今回は北原先生のクラスルームイングリッシュやteacher talkに注目して聞き取りました。
北原先生の最近のご活躍について
ジャレマガカルチャー: お風呂かシャワーか
It’s finally getting cooler. A bath in this weather
*feels* great. I don’t usually take *one *in the
↑人でなく、物がfeelの使い方の例 ↑a bath
summer because it makes me *sweat * *afterwards*
汗をかく あとで
but at *this time of year * a bath is *perfect. *
↑いつ?今年のこの時期慣用句 ↑日本語でぴったりくるのは?=最高! 完璧じゃそのまますぎ
子供達に聞くとヤバいというのかな?聞いてみるといい
It* warms *me up and relaxes me.
↑辞書!今回は動詞。形容詞と区別して教えるチャンス
In the U.S., I never take a bath. I take a showers
*instead*. Many Americans are like me. They
代わりに
*seldom*, *if ever*, take a bath. In fact, some
↑めったにない ↑もしあったとしても
apartments in the U.S. don’t have a bathtub.
They only have a shower *stall.*
シャワー室
↑これは準二級以上
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Make a pair, and sit down.
即興発話練習用
1、先生が生徒に風呂について問いかける。
Which do you take in summer, showers or baths?
How long do you take a bath in winter?
What do you do when you are in the bath tub?
2, ペアで「風呂」を自分の経験を交えて外国人に説明しよう。本文の語句や表現を使っても良い。
C先生とペアになり、お風呂について説明し合いました。
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2.北原先生の参観授業・示範授業11
2024.6月長野県小諸市公立中学校 2年生
Unit 2 Read and Think 1
Stand by me
1. Greeting (3min.)
Gutenberg Tag! Herr (Mr. ) Kitahara!
Wie gent’s Ihnen? Es get mor gut.
北原先生の自己紹介
延晃 is a difficult pronunciation for Japanese.
ドアの絵を書いてWhat’s this. A door. And what’s this? A knob. But the door
couldn’t open. What do you need? Yes, a key. Do you need a key?
A Knob and a Key!
手拍子をさせてa knob and a key (延晃)といわせる。
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2. Review of New Words Shene1&2
フラッシュカードで、日本語から英語のチェック
Vocabulary (3min.)
you know
if
3. Review Reading
Hold your textbook up!
Really ?のところで声が小さいので、ほんとに行きたいの?
Came過去形
What do you mean?!もっとつっこんで!
Please put your textbook.
指差ししたら、はいって言おうね。
フランクな日本語で言い、教科書に指差しさせる。
マジ?
インドからだったよね?
家の近所にいいカレー屋さんがあるんだよ。
知ってか?
ま、半分あたりかな?
どういう意味?
知りたかったらこの本読んでみて。
今度は読んでみて。
What do you mean?
If you want a paper, it’s OK. If you want a tablet, it’s OK.
4.Wakuwaku pair work#️9
歓声の音声!?アプリから(現在はダウンロード出来ない)
Do you have a school on Saturdays?
Chooseどっちにしようかな?
ゲームのやり方全員で読んで。必ず生徒に読ませる。
1!
2!
I’m sure.は絶対そうだよ。
I thinkはそう思うよ。
I don’t think はそう思わないよ。
先生はキーワードを言う
生徒は文を読む
最小限の指示。最小限の日本語
Ready?
You can pick up the pencil,なるべくたくさん聞いてください。
3分間活動
OK, time is up!
生徒は座る
先生はやっている時に様子を見てリサーチする。
ラウンドアップセッション
Who is sure the school uniform is necessary?
Do you think so?
Who is sure studying is necessary?
Are you sure?
Who doesn’t think students don’t need to come to school?
必ずこのように聞き、実際の会話に繋げる。
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このクラスについてH先生から説明
昨年北原メソッドをやった子は1/6
辞書引きで立たせるとできない座っている子が目立つからと立たせないでくれと、担任からクレームが入る。
今は成績が伸びてきて、辞書引きで立たせても大丈夫になった。30人が辞書持ってなかったので、貸してあげていたが、今は自分のを持つようになった。
なぜドイツ語で挨拶だったか?
クラスの1人の男の子が、いつも元気に反応していて、Yes!とか、Yeah!とかいったので、それはドイツ語だね、と授業の前にいろいろな挨拶
をするようになったから。
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北原先生の解説
このクラスは1年生でジェスチャーリーディングをしてないクラスとのことなので、今回は指差しをしてみた。幹の本では、3年生になるとジェスチャーが抽象的になるから指差しをさせる。クラスの様子を見てやるかやらないかを決めている。
映像が浮かぶような日本語を使うと良い。指差しの後、はい、と言わせることで周りがどれだけできているかがわかるから。最後に聞くことで本物のコミュニケーションになる。
iPadに入っているアプリで歓声を上げて盛り上げた。
ほとんどの生徒がマスクをしていたが、発音のチェックする時のみ外してくれる?と外してもらうことができた。
発信語彙 受容語 区別して教える。今回は綴り通り、発音どおりのものは空書きまでさせた。
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5.Picture Q&A
Raise a hand?What’s this? Sentence please!
Who’s this boy?手が曲がっている人は当てません。
What is he doing?
Only one spice?
Many spice!
Chance!
Many spices!
Sentence!
They’re many spices!
小麦粉in English?
答えられなくても間違えても手をあげたよ?の人はSit down!
てもあげなかった、何もしなかった、これは最低ね。間違えた人はその上ね。
わあ、ヤバい💦と生徒から声が上がる。
6. Oral introduction of the textbook
先生が前で演じても見ていない場合、教科書閉じてね。芸人が一生懸命やってるからね。
About 200 years ago, in India 18 century.
Indian people crushed the spices.
C/P made curry powder.
Great ships ね。
Japan had a 海軍
In 海軍ship, they eat curry and rice in it.
Japanese people don’t like シャバシャバ
thin is シャバシャバ
フラッシュカードで語彙練習
①生徒の読める語をリサーチするため、生徒にまず読ませる。
間違ったっていいよ。習ってないんだから間違っていいよ。eで終わっているときはエイと読むよ。
Sale、Came,、まちがったっていいという声かけが安心させる言葉になっている。
②英語を見せて読んでリピート
Thick ベロ見せてね。
Directly。Directって言うじゃない?lyつけて?
-I-eの綴りのものにはどんなものがある?
Spice、Nice、Rice
British 、Company 、Produce、Powder
Chefフランス語だからこれはシェフと読むよ。普通英語ならchは「チ」
Fは前歯見せて? Flour、Come from、For sale
Sale 辞書!
セールって聞いたことない?
何とかセール、セールスマン、
セールの動詞はわかったらスタンドアップ
Would you like a hint?
ネクストコナンズヒント!→ちょいちょい小ネタを挟む
Se-l→何が入る?→sell
Saleとsell
辞書thick 終わった人手伝ってあげて!
This book is thick.
This tree is thick.
Japanese curry is thick.
③英語を言ってから日本語を見せる
Produceする人は?producer
④できたらジェスチャーして
今度は逆いくよ
日本語から英語
⑤空がき
It’s とThey’re →これができないと英検で満点取れない。単語から句から文へとだんだん言えるようにする。
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Oral introduction
熱の入った説明で本文までは行けなかった。
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「立たせては行けない」は、教条主義
出来ないことが当たりまえという大前提があればこんな考え方はない。
立てない人は本当に可哀想なのか?
人には速い遅いがあるのが、当たり前という大前提じゃないのか。みんな同じじゃない。遅いのは悪くない、恥じゃない自分が終わったら周りを助かる
→まだの人を見つけやすい
辞書を縦に読ませるため
今回の発信語彙は2つだったので、その2つを辞書で開かせた
Saleとsell見つけると面白い
Thick
授業中に覚えちゃうよ!
北原先生談:
最初の赤坂中の発展クラスは私立に落ちて見返すため早慶に行くために授業では疲れている。最初は反発していたが、頭いいやつが、気づいた。この方法なら家で勉強しないで済む。ファーストランナー(賢い子)を味方につけることが大切。
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東京都杉並区立公立中学校のC先生の3年生の授業でKahootを使って発信語彙テストをしてみた様子を拝見しました。こちらの中学は私服校
発信語彙集
スピードテストをチャットGPTで4択にした
しかし、それは必要ない作業だったらしい。
クエスチョンは前にしか出ないので、みんなで体験してみました。
Khootとは速さと正確さを競うゲーム
パワーテスト
すべて語彙リストからとっている
ログインをしてアカウントを作る
ライブラリ
問題の入力を開始
問題を作らせてる
クラッシックモードが無料
*北原先生の提案:先にプリントを配り、ペアで10問ずつで4回目にカフートをやらせるのはどうか*
カフートでやる60秒90秒クイズを我孫子と鎌ヶ谷と調布市で推奨した。
北原先生より提案:途中から英語で言ったらどう?ともっていくのはどうか?You are so fast.とか。
iPadは付属のペン/手書きが出来る。
Acrobat readerクロムブックはどうか?
感想:やっぱり自分が体験すると楽しい!
しかし。小学校からやり慣れている今の中学生の中には、またカフート?と少し飽きている子もいるかもしれません。
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【1】他の研修参加者からの貴重な情報
研修の内容からは外れるが、私の教室に通う生徒から、「今年度から、海老名市全体で、定期試験から英語が無くなった」と聞いたが、これは、正確には、海老名市の一部の学校の動きであることがわかった。その学校では、定期試験の代わりに、単元テストと日常の評価から成績を出している。
【2】現在、私が直面している課題
7月から入塾した小4一人の「中1」クラスに、10月から小5が加わった。今までは、時間があったので、合流するまでに別の時間で新規生徒をトレーニングしてから合流させていたが、時間的なゆとりが無くなったので、いきなり合流させている。
小学校英語が始まって、小中連携で、「ある程度の英語力があるだろう」と私も考えたが、現実的には、英語嫌いになりかけた小学生には何も身についていないに等しく、現在も、少し早めに来させては、I’m fine. Thank you, and you?を、私の出すヒントで思い出しながら言うことから始まっている。
例えば、小4には、話した英語を「見ないで書いてごらん」と指示している一方で、小5には、「見ながら書いてごらん」という、異なる課題を与えているが、まずは、文字を見て、自力で音を作り出す力を強化することが急務になっている。
【3】中2クラスでの北原先生による示範授業動画の視聴
授業の始めにドイツ語のJa/Nein(Yes/No)が出るような、事前の下ごしらえが、北原先生を迎えるにあったってあったのが伺えた。
対象クラス:中1の時は、事情によって、4人の異なる英語の先生に教わったので、北原メソッドは、この授業があった6月3日時点で、1月半ぐらい。4月は、ノートに自分の名前をきちんと書かせるなどの学習の土台作りからはじまった。教科書の音読の習慣がなく、ジェスチャーを使って、英語を映像と結びつける習慣もなかった状況から始まった。
・新出単語の復習
①フラッシュカード1回目:日本語を見て生徒が英語を言ったら、裏面の英語を生徒に見せる。
②2回目:日本語を見て、生徒が空中にスペルを書いたら、裏面の英語を生徒に見せて答え合わせをさせる。
・新出単語の導入
①フラッシュカード1回目:英語だけを見て生徒に、自分で音を作らせる。この段階では、裏面の日本語を見せない。
これは、全員がフラッシュカードに注目していないかもしれないタイミングで、敢えて始められているように見える。それは、「よく見ていなさいよ」というメッセージのように思える。生徒の声が小さかったのは、初めて見た単語の文字を音にすることにまだ慣れていない生徒が大半を占めていることを示していたと思う。生徒の実情を把握するためのモニタリングだったかも。
②2回目:英語面だけ
「意味が分かるのは、ジェスチャーしなさい。」発信語彙のsale, thickだけ辞書を引いた。
板書
sale – sell *右のsellは4つの短い下線の上に、少しずつ、生徒とのやり取りで書いた。
thick
s□e のようなサイレントe、make, takeなどの単語をあげさせることによって、文字を見て音にする技術の向上をねらう。他に、i□e, u□eも、他の新出単語で。
辞書で意味を確認してから、口頭で、This book is thick. This tree is thick. This soup is thick. This Japanese curry is thick. を生徒の耳に入れた。
③3回目:英語面を生徒が読んで、裏面の日本語面を見せる。
④4回目:英語面を生徒が読んで、裏面の日本語面を見せる。「できれば、ジェスチャーをつけて。」
⑤5回目:「スペル行こうか。」日本語面を生徒が見て、綴りを空中に書いたら、裏面の英語を見ながら生徒が答え合わせをして、正解したら手をあげる。
「題材特有の単語を除いて、文字と音が同じ単語は、スペルを書かせる。」
【3】他学年への手法を柔軟に取り入れる
研修で、他の参加者も気づいた事だが、2年生の教科書の最初の方であっても、中3の本文理解の手法が取り入れられていた。これは、事前に、生徒の情報が入っていていたからだという。
①一文ずつ、リピート音読
②先生によるフランクな日本語訳、「まじかよ」「知ってるか?」などを聞いて、生徒が文を指さし、「はい」と言う。「はい」をできるだけ早く言う競争意識が働く。
③先生による日本語訳を聞いて、生徒が文全体を読む。
【4】リアルなやりとり
わくわくペアワークの内容そのものは、擬似的なコミュニケーション。終わった後で、活動で得られた情報を確認する質問、Who is sure studying is important for the future?などと投げかけることによって、現実的なコミュニケーションになる。
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今回改めて心に刻んだ言葉は、
「教室は間違うところ」「できないことは当たり前」「まわりを助ける」
辞書引きができたら立たせるという指導に、クレームが入った
←「できない子がかわいそうではないか」という事例からの北原先生のお話です。
「これは、変な平等主義、教条主義である」
「〇〇がかわいそう」と言われると過敏に反応してしまいそうになります。
学校を生徒にとって、失敗しても恥ずかしくない安全な居場所しようと改めて思いました。
1. じゃれマガカルチャー「風呂」(即興発話練習)
(1)先生⇒生徒
Which do you take in summer, showers or baths?
