4月16日(土)第193回例会

1、参加者の自己紹介と最近の授業の様子

手短に異動された先生だけ近況報告をしました。

5月から北研を行う場所の発表として、**中学校

N先生からのご案内がありました。JR蒲田駅川崎方面に線路沿いに歩くとラビという中古車屋さんを右に曲がる15分から20分だそうです。

2、オックスフォード辞典に載っている日本語

前回に引き続き、オックスフォード辞典に載っている日本語を予想しましたが、なかなか当たりませんでした💦

参加者の予想で当たった言葉

Nippon , kimono , kabuki, karate, kendo , judo, Nori, Kotatsuなど

どんな言葉が載っているか、というとやはり時代を感じさせる言葉ばかりでした。

Ikebana, Imari, inky I, Iroha, itaiitai, ichibukin, Janken, jinrikisya,

Kagura, Kaki, kakiemon, Kamakura, kamikaze, kana, kanji, katakana, katana,

Katsura, kenpeitai, Ken, kesagatame, Kikyo, Konan, Kogai, koi, Koji,

Konnyakubatake, Kori, Koto, Kuruma, Kyoden, Maiko, matsuri, Meiji, mikado,

Minamata, Mochi, mondo, Misumi, Mogusa, Nara, Nariki, Natsuki, nipponese,

nipponian, no, nunchakuなど、、、

3、K先生の実践発表(1時間半)

★ディベート風スキット

山と川、都会と田舎、夏と冬から選ぶもので、準備は4時間展開。Google翻訳だけだと意味がわからないものが多いので、学習した内容を使わないとダメ、と縛りをつけたそうです。

ディベート:ペアで対戦

男子と女子。話すスピードが速い。

感想:私は赤坂中を見習ってディベートをするときはクラスを二分割してやるパターンをしていましたので、2人で対戦という形は、とても驚きました。でも普段から会話を繋げることをよく練習し、訓練を重ねて努力して意見を言っているので一対一も面白いな、と思いました。

(北原先生からのフィードバック)

ロシアとウクライナの主張のようになっていた?(意見のぶつかり合い)「ディベートはケンカ、スキットは仲良し」なので、この形式はどうなのか、合わないのではないか。このあと5.6人で対決させるならよい。

★空想絵葉書:

例文空想系(ワンピースの空島)とリアル系(フランス)

各クラス2個優秀作品を選び、じゃれマガ風にして授業で読ませた。2年生の文法がどれくらい出てくるかを探させた。既習文法が7つ出てきた、と、どこに出てきたかを確認した。復習できて良かったですと言う感想が多い。

感想:サンシャイン教科書1年生に出ている絵葉書でしたので、私も授業で取り扱いました。本校生徒の場合実際には、海外旅行の経験もない生徒もいますので、ほとんどが空想になりますが、中には月や宇宙、木星や土星に行った生徒もいました。

私からの質問:Google翻訳だけだと変な訳になるのを、どのように指導したら良いか。

K先生より:おかしな文を全員で確認した。どんな日本語を入力するとそうなるかもみんなでシェアして確認した。5.6回はした。とのこと。

(北原先生からのフィードバック)

ライティングの教材をリーディングに使うのは良い。グラマーリサーチはとてもよい。どれを習ったかを理解するには理解力が必要。探せなかった文法が苦手なものまだ定着していないもの。Google翻訳に入力する日本語が問題。どういうつもりで書いたのかフィードバックするのはよい。

3、帯活動

教科書の復習+リテリング

①授業2分前に音読して着席

②ペアで90秒間、内容を話し合う

ブルースカイは本文が短い!比較級のところで50語くらい。(ちなみにサンシャインは71-80語でした)

ALTの代わりにK先生が質問して生徒が答える

センテンスで返さないとダメとやり続けたら出来る様になった。

感想:K先生の英語が素晴らしい。ALT並み。K先生の速さに生徒がついていって速く話せるようになっていて素晴らしい。

(北原先生からのフィードバック)

北原先生は2年生でも1年生の教科書を頭に入れる。

5ラウンドと同じ。文法語彙をリサイクルする。リテリングは自分の言葉にすることに気がついたのは素晴らしい。リテリングのまとめとしてK先生が質問して答えさせるのは最高。What’s your opinion?と聞くとさらに即興性が出て良い。

4、1年生3学期に行なった他のパフォーマンステスト

4人組で1番うまい子が発表した。(評価はしない)

