・音読できるようになったら、暗写。言えるようになったものを書く。
③スパイラルワークシート
・学校でしかできないこととして、意図的に復習をする。
・スパイラルワークシートは復習事項のみ。
・載せるものは数字、類語、コロケーション、品詞の変換など
・すでに書けるものは書かなくて良い。
④辞書指導
・前回の指導要領から「辞書の使い方に慣れ、活用できるように」とあるものの実際には辞書指導を受けていていない生徒が多い。
・今月号の「英語教育」の特集は「辞書を引く、読む、味わう」
・北原先生の最終提案は中学で紙の辞書、それを踏まえた生徒は高校からは電子辞書も可。さらに中高で紙辞書を学んだ大人ならウェブ・スマホ辞書も可。
⑤おわりに
・音声から離れなければ誰でも英語が話せるように、書けるようになる。
・英語で訳する練習をしなくても「はだしのゲン」の英語台本が作れた。
・「しょうがっこう〜それは小さな社会〜」は見て欲しい。
・「中学生から始める英語フォニックス指導」は最後のまとめの本として書いた。
今年度の目標として「北研に毎月参加する」を掲げてました。最初は通常の学校業務に追われ、参加を躊躇するときもありましたが、最近はそれがなくなりました。なぜなら、毎回、新たな学びがあることを心から実感できたからです。そして北研なら素晴らしいところは北原先生からはもちろんのこと、北研の皆さまからも学ばせていただくことが毎回あるところです。今後もよろしくお願いいたします。
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大変お世話になっております。示範授業と例会に参加させて頂きました。数々の伝説を作ってきた北原先生の示範授業を見学させて頂ける千載一遇のチャンス。
動画では見られない現場で起こるやり取りや即興、授業が盛り上がっていく様子をワクワクしながら拝見でき大変感銘を受けました。見学している私が「楽しかった!」と思う授業がそこにはありました。生徒中心の授業だからだと思います。
あっという間に授業が終わった感じです。生徒たちを飽きさせない重厚な内容とスピード感は本当に凄いです。
このような授業を受けていけば生徒は一生モノの英語力が身に着けられるだろうなと確信しました。
授業が楽しいってこういうことかと改めて感じた示範授業でした。
また北研メンバー皆様のレポートが授業を見ていてわからなかったことをうまく補完してくれます。本当にありがたいと感じました。
以下示範授業と例会で特に勉強になった点になります。
〇示範授業
・北原先生の英語での自己紹介は圧巻。自分に置き換えたらどう表現するかな?と生徒も自分の名前のルーツを考える良い機会になったはず
・発問をして生徒に考えさせる時間、生徒に発表させる時間、先生が解説する時間の取り方が絶妙で多くのことを学んでいるのにゆったりした授業に見えた
・教科書だけを教える授業とは対極で、教科書の内容を盛り込みながら無理なく知識を広げていく授業だった(プラスαで学べるポイントが無数にある)
・ターゲットとなる文法や単語をスパイラルに学べ、積み上げられる内容が多く盛り込まれていた
・「ギネスブックを使った最上級ペアワーク」では、クイズを用いながら何度も口にすることによって表現が身に着く工夫があった
・音声中心の授業でまるで英語シャワーのようだった
・「スピード命」で生徒に答えさせる。間違っても良いと伝え授業内の心理的安全性も確保しながら授業の展開がされ、生徒のレスポンス力が上がった
〇例会
・じゃれマガは「台風」がテーマ。災害大国の日本では外国人に伝える際に必要になる表現が多くある。実生活で使える英語の要素が多い内容だった
・夏休みの宿題で課題帳(サマーワーク)は使用しない。音読を宿題として出していた。夏休みの40日間音から離れると大変な事態になる。休み明けに音読のテストを課した
・改めて辞書の必要性を感じた。生徒一人ひとりが自律した学習者になっていくためにも大切な要素が詰まっていると感じる
・今回が「中学生から始まる英語フォニックス指導」のファイナルだったが、フォニックスは網羅的に教えずに授業で出てきた単語をスパイラルに教えていく重要性を学ぶことができた
以上になります。体調が万全ではなかったにも関わらず、生徒たちそして北研メンバーのために示範授業をしてくださった北原先生には感謝申し上げます。今後もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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いつもお世話になっております。1月の例会でも大変ありがとうございました。レポートを提出いたします。
AM 示範授業(New CROWN Lesson 6 「比較級・最上級の導入と練習」)
0. 授業前の準備