How long do you take a bath in winter?
What do you do when you are in the bathtub?
(2)生徒⇔生徒
ペアで自分の経験を交えて外国人に「風呂」を説明
本文の語句や表現を使ってもよい
2. 北原先生 示範授業(H先生指導クラス)ビデオ視聴
長野県小諸市公立中学校2年生(2024年/6月)
New Horizon Book2 Unit2 Food Travels around the World
Read and Think (1) Curry travels around the world
(1)ドイツ語で挨拶 ドイツ語の仕組みを補足説明
お馴染みの北原先生自己紹介
(2)フラッシュカードによる新出単語復習
・例文とともに ・イディオム確認 ・品詞を変えて
・発音しながら綴りを空書き⇒カードを見て、合っていたら挙手
(3)本文復習音読
・音読姿勢チェック:両手で教科書を立てて持つ
・イントネーション、アクセントを状況に合わせる
・リダクションを意識する ex) with them
・感情を込める ex) What do you mean? 「突っ込む感じで!」
(4)日本文⇒英文指差し確認、探せたら返事「ハイ!」
・直訳のような日本語ではなく、あえての口語体
「マジ?」「いいねぇ」「うん、まぁ半分当たりかな」
(5)わくわくペアワーク「どっちにしようかな」
・ゲームのやり方を全員で音読
・答え方の指導 I’m sure that, I think that, I don’t think that など
・ゲーム開始後は、生徒の活動をモニターしてエラー確認
・終了後、ラウンドアップセッション 結果報告させる
Who is sure study is important? I’m sure … 本物のコミュニケーション
(6)本時の内容理解 ピクチャーカードでstory telling
・生徒が理解できる英語とジェスチャー
・Q&Aでやりとり 挙手はまっすぐ 文で答える ボンゴボンゴで即評価
・教科書内容を超えた背景知識や周辺情報でも生徒を惹きつける
(7)新出単語導入「授業中に覚えよう!」fast learnersが意義に気付く
・まず生徒自身で発音してみる⇒フォニックス活用
・辞書引き できたら立つ 見つけられない生徒を手伝う
・sale 動詞は?辞書を縦に読ませる ヒントs__l ・thick 意味の多様性
・フラッシュカード早めくり 発音+ジェスチャー+空書き
書かせないのは、題材語、発音と綴りが異なるもの
3. Kahoot! 紹介 東京都杉並区公立中学校 C先生
(1)C先生作成の発信語彙テストの様子をビデオ視聴
空所に、適語を4択から選んで入れるゲーム
正確に選んで早押しするとポイントゲット、ランキング表示
(2)公開されている既成クイズで体験
・北原先生から
毎時間の帯活動⇒一週間の振り返りにしてはどうか
自然発生的な生徒の不規則発言も英語で言わせるのも一法
※高校生もKahoot!好きです。定期試験前の試験範囲総復習として使っています。
ペア協力、グループ対抗、赤青で陣地取り等 文法や内容理解の設問もできます。
主に、ALTにお任せして問題作成と当日のクイズ進行をお願いしています。
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*来月の11月例会、奈良橋陽子さんが講師の会は、人数が40席ある図書室で行う予定だとのこと。それ以上になっても机と椅子を持ち込めるので、大丈夫だろうとのことでした。すでに11月例会の参加名簿もみなさん、リアクションが早かったですね!また、MLSの方でも研修参加者を募集しているそうです。また、かなり有名な俳優の父親が一緒に来られるそうです。懇親会でもH先生が「○○ちゃんのお父さん?」などと北原先生に尋ねたが、まったく教えて頂けなかった。11月例会のお楽しみに!
また、懇親会では小学生はタブレットでの活動が学校で多く、飽きがきている。ここで、Kahootなどを使った活動をするときには、目的を持って量を考えることが大切という話題もあった。
1 じゃれマガカルチャー(〜A bath in this weather feels great.・・・の内容の)
Q1 Why is taking a bath good? -> A) It warms me up and relaxes me.
Q2 What does the word perfect mean? Write the best translation. -> A)「最高!」生徒だったら「やばい!」と言うかも。
◎即興発話練習用
1 Which do you take in summer, showers or baths?
How long do you take a bath in winter?
What do you do when you are in the bathtub?
2 ペアになってJapanese bathについて外国人に説明するなら?・・・日本文化紹介performance testの練習の積み重ねにもなるし、「話す(やりとり)」の力もつく楽しい活動。私は、今年度、3年生を担当しているので、2学期から「日本文化紹介」の活動が始まりました。みんな、生徒はどうにかして伝えようと必死に英語を発する。そして相手に通じた時の喜びは一入。これも、はじめに立っていて、できたらペアで座る活動。(後ほど、辞書指導の単語を引けたら「立つ」活動でH先生の学校の話が出てきます)
2 北原先生の師範授業 動画視聴・・・2024年6月 長野県小諸市公立中学校 (H先生の勤務校)2年生 New Horizon 35名(男子17女子18)
Unit 2 Food Travels around the World. Read and Think (1). Curry travels around the world
まず指導案を6分くらいをかけて各自目を通した。
動画視聴・・・部分的に(指導案の1〜3までなどと区切って)拝見。
いつ拝見しても、Knob and a key.の北原先生の自己紹介は笑える。初めて拝見したのは、もう、10年ほど前、勤務校の中学校で私の研究授業をしたときに、指導助言者として来校して頂いた北原先生に師範授業をして頂いた時。あれから他の先生の学校の動画を数回見せて頂いたが、本当によくできた自己紹介だと思う。生徒はknobという単語も忘れないだろう。)
Bパターンの授業
2 Review New Words・・・New wordsのreviewはフラッシュカードの日本語から英語へ。生徒の声は最初は小さかった。Write in the airもif your spelling is right, raise your hand.もなかなか、慣れている生徒が少なかったようだが、指導したらすぐに挙手できるようになった。
3 Review reading・・・前回の本文の理解度を知りたかったので、やった。ここで、教科書のレベルに合わせた北原先生の工夫というか、北原メソッドの進化形を見た。
それは、2年生だと「箱読み」の宿題の次の授業では一度repeat after teacherし、その後先生のジェスチャーを見ながら、生徒は教科書を見ないで声を出す。が基本だと思うが、New Horizonの本文はかなり、単語も高度。なので通常3年生から行う先生が日本語を言って、生徒は聞いた日本語にあたる英文を指さすという活動になっていた。
指を指したら「はい!」と大きな声で。(競争心を仰ぐ)
4 Wakuwaku Pairwork #9 ・・・生徒たちはよく動いてインタヴューしていた。
・・・終わったら、ラウンドアップセッションの時間をとること。
*H先生から生徒たちの様子の説明が入る。1年時にH先生から北原メソッドで育てられたのは、このクラスはたったの6人。6クラス中1クラスのみH先生からのご指導あり。
4月当初、辞書なしが15名いた。H先生は貸し出しの辞書を用意して全員が持っている状態にした。すると、借りているのは先生に悪いと生徒は思い、辞書を購入して持ってきた。辞書指導の要、「単語を引けたらすぐに立つ」をやったら、担任から「先生、立たせないでください」のクレームが入る。今、ありがちな不登校生徒を作らせたくないという担任の思い(よくある話だと思った。私も経験あり)H先生は、まず、楽しい活動から慣れさせていった。今では立つ活動大丈夫になった。懇親会の席でH先生がおっしゃっていたのは、担任とH先生とで関係性がよくできているから、このような話も辞書指導一回目を終えてすぐに出てきたのだと。
北原先生は、「失敗するのが当たり前、遅くても良い」
・「立たせてはいけない」は教条主義と。
・できないのが当たり前という大前提でやっている。
・人には早い、遅いがあるのは当たり前。遅いのは悪くない、恥じゃない。
・自分が終わったら周りを助ける。「立つ」のはまだの人を見つけ易い。
田尻悟郎先生も松江市の大きな学校で経験されたそうだ。
5 Picture Q&A ・・・Who is this boy? What is he doing? What are these?など。「手が曲がっている人はあてませーん」規律を守らせる大事な一言。
終わってから、数名たっているが、「この中で1回でも挙手したけれど当たらなかった人、座っていいよ」挙手1回もせずに立っている人に、「これが一番だめね。次頑張れ!」と励ます。
6 Oral Introduction・・・ピクチャーカードを見せながらジェスチャーと役者ばりの演技力で。また、北原先生のカレーに対する思いが溢れている。教科書にないことも
カレーの歴史など盛り込んで、とても興味深く聞いた。
7 Introduction of New Words・・・フラッシュカードを使い、丁寧に時間をかけて。本時の発信語彙である、saleとthickに関しては、「知っている人、はいジェスチャー」と言って、生徒の反応がなかったのでどちらも辞書を引かせていた。単語の意味をジェスチャーやたまには日本語もありで確認していきながら、例文も惜しみまく紹介、考えさせる時間もありで、生徒は前のめり。飽きる暇などない。発信語彙のsaleを辞書で引かせたときには、「じゃ動詞は?」と言ってsellに繋げる。Would you like a hint?に、一人の男子生徒がYes, please.と元気に発言していた。thickを引かせた時には、使い方としてThis book is thick. Japanese curry is thick.もありだと確認。
北原先生「授業中に覚えちゃうよ」と。何回も丁寧にやる・・・fast learnerが前のめりになって授業に集中する→コスパな授業だとわかるから。
英語のQ&Aの答え方で、It’sとThey’reの区別をしっかり。英検3級では間違っていたら減点になることも生徒には伝えること。
8 Comprehension of the text・・・1回読んでチャイムとなり授業終了。
C先生のKahootを使った語彙指導
ベネッセの「発信語彙問題集」インターネットを使ったKahootの実演映像拝聴。
Kahootは「素早さ」と「正確さ」が基本。
今年度、飛び込みの3年生を担当。教室の大きなスライドを見ながら生徒は実際に各自のタブレット端末で答えを選択して入力。(タッチ)
私も今回アカウントをその場で作り生徒役になり体験した。とても面白い。ランキングが出るので途中でも自分の現時点での順位がわかりやる気にさせる。
やっている間に「早すぎ!」などとコメントが出てくる。ベネッセの問題集には、「パワーテスト」と「スピードテスト」があり、4択問題と1択問題に分かれている。
ただ、漠然とやるのではなく、目的を持って。まずは、紙に印刷したもので練習させておいて、毎回の帯活動で練習し、4回に1回程度でKahootを使うというのも良いのでは。
9月例会でいただいた資料に60秒クイズ、90秒クイズがある。
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1 じゃれマガカルチャー
涼しくなってきてお風呂に入る季節になってきたことと、アメリカではシャワーだけで終わらせる人が多いという話題。
“I don’t usually take one (= a bath) in the summer because it makes me sweat afterwards, but at this time of year a bath is perfect.” のperfectの意味をたずねる。「完全」とか「完璧」よりも「最高」とか「やばい」という意味の方がしっくりくることに気付かせる。教科としての勉強というよりも、言語として英語を扱っていることに気付かされる問いかけでした。
(即興発話練習)
ペアで「風呂」を自分の経験を交えて外国人に説明しよう。
(例)When I was a kid, I often took baths with my parents. That’s common in Japan. So, we continue this habit even as we get older, though, of course, we take a bath alone. If I only take a shower, I don’t feel refreshed very much. For relaxation, I need time to be in the bath. Spending enough time in a bath leads to good night sleep.