①show &tell

2年生のお気に入りのもの

ペン、ネックレス

ネックレスを紹介したフィリピンの血が入っている子はもともと話せなかったが、好きで真似していたら上手くなった。

感想:とにかくとても速い速度で話していてびっくりしました。発音もリンキングもリダクションも綺麗で、わかりやすい話し方でした。

(北原先生からのフィードバック)

K先生は、英会話を毎日話す自信がついていて話す発音、スピードが素晴らしい。ペン少年、驚いた。一年生でこれは素晴らしい。フィリピン少女、素晴らしい。好きこそものの上手なれ、という感じ。教科書の内容をあまり変えずに原稿を作らせて3時間で発表素晴らしい。

②学校紹介

学校紹介については以前北原先生が赤坂中のパンフレットを用いてグループで発表させていたのが印象的ですが、今回は一人で紹介していました。

感想:

話している子はとても流暢な英語で可愛らしかったのですがらこれを一人一人やるとなると負担がかかるので、やはり、グループでやる方がいいのかな、と思いました。

③クイックQ&Aのスピーキングテスト(2年生1学期の終わり)

やり方:

0.先生の質問にペアでどちらが早く答えるかをペアでやる

1. もう一文付け加える

2. 2往復にする。

3. How about you? やBy the way, で1分間話すことが出来る様にする。

感想:どんどん話す、ということに壁がないと感じました。沢山話すための方法を具体的に示しているのが良かったと思いました。

(北原先生からのフィードバック)

相手の知ってることを聞くのはどうなの?情報の伝達としては、、、

④将来の夢のスピーチ(2学期中盤)

手元にキーワードだけ書いたメモを置いてそれを見ても良いと指示してスピーチをさせた。テストで10点しか取れない子もつっかえてはいたが、最後までスピーチしていた。英語が好きで教えたI

wanna, I gotchaの文も教えたらどんどん使うのでうまくなった。I like soccer.

Why?と安易にWhy?使わないなどストラテジーの基準をプリントにした。

感想:10点取れない子のスピーチはとても親近感がわきました。こんな子いるいる、という感じ。それでも、手でジェスチャーしながら、思い起こしていたので、普段の練習の成果を感じました。キーワードしか見ていない、というのにはびっくりしました。頑張ったね、と思いました。

(北原先生からのフィードバック)

メモを見ながら言えていた10点しか取れない子は必ず高校で伸びる!

⑤1ミニットチャットのスピーキングテスト

中2で話せる2分間チャット

That’s nice!とかOh, really? と感想を入れる

感想:普段からしていることを必ずテストで確認する、ということの素晴らしさを実感しました。普段の練習だけでは身についたか確認は出来ないので、このように教師がきちんと確認することによって、生徒も真剣にやるのだと思いました。

私からの質問:

この確認テストはいつどのように行なったのか?毎日ワンペアずつ?それともテストの日として1日で全ペア?その間他の生徒は何をしていたの?

K先生の回答:テストとしては1日で全ペアやらせ、他の子は振り返りを書いた。毎回の授業で1ペア発表させた。広い話題から狭い話題に移るよう指導した。

感想:学期の振り返りを書かせている間に、テストを廊下でやる、それと別に毎回1ペア発表してフィードバックさせる、という方法、是非やってみたいと思いました。

(北原先生からのフィードバック)

What other do you

like?という素晴らしい質問をした子もいたが、全体にはLikeが多かった。小学校レベルと教えてあげると良い。I’m sorry,

but…を使って否定しても残念な感じにぬらないようにしたのはよかった。

K先生:Oh,

delicious.など反応していたのは良かった。ただ、テストとはいえ2人で話すと2人しか聞こえない声になりがち。カンバセーションストラテジーを生徒に示した。

5.生徒の感想

リンキングとリダクション(音が消えるもの)が出来るようになったとかたくさんいろいろなことが出来るようになったと書かれていました。

(北原先生のフィードバック)

英語は頭がいい悪いに関わらずできるようになる。

幹の本第5巻「一味違う教師の幹を作る本」がもうすぐ発売される。

T先生から、日本語でも話せないのに、英語で話すというのに難しさを感じるが、、、という質問があったが、英語は別。別の人間になって言ってごらん、という。また、生徒の感想が素晴らしい。自分が強調したいことが書いてあればそれは生徒からの評価。アンケートは必ず生徒にフィードバックする。線を引いて、先生からのコメントをつける。