生徒から出てくる形容詞を分類して書くための縦ライン、ワークシートの綴ミスの訂正を板書
1.北原先生の自己紹介(knob & key)
名前の漢字と単語を結びつけ、生徒から引き出しながら。生徒の緊張も徐々にほぐれ、反応が活発に。
2.導入
①ワークシート「17 最上級 (the -est)」
・空所を埋めた生徒から起立。Monster Pico is -. の空欄に入る単語として生徒が挙げた、cute,
purple, tall 等、全てOK. 北原先生「スペルは違っていいよ」「これ、今日やること」「これもNew」
・最上級のtheについての説明「3人のうちの一人に限定するから」
② ギネスブックワークシート(World’s —– est ◯◯)
・ワークシートを縦に折ってペアワーク。途中で役割交代
・内容が興味深く、生徒は楽しそうにどんどん活動を進める。
北原先生「順番通りでなくていい」「当たってたらOK」
関係代名詞節の部分(country that eats the most
chocolate)を中学1年生がどう理解していたのか、文型は分からなくても内容は掴んでいたのでしょうか。
③生徒から引き出した形容詞を3分類しながら黒板へ
・端っこじゃんけんで順番決め、全員が担当。難しい形容詞も含めてどんどん生徒が形容詞を挙げていく。
・生徒は「なぜ3分類?」と思考し推測しながら取り組んでいる。
北原先生「Open your note book. Divide into three parts. 知ってる単語だけ書いて」「tallって
どういう意味? 分類は? 辞書だと?」「つまったらパスでいいよ」「今の”r”の発音いいね」
・品詞 beauty-beautiful 、excite-exciting、catchy-catch 反意語
small-big/large、long-short、high-low について確認
・–er, the –est の形容詞、more, the mostの「長い形容詞」、不規則変化形容詞 good, badについて確認
④「中3で習う形容詞」
・原級の形容詞を見て、その比較級と最上級を表に書き入れる。
・後ろに「*」が付いているのは、絶対覚える形容詞。前に「*」は要注意。 hot- hotter hoterがなぜダメかを発音で示す。
北原先生「最上級にはtheをつけて」「間違えてもいいから速く」「黙ってないで言いながら書くといいよ」「(ワークシートが届かず、一枚ほしいという生徒に対して)In English」
・副詞についての説明。動詞を説明するもの。
・more, most について、ギネスブックワークシートに戻って説明。the world’s most expensive food、country
that eats the most chocolate
北原先生「3っつのパターンがある。今日は–er, –est。今日はここまでわかればOK」 3分類をどこで学習するのかがわかるように、ページを板書。
⑤わくわくペアワーク 「どっちが長い?」
・北原先生の範読、リピート
北原先生「自分の声が聞こえないと意味がない」「発音をきちんとやると単語を覚える」
・「やりかた」の日本語の説明文を全員で読み上げる。
北原先生「分からなくなる人いるじゃん」
・ペアを替えてどんどん進める。
北原先生「なるべく本文を見ないで」「もう見なくても言える人は折ってやってみて」「チラ見していいから」
示範授業の振り返り
◯比較表現の前に、既習の形容詞を復習したことについて。
初めて示範授業を拝見し、北原先生の生徒への声かけに大注目しました。授業を通して、本時のゴール、活動の意味、活動の進め方が明確に示されているだけでなく、品詞感覚、単語力、効果的な学習の進め方についてについての配慮も細やかで、北原先生がいつも話されていることや著書に書かれていることがより深く理解できました。
・品詞についての概念がないと、SVOCは理解しにくい。中学時代に簡単なものは押さえるべき(名、形、動、副)
・動詞も同様に3分類(過去形 –edの発音、三単現 –sの発音)。音で分け、何度も何度も繰り返すこと。
・(復習として)教師が全てを与えるのではなく、生徒から引き出すこと。友達が出した語は覚えやすい。
◯ワークシートについて
・ギネスブックのワークシートは、内容が変わらないのでずっと使える。生徒に予想させながら活動できる。未知語については、生徒の疑問を取り上げてフィードバックすることが大切。
・ワークシートを折ることで、効率的に活動を進めることができる。教師がレベルアップを見取りやすいだけでなく、仲間への刺激にもなる。
◯指導案について
・キー(ターゲット)センテンスは本文から持ってこない。本文はトピックに左右されるため。現在の教科書は本文の暗唱が難しくなってきている。本文の暗唱より、Basic
Dialogの暗唱を!