2 北原先生の示範授業⑪
印象に残った部分を書きだします。
(1)Review Reading
前時で学習した本文を教師の後に続いて音読する。リンキングの部分や感情を込めて読むように指導する。ただなんとなく読むのを防止する。ダイアローグなので感情を込めて読むのは大事だと思う。
意味内容の確認は、北原先生の話す日本語を聞いて、それに対応している英文を指さす。北原先生の話す日本語は中学生が使うような砕けた日本語。((例)「本当ですか?」→「マジで?」)じゃれマガのところのperfectと同じで生きた言葉を学習していると生徒が感じられるような教え方だなと思います。
(2)わくわくペアワーク
ペアワークをやった後のround upセクションが大事。ペアワーク自体は疑似的なコミュニケーション。Round upとして教師から生徒に質問を投げかけることでauthenticなコミュニケーションの機会を作り出せる。
(3)picture Q&A
ピクチャーカードを見せながら絵の内容についてQ&Aをしていく活動。この活動は北原メソッドの中でも最難度の活動だと思っています。30人以上の生徒に質問をどんどん投げかけ、生徒の答えからさらに学習を深めていくような広がりのある活動にしていくには教師の力量が必要だと思います。初めて出会った生徒相手にどんどんQ&Aを進めていける北原先生は本当にすごいと思います。
今回もニンジンやジャガイモなど複数の野菜がある絵を指さしながら、They are vegetables.の1文を生徒から引き出した後で、個別の野菜を指さし、It is a carrot.を言わさして、複数形と単数形の答え方の違いを再確認させています。
(4)oral introduction
北原先生のカレー愛があふれ出ているoral introductionでした。6分を超える長いものでしたが、ときに日本語で「しゃばしゃば」を使い、その後で「thick(どろどろの意味で)」を使うことで対比を上手く日本語と英語で行い、本レッスンのターゲット語である「thick」を生徒に印象付けていました。Oral introductionをやるのを嫌う先生が私の周りには多いのですが、自分自身の英語力強化のためにもやった方がいいと思います。
(5)introduction of new words
単語量を増やしたり、記憶に留めておくための工夫が満載です。単語力増強のためにはフォニックスを使います。Saleをやった後で□a□eの単語を考えさせる。フォニックスは、1年生の始めにペンマンシップなどで少しだけ学習して二度とやらない先生が多いですが、このように継続的に用いることで効果が発揮できるのだと思います。また、今回の発信語彙でありターゲット語であるthickとsaleは辞書を引かせて印象を強化させていました。Saleは品詞を答えさせてから「動詞になるとどうなるの?」と聞き、辞書を縦読みさせてsellを探させていました。
この活動は少し長いと感じる10分間くらいありましたが、それくらい時間をかけるからこそ教科書の本文が読みやすくなり、内容が頭に入ってくるようになるのだと思います。
3 「発信語彙問題集」を使ったKahoot!の実演映像
実際に例会参加者でKahoot!を使った活動を体験しました。結果、めちゃ盛り上がりました。
例会の参加者からKahoot!は英語以外の教科や学年のレクでも使っているので生徒は飽きてくるという話も出ました。そこで、北原先生から出たアイデアは、まず90秒クイズなどの語彙のインプットをする活動を何時間か行う。そして、定着の確認でKahoot!を使うというものです。イメージで言えば、定期テスト前の英語ゲームのような感じでしょうか?テスト前のゲームは定期テスト前だけですが、このKahoot!の活動は週に1回などもう頻度は多くていいと思います。90秒クイズはチェック欄が4回分あるので、5回目にKahoot!をやってみてもいいかもしれません。
なんにせよ、北原メソッドの広がりを感じる実践でした。
4 上智大学学生のリアクションペーパーを読んで
国際教育に力を入れた中高一貫校を卒業した学生が「自分は「質の高い」英語教育を受けてきたという自負があった」が北原メソッドを学んでから「「質の高い」英語教育とは何なのか?」自問しています。そして、出した結論は「生徒の目線に立った、生徒のための授業」でした。
私も同感です。現在、「教えない授業」や「個別最適化された授業」「活動優先の授業」「協働学習」など様々学習方法が出てきていますが、北原メソッドほど真に生徒のためを考えて教師の働きと生徒の活動のバランスが取れている授業はないと思います。
ペーパーの中で北原メソッドは効率のよい、無駄を省いた授業とあります。その上で今回の例会で見たような単語練習に10分間という長い時間をかけることもあります。無駄を省いているからこそ、本当に生徒に必要な部分にしっかりと時間をかけられています。
公立中学校で誰一人取り残すことのない授業を追求し続けたからこそ、誰でも力がつく授業に辿りついたのだと思います。公立中学校における「質の高い英語教育」だからこそ北原メソッドは唯一無二であり、最強なのだと思います。
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1 じゃれマガカルチャー
今回のじゃれマガは日本のお風呂文化を題材とした内容。黙読の後、英語の問2問に答えます。先生の範読。アンダーラインを引いた単語とイディオムの説明、確認。
「このfeelって難しいよね」「warmの品詞は?動詞ですね。既習だけど違う使われ方の場合は確認します」
じゃれマガ(多読)によって高校で習うような語を含め多くの語をinputすることができます。
即興発話練習として、先生が生徒に、Which do you like in summer, shower or bath? と質問。隣の人とペアになり、「風呂」を自分の経験を交えて外国人に説明する活動をさせます。じゃれマガを読むだけにせず、自分の経験と照らし合わせて自己表現させます。
2 北原先生の示範授業
今年6月に行われた北原先生の示範授業のVTRを視聴。
対象生徒は2学年、教科書はNew Horizon、題材はUnit 2 Read and Think②
Greeting
授業の冒頭、恒例の”knob and key” で楽しく北原先生の自己紹介。今回は特別に、H先生が教えたドイツ語のあいさつもありました。初対面とは思えないほど和やかな雰囲気でした。
Review of New Words
フラッシュカードを使って発音とスペルの確認。Spell the words in the air. 「合ってたら挙手。」「授業中に覚えちゃうよ。」成績上位層が、このやり方は良い、これなら家庭学習なしでも大丈夫、その分他の教科を勉強に時間を割けられると理解するようになれば、クラス全体が北原メソッドを受け入れるようになります。
Review Reading
いつもならジェスチャーリーディングで行うところですが、カジュアルな日本語からの英語変換を指導されていました。北原先生の話す日本語を聞いて、それに合う英文を教科書から探し出し、指差しをして「はい」と言わせる活動でした。1年生はジェスチャーリーディング、学年が上がるにつれて、今回のカジュアルな日本語から英語に訳する活動が増えます。H先生によると、このクラスは北原メソッドで指導してわずか一ヶ月半、とのこと。「この学習法は北原先生が教えてくれたよ」と日頃から言っていたので、生徒さんたちは示範授業をとても楽しみにしていたようでした。
Wakuwaku Pairwork
ワークシートを配り、やりかたを説明し、基本文を練習したら、ペアワークを始めます。「なるべく多くの人に聞きましょう。」先生はモニターとして、生徒の様子をメモします。
最後に、Who is sure that studying is important? 、Who doesn’t think studying is important?など、インタビュー結果を聞くことで、本物のコミュニケーションになります。これを抜かすとただのQ &Aで終わってしまいます。
Picture Q & A
生徒を起立させ、Picture Cardを見せながら英語で絵について質問します。答えられた生徒は座ることができます。最後まで座れなかった生徒には、「当てられなかったけど手を挙げたよ、って言う人?」と聞いて座らせます。この、答えられた生徒から座らせることについて、クレームがくることがあります。「(答えられない子を)立たせてはいけない」というのです。ともすれば不登校につながると。対策として、「できないことが当たり前という大前提」、「人には早い遅いがあるのが当たり前」、「自分が終わったら周り助ける」(このとき起立することで、まだ終わってない人見つけやすいという利点があります)、「遅いのは悪くない、恥じゃない」こういう雰囲気を作らなければなりません。
Introduction of New Words
Flash Cardを使って新出単語の発音、意味、品詞、イディオムを確認していきます。th、r、fの発音指導は特に丁寧に指導します。辞書でsaleの品詞とsellとの関係、thickの意味を引かせ、引けたら起立させます。そして、空書きspell in the airをさせます。ここまでさせる発信語彙は定期試験に必ず出題します。
3 特別公開
「発信語彙問題集」を使ったKahoot!の実演映像
C先生が実際に作成した問題を拝見して、とても楽しくかつ効果的に学習できると思いました。他の先生方も日頃からKahoot!を使っていて、いろいろな活用法があることがわかりました。私も楽しく導入したいと思います。
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来月奈良橋さんがいらっしゃる
隣の図書室で実施。40の机と椅子があるので40ちょっとぐらいの人数が入れる。
ビッグな人がもう一人いらっしゃるのでお楽しみに。
●じゃれまがカルチャー
お風呂とシャワールームについて
→自分がやる時よりもとてもスピーディ。
じゃれマガをものの5分程度でやってらっしゃる。とても早い。やはり毎月じゃれマガだけでも先生の本物を体感したい。
●6月に行われたH先生の学校での北原先生の師範授業
New words
実際に使いそうなフレーズの中に、New Wordsを取り入れて、生徒たちの理解を促す。
I’m interested in eating
I’m from Tokyo, originally
Sometime later
If
Spelling
Raise your hand if your spelling correct
This is difficult but it is the same as you say”originally”
Easy if how do you make mistakes
Review reading
Please open your textbook
Let’s read sentence by sentence please hold your textbook like this. (下を向かないように上に教科書を持たせる)→音読の時の先生のコメントがとても勉強になる。
本当に行きたいの?しょうがないから行ってやるよって感じじゃなく、本当に行きたい!って感じで読んで!
With TH. Cameね過去形! What do you mean?
もっと突っ込んで! Put down!
I will say Japanese. Point the Exact sentences.→今回一番真似したいと思ったところ。堅苦しい直訳ではなく、実際に使いそうな日本語を言って生徒たちに指差しさせていた。指をさせたら「はい!」と言わせる。フランクな日本語がいい。映像を頭に思い浮かべられるような。と北原先生。
まじ? いいね〜 どんな意味? いいカレー屋さんがあるんだよ
今度の日曜
知ってるかおい、あれって元々は日本じゃなくて海外から来たんだって。
うーんま半分あたりかな。
もし興味があるんだったら。
確かインドからだったよね
いつか行ってみたいな
家の近所にね、いいカレー屋さんがあるんだよ。
あーカレーピラフくいて
どゆいみ? What do you mean?