終わりに、、、まとめ

前から是非みたいと思っていたK先生の生徒さんたちの様子を見せていただき、とても嬉しかったです。勉強熱心で頑張り屋、先生の指導を素直に聞く生徒たちばかりで、今後の伸びも楽しみです。K先生、本日は貴重な映像を沢山見せてくださり、ありがとうございました。

例会ではこのあと高校から降りてきた仮定法過去と仮定法過去完了のAパターンの導入についてとじゃれマガ2作品を行いました。3年生の最初のじゃれマガは丁寧に10分くらい?かけて細かく説明するというのが、優しくて、生徒目線だなあと感じました。

また懇親会では、前々から知りたかったスパイラルワークシートのやり方をお聞き出来ました。本文を扱う前までに早めに渡しておく。Bパターンの前に答え合わせを行うが挙手制。1人一回はあげること。簡単なところを苦手な人は挙げるようにいうなど、詳しくお聞きできました。

幹の本上巻p.103にEnglish Express

という名前であるのが、後のスパイラルワークシートのことだそうです。そして今回初めてお聞きした、スパイラルワークシートの出来た訳、、、トレーニングペーパーをもとに英語を繰り返し復習するワークシートを作成されたとのこと、、、トレーニングペーパーを昔やっていたことを思い出しました。参加者でわかる人は3人だけ、、、、、

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 「48時間以内にアウトプットしないと、80%忘れる」そうなので、学びベスト3の形で報告したいと思います。

 まず、「生徒がコミュニケーション力を身に付けられる工夫を丁寧にする」ことです。

1minute chatの活動で、聞き返しや反応ができるようになり、会話を続けられるようになるために、K先生は、「英会話上達のためのストラテジー」というプリントを作成し、生徒に指導されていました。プリントには、相手と良い関係を築くための思いやりの返答の仕方、会話のつなげ方、ひろげ方へのアドバイスが具体的に書かれてありました。K先生の、温かい、思いやりのある「あり方」を学びました。貴重な資料のシェア、ありがとうございます。

 二つ目は、「つなげること」です。

英文を作成する際、生徒にgoogle翻訳を適切に活用させていらっしゃいますが、「習った文法になるように」という指導を徹底されていました。もし、そうできないときは、「日本語から作り直し」という指示を与えるそうです。また、生徒が書いた英文の中で、ALTが選んだ優秀作品をじゃれマガ風にして授業で読んでいったそうです。そして、ここでも習った文法を探させたそうです。もし探せなかったら、次から意識できるように動機付けさせるそうです。授業で扱う作品に選ばれた生徒は、自己効力感がとても上がるだろうな、と思います。Try to Be Different ,Share your Knoledge, Learn from Your friends, Contribute to the Classを体現されていますよね。

 三つ目は、「伝えたいことを明確にする」ことです。生徒さんが書かれた授業の感想のプリントには、伝わって嬉しい部分に下線が引かれてあり、先生のコメントも書かれていました。生徒からの感想は授業、教師への評価なので、その感想に、伝えたいことが書かれてあった場合、その認知を他の生徒にも拡大したいので、下線を引いたり、コメントで価値づけしたりすることはとても大切なことだと実感しました。私も北原先生やK先生のような、生徒に「伝えたいこと」が「伝わりやすい」通信を作りたいと思います。

 これまでも北研MLでK先生の素晴らしい実践、実績に感銘を受けてきましたが、今回、動画を見せていただき、お話を伺い、謙虚に、素直に、丁寧に、徹底して実践されてきたからこその成果であること、コミュニケーションの指導に見られる先生の人としての「あり方」のすばらしさに感動いたしました。どんな指導法も、その幹、土台、本質を見、学び、自身を振り返ることを継続し、自身の人間性を高めなければ、「似て非なるもの」にしかならないと今回も実感いたしました。

 今朝、2年前の3月に卒業生が最後に書いてくれた感想用紙、私の「強み」用紙を見返していました。伝えたかったこと、心がけていたこと、大切にしてきたことが、温かい感謝の言葉と共に書かれていて、涙が溢れました。私の教師人生は全く平坦ではなく、納得する結果には遠く及びませんが、生徒の言葉から、そんな私の中にある光を感じることができました。自分にしかできない授業、教育があることを信じ、これからもしなやかに英語教育の道を進んでいこうと改めて思いました。

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【1】文法導入

I (will) go to the park tomorrow.