例会
1. ジャレマガカルチャー21 Readers’ Corner: A Country with many Natural Disasters
① 範読
② 復習 文法用語は使わない。代わりにどこで習ったかを確認 Another(意味), enough to〜(enouughの品詞)、hundreds of thousandsっていくつ?electricityの形容詞はelectric、even now(意味)
③ペアワーク
生徒が言えなかった表現を取り上げて、全体で英語表現を確認する。楽しく対話できるように、実体験を交えた内容にする(「〜を、自分の経験を交えて外国人に説明しよう」)。
2.「中学校から始める英語フォニックス指導」⑤
これからの英語教育について
若い先生ほど古い教え方。適当でいいから英語を話す経験がない、音から入って楽しんで英語に触れてきていないのではないか。帰国子女は英語はできるが、文法が分からず辛い状況。
◯夏休みの宿題
北原先生:40日間、音から離れさせたくない。→学習したページの音読を夏休みの宿題とし、休み明けに音読テストを実施。
◯音読マーカー(☆読み) 1☆(5回)×5=25回→クラスの半分がスラスラ、×8=40回→8割がスラスラ、×10=50回→全員がスラスラ ※全教科全国平均以下の生徒たちでも可能
◯英語特有の音( f,v,th)の発音指導
最初は大袈裟に指導することが大切。普段使わない筋肉を使って実際にやること。速さが加わり、徐々に滑らかになる。
◯暗写(エンコーディング)
言えることを書く。頭の中に音がないのに書かせてはいけない。
◯既習語彙と既習文法の復習プリント(学校でしかできない復習をしっかりやる)
Spiral Worksheetで復習が必要な語彙と文法を押さえる(参照p.99〜)。生徒はできる箇所は飛ばしてよい。13の発展問題は必ずやる。
◯60秒クイズ 田尻先生から
入試直前のチェック活動。語彙の導入は必ず場面と人間関係がわかる文脈の中で導入する。
3.辞書指導
学習指導要領で辞書の活用について記載されているが、紙版の辞書が減っている現状、どこでその辞書を入手できるのか!?現実はスマホアプリの使用が大多数(上智大)
4.フラッシュカードの使用は継続的に
5.ネイティブによるパフォーマンステスト
6.教師間の共有について、能美先生と河瀬先生から
N先生:完璧を求めない。「どうですか」と声をかけ口頭で共有。幹本をコピーして必要箇所にアンダーラインを引いて共有。生徒から「能美先生みたいにやってください」という声が挙がってきた。
K先生:音読ができれば、千葉県の私立の入試問題もできるようになると話している。北原メソッドを積み重ねていく。
北原先生から「小学校―それは小さな社会」についての紹介がありました。私は昨年、同僚に勧められて映画館で観ました。特段の音響効果や派手な演出はなく、淡々と小学校の日常を切り取っているように見えますが、ものすごく現場の空気が伝わってきて「わかるわかる。そういう場面ある」と、子どもにも先生にも感情移入して涙が出てきました。日本人として大切なことをしっかりと育むことが学校に根付いているなと強く感じました。
新潟は荒天で、懇親会まで参加して帰ったら駅前でタクシーを捕まえることができないのではないかとビビっていました。ですが、師範授業、定例会、懇親会のフルコースに参加させていただき大変有意義な時間を過ごさせていただきました。参加の先生方から他市町村の様子を直にお聞きできた大変貴重な機会でもありましたた。
退院後の日も浅い中でご指導くださった北原先生、そして会場や懇親会の準備をしてくださった近藤先生、今回も大変ありがとうございました。どうぞ健康第一でお過ごしくださいますように。
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2026年1月24日 示範授業&1月例会北研レポートを送付させていただきます。
昭和女子大附属中学校1年生の、近藤先生のクラスで行われた北原先生の示範授業
北原先生の示範授業を参観させていただくのは、高槻市で1回(A先生の学校)、京都市で3回(N先生の学校2回、自分の学校で1回)、そして今回の昭和女子大付属中で5回目でした。なんてラッキーなのでしょうか。北原先生にとっては10月のリベンジ(その時はK先生が見事にピンチヒッターを務められ、北原先生の指導案を元に、初めての活動に生徒達もよく取り組めていたことを覚えています。)で、並々ならぬ思いで来てくださるであろうことを考えていたら、北原先生のお姿を目にしただけで涙が出そうになりました。
今回の授業は「比較」の授業で、ギネスブックの記録を北原先生が提示されましたが、北原先生こそがギネス記録に載るような記録を更新されていると感じました。北原先生のご経験と年齢でこれだけ授業の内容・回数の示範授業をされている先生は、他にはいらっしゃらないと思います。しかも、退院されてすぐの今回でした。
示範授業と言うと、生徒も構えると思うのですが、昭和女子大付属の生徒達は、緊張感もあまりなくとても自然に見えました。K先生の日頃の指導の賜物、と思う場面がいくつもありましたが、その1つは、英語を使うことが当たり前で、1人ひとりがリスペクトされていて、自己肯定感が高いこと(ように見えました)です。
北原先生のすごさ① 観察力
今回もそうでしたが、北原先生が作る空気感がすごいです。飛び込み授業なのにも関わらず、毎回授業が始まる前には必ず生徒の持ち物等に注目し、それについて「これ、いいね」などと、ほんの少しの時間ですが、楽しそうにおしゃべりをされます。教室の片隅にそんな空気を作りながら授業がスタートします。
北原先生の授業はa knob and a keyから始まりました。生徒の反応をよく見られていました。ご自身の漢字の読み方に加え、これは今回初めて観ましたが、それを英語で説明されていました。「この子達はできる、いける」とすぐに察知されたからだと感じました。