もう一個の答え知りたいんだったらこの本読んでごらん
今度の日曜一緒に行くんだぜ
時間があったら一緒に行こうよ。
ボンゴボンゴ登場Okay Let’s start pair work プリントを渡す。
pair work
生徒たちがペアワークを終わったらちゃんとできたかを聞く=Round up セッション
Who thinks wearing a uniform is important?
◯◯ kun do you think so?
Who is sure that studying is important for the future?
Who is ◯◯?Are you sure? Yes, I am.
Who doesn’t think all the students should go to school?
このペアワークは嘘くさい内容だが、生徒に相手が言っていたことを聞くことによって、擬似コミュニケーションから本当のコミュニケーションができる。と北原先生。
Picture Q&A
It’s world mapと言った生徒に対して、もう2年生なんだからaをつけよう、やcurryはaはつけないでね。Spiceは?Spices/ A spiceなど、Plural/Unpluralをさりげなく意識させるところが勉強になりました。また、30名超えのクラス全員が座るまでやるのではなく、キリのいいところで、手を挙げたよって人sit down何も言わない人、最悪ね、最低 じゃnext timeね、という切り上げ方も勉強になった。
オーラルイントロダクション
英語で説明しながらも、生徒たちが頭に残るように、インドのカレーをシャバシャバsoup、日本のカレーをThickドロドロと言い分けることで、違いが理解しやすかった。また、本文にない、日本のカレー発祥の歴史(海軍が船で毎日食べていた)が含まれていて「へえ〜」となるオーラルイントロダクションだった。
Read the new words 少し北原先生のnew words導入時に発していた言葉を紹介。
Sale サール eで終わっている場合は aはえーだからセール 他にどんな言葉がある。Aをaとよんでeをeと読むもの いっぱいあるよ
Came いいよ間違ってもいい 黙ってるやつよりずっといいよ
Thick I want to your tong thiking out ちょっとだけ外して thick
Direcltly direct directly
Century せん センチュリー
Spice nice ナイス!
British rだからr
Company
Produce
Powder
Chef ch英語だとこれ何? これフランス語だからch し 前歯見せて
F flour
最後に北原先生がホワイトボードに書いてまとめて伝えてくださったこと
It’s とThey’reこれが違うと英検2次でも減点される。
単語→句→文
誰でも言えるようにまず単語でいいじゃん
自分はどのレベルにいるのか考えようと生徒に言えばいい。 スモールステップでやっていけばいい
「立たせてはいけない」 教条主義
できないことが当たり前という大前提
人には早い遅いがあるのが当たり前という大前提
遅いのは悪くない、恥じゃない もしかしたら先生の教え方のせいかもしれないし。
自分が終わったらまわりを助ける
立っているとまだの人を見つけやすい
Sale, thick 辞書引きの場面。
Saleからsell 縦読み
Thick シャバシャバ ジェスチャーで表現
「授業中に覚えちゃうよ」とコメント→授業でやった単語はテストに出すよというメッセージ。
赤坂中 発展コースは私立受験して学校入ったけど学校辞めた子達
リベンジは高校で早慶に入るしかない。見返すために塾に毎日通っている。
彼らはいつも、北原先生がやっている授業について「喋るのは受験にでない」と言っていた。
1年生の授業しているときに3年生から扉をドンドン叩かれたことなどもあった
それが1学期半ばを過ぎたら、「あ、この方法がいい」
「これだと家帰ってやる必要がない。家で単語を練習する必要がない」
とFirst learnersが言ってみんな靡き始めた。
「First learners をほっぽっちゃいけない」
→First leanersが味方につけられればslow leanersの手助けも率先してやってくれるでしょうし、クラスの雰囲気が良くなります。このエピソードはグッと心にきました。
●2022年度 上智大学北原講座履修生優秀リアクションペーパーを読んで
辞書の使い方指導、発音指導、単語テストを行わないなど、私自身が受けてき英語教育にはなかった概念。中1からディベートや即興のプレゼンテーションを行うことは「レベルが高い」とは言えるがこれらの活動が「苦手意識」を生んでしまう。北原メソッドは頑張った生徒が解ける問題。真に生徒のことを考えた、生徒に優しい授業。「生徒の目線に立った、生徒に優しい授業」
この方のリアクションペーパーが全てを物語っていると感じました。良い授業はレベルの高いことをやらせる授業ではなく、誰もがついていくことができる授業なんだなと。それを思いつくのは普段から生徒を第一に考えてらっしゃるからなんだなとしみじみ感じました。
●「発信語彙集」を使ったKahoot実践
9月の例会で発信語彙集を使った60秒90秒テストをご紹介いただき、北原先生が「Kahootにしたら面白いと思う」とおっしゃっていたので、早速授業でやらせていただきました。実は9月は特に、4月からもった3年生たちが授業のマンネリ化を感じ、生徒の反応があまり良くなく、悩んでいたからです。少しでも英語の授業が楽しいと思ってもらえて、かつ意味のあることをやりたかったのです。Kahoot自体は、もう巷で広がっていることはいろいろな研修で知っていましたが、問題を作るのは大変だな~という思いからこれまでやったことはありませんでした。しかし、北原先生のつくられた「発信語彙集」は、とても細部まで考えられた問題で、それをある意味ただコピーするだけでKahootができるだなんてなんて時短!と感じ、実践したところ、生徒達から大受けでした。そして、それだけでなく、「え、これなんだっけ」と生徒達が頭を悩ます問題が多い。ただゲーム感覚なだけでない、きちんと頭を使う問題だからこそ、生徒も食いついている気がします。これはたまたまですが、北研で実際先生たちとやってみた、適当に検索して引っかかった、誰が作ったかわからない問題をやったことによりさらに浮き彫りになりました。北原先生のエッセイにもありましたように、英文の中に日本語があったら日本語を見て答えるだけで「悪の問題」になってしまいます。そういう意味で、「発信語彙集」は本当に素晴らしいと感じました。ただ、私は本当に9月の例会後から2週間ほどやっただけなので、これが毎日だとまたマンネリすることもあるでしょうし、毎日帯10分使うのはどうかと思い、北原先生や参加者のみなさんに伺ったところ、「週1にして、あとはペーパーベースで練習させてはどうか。それを10個ピックアップして週の最後にテストするのは」とアドバイスをいただきました。早速実践してみます。参加者の先生たちにゲームモードを変えたり、楽しくなるチーム戦などの方法も教えていただいたので、これを北研でできたらまた面白くなるなと思いました。北原先生のご提案のように、北研メンバーで分けて作れば一瞬で全問題できると思うので、ぜひ皆さんで作れたら嬉しいです。懇親会で北原先生が「Cちゃんが発信語彙集を使ってKahootをやってくれた初めての人なんだよ!」と言ってくださったことが本当に嬉しかったですし、追ってメーリスでも「Kahootの実演楽しかったですね」とコメントをくださったり、エッセイに書いてくださったりして、感激しました。あんなに拙い発表でも発表者にリスペクトをしてくださる北原先生のお人柄にさらにリスペクトを感じましたし、今後の発表される方へのリスペクトを私ももっと見える形で行おうと思いました。今回は発表の機会を与えていただき本当にありがとうございました。改めて北原先生と北研をさらにリスペクトです。
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1.じゃれマガカルチャー(テーマはお風呂)
(速読)
Q1 Why is taking a bath good?
Q2 What does the word perfect mean? Write the best translation.
~「最高!」かな。完璧はそのまますぎ。生徒だったら「やばい!」と言うかな。聞いてみるといい。
(即興発話練習)
(1)北原先生から参加者へ
・Which do you take in summer, showers or baths?
・How long do you take a bath in winter?
・What do you do when you are in the bathtub?
(2)参加者同士で
自分の経験を交えて外国人に「お風呂」を説明
2.北原先生の示範授業動画の視聴
長野県小諸市公立中学校2年生(H先生のご指導クラス)
New Horizon Book2 Unit2 Food Travels around the World
Read and Think (1) Curry travels around the world
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(1)Greeting(3min)
ドイツ語の挨拶後 Knob & Keyで自己紹介
(2)Review of New Words(3min)
日本語面を見て英語で言う。例文提示。/日本語面を見て空書き。正解の場合は挙手。
(3)Review reading(6min)
①北原先生の範読に続いてリピート
~Hold up your textbook!(躾の徹底)/「本当に行きたいの?」(Really?の声が小さいので)/with themリンキング指導/What do you mean?もっと突っ込んで!(感情を込めさせるため)
②フランクな日本語を聞いて、指差し。
例)マジ?知ってか?
⇒フランクな日本語を使うのは、生徒の頭に映像が浮かびやすいようにするため。
(4)Wakuwaku Pair Work♯9(7min)
・ゲームのやり方を全員で音読
・答え方の確認 I’m sure that, I think that, I don’t think that
・先生のキーワードを聞いて全員で全文を言う。
・ゲーム開始後は、生徒の活動をモニターしながらエラー確認(3分間活動)
・終了後、生徒に結果報告させる。
例)Who is sure the school uniform is necessary? I’m sure …
⇒この報告が必要な理由は、単なるドリルではなく本物のコミュニケーションにするため。「ラウンドアップセッション」というそうです。
(5)Picture Q&A(7min)
・躾の徹底「手が曲がっている人は当てません。」
・小さなミスはみんなで直させるOnly one spice.? Many spice? Chance!
・間違った答え〈It’s…〉を引き出すためWhat are these?
(6)Oral Introduction(13min)
・ピクチャーカード、ジェスチャーを使って、情感たっぷりに。教科書にはない背景知識、新出語句を組み込んで。
(7)Introduction of New Words(7min)
①英語だけ見せて生徒に発音させる
~「習ってないから言えなくて当たり前」
②英語だけ見せて生徒はリピート
~thick「ベロ見せてね」 chef「フランス語だかシェフと読むよ」「英語ならチ」「f前歯見せて」/__i_eに他にどんな単語ある?/Sale「セールって聞いたことない?」「辞書!」「セールの動詞は?わかったらStand up!」/thick「辞書!」
③英語を見せて生徒が発音してから日本語を見せる
④日本語を見せて生徒が発音
~「できたらジェスチャーして」「いいねえ。」
⑤日本語面を見せて、生徒が黙って空中にスペルを書いてから英語面を見せる→スペルが合っていたら挙手
◎C先生によるKahootを用いた語彙指導動画視聴
視聴後、参加者のみなさんと実際に体験
【特に印象に残ったこと】
1. 生徒理解と躾が根差す授業であること
knob & keyでの自己紹介を期待していると、まず北原先生から出てきたことばは、グーテンタークでした。なぜドイツ語なんだろう…不思議でしたが、約15分後、H先生からクラス生徒たちについての説明をお聞きして合点がいきました。クラスの中にいるとても反応のよい生徒がいらっしゃって、Yeah!と言った時に「それはドイツ語だね」とH先生が返されたことをきっかけに、いろいろな挨拶をするようになったとのこと。生徒さんたちの学び方は、H先生が北原先生から学んでいらっしゃるものであることは、事前に生徒さんたちに伝わっていたそうですが、クラスの小さなエピソードさえも大切に、生徒たちとの出会いに臨まれる北原先生に対する生徒たちの信頼感は、冒頭でより一層高まったのではないかと思います。
・Picture Q&A開始直後に「手が曲がっている人はあてませ~ん。」
・終了直前に「答えられなくても間違えても手をあげたよ?の人はSit down!てもあげなかった、何もしなかった、これは最低ね。間違えた人はその上ね。」
・Oral introductionの冒頭で「先生が前で演じても見ていない場合、教科書閉じてね。芸人が一生懸命やってるからね。」
New words導入での辞書引き中に「終わったら手伝ってあげてね。」
上記のような北原先生の要所をおさえたお声掛けは、常に端的、かつ愛を感じるもので、生徒理解と小さな躾が根差した授業が生徒指導の原点であることを再確認しました。
2. 授業中に覚えちゃう新出語彙指導
今回、中学生を対象にした北原先生の語彙指導を、はじめて拝見したのですが、ただ繰り返すのではなく、生徒さんたちが自分で既有の知識を使って読もうとする機会、正しい発音の仕方を知る機会、既習のフォニックスルールを想起する機会、辞書で語彙を広げる機会、既習の語と結び付け、ジェスチャーも使って理解を深める機会、自分にその単語のスペルが書けるかどうかを確かめる機会…生徒たちがこれらの機会をスモールステップで経るからこそ、「授業中に覚えちゃう」語彙指導が実現されることがよくわかりました。ここ1年半ほどデジタル教科書のフラッシュカード機能に任せ、雑な指導になっていることを反省しています。語彙指導についてこれから学び直していきます。北原先生のようなOral Introductionができるように、自分自身の英語力を磨く努力もしていきます。
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1.11月、奈良橋陽子先生来る!