語り

I want to go to the park tomorrow.

But I’m not sure that I will be fine tomorrow.

” ” ” ” ” ” ” (if) I’m fine.

= (If) I’m fine(,) I will go to the park tomorrow. 未来

語り

I want to go to the park now, but I can’t.

The problem is my body/health condition.

Actually, I don’t feel fine now.

I (would) go to the park if I (were) fine. 現在

「今」は元気じゃないけど、「もし」元気「だったと仮定したら」→仮定法(過去)

「あの時」元気じゃなかったけど、「もし」元気「だったと仮定したら」→仮定法過去完了(高校)

【2】じゃれマガ

・was blowing 「過去進行」形は、中3で慣れた頃にきく。

・flew by □副、「後ろが名詞ではない。辞書!動詞にくっつく。」

・「falling cherry blossoms のfallingは辞書では□形では載っていない。

 □動がing形になって「~している」。教科書では、名詞の後ろにくっつく形をもうすぐやるよ。」

・son 「Are you a son? (女子に対して) What are you?」

・they caught any 「anyは□の何?代、any blossom」

・sounded「Gesture! 五感動詞。」

・would 「意味は?過去の習慣。」

・one 「何を指す?a cherry blossom」

・remember going 「過去のことを覚えている。to は?これからすることを覚えている。」

「じゃれマガのやり始めはたくさんやることがあるので、日本語の注は飛ばして必要最低限。」

【3】実践発表

・ディベート

「ディベートはけんかなので、テンプレートに無理があった。

口げんかっぽいので、生徒が楽しそうではない。」

・空想絵葉書

空想系:I went to sky island.

リアル系:I visited France two weeks ago.

「生徒の作品をreading教材にすることは、全体に対して良い波及効果がある。

グラマー・サーチは力がつく活動。ただし、できない生徒も多数いるので、

「自分が気づかなかった文法事項については、これから意識するといいよ」と声をかける。」

「google での日本語検索は、普段の話し言葉では上手く行かない。」

・教科書についてのQA

「本文を音として入れていないとできないので、リテリングのまとめとして良い。

What’s your opinion?を加えると良い。」

・クイックQA

By the wayやHow about you?を使うことによって、1分間話し続けることができるようになったが、

一貫性がないという問題に直面した。そこで1 minute チャットを始めた。

「相手に、自分が知っていることばかりをきいているので情報の新鮮味がない。」

「What other…という優れた表現があったにせよ、

like ばかりの会話は「小学校レベルだよ」とさらに上を目指させる。」

・スピーチ発表全般について

「苦手な生徒には、「1文につき1単語を書いたメモを置いて発表しても良い」と、

具体的に指示を出しているのが良い。」

・先生作『会話のストラテジー』プリントについて

否定文は相手の気分を害すのでI’M sorry but…を使うなど「とても良くできている。」

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1、 タブレットのgoogle翻訳機能を上手に使ってライティング指導

Point「習った文法に書き換える!」

翻訳機能を使うと英文丸写しになりがちなところを、「習った文法で」という制限を付けることで、既習文法を復習するきっかけにもなっている。

2、 本文QAをパフォーマンステストにする

Point「『必ず文で答える』を言い続けたらみんな英問英答できる!」

先生のQをしっかりと聞いておかないとセンテンスでの答えは返ってこないので、粘り強く指導し続けることが大切。本文の内容をしっかりと理解していないと答えられないので、リテリングの活動や普段のジェスチャー音読がバッチリ生きてくる単元のゴールになっている。

3、生徒のライティング作品をリーディング教材にする

Point「一つで二度おいしい!活動のRecycle」

一生懸命に書いたライティング作品がじゃれマガ風にリーディング教材として使われると生徒たちのモチベーションアップにもつながる。また、Grammar

searchをさせると理解の深化につながるので良い。

4、一つの活動でPDCAサイクル

Point「生徒のエラーを活動初期段階でシェアすることで活動の質が爆上がり」

どの活動も、生徒たち自身で活動の振り返りができるように授業が仕組まれている。

授業の流れを理解=授業の理解度を高める

【感想】

K先生の日本語説明がとてもスピーディで、重要な情報をメモするのが本当に大変でした。しかし、私はK先生と直接お会いしたことがないので慌ててしまっただけで、日頃ご指導されている生徒さんたちはそのスピード感に慣れているので、とにかく、英語を話したりリアクションしたりするのが早かったです。リンキング、リダクション、リアクション、徹底してご指導されているのが分かりました。毎日、ご自身でトレーニングされていることが授業に生きているんだなと感じました。動画もたくさん見せていただきましたが、ライブでK先生の授業を見に行きたいと思いました!