指導案の中身も、そんな生徒の反応や能力を見て、当初予定されていたものから即座に変えられたのも、職人技でした。
北原先生は、いつもたいてい生徒の姿がよく見える教室の真ん中あたりにいます。無駄に動きません。いつでもどこでも常に余裕を持って全体を見られています。その理由は全体をじっとよく観察するためですね。これも改めて感じました。
北原先生のすごさ②発話(マジックワード)
「何でもいい」「ゆっくりやっても意味ない」「スピード命」
「間違ってもいいから速く」「だまってないで言いながら書くと覚えられる」
先生の発話は最低限。比較級tallerが出たときに「今日やるやつね。この後やりましょう」とさらりと、次へ、そしてどんどん進みます。くどくど説明しない。最上級のtheについても「どのようなとき使ったかな。決まっているもののときつける。3人いて1人を限定するとき。」スピード感は一定でした。
生徒が列ごとに1人1つ形容詞を言う活動で「cool」という形容詞が出たら、「僕のことを見て言った?」と間髪入れずにユーモアを。さらに「short」が出てきたら「足を見ないで」とさらなる笑いを誘う一言で場の空気を温めます。
生徒の未習語( concrete)などが出てきたら、すかさず「よく知っているね」とほめたり、「3年生レベルだね」と生徒の自尊心をくすぐります。
列ごとに配布したプリントが足りなくて、自分の分を他の人に回していた生徒の姿ももれなくキャッチし、「自分の分を後ろにまわして偉い!」と褒めます。
わくわくペアワークの英文音読で、「自分の声が聞こえる?鼓膜を通して頭の中に入れてください」ペアワークの紙を「なるべく見ないで。見なくても行ける人は折ってね」とファストラーナーを刺激。
先生の発話が授業のスパイスになったり、促進剤になったりと、どれだけ教師の発話が授業の流れや空気を作るのかを感じます。
北原先生のすごさ③無駄がない
書いたら立つのであれば、立った人同士で書いたことを確認させたり、空白の時間は作らないし、作らせません。
形容詞をノートに書くよう指示した時に「全部写す必要ないからね。知っているのだけ書いて。」と無駄な時間と労力はかけさせません。
生徒が1人ひとり順に発話した形容詞を黒板を3つのパートに分け板書するも、説明せず、「共通点は何?」と生徒の答えを引き出します。視覚的に教師の説明がほぼ不要になる板書をされ、簡潔に「er,eatは-ful などつけると長くなるからつけない」また、反意語同士に矢印(⇔)を書くなど、一石二鳥の板書もします。(しかし、もちろん板書には時間をかけません。)
形容詞一覧を提示した後、「あとあとの授業でやるし、全般的な話をしました。」と付け加えて、次への展望を持たせました。
北原先生のすごさ④俯瞰的
「比較」が教科書に順番に出て来ずにいっきに出てくる教科書が多いのですが、北原先生はこの比較の単元の1時間目にer,est, more, most, better, bestなどの一覧表を配布し、ごく簡単に説明。例えれば、木を見せるのではなく、森を見せて、これからやっていくことを提示。これは全員にとっても見通しが持ててよいのはもちろん、特にファストラーナーにとってはありがたいものだと感じました。この一覧表は、20年以上使っていると北原先生はおっしゃっていて、「あれ、これ北原先生の授業で見たことあるぞ!」と思いました。今日、やっとそのプリントを発見しました。日付を見ると令和元年11月9日の赤坂中での公開授業でした。そのときは、比較の授業の2回目だったようでした。そのときのメモやプリントをMLに自分が書いたものも見返してみたものを以下に書きます。
文化祭で偶然撮れた背の高さが同じくらい(でも微妙に異なる絶妙さ)の男子生徒3人の生徒の写真を提示。生徒は食いついて見ていました。その写真を効果的に用いて文法指導(ノート)、There are ~.構文にはじまり、原級tall, 比較級taller, 最上級the tallestを順番に提示。次にas tall as を、そして最後に本時のポイントpowerfulとつづりが長い単語を提示。
次にあの20年以上使用しているプリントを用い、beautiful, carefulなど長い単語を指し、「ここからわかることは?」生徒は「長い。」北原先生は長い短いの差を音が3つあったら長いこと、語尾にful, al, ousがついてもmore , the mostをその語の前につけることを伝えました。
その後にBD、次に「Quiz show time!」とギネスブック(子ども向け。娘さんと親子でホームステイしたときに手に入れたもの)を使って、World”s Biggest Fishなど、世界一のものをどんどんページをめくりながら生徒に質問。(1ページに1つの世界一のものがカラーのきれいな絵や写真と共に載っていて子どもの心をつかむと感じた。)生徒は、今日習ったmore, mostを意識。いくつかやりとりした後、「問題やって終わりましょう」ともう1枚のプリント(タイトル「ギネスを使った最上級」World’s smallest birdなどのギ40題の質問。)を配布。生徒はまず1人で解いた上で(中国から来た生徒には、「中国語でもいいよ。」と伝えました)約2分後「相談タイム」ペアでしゃべり、その約1分後、残りを「宿題」「誰が一番物知りか。」をされ、残り時間約3分は教科書のリスニングをされ、終わりました。
このときの公開授業の資料を探すにあたり、たくさんの例会でいただいた資料を見返す機会となりました。北原先生の大量の授業データ、実用的な年間指導計画や週案、無駄のない指導案等々、お宝の数々。北原先生が毎月の例会の資料の準備、そして緻密な計算の上での実践をされてきたことに改めて驚きました。それがもう235回目とは、超人的です。