みなさま、申し込みはもうされましたか。私にとっても、英語人生の基盤を作ってくれ、1から教えていただいた恩人、Yoko先生が満を持して講演をされます。ぜひ一緒に学びましょう。Yoko先生が私に英語道を教え、北原先生が英語の教師同を教えてくれました。
2.じゃれマガ演習「Taking a bath」
当日は東京は真夏日でしたが、肌寒い季節、日本のお風呂はこころと体をあたためます。海外の方にこの習慣をどう伝えるか英語のspeaking演習をしました。
3.北原先生の師範授業
長野県公立中学校 2年3組(35名)Hの担当クラスの師範授業 6/3(土)
New Horizon2 Unit2 Read and Think1「カレーは世界を旅する」
(生徒属性)2学年220名、6クラスの大規模校で、5名の英語教師が分担して教えています。教科担任は1年限りで全部変わります。
勤務校は、長野で名高い「大規模 指導困難校」の一つとして有名ですが、この10年ほど、先生方の尽力でだいぶ落ち着いてきました。昨年1年で「北原メソッド100%」で教えた生徒は、通年学年1のぶっちぎりの英語力をつけましたが、このクラスには6名のみ。この6名がジェスチャートーク、音読などの学習モデルになって、4月に出会った生徒たちによい見本を見せてくれています。
4/15に初めて出会い授業をスタートし、1月半たった状態で授業を受けました。「わくわくペアワーク」が大好きで、ジェスチャーで英語を表現することに、まだ慣れないながらも「力がつくからがんばろう!」という気持ちは十分育った頃でした。
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その後、このクラスの生徒は「モチベ」にとっぷりと火がついて、資質的には低位、中間層がほとんどという中、3回の定期テストとも学年1の力をつけつつあります。「正しい指導法で勉強すれば、みんな英語を話し、英語ができるようになるよ」と話し、やんちゃな生徒たちは、それを信じて慕ってついてきてくれる、そんな生徒たちです。いつも教室には好奇心や愛がいっぱいです。
1. 指導案について:今回の指導案は、7月に北原先生の許可をもらって、北研MLに過去に全員に全文コピペで配布していますのでご覧ください。
北原先生の真骨頂(カレーへの熱い思い+北原メソッド)が研ぎ澄まされて完成した「神指導案」です。永久保存版としてください。
師範授業の指導案は、自分で作るものだと思っていたので、2週間、過去の北原先生フォーマットの指導案や資料と向き合い、死ぬ気で集中して仕上げました(PCが私が文字を打つスピードに追い付けないので、このために最新のスペックの高いPC 20万を購入しました!)
さて提出しようと思ったら、なんと北原先生がさっくりと自信の指導案を作って送ってくれました。神々しく、職人技の、神の指導案であることが、苦労して自分でも作ったからよくわかりました。教科書をもとに指導案を作っても、「言語の広がり、奥行き」がまったく違いました。とくに「カレーへの熱い思いや見識、教材研究」の深さが違っていました。
- ドイツ語であいさつ
常々「外国語は英語だけではない」と教えています。世界には多様な言語があり、いくつかの言語をさわりだけでも見せてあげられれば、より「世界観」や「言語感覚」が広がると思います。授業開きの日に、元気な男子が呼名のときに「Yes!」というのを間違えて、「Yeah!」と大きな声で叫んだのを友達がくすくす笑いました。スタートの日を大切にしたいので、私はすぐに「すごいなM君。
Yeah!はドイツ語のYesだよね。君、ドイツ語も知っているんだね」「はい!」とM君。その後、はじまりのあいさつのときなどに、ドイツ語の簡単なあいさつや、フランス語のカジュアルなあいさつ「Ca vas?」など、いろいろな言葉を教えると楽しんでくれるクラスです。この授業のあと、M君は「H先生、ぼく朝から時間をかけてドイツ語も練習してきたんすよ。もっとやってほしかったです」と言いました。「言語への目覚め」をむかえた生徒たち。ドイツ語を専門とする北原先生に、ドイツ
語のあいさつをお願いし手、好評を博したというわけです。 - 語彙指導の難しさ、基準とセンス
じつは、指導案を考えるうえで、一番困って最後まで迷ったのが、Productive Vocabularyの精選でした。1年、2年とも同様です。受容的語彙、題材語もある中で、「カレーの授業」で北原先生が「sale」と「thick」(カレーが濃くて、どろどろしている)を選んだのは目からうろこ、鮮烈でした。「そうかあ、精選に精選して、この2つで攻めるのか」と感心しました。
*日ごろから、生徒たちは前時の語彙の復習を次時に繰り返して、スパイラルで語彙
知識を積み重ねています。
この日、授業冒頭の「語彙の復習」で、北原先生はいきなり、単語カードの「日本語」を見せて英語を言わせる→「日本語」を見せてスペルを書かせる活動から始めたので、いつも英語から復習する生徒には、レベルが1段階高かったようです。
しかし、徐々に北原先生の語彙指導に吸い込まれて、発話していきました。「生徒を信用して、簡単にできるレベルより少し高めの活動でレベルを引き上げていく」という数ミリの積み重ねが違いを生むと思いました。
今日の授業はこのパターンでやってみたところ、ちゃんとついてこれていました。こうした「日々のフラッシュカードを使った地道な語彙指導」が何よりも大切で、これはデジタルではだめで、紙のカードが生徒も一番集中します。
その中で関連語い、派生語、フォニックス指導を入れていく(saleを練習したら、動詞、saleに着目させて、フォニックス指導をして語彙を増やす)活動の積み重ねが大切です。 - 復習音読で印象的だった指導
・I want to go there sometime.を読んだあと、「本当に行きたいの?」と念を押して、英文に気持ちを入れさせる。
・北原先生がウルトラカジュアルな日本語を言う→その英語を見つけて「はい」と言わせて集中させる→なれたら英語でリピートさせるのプロセスで復習音読、内容理解の確認をしたところ、よく集中して取り組めました。そのあと先生は「OK,Great!」「すばらしいね」とほめる。 - 文法導入をしないで、いきなり「わくわくペアワーク」あなたのご意見は?
I think that〜
本時の文法導入をすることなく、いきなり接続しthatを用いた複文の文を言うペアワークをやりました。
今回の授業では、ここが一番「できるかな、レベル高いかな」とひやひや、はらはら案じたパーツでした。
結果、生徒たち、実力以上にがんばって、くらいついていっていました。(火事場の・・・力!)
・いつものように英文を読む ・語彙を読むときは先生がジェスチャーで示して内容を理解しやすくする
・ペアワークがおわったら、ラウンドアップをして「ペアワークができていたか」を
確認する。
→この時の先生の質問が、「Who is sure that ~?」[Who doesn’t think ~?]のような文で質問をされたので、意味がわかりにくく、答えにくかったようです。私がこの段階の生徒に聞くならば、Please raise your
hand. I’m sure that school uniform is necessary.のように複文を肯定文の形でシンプルに聞くと、生徒は答えやすくなると思いました。
- 教師の力量、生徒との信頼関係が問われる Picture QA(Speakingの活動)
飛び込みの授業でQAをやるのは大変と思いますが、生徒は徐々に慣れて手をあげていきました。
この活動のキモは「どこまで引っ張って待って、どこで終わりにして座らせるか」だと思います。
北原先生はこのあたりが絶妙で「手を挙げた人は座れるよ」とある程度のところで、OKを示します。
手をあげたけど指名されない生徒も多くいるので、「手をあげたこと」活動に参加したことをほめて認めることで、生徒との信頼関係は深まると思いました。
② Oral Introduction (Listeningの活動)
ここが、北原先生が最もやりたかった、力の入ったパートで、当初3分の予定が、カレーの歴史をしっかりと教材研究を重ねた知識を用いてオールEnglishでオーラルイントロダクションをしてくれたので、10分ほどに伸びました。私たち大人でも今回長い!と感じました。生徒を惹きつける感がすばらしく、みな前のめりになって聞き入っていました。子供たちも大好きな「カレー」というテーマがとても興味深かったのだと思います。
インド式のうすいカレーを「シャバシャーバ」thinと表現し、対比して、日本式の小麦粉を入れた横浜のシェフが改良したカレーを「ドロドーロ」=thickと表現したのが生徒にわかりやすくインパ
クトがあったようです。
当日、翌日とも難しい「thick」の発音をとても上手にできるようになり、ふだんの会話でも「シャバシャーバ」「thick, ドロドーロ」と楽しんで口にしていました。
このようにキーワードをしっかり入れることが大切でした。選びに選んだ語彙、thickが全員に浸透したという結果でした。語彙導入前にしっかり入っていました。
各活動の指導が関連し合って、ち密な構成になっているのが、北原指導の真骨頂だと思います。
③ 新出語い指導
⑦の聞く活動ですっかり、重要語彙が「聞いてわかる」ようになった段階で、単語カードを使って新出語彙を見せて「文字と音を一致させていく」わけです。
4/15の授業スタート時には、半数の生徒が「辞書を買わなくてもいいと先生に言われていた」
(親の経済的理由を配慮してのようす)という理由で辞書をもっていませんでした。
私がクラスに「チャレンジ英和辞典」を20冊貸し出して毎日使わせた結果、当日は1名を除く全員が自分の辞書をもっていました。「ゲームを1つ買うお金があるならば、君たちの未来に役立つ辞書を買ったほうがいい」と推奨しました。
その結果、今回の本家・北原先生の辞書指導において、「辞書を引く」「英語を読む」という行為から最も遠かった男子生徒2名が、一番に辞書をひいて、「ぼくを当てて!」とばかりに、ぴょんぴょん飛び上がって手をあげていたのが印象的で、いまでもその時の教室の空気感、情景が目と心に焼きついています。ありがとうございます。
授業初日の授業で、「辞書を引いたら立つ」のルールで授業をしたところ、その日のうちによく知っている担任から「生徒からクレーム」
「立たせるのNG」のクレームがつきました。「立つのがおそい生徒が目立つのがかわいそう」とできる生徒が言ったそうです。
「いえ、先生。その逆で、できない子も全員ができるようになる活動なんですが・・・」と言いかけて、「わかりました」と伝えて路線を修正しました。
その翌日からしばらくは「立たせないで」「楽しく、力が付く活動」をガンガン入れていきました。少し方法を変えて、同じような活動もできるのです。
北原メソッドのパーツを、主意説明とともに全部入れていきました。北原先生の授業の翌日には、辞書指導の場面で生徒はthickなどを引くのを今か今かと楽しみに待ち構えていて、「あれ、先生、立たない
の?」と聞き返してくるようになりました。
楽しくて、ためになり、力がつけば、生徒たちは自ら立つようになり、教師を信頼してくれます。
(この学校では、おしなべて「生徒を指名するのもNG」とされていますが、生徒の意向を聞いたうえで、わたしは平等に指名をしています。
全員に力をつけるためです。ときどき指名したことで、魔女狩りにあうこともありますが、柔らかく対応したうえで信念は決して曲げません)