年度初めで、資料の準備等大変だったとお察しします。参加された先生方からの質問やご感想もとても勉強になりました。自分の生徒たちにしっかり還元できるように明日からまた頑張ります。ありがとうございました。

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<振り返り>

1 それぞれの活動の後に生徒の感想をまとめることで、先生自身が授業の振り返りをしている。

⇒その活動の目的を生徒が理解しているかが把握できる。また、生徒にとって取り組みやすかった点や、こちらが無意識あるいは意識的に講じた手立てが効果的だったかを検証できる。

<挑戦>

2 紹介していただいた活動を、生徒にすぐに還元している。

⇒他の先生のアイディアなど新たな活動を入れることで、生徒の新たな一面が見られる。普段よりも生徒が力を発揮しなければいけないなど、自分の予想以上の力を生徒が持っていることに気づける。

<活用>

3 Google翻訳を用いてよいという、今の時代ならではの良さを上手に活用している。

⇒生徒は慣れているのでとりくみやすい。

4 Google翻訳を使用させる時に、これまでに習った文法を使って良いなどというように縛りを設けている。

⇒単なる書き写しに終わらないような工夫をしている。

<鼓舞>

5 生徒の良かった作品をただ見せて共有するというのではなく、教材としてまんべんなく用いている。

⇒じゃれマガ風に用いることで、採用された生徒はもちろん、他の生徒への相乗効果(自分のも使ってもらいたいなどという刺激)が期待できる。

<反復>

6 1,2年の教科書をラストセンテンスディクテーションやQ&A、リテリングなどの活動に用いている。

⇒生徒は1度に習得できなくても、再び「音と文字」の両方に出会うことができるので、基礎表現の定着をはかれる。

<使える英語への指導>

7 クイックレスポンスを先生が普段の授業で無意識に行っている。

⇒先生と生徒、生徒同士、どちらも相手の発話に対してすぐに反応しているのが特徴的でした。いいよどみがないところからも、使える英語を身につけさせている。

8 活動を振り返って反省点があるときは、次の活動でそれを改善できるように努めている。(一貫した会話を続けられるようにするなど)「英会話上達のためのストラテジー」として、生徒にアドバイスをしている。例えば「安易にwhyを使わない」「広い話題から狭い話題へ」などとというポイントを挙げている。

⇒活動を通して思った結果を得られなかった場合、生徒へ新たな指導をしてその目標を達成するまで追いかけることがとても重要なのだと感じた。またアドバイスは具体的であるべきで、生徒が納得して使えるようにすることが大切。

全体を通してですが、K先生が育てたい生徒像が、発表を聞いている(見ている)私にもはっきりと伝わってきました。その目標に向けてするべきことが明確で、迷いがないと感じました。 

K先生、貴重な映像と長時間にわたる細かい実践発表をありがとうございました!生徒目線、理論と実践、そして得られた生徒の成績結果(データ)はまさに北原メソッドを継承しており、先生のこれまでの努力の賜物だと感じました。共有していただき、本当にありがとうございました。

こうして、校外で学べる場がもてるのも、北原先生に定例会を開催していただけるおかげです。なかなか部活動の関係もあり参加できずにおりますが、みなさんのレポートを読んで勉強することができ、毎月楽しみにしています。今月も、充実した時間をありがとうございました。