<例会にて>
例会では、示範授業の研究協議もしてくださいました。この研究協議、北原先生の解説がとても大事だと帰り道に改めて気づきました。というのも、授業を観る目というか感度というのは、びっくりするくらい人それぞれで差があるからです。例会の中で北原先生が、北原先生や中嶋先生、田尻先生方、英語教育界が一番盛り上がり、けん引されてきた先生方が引退したら、英語教育界は暗黒の時代になるのでは、というお話と、「若い人ほど昔の授業をしている」というお話からもつながるのですが、何がよい授業か、どうしてそれがよい授業か、という授業を観る目を磨いたり、学ぶ機会も、ICTが入り学ぼうとする意欲も(ICTを使ったら授業が何となく成立するので)減ってきているでは、と私自身が思うからです。
京都市内の公開授業に関しては、授業者を観るというよりは、生徒の学びを通して観る(生徒の姿から学ぶ)形になっているのですが(指導者の授業批判につながること等の回避)、それはそれでいいと思います。ただ、何がよくて何をどうしたらもっと授業がよくなるか、何がよい授業かを学ぶ機会には、自分が求めていかない限り、なかなかなり得ないかと感じるからです。(これは指導主事の指導力にもよると思います。)以前、授業者として授業をした時に私自身それを感じました。また、9月に本校で北原先生に示範授業をしていただいた時も、一緒に参観させていただきました若手教員に後で感想を聞いたところ、何だかとんちんかんなことを言っていたこともあったり、ベテラン教員に関しては、さほど感じることはなかったの?という残念な反応だったり、「これ、研究協議が無かったら、もっと北原先生の授業の凄さや深さは気づけてなかったのではないだろうか」と感じました。しかし、他校から参観に来られた英語教師の反応は、よいものばかりでした。さすが、わざわざ学びに来られただけあるなぁ、と思ったことを思い出しました。
では、どうしたらいいのだろうか、と考えたときに、北原先生が示範授業で「あー、楽しかった」とおっしゃったように、まず自分が同じようなことを毎回言える授業をすることかな、と考えました。(楽しさは伝播するので。)また、どんなときも目の前のことや些細なことい目を奪われず(木を見て森を見られていない日々で反省しています)、北原先生のような「全人教育」を目指すことだな、と今回の示範授業、例会を通して自分の中に落ちました。
例会でフォニックスの本に掲載された授業実践のお話をしてくださったN先生、K・N先生。周りを巻き込む包容力や行動力、推進力、いつも参考になります。今回も全てのコーディネートをしてくださったK先生、ありがとうございました。コロナ後、全くお会いできていなかったS先生、直接お会いでき嬉しかったです。
北原先生に、数年前に「北原先生、山崎豊子(「沈まぬ太陽」などの著者)のように、命ある限りご指導してください」とお願いさせていただいたことがあります。北原先生は、きっと私たちのそんな思いに応えてくださっていること、こんな機会をくださっていることに心より感謝申し上げます。それがどれだけありがたいことか、幸運なことかを感じずにはいられません。これからも学び続けさせてください。
お体大切にしてくださいね。また伺わせていただきます。よろしくお願いいたします。
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先ずは北原先生の気丈なお姿を拝見して、本当に嬉しく思いました。と同時に、北原先生が授業を通して伝えたいことを、先生の一挙手一投足を観て、しっかり受けとるぞ!と心が震えました。
K先生の担当されているクラスでいよいよの北原先生による示範授業です。生徒数<参観者のような状況で始まりました。
授業が始まる前に、北原先生が近くの生徒に声をかけられている姿があり、どんな声かけ?をされているのか、とても気になりました。おそらく、生徒の机上の動物の筆入れについて質問されてあったのではないかと推察します。カモノハシの筆入れでした。先生も生徒も笑顔になっておられて、ああ、こういう所が参観することでわかるんだ!と観ているこちらまで緊張が解れました。北原先生の授業に向かわれるお心持ちに触れた気がして、思わず目が潤んでしまいました。
自己紹介:黒板の右側に、北原延晃と縦書きされています。Do you know my name?との質問に「きたはら…」と生徒さんが返したのを確認されて黒板にドアの絵を描かれ、ドアノブを指してknobを引き出し、Door is locked.What do you need?と質問されkey!と後方の生徒さん達が元気よく応えます!そして、a knob and a key,リズムに合わせてノブアンドキー、ノブアキーとなったところで、生徒達が、おー!と拍手を。
しかし、ここで終わりません。グローバルコースの生徒さんに対して、one more lecture. 北原先生のルーツが新潟にあることを伝えて、北→north,原→新潟といえばrice field,延→ever lasting,晃→二つに分けてみるとsun shine!生徒達の、黒板の文字と北原先生のトークに集中している様子がとても印象的でした。「自分の名前をこうやって紹介していくのも良いよ。」と優しく仰っていました。
なるほど英文法:
ここでは、私自身が長い間分からなかった事が明確に!なるほど英文法のシートの( )に、何でも良いよ!の意味がやっとわかりました。英語では、スピードが命!何でもいいから書いて。正解じゃなくてもいいから、綴りもどうでもいいから、書いたらstand up! 書いた人同士見せ合い、困っている人のサポートに行く。指名された人が読み、同じ表現だった人は復唱して座る。この流れが目の前で為されているのは、百聞は一見にしかずで思わず「あーねー」と呟いていました!