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1 じゃれマガカルチャー⑫
涼しい季節になってようやくお風呂が最高、と感じられる季節がやってきたが、アメリカ人はほとんどシャワーのみで、まず浴槽につかることはまれ、という内容のもの。
文中の下線部としては、
・A a bath in this weather feels great. のfeel →人が主語でないfeelはちょっとむずかしい。
・I don’t usually take one in the summer のone → bathをさす
・It warms me up and relaxes me. のwarm 品詞は→すでにしっている「形」でなく「動」なので注意喚起。
など。
設問1のWhy is taking a bath good? 上記・三番目が答え。
2は、What does the word perfect mean? →
参加者からは「完璧」と「最高」の声が。ここでは「最高」だろうね、と。「子供たちならなんていうかきいてみるといいね『やばい』かな?(笑)」と北原先生。
こんなちょっとしたところからも、常に生徒にたずねていく、生徒目線の大事にする姿勢を感じました。
つづいてペア間で、教師の質問に先にこたえることを競うもの。
1. Which do you take in summer: shower or baths?
2. How long do you take a bath in winter?
2 北原の参観授業・示範授業⑪
今年6月に、長野のH先生のクラスで実施されたもの。2年生、35名。4月から北原メソッドでH先生が教えてこられた生徒たち。
楽しく力がつくこの方法、これをやっている北原先生が来てくれる、と生徒は楽しみにしていたそうです。
冒頭の歌はStand by Me
1. Greetings ドイツ語
”Guten Tag, Wie geht’s ihnen?” “Guten Tag, Her Kitahara.”と、なんとドイツ語で開始。
ドイツ語に関心をもっている生徒がいるという前情報から北原先生が用意。H先生が、この生徒があとで、「
ドイツ語の時間が短すぎた!“」との報告に参加者から笑いが。
つづいて、あの「延晃」→knob and a keyの自己紹介でつかみはOK!
2. Review of New Words Scene 1&2
New HorizonのUnit2 Food Travels around the World
フラッシュカードの日本語をみせて生徒は英語を言う、つぎに日本語側みたら指書き。
3. Review Reading
ここで通常なら、ジェスチャーをしながら本文を暗唱するところ、北原先生は、慣れていない生徒がいることを見計らって、カジュアルな日本語の訳語を言って、それにあたる英文を指さす、という活動。ここで、途中から、北原先生は、該当する文を見つけたら『ハイ』といって指さすよう指示。そうすることで授業の雰囲気が活気づき、また、わからない人がわかる人から学べる。雰囲気づくり、学びあえる条件設定の工夫!
4. わくわくペアワーク
北原先生「ペアワークの最中に生徒の様子をモニターすることももちろん大事だけれど、終わったら、クラスにできたか聞いてみる round up
が大事。あと、このペアワークの内容が『うそくさい(authentic
でない)』ものなので、最後にこのように質問して答えることが、ほんものにちかいコミュニケーションになる」
・Who thinks school uniforms are necessary?
・Who is sure that studying is important for the future?
・Who doesn’t think all the SS should go to high school.]
5. Picture Q&A
はじめに全員起立で、ピクチャーカードを正しく描写できた生徒から座れる。
・「ひじが曲がっているひと当てません」
・if you don’t raise your hand, you can not sit down forever.
What is he doing?
What are these? They are vegetables./ onions/ carrots/など
座れた人が多くなった段階で、
「手を挙げたよ、というひとはsit down」
「なにも言わない人最低 間違えた人それよりうえ」と北原先生
手のあげ方や、間違ってもいいから発言する姿勢をこうして育てるのですね。
6. Oral Introduction of Text
ピクチャーカード見せながら、内容を、新出語句もふくめ音で生徒に聴かせる。
カレーが日本に来たのはインドから直接ではなく、イギリスをつうじてだったこと。そして、海軍で毎週金曜日にカレーがでていたこと、日本のChefsがインドの「シャバシャバ」なカレーでなく、ごはんに合うように小麦粉flourをいれてthickなカレーにしたことを英語で説明。
英語でのOral introductionの中にこの「シャバシャバ」を使って説明したことで、thick の意味が強く印象づけられた、とH先生。
北原先生が、絵を見せながら、生徒に語りかける、英語のスピードや抑揚、表情やジェスチャーなどすべてが、本当の言葉として生徒の耳と頭にしみこんでいっているような印象をうけました。目指したいです。
7. Introduction of New Words
新出語句は以下のとおり
directly, century, spices, sale, British, company, produce, powder, sale,
chefs, four, thick*このうち北原先生が、中学2年生が習得すべき発信語彙は、sale とthick の二つ。それに、受容語彙としては、directly, century,
spice, British, company, produce, powder, chef, flour
*教科書の太字=発信語彙ではないことに注意。生徒の負担度を本当に考えている
フラッシュカードで、まず1週目:生徒に読ませ 2週目:教師⇒生徒リピート 3週目、次に音とつづりに着目させる活動
Sale の子音字を隠して〇a〇e おなじつづりとを含む語を言わせる—game, came、やspice ⇒ ice, nice,
rice
それから、chefsのfや、flourの「f」も、「前歯をみせて!」と発音の仕方のポイントを指示。
次に、意味の確認、のなかで辞書引き。sale とthickの二つにしぼって、生徒を起立させ、辞書引き。(引けたら座る)さらに、「ではsaleの動詞は?」とたずね、
板書に、s _ _ _ とヒントをだしながら、sellを見つけさせる。生徒が、saleの前後の関連語句を探させる活動。
北原先生曰く「sell は知っている可能性が高いし辞書を縦に見る習慣づけになる。で、自分でみつけたら(印象づけられて)もう忘れない!」と生徒の中に起きる学習効果を見越していること、改めて学びたい点した。
つぎにthickを引かせる。「終わった人、手伝ってあげて」と生徒に促す。
厚いだけでなく、 濃い、どろっとした、という意味。
This book is thick. Tree is thick. Soup is thick. Japanese curry is thick.
さらに日⇒英口頭、そして日⇒英 のつづり指書き。
*H先生が今年4月に授業開始当時、6分の5の生徒は辞書をもっていなかった。それを、20部、用意してあげて辞書引きを導入した。できなかった子がどんどん辞書を引くようになった
・「授業中に覚えちゃうよ」― H先生の「『シャバシャバ』で、thickをその場で覚えてしまった」お話に因み、北原先生が、以下の話をされました。
赤坂中に私立に入ったがついていけなくてやめた子たちが来ていた。リベンジするには早慶に入るしかないという思いを持っていて、はじめ「しゃべることやっても入試にでない!」と大反発。保護者からも(有力者を通じて)クレームをが来た
。1学期の半ばくらいになり、その子たちが、この方法がいい、といいはじめた。授業中に英語を覚えられてしまうので、家で英語の勉強はしなくてよくなり、ほかの教科の勉強ができる。」と。
また語彙学習について、以下のようにお話された。
・単語→句→文 のsmall stepでそのなかのどこにいるのかを見てあげる!
・「生徒を授業中に立たせないでもらいたい」という授業方法に対するクレームがあったことについて、「教条主義に本当に腹が立つ」と。以下の前提をまったくわかっていないと。
・できないことが当たり前という大前提 ――だから繰り返し学ぶ!
・人には早い遅いがあるのが当たり前という大前提――遅いのは悪くない、恥じゃない。
・自分がおわったらまわりを助ける
⇒立たせると、助けるべき人をみつけやすい。
語彙指導は、ここまで丁寧に時間をかけるということ、そして、その効果が上がる手順がこのように確立されているということを改めて再認識しました。
◎特別公開
Kahoot!の実演映像。
東京 杉並のC先生が、北原先生の「発信語彙問題集」をKahoot!(教室でクイズ大会ができる用意なるゲームアプリ—4択、3択、2択などのクイズ問題に、生徒が、各自の端末から参加し、スピードと正確さを競い合うもの)の実演映像をを視聴し、そのあと、例会参加者もみんなで実際に体験。C先生が、スクリーンにQRコードを示し、これを各自がスマホで読み取り、ゲームに参加。短文中の空欄を適語で埋める問題。赤青緑黄色に色分けされた4択から正当とおもうものをタップ。みんなが解答しおわると、正答者の先着数名の名前と点数が画面に表示され、全問題が解き終わると、ベスト4が画面にでる。これは夢中になるがのわかります!
北原先生は、やみくもにやるのではなく、例えば60/90秒クイズで、何回か活動した後、そのなかから問題数を絞ってやってみるといいのでは、との考えを述べられました。
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1 じゃれマガカルチャー
お題はA bathでした。
a bath is perfect. perfectの意味を、より実感に近く言うと「最高」「ヤバい」
A bath in this weather feels great. さらっと理解したつもりでしたが、主語が人でなくモノの場合は難しいとの北原先生の説明を受け、辞書の例文でも、人ではない主語はなかなかないなと気づきました。
2 北原先生の示範授業
New Horizon2 Unit2 Food Travels around the World
Read and Think(1) Curry travels around the world
1.Greeting ドイツ語での挨拶で、クラスが一気に温かい空気になりました。
2.Review of New Words Scene1&2 日本語から英語へという難しさにも、北原先生が与えられるヒントで次々とクリアしていきました。
3.Review Reading 本を手に持ってという指導にはじまり、I want to go there sometime.の音読後、「本当に行きたい気持ちで!」What do you mean?「もっと突っ込んで!」とタイミング良い言葉がけにより、マジックにかかったように、一気に言葉に気持ちが乗っていきました。北原先生の日本語の後にその英文を見つけ「ハイ」と言い、更に英語でリピートという2段階指導でした。この「ハイ」と言うことは、周囲の人の理解度を示すためだそうです。
4.Wakuwaku Pairwork ペアワーク後にラウンドアップセッションをしてクラスにペアワークができていたかを確認されました。①Who speaks necesally?②Who is sure studying English?③Who doesn’t think?
5.Picture Q&A 最終的に、質問に答えられず起立状態の生徒に「手を挙げたけど先生が指してくれなかった人は座って」の一言に生徒は救われただろうなと、映像を見ていた私もホッとしました。また、「何も言わなかった人サイテー、次頑張ろう」の一言にも温かさを感じました。
6.Oral Introduction of the text 予定の3倍以上の時間をかけ、全て英語で説明されました。ビデオでは生徒の後ろ姿だけで表情が見えなかったので、懇親会で北原先生に、「どうして長い時間になったのですか?生徒の理解度が達していないと判断されたからですか?」とお聞きしたら、「カレーへが好きだから」というお応えでした(笑)シャバシャバカレーとthickドロドロカレーに生徒たちはハマっている様子でした。この10分間で、北原先生の引き出しからいろいろなものが出てくる、出てくる!それも間髪おかず!英語教師はこうでなければ、と思い知らされました。私は子どもたちから「全部英語でわからなーい」と言われると、心が折れてしまい、日本語を多用してしまうのですが、こっちがダメならこっちの引き出しで、という柔軟さと、引き出しにいろいろなモノを整理整頓して入れておく必要性を感じました。
7.Introduciton of New Words 「習ってないから間違ってもいいんだよ」と言いながら、生徒に読ませる。読めるかどうかのリサーチのため。saleからsilent eの説明、thickは「口見せて」とthの発音指導、directlyはdirectにlyつけて、spiceからice,riceへ、British, company, produce, powder, Chefはフランス語, flour fは前歯見せてと発音指導、come from, for saleは売り切れ、 saleは売ること、動詞は何?ヒントs_ _ l sell 売る、 thick 厚い、太い、黙って空書き、辞書をひかせたのはsaleとthickのみ、授業で空書きさせたものはテストに出す、書かせないのは題材語と音と綴りが違うもののみ
3 特別公開 「発信語彙問題集」を使用したKahoot!の実演 C先生
子どもたちに大人気のKahoot!を実際に使ってみました。発信語彙問題をKahoot!でと思い、実践されたC先生が素晴らしいと思います。
私もよく使用しています。私が思うKahoot!の長所は、繰り返し学習が飽きずにできる、チーム戦にすると団結力が増す、チーム戦で共同学習をした後にサブマリンを使用すると、問題がスクランブルされ、個人学習に移行できる、間違った問題を再度挑戦できる、ニックネームを英語でフルネームで入力させると小学校3年生でも自分の名前が書けるようになる、などかなり利点があります。
昨今、学力検査の結果が著しく落ちたのはICT使用のせいだと懸念する声があがっていますが、使い方次第だと私は感じています。
4 北原先生とH先生のお話から
「辞書を引いたら立つ」ルールで授業をしたら、生徒からクレームがあったというH先生のお話を受け、北原先生が「立たせてはいけない」は教条主義だ、できないことが当たり前、人には早い遅いがあるのが当たり前というのが大前提であり、遅いのは悪くないし恥じゃない、自分が終わったら周りを助ける、そのために立っているとおっしゃいました。
また、H先生は、担任の先生から生徒のクレームを伝え聞いた時に、路線修正をされて、立たせないで楽しく力が付く活動を取り入れたとのこと。
私はというと、クレームが来ると心が萎え、「だったら、もういいわぁ」と思い、道半ばでやめてしまうタイプの人間です。北原先生のお話から信念を曲げない強さ、H先生からは、打たれたら、出方を変えて突き進むというしなやかな強さを学びました。今回、この学びが一番心に残りました。自分の弱さに打ち勝ちたいと思います。
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〇じゃれマガカルチャー
英文内容は風呂について。異文化理解につながる良い題材。
中学生にとって身近な話題なので活動がしやすい。
Japanese bathの説明を練習した。
〇北原先生の師範授業ビデオ@小諸市公立中学校 2024年6月3日
指導案と照らし合わせながら見た。
毎回感じるが,テンポの良さ,説明のシンプルさに無駄はない。
初対面の生徒たちが今まで北原先生が受け持ってきたクラスのようだった。
冒頭のつかみ&あいさつで勝負ありのような感じがした。
師範授業で私が特に勉強になった点は以下
・わくわくペアワーク
ペアワーク後のラウンドアップセッションが重要。
疑似コミュニケーションからリアルコミュニケーションへ繋げていく。
・Picture Q&A
どんどん生徒にQ&Aを投げかける。
北原先生の周囲への視野の広さ,生徒へのモチベーション向上への声掛けなど細かな技術が光る。
・Oral Introduction
北原先生のこだわりが詰まったパート。
想定時間を超えていたが,私としては一番印象に残った。
カレーのバックグラウンドの知識を目(ジェスチャー含め)と耳で学べて非常に面白かった。
インド式カレーのシャバシャバと日本式カレーのthickのイメージは生徒も忘れないことだと思う。
・introduction of new words
単語指導の中に,フォニックスを上手に混ぜていた。
ファストラーナーを味方につけてクラスを引っ張る役割にする考えは非常に勉強になった。
〇Kahoot!実践
多くの先生方から,Kahoot!について話を聞いていため非常に興味があった。
北研参加者全員で体験。エントリーや操作性の容易さも大切だと感じた。非常に直観的であった。
回答の早さ,正確さを判断してランキングされる。
クラスでこれだけは熱中する生徒が出てくるという話も確かに!と思った。
教材にも応用できないか考える良い機会を頂いた。
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1じゃれマガカルチャー⑫
「風呂」についてでした。
じゃれマガは何度も実践してもらっているが、改めてその進め方一つ一つが生徒思いだと思った。読みながら説明するのではなく、範読➡下線部の説明(インタラクション)となるので、教師の範読時に生徒は英語の音に集中することができる。そして範読のスピードがちょうどよい。下線部については生徒とやりとりしながら、生徒が理解を深められるようになっており、教師による一方的な説明ではない。
私がお風呂を外国人に説明するとしたら…アメリカの家庭にバスタブがあったなあと思い出して違いを伝えたくなりこんなことを言った。
We soak in the bath to warm ourselves, but in other countries, they usually use the bathtub to wash their bodies.
2北原先生の示範授業
長野県小諸市 H先生の中学校の2年生
使用教科書New Horizon , Unit2 Read and Think (1) Curry travels around the world
教科書の本文理解
① 自己紹介
北原先生がドイツ語で挨拶したら、生徒が大きな声で挨拶を返していました。その時点で、何でそんなことが可能なのかと驚いた。自分の生徒には、いつもと違う表現の挨拶をしたら、みんなドキドキして全員が大きな声で返してくるなんてことはないのに、、、と思った。なるほど、H先生は普段から外国語は英語だけではないというスタンスで生徒と向き合っているとのこと。教師の言語に対する向き合い方が、生徒の手本となっているのだと分かった。
そして、例のknob and a key. でつかみはOK。北原先生のリズムに合わせて生徒は手をたたき始めた。
② 単語の復習
Unit2-2の単語の復習。
音読の復習はよく見かけるが単語の復習は、あまり見ない。やはり復習の大切さを意識した北原メソッドの魅力的な点である。
日本語見せて英語を言わせる。日本語見せて、黙ってスペルを書かせる。発信語彙と、他には受容語彙のうち音と文字が一緒のものも書かせる。
③ 前時の本文の復習
本をしっかり持ち上げさせて、ただ先生の後に続いて繰り返している生徒には感情をこめて読めるように声かけする。
先生が英文の日本語訳(しかもその登場人物らしい自然な日本語)を言い、生徒が該当する英文を指さし、「はい」と大きな声で言う。競争心が芽生え、みんなで勉強していると生徒も感じられる。
④ Wakuwaku Pairwork #9
活動のやり方を全員で読み上げ、ついて来れない生徒がいないようにしている。
文を先生のあとに続いて練習。言い換え練習もする。これにより、全員が安心して活動に入れる状態になる。活動の途中で、生徒をモニターしているが、活動後に、得た情報を聞き出している。例:Who is sure that ~?
⑤ Picture Q&A
単語➡句➡文というように、順番にできるようになっていけばよい。
そのように生徒に伝えていくことで、単語で表現できた子は、次の時に句で答えられるように心がけさせる。
最後にまだ立っている生徒には、「手をあげたけど、先生が指してくれなかったという人」は座ってよい。これにより、今回チャレンジした人は、次の授業でもまた手を挙げてみようと思うだろう。今回手を挙げられなかった人は、次回は挙げる!と意気込むに違いない。
⑥ Oral Introduction
カレーが日本で広まった由来を英語で説明。たくさんの英語を浴びる生徒でしたが、夢中に聞いていた。なぜなら、分かりやすい英文で話されていたから。シャバシャバとthickの対比も印象的。先生の話す内容が、生徒にとって「へえ。」が何度も出るようなものだと、生徒はこんなにも興味を持ってきくのだなと感じた瞬間です。教科書の題材にここまで向き合うことで、先生の熱意がダイレクトに生徒に伝わる。
⑦ Introduction of New Words
英語の方を見せて生徒に読ませる。
「自分たちで読んでみよう。習ってないんだから間違っていい」
辞書で引かせたのはsale, thick
フラッシュカード英語の方を見せて、意味が分かる人はジェスチャーをする。分からない生徒が多かったら、辞書で調べさせる。裏面の日本語をすぐに見せるようなことはしない。➡これで生徒は学び方を学んでいる。教師がすぐに解決(提示)してしまうと、生徒はわからないことを自分で解決する術が身に付かなくなるのだ。
サイレントe、-ly, f/thの発音 生徒にとって大切なことが詰まった新語の練習でした。
3 杉並区のC先生によるKahoot!の実演
北原先生による「発信語彙問題集」を毎回10問ずつKahoot!を使って帯活動を行っている映像を拝見した。生徒が楽しそうに勉強している姿が印象的だった。私たちも生徒役となり体験させてもらった。やってみた感想は、大人なのに”面白い!”これは盛り上がる。スクリーンに映し出されたQRコードを読み込んで始める。勤務校は生徒の携帯電話使用がOKなのでこれは便利。生徒は自分の登録する名前が画面に出たり、ランキングに入ったりしたら喜ぶだろう。その場ですぐにランキングが分かるので熱が入る!一方で、時間が少しかかる。回答時間の設定はできるもののそれでも確実に時間はとる。北原先生のアドバイスは、プリントなどを予め配布し、生徒は自分でじっくり勉強した後に、今回のようにみんなでKahoot!をやるというといいのでは?とのこと。自分で向き合う時間と、それを習得できたかを確認する時間に分けると、自分が理解できているかどうかがメタ認知できる。
最後に、H先生の学校で、担任から「立たせないでください」とクレームが入ったという件。今はH先生の熱意が伝わり、生徒たち自らが、早くできたら立ちたいという気持ちでいっぱいである。この話を受け、北原先生の授業における考えを伺った。
・できないことが当たり前
・人には早い遅いがあるのが当たり前
・自分が終わったらまわりを助ける
遅いことは悪くない、恥ずかしくないという概念。私たちは自然と小さいうちから、できない=ダメ、悪いというのを植え付けられているように思う。繰り返し学ぶ必要性。早く終わったなら終わっていない人を助ける!できないなら、教えてもらえばいい。終わったら立つことで、まだできていない人を見つけやすいから、そうしている。みんなでできたら、その分もっとうれしいだろう。生徒全員に何度もこれを伝えていきたい。この温かい考えが伝わってこそ、生徒が授業内で安心して勉強できるようになる。
北原先生の授業を拝見して感じたことは、生徒に自分でやらせるところと、先生の持つ知識を伝えるところのすみわけが明確だなということです。
これは自力でやらせる。これはさらっと(繰り返し)伝える。既習事項に関しては初めから先生が伝えるのではなく、引き出す・思い出させる。生徒の回答次第ではそこに補足(説明)をさらりと追加してあげることもある。授業内で得る情報量は相当なものなのに、次の授業でも先生はきっとさらりと復習や繰り返しをしてくださるから、覚えられなくてどうしよう…とはならない。こうしたコントロールが最強だと感じました。
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1 じゃれマガカルチャー12 お風呂かシャワーか
1分間黙読の後にQが2問。北原先生の質問の後に生徒は一斉に答えを言う。その後範読を聞き、重要箇所に対して説明と質問。ペアで「お風呂」を英語で説明。
・feelを物に対して使うのは難しい。
・this time of yearの意味。
・既に知っているが、違う品詞で使われている単語を問う。辞書を使わせるも良い。今回はwarm[動]。
2 北原先生による示範授業11
2024年6月 長野県小諸市公立中学校 2年生 H先生ご指導のクラス (New Horizon 2)
生徒たちはまだこのメソッドを4月から始めたばかり。辞書を持っていない子が多数いたとのこと。
①Greeting
ドイツ語を扱ったやり取りの後、「延晃」を使った自己紹介。ドイツ語に関して英語の授業だからと英語に限定せずのやりとりが良かったです。
言語に敏感になり、多言語を知る機会だと感じました。
②Review of New Words Scene 1&2
復習なので日本語を見せて英語を言わせる。空書きに移って合っていたら挙手させる。
③Review Reading
1文ずつRepeating。本の持ち方を英語で指導されていました。その後カジュアルな日本語からその箇所の英文を指差しさせる。「はい!」と言わせる。
・「マジ!」「良いねー」「知ってっかー」「半分あたりかな?」「うそー」「確かインドからだったよね」「いつかレストラン行きたいね」をランダムに何回も。
・フランクな日本語で言うことで、会話で使っている英語だと認識させる。
・映像←→言葉
④Wakuwaku Pairwork #9
「Let’s do some pair work!」に対して「Yeah!!」の音声を流す。声が小さかったけれど、ここでテンションが上がる。北原先生の範読の後にrepeating。
Vocabularyの練習の後、文に入れて言う練習を一斉にさせてから活動開始。
・全員に確認させる時間を必ず入れている。やり方に迷う子がいない状態。
・モニターし、エラーを探す。
・活動終了後は「Who〜?」と問いかけ、その生徒に本当かどうか確かめておられた。また、このやり取りが本物のやり取りになっている場面。
⑤Picture Q&A
PCを見せて英語の質問。生徒は挙手で答える。答えが正解なら着席。
・「What’s this?」「Who is this boy?」「What is he doing?」「What are these?」
・It’s とThey’reの使い分けができるようにさせる。英検の面接に必須。
・単語→句→文
・まだ座っていない子たちに手を1回でも挙げたか確認。座って良いよ。次回に!と。
・何も言わないことは最低!