※この参観以降、黒板になるほど英文法を板書するのを止めました。書くとその表現が正しい答えだと生徒が思うからです。止めて、違う表現を発表した生徒を褒めたら、嬉しそうにしていました。また、板書する時間が減り、私も生徒の動きや表情に目と気がいきます。こういう事なんだ!と改めて北原メソッドを学び直した私です。
形容詞一覧:北原先生が「みんなが形容詞をどれだけ覚えているか、聞いていくよ」と言われ生徒さん達は「えーっ!」と。その時生徒さん達は心の中で「よしっ!」とスイッチを入れたのではないかなと思いました。次々に出てくる形容詞を、北原先生が3つの列に分類されていかれます。①の列は比較級・最上級に〜er,〜estが付く仲間。②の列は比較級・最上級がmore〜,the most〜になる仲間。③の列は比較級・最上級にするときに特別な形になる仲間。という事が後ほどわかるのです。そして、ノートに書くように指示されました。その際、全部写す必要はない事、知らないのは無視していいこと、を付け足されました。ある程度出てきた形容詞の中から、反対の意味になる単語同士を↔︎で記しながら、セットで認識させていかれます。なるほど!と唸ってしまいました。
まずは生徒達から知っている単語を出させてそれを分類していく。最初は、どうしてこの列にこの形容詞なのだろうか?と思っていた生徒さん達も、比較級・最上級の確認をしていくうちに理解されたのだと感じました。
その後に、形容詞・副詞の一覧表を生徒に配布されました。納得のタイミングでした!
ギネスブックを使った最上級のQ&A:プリントの左半分にギネスブックを使った最上級の表現がある。例えば、World’s smallest birdそして右半分にその答えがBee Hummingbirdという風にある。とても興味深い項目が沢山あり、個人的にはcountry that drinks the most→Finlandが、北欧のカフェ食器や雑貨がとても素敵で温かみを覚える感じに繋がり、大変納得しました。
わくわくペアワーク:どっちが長い?比較級を使った活動でした。Which is larger, Tokyo Dome or Fukuoka(Mizuho Pay Pay)Dome?のくだりで、福岡からきている私を指名いただきましたのに、正解を知らず申し訳ありませんでした。帰りしなに調べた所、大きさ的には福岡ドーム、収容人数では東京ドームでした。
最後まで生徒さん達が英語を話して聞いて終わる授業でした。
あっという間の示範授業でした。
ランチは構内のカフェテリアが利用できないとなり、外に出ることに。いつも行列が出来ていて、以前より気になっていた洋食屋さんにI先生、S先生とご一緒しました。行列納得の街の洋食屋さんという感じで、シジミのおみおつけがお腹にしみました。
北研例会では新たな学びと気づきがありました。
じゃれマガカルチャー実演Readers’ Corner:A Country with Many Natural Disasters
黙読→範読→Q&A→即興発話練習→川が氾濫して車から出られなかったことを英語で言うと?との質問に、ペアで考えました。Tyhoon made us to stay in the car.と答えられた先生がいらっしゃいました。なるほど!また北原先生の、江戸川に近いご実家での幼少期、台風が来て川が氾濫するとGold Fishを捕まえていたと、大変な状況での思い出をユーモアを交えてシェアしていただきました。
「中学生から始める英語フォニックス指導」⑤フォニックスを生かした家庭学習と語彙指導
一年生の夏休みの宿題
「音から離れない」授業を展開されるようになってからそれまでだされていた「サマーワーク」に疑問を持たれるように。「無駄なことはさせない」「コスパのいい勉強をさせたい」との思いから、音読マーカー(箱読み?)、音読テストを実施。その際の評価項目が具体的です。1.fの発音 2.vの発音 3.thの発音 4.lとrの発音 5.Linking (音と音のつながり)6.Intonation(英語らしい発音、声の強弱と高低)がきちんと提示してあります。生徒にとっても、評価するALTにとっても明確な評価項目だと考えます。なかなか、この項目が曖昧で、音読テストを主体的に学ぶ姿勢としての評価にしている教員もいらっしゃると聞きます。そうなると、評価するALTは生徒がきちんと発音が出来ていなくても、A評価をつけます…どの観点でどの評価項目・ 評価基準で音読テストを実施するのか、ALTと意思疎通をとる事が大切だと改めて思いました。
ちなみに現任校では、夏、冬、春と3回の長期休みには漏れなく5教科のワークブックがついてきます(学年で注文します)。そして、休み明けにテストが設定されています。「夏休みの宿題は音読だけ!」に近づけるのでしょうか(泣)
2 既習語彙と既習文法の復習プリント:スパイラルワークシートは、昨年度、今年度と3年生で使用しました。二学期の終わりまでには3年生は教科書の内容は全てや終わらせるカリキュラムで行っていますので、スパイラルワークシートも12月に最終ページに取り組みました!最後は生徒達も、挑戦状通りの内容に「わーっ、むずっ!」と言いながらも、いつものように解いていました。このスパイラルワークシートを通して感じことは、生徒のつぶやきが増えたことです。年度当初は、わからないところにスタックしていた生徒が多かったのですが、そのうち、復習するためのプリントなのだと分かり、わからない問題は飛ばして、わかる問題から解くように。また隣りの生徒と話し合うようになりました。まさに、自分たちで教え合いをしていました。
会の最後に年末に放映されたNHKの「小学校〜それは小さな社会〜」というドキュメンタリーの映画を紹介されました。私も家族と一緒にみました。連れ合いは長年小学校に勤務してきましたので、特に感じるものが多かったようでした。
北原先生が言及なさった「後ろにいる子達のために、自分は膝立ちをしている。こんな子ども達を、こんな人間を育む」というところに、教育の根っこを感じました。きつい思いをしている人に寄り添うことのできる人でありたいと思います。
小学校に入学したての頃の一年生の様子で始まった映画が、二年生になり、新入生を迎える立場で立派に演奏をしようと緊張と心踊らせている場面で終わりました。大好きな担任の先生と別れて新しい先生や友達と出会います。先生方の奮闘等…北原先生がKitahara de essay1211で詳しく書いていただいております。拝読しながら、映像が浮かんで来ます。ありがとうございます。
この度の示範授業と1月の例会に参加させていただき、本当に感謝いたします。北原先生、生命力溢れる授業と、お講義、本当にありがとうございます。どうぞお身体ご自愛くださいませ。また、ご準備いただきましたK先生、生徒さん達、ありがとうございました。さらに、全国から集われた先生方のお話にも心動かされました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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茨城の研修から帰ってきました。ご報告は後日にして、そこでのこととからめて何を書こうか…
…今日の茨城でも出た、「なんでもいいよ」(でも早く書け・言え)
示範授業では「なるほど英文法」の冒頭で、下線部に入れる形容詞を「なんでもいい」と。スピードの件はさておき、元のシートを変更してなぜそうなるか私にはわからない…
活動は続く、ギネスブックも。女生徒たちはおとなしく&しっかり先生のことをきいているが、ペア活動になると急に動き出す。で、「知ってる形容詞を1つずつあげる」お題に。「えーっ!」と叫びながらじゃんけんの順番決めで、燃える。
1年生にしてはびっくりするほど、どんどん語があがる。北原先生は級の変化の別を3段に分類する仕掛をしながら、反意語・類語、派生語などなど、ボキャビルを鮮やかに進める。(待ってました!って感じ)
ほぐす/動かす/広げる/気付かせる・考えさせる/まとめる、と、北原節が気持ちよく響きました。最初の広げる、がそっと生きている。
本日の茨城では、「なんでもいいよ」のあとで、正解が1つになることに「?」の先生が「なんでsleepだけが正解なのか?」私は「(語頭の)sを書いてジェスチャーしたでしょう、油断しましたね」と。「あー」
北原先生の授業はサバイバルです。
続きはまた。
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1月例会のレポートを送らせていただきます。
今回は私にとって初の “live” 授業をみさせていただきました。対面だからこそわかる多くの気づきがありました。
(1)無駄なことはカット
私自身の授業を振り返ってみると、同じ説明を繰り返したり余計なことまで言ってしまって説明が長くなったりしてしまうことがあります。しかし北原先生の授業は説明を端的に、そして可能なものはシンプルな英語で語っていました。生徒のためと思い込んで説明を「丁寧すぎ」にしてしまうと、かえって理解を妨げてしまったり生徒の発話量や授業のなかで肝としたい活動に十分な時間を割けなくなったりしてしまいます。あらためて教師の語り方について学ぶことができました。また、指導案をみてみると“Skips Talk because it’s difficult and boring.”という記載があります。様々な活動があり、順を追っていけば私のような若手教員でも授業ができるように教科書は作られていますが、活動のなかには私が教えている対象生徒にとっては難しかったり、興味をあまりもちそうがないものもあったりします。教科書の全てを扱わないといけないのではなく、教科書を見て軽重を考えることも教材研究なのではないかと思いました。
(2)生徒から表現を引き出す
「わくわくナルホド英文法」を使った文法指導で、Monster Pico is に続く下線部を考え、生徒が記入する場面がありました。私自身が授業で扱った場合は、あらかじめ登場するモンスターそれぞれの身長を提示し、下線部にtallがくるよう制限をかけていました。一方今回は特に高さを知らせず、「何でも良いよ。答えは1こではないから」という旨の語りかけをされていました。制限をかけないことで、生徒は自分のもっている知識を使って書くことができます。実際、small, short, cute, colorfulなど多くの表現が出てきていました。
(3)言葉かけ
北原先生はクスッと笑えるような冗談から、授業規律に関わること、生徒の心が温まるようなことまで、様々な言葉かけをされていました。他の先生もレポートで書かれていますが初対面の生徒に授業を行い、最後にはどの生徒も笑顔で終わることができるのは、本当にすごいことです。今までの近藤先生による指導があるのに加えて、授業中は適切なタイミングでキーとなる言葉かけを簡潔に言い、授業が始まる前と後でも生徒と積極的に話すこと、対面で授業をみさせていただくからこそ、わかることがありました。
(4)エピソードトーク
私自身、課題だと感じる部分です。実際今回の例会で What’s your memory about typhoons? と問われても、なかなか思いつきませんでした。エピソードトークを行うことで生徒の興味を惹きつけたり、自己開示をすることで関係づくりにもつなげたりすることができます。今年度担任になって学活や道徳を行う機会が増えたからこそ、自身の引き出しのなさに困ってしまいます。
最後は自身の反省で終わってしまいました。
英語の授業はもちろん、学活や道徳など北研の先生方からまた様々教えていただければと思います。
授業と例会を行なっていただいた北原先生、会場の運営と懇親会会場の手配などを行なっていただいているK先生、いつもありがとうございます。