・できないことが当たり前と言う大前提。人には早い遅いがあるのが当たり前。立っていることで、まだの子を見つけやすい。
自分が終わったら(そんな周りの子を)助ける。
⑥Oral Introduction of the text
新しい単語を交えながらも分かりやすく本文を紹介していく。説明しつつ丁寧に語っている感じ、うんうんと私も頷きながら聞いてしまいました。
生徒の頭の中にも映像(イメージ)として入っていく作業だと思います。
日本語を介してではなく、頭の中を英語でいっぱいにしつつ英語のまま理解していく時間。
⑦Introduction of New Words
新語を生徒に見せて読ませる。発音に注目、マジックeを使った他の単語を言わせる。単語の意味が分かるものはジェスチャー。
辞書で調べる作業。日本語から英語でジェスチャー。日本語から英語で黙って空書き。
・最初はどれくらい読めるかモニターのため、間違ってもいいと声掛けしてあげる。
・thはベロを見せる。fは前歯を見せてと指導。やはり発音!
・saleとthickを辞書で調べさせていた。見つけたらStand up。
・単語を授業中に覚えさせてしまう。
3 発信語彙問題集を使ったKahoot!の実演映像 C先生(杉並区公立中学校)
活気ある生徒たちの映像の後、実際に例会に参加されていた先生方とKahoot!をやってみました。面白い!
Kahoot!は実は気になっていましたので、使い方を知るとてもいい機会でした。
このKahoot!経験が刺激になり、実は先日授業最後の10分ほどを使って既習PROGRAMの単語クイズをしました。もちろんKahoot!です。
盛り上がりました!中学生たちはこう言うのが大好きですね。いつもおとなしくて発言の少ないクラスの子達が大騒ぎしていました。
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【じゃれマガカルチャー】
生徒が本文を読んで、答えに下線をひく。
先生の範読
下線部のチェック
at this time of year a bath is perfect.
perfectは、「完璧な」より、「最高」「やばい」と訳すほうがナチュラル。
即興発話練習
・Which do you take in summer, showers or baths?
How long do you take winter?
What do you do when you are in the bathtub?
・Japanese bathについてどのように外国人に説明するかをペアで。
【北原先生の師範授業 】
長野県小諸市公立中学校 H先生の2年生のクラス 使用教科書 New Horizon
Unit 2 Food Travels around the World
Read and Think ①
北原メソッドで学習してきた生徒とやってない生徒がいる。これまで音読をしてこなかった生徒もいる。
4月スタートしてから1ヶ月半後の授業。
辞書持ってない子が15名もいたが、辞書を貸すと申し訳ないと思ったのか、自分で用意してくるようになった。
正しい方法で学ぶとテストの点数が上がるということを生徒が実感した。
■Review of New Words
単語だけでなく、例文も示して、その単語の使い方を挙げる。
■Review of reading
先生が、Really?を「マジ?」など、くだけた日本語で言い、生徒が教科書のその箇所を指す。途中で指せたかどうかわからないので、指したら「はい!」って言おうと指示。
次はくだけた日本語を聞いて、該当の英文を生徒が話す。
中2だが、英文が抽象的なので、ジェスチャーを用いずこの方法で確認。
■わくわくペアワーク
ペアワークは疑似的なもの。更にauthenticなコミュニケーションを行えるように、生徒自身の考えを聞き出すとよい。
先生は、みんなの様子を見る。
■Picture Q&A
質問が終わり、立っている生徒に対して、「この中で1回でも挙手したけれど当たらなかった人は座っていいよ」と伝える。
■Oral Introduction
Picture Cardsを見せながら、
crash the spices
company made spices
great ships came to Japan
dip and eat naan
Japanese shefs use flour instead of soup など
行間も読みつつカレーの由来を英語でわかりやすく説明。
■Introduction of New Words
ジェスチャーさせる。
自分たちから読ませて、読めているかを確認しながら指導する。習ってないから、間違えてもいい。
発信語彙であるsaleとthickを辞書を引かせる。
saleを調べて関連語を確認
salesman、for sale
saleの動詞は?
Would you like a hint?ときいて、sを書く。
thick 厚い、濃い
produce 作る人は? producer
マジックeなどフォニックス
ほかのa e、i eで終わるものを言わせる
発音 th 、f
次にフラッシュカードで日本語から英語を確認
フォニックスの綴通りの単語は書かせる。
題材語は書かせない。
書いたものはテストでも書かせる。
今回書いたものは
British spice century thick sale
単語は授業中に覚える。
【杉並区公立中学校 C先生によるKahoot実践】
スピードテストのものをチャットGTPで4択を作ってもらってKahootを作成
パワーテストの方だと4択が既にできているので、便利。
S中では、Kahootの問題を自分たちでつくらせているとのこと。
C先生は、Kahootが終わったあとに、理解できていない問題を黒板に書いて復習しているそうですが、時間がかかるので何かいい方法がないか悩んでいらっしゃいました。
それに対して北原先生から、プリントで40問やったら、ランダムで10題Kahootやるというようにすればいいとのアドバイスがありました。
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1 じゃれマガカルチャー
Q1 Why is taking bath good?
Q2 What does the word perfect mean? Write the best translation.→ 直訳すれば 完璧だが、会話 なら「ヤバイ」「最高」あたりか?
・warm の下に□があって、品詞を確認 warmは暖かいの形容詞では習ったが、動詞では初めてだから 品詞の違う単語は伝える
・A bath in this weather feels great. 主語が人でないときのfeelの使い方は難しい
①即興発話練習用
Which do you take in summer, showers or baths?
How long do you take a bath in winter?
What do you do when you are in the bathtub?
②ペアで「風呂」を自分の経験を交えて外国人に説明しよう
2 北原先生の示範授業 ⑪
・H先生の学校では、1学年を4人の英語の先生で教えていたので、ジェスチャーリーディングをやったことある生徒は6人ぐらい。辞書も持っている生徒が少なかったが、H先生が貸し出したところ、生徒も申し訳ないと思って自分で用意したとのこと。
ビデオはちょうど北原メソッドをH先生がはじめて1ヶ月目ぐらいの頃。中間テスト(?)65%~67%で5クラス中1番だったとのこと。正しい方法で英語を勉強したら必ず英語力がつくと生徒に話していたが、それを証明した。
1 Greeting
ドイツ語で挨拶 生徒も臆せずドイツ語を口にする。一人の生徒は学校に来る前にドイツ語を調べてきたとのこと。
自己紹介でドアのぶ(延)とドアを開けるためのキイ(晃)を板書して、自分の名前を伝える。英語でジェスチャー付きで、スムーズな自己紹介で引き込まれた。
2 Review of New Words フラッシュカードの日本語の面を見せて英語を言わせる。
3 Review Reading 本の持ち方を指示 本を持ち上げて読む。I want to go there sometime. の部分で「本当に行きたいの?」と感情を入れて音読するように指示。 with themのリエゾンの練習、What do you mean?のところは、「もっとつっこんで」。意味の確認として、ジェスチャーリーディングに慣れていない生徒に合わせて?北原先生が本文の日本語を言い、生徒が教科書のその英文を指で押さえるという作業を行った。指で英文を指せたら、「はい」というようにして進めた。『家の近所にさーいいカレー屋さんがあるんだよ』教科書の英文をくだけた日本語でランダムに言って、意味を理解しているかの確認。
4 Wakuwaku Pairwork #9 わくわくペアーワークを北原先生が作ったのは、英国で北原先生が勉強していた時に、会話の本はあっても文法に特化したペアワークはなかったので作ろうと思った。丁寧に入れ替えの言い方の確認をしてから、生徒はお互いに質問してデータを収集。そして最後に北原先生が Who thinks school uniform necessary?と指名をして賛成した生徒の名前を聞き出す。Who is sure studying is important? Who doesn’t think all the students should go to high school? など。ペアワーク自体は、入れ替えて練習するためのパターンプラクティスみたいなものだが、教師がその内容について聞くことは、本当のコミュニケーションとなる。途中You’re welcome. と言える人は、Not at all.と言ってもいいよ。choose・・どっちにしようかな、should ・・すべきだよ~ I’m sure ・・絶対そうだよ など英語で指示を出しながら、生徒がわからなそうな単語や重要な単語は日本語で説明を加えながら活動が進んでいた。
5 Picture Q&A 英語で説明 If you can’t answer the question, you can’t sit forever. 「What is this?」 It’s a curry. (a はつけないよ)「What is he doing?」「ひじが曲がっている人は指しません」 「Only one spice?Chance.」 many spices. 「Do you know what this is?」 など。「では立っている人で手を挙げた人は座っていい。何も言わない人は最低。間違えた人はその上」
6 Oral Introduction of the text 英語で説明。生徒がわかる英語で説明していて、自分が聞いていても分かりやすく話に引き込まれてしまった。New Horizenの教科書をここ数年使っていないので内容は知らなかったが、ただ教科書の内容を言い換えているだけではなく、北原先生がカレーについてハウス食品のHPを調べて日本のカレーがシャバシャバしているオリジナルのインドのカレーと異なる理由をわかりやすく説明していた。また、カレーの歴史でインドからイギリスへ、また陸軍幼年学校の土曜日の昼食としてカレーが導入されたことやS&B社のカレー粉の話などを加えて話をしていた。教材への興味、プラスアルファの背景、新しい単語の導入など、絶妙すぎていた。
Oral Introductionだけの北原先生のDVD集が発売されないかなあと思ったくらい。
7 Introduction of New Words Saleを見せて意味を聞く。すぐに答えられなかったので辞書を引かせる。販売。その動詞は?と聞き辞書の縦読みを促す。同じくThickを辞書で確認。この2つは発信語彙なので調べさせた。
特別公開 発信語彙問題集を使ったKahoot!実演映像 C先生(杉並区公立中学校)
・ベネッセの発信語彙集から単語を抽出して4択問題を作成(スピードテストは1語しかないが、パワーテストはどうやら4択らしいのでそれをそのまま活用できるとのこと)
・やり方を変えれば、Questionも4択も個人のChromeに写せるので1位を目指して生徒は盛り上がる。教師もその場でスマホでQRコードから読み込んですぐに参加して実践してみたが、大人も盛り上がった。
・しかし、( )の中の日本語に合う英語はどれ? というような問題だと、英文全文読まないでも、日本語を読んで、それに合う単語を選んでしまうので、いまいちな出題の仕方だと振り返りがあった
・S中学校ではKahoot!の問題を生徒に作らせてやらせているとのこと。
・またKahoot!の問題を全国の先生方が作ったのを使用することが可能とのこと
その他 代名詞の単数と複数の間違いは(It’s They’re )3級は減点対象
授業中に、英作文が終わったら立たせる活動をしたところ、担任の先生から「生徒を立たせないでください」と言われたとのこと。ただ、現在ではそうしても文句は出ないとのこと。できないのが当たり前というのが大前提。立っている人は、まだの人のところへ行って手伝う。人には早い、遅いがあるのが当たりまえ。遅いのは悪くない。恥ずかしくない。自分が終わったら周りを助ける。単語については「授業中に覚えちゃうよ」と頭のいい子が言い始めたら、この方法がいいやとなった。英語のできる生徒の気持ちをつかむことも大事。