冬休みが終わり、祝日もなく週5日の学校に疲れていましたが、「週明けからまた頑張ろう」と活力をいただくことができました。 次回以降もよろしくお願いいたします。
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先週の熊本での授業が先生の入院でキャンセルになったため、本当に先生にお会いできるかと、先生のお姿を見るまでは、ドキドキしていました。お元気な先生にお会いできてほっとしました。退院されたばかりで、まだまだ体力的にもきついところもあったかと思いますが、私たちのために授業をしてくださり、ありがとうございました。10月と先週見られなかったので、念願叶っての授業参観となりました。
今回の参観で特に感じたのは、指導案には表れない、先生の言葉かけの素晴らしさ、大切さです。そうした言葉の積み重ねが、生徒の心に降り積もっていくのだと思いました。
1、先生の自己紹介
まずは、 knob and a key。ドアにノブの絵を書いて、what? Yes, it’s a door. When you want to open it, you have to pull this part. What’s this? Yes, it’s a knob. You need one more thing. That’s right. You need a key. Konb and a key.・・・といつもの紹介。それに加えて、北原についても、北=north、原はfieldですが、北原先生のルーツが新潟にあるということで、 新潟といえば、rice field、延=everlasting、晃は上下に分けると、sun shine、自分の名前をこんな風に紹介するのもいいねと言われました。生徒たちも一生懸命に聞いて、もう北原先生に引き込まれたようでした。
2、なるほど英文法
Monster Schoolの教材。(. )(. ) some tall monsters in this class.
Would you like a hint? 「ヒントが欲しいなら、Yes, please.などと反応するんだよ。」と声をかけながら、頭文字を示す。次に、Monster Pico is (. ), ここで、cute, purple, small. Shortなど、さまざまな形容詞が出てくる。声かけも。「スピードが大事、スペルは間違ってもいい。」と言われてました。
Monster Peco is taller than Pico.
Monster Paco is the tallest of the three. なぜtheがつくのか?も生徒に投げかけて、考えさせてから確認されました。
3 ギネスに挑戦
ペアで、左にWorld’s smallest birdなどの問題が書いてあり、右に答えが書いてあります。1人が尋ねた1人が答えるというやり方でした。時間がきたら交代。紙で配布しているからこそ、半分に折って活動できます。
4 形容詞
生徒1人ずつ形容詞を言わせていきます。それを板書するのですが、縦に3つに線を引いて分けておき、er,estをつけるのは一番左に、more, the mostをつけるのは真ん中、特別なものに変わるのは一番右、というように書いていかれました。一番左はtall, the tallestと同じ、真ん中は違うけど、どうして違うのかを生徒に考えさせられました。私はこれまで、教師の方から一覧表を渡して説明していたのですが、ここでも、一旦生徒に考えさせるという段階を踏むことで、より定着するのではないかと思いました。さらにその後、「中学3年間で習う形容詞」の表を配布し、自分で書かせられました。その表には、語尾変化に注意のマークと、変化を絶対に覚えて欲しい語のマークをつけてあり、生徒にプラスになるように作成されてます。ここでも「間違ってもいいから速く」「黙って書かずに、言いながら書くと覚えるよ。」と声をかけられました。hotはhotterだと発音がどうなるかを確認されました。このプリントの裏は、「中学3年間で習う副詞」になっていました。形容詞はどんな働きをするか、副詞はどんな働きをするか確認して、形容詞と副詞をしっかり分けて両方指導するのも大事だと改めて思いました。最近の教科書は、何もかも一緒に出てくるものが多いのですが、抑えるべきところは抑える必要があると思いました。
5 わくわくペアワーク「どっちが長い?」
最初のリピートで声が小さいと、「自分の声が聞こえる人?外から聞こえないとダメだよ」とか、thの発音では、発音をきちんとやると、単語も覚えるよ」と声かけされました。その後、vocabulary を入れ替えて練習し、まずはペアでやる、終わったら誰でもいい、参観の先生たちにも聞いていいよと指示されました。やってる途中でチャイム止めて、「もう見なくても言える人は、チャレンジして」と言われました。そして、紙を折って見せられました。これも紙のいい点です。終わったら、Which is longer, the Tone River or the Shinano River?と尋ねていかれ挙手させていきました。
今回は、そのまんまskitはカットになりましたが、生徒の様子や実態からプランの順番を変えるなど、やはり授業は生ものだなぁと思いました。
最初に書いた通り、先生の声かけに、何を大事にすべきか、何を意識させるべきかというのが表れています。さらに、今回思ったのが、教師が教える前に、生徒に考えさせる部分が多くあり、その方が生徒に定着すると思いました。私も授業で意識しているつもりですが、また新たな発見がありました。授業をさせている北原先生が、とても嬉しそうで、楽しそうだったのが印象的でした。ありがとうございました。
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