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2 オックスフォード辞典に載っている日本語②

 かなり多くの日本文化がイギリスに伝わっているのだと驚きました。

芸術的な文化、例えば、 ikebana, imari, kabuki,no, maikoなどだけではなく

itaiitai, kamikaze(特攻隊より前), mondo Minamataなどもあり、言葉の広がりを感じました。

オックスフォード辞典といえば、去年最新版に韓国語から新たに26語が収録されたというニュースを読んだ気がしています。

言葉というものは文化の波及とともに広がっていくのだなあと実感する例です。

3 K先生の実践発表

 ① ディベート風スキット

2人組で、K先生のディベートの流れのテンプレートをもとにディベートを行っているという設定のスキットでした。

根拠を持って自分の意見を主張し、相手の反論に反論する流れができており、大変おもしろかったです。

スキットの良さは、普段あまり英語を得意としていない生徒が、ペアと協力しながら英語で表現するということだと思います。

 北原先生の「『ディベートはけんか、スキットは仲良し』だから設定には無理があるよね。」という指摘は感心ばかりしていた私に

あ~、そうかそういう本質的な視点が欠けていたなと思いました。

 でも、2年生でディベートって相当レベル高い活動だと思うので、このディベート風スキットの手順を使いながら

3年生で本格ディベートをするとおもしろくなりそうな気がします。

 私も去年、一つのLessonにディベートがあったので、その課で一回、生徒がもう一回やりたいといったので

受験後にもう一度行いましたが、生徒たちは戦うことが結構好きみたいで、一生懸命活動していました。

 今回、K先生が教えてくださった Google翻訳の使用法は私の中でかなりヒットしました。

Google翻訳を使うときのポイント

 〇 今まで学習した文法事項を使った英文を検索するという縛りをかける。

 〇 日本語は省略が多かったり、なんとなくの文脈があれば伝わってしまうことから、

話し言葉をそのまま検索しても使える翻訳は出ない、なるべくシンプルでわかりやすい日本語を考えて検索する。

 〇 机間巡視をして、変な英語になっているものは、その場でスクリーンに映して何が問題かを全体指導する。

② 空想絵はがき

 生徒に空想で旅行したことについて絵はがきを書かせる。

絵を描かせて想像させてから、書くということは特別支援学級の生徒さんも得意で結構できる。(by H先生)

生徒のライティングで良かったものはreading教材としても使用する。

読んで理解して、ならったgrammar searchをする。(「探せなかった文法は、自分のものになってない文法だよ」と声かけをいれるとよい。by北原先生)

③ 教科書の復習

 2学期は1年生の教科書を使ったLSDをして、その後、2年生の教科書を使って教科書の復習をする。

 この活動はすごくいいなと思いました。

 1 授業前に教科書を読む

 2 始業の挨拶のあと、1度音読をする。

 3 ピクチャーカードのQandA

 4 ペアで90秒教科書の内容について話し合う

北原先生の場面と登場人物になりきってのテストの前の足場掛けとなる活動のように思いました。

2年生の教科書は内容も難しく、全部頭に入れる必要はないけれど、でも1度学習したことをリサイクルして

大事な文法や語彙を学習することは大事ですよね。

④ そのほかのパフォーマンステスト

 生徒さんたちが自信を持ってパフォーマンスをしている姿にすごく嬉しくなりました。

 音を大切にしているK先生の英語のまねをして、リダクションやリンキングも自然だし、なにより楽しそうでした。

 授業ってやっぱりこうあるべきだよねって思います。

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1参加者の自己紹介と最近の授業の様子

今月もオンラインではありましたが、オンラインならではのいい面もありました。S先生が授業で使う音楽の話をされていた際、音楽を共有画面で見せてくださる先生がいらっしゃったり、北原先生が都中英研の話をされたときに、画面共有してくださったりと、オンラインだからできることもあるということに気づきました。

2 オックスフォード辞典に載っている日本語 I~N

こたつ、海苔、日本、着物、柔道、剣道、空手、歌舞伎、生け花、伊万里、隠居、印籠、いろは、イタイイタイ、じゃんけん、人力車、縄文、浄瑠璃、神楽、かご、柿、柿右衛門、かっけ、鎌倉、神風、カナ、漢字、刀、カツオ、かつら、かや、憲兵隊、県、けやき、鬼門、霧、きりん、小判、公害、鯉、麹、こけし、昆布、こんにゃく、香炉、琴、蔵、黒潮、車、狂言、舞妓、巻物、万葉仮名、松、祭、明治、ミキモト、水俣病、味噌、餅、木目、もんぺ、もぐさ、仲人、成金、根付、能、乗り物など。

日本人のことを ニップ、ニッポニーズ、ニッポニアンといった蔑称的なものが入っているのは、戦後の頃のものなのか、気になるところです。どの日本語が載っているかを推測するのは意外と難しく、先生が正解を仰るたびに、あー、それがあったか!という気づきがあり、楽しかったです。

3 K先生の実践発表

■Debate

「山と海」「都会と田舎」「夏と冬」

・スキットはgoogle翻訳を使って作ってもいい。

ただし、自分が知っている文法のみ使い、知らない文法の文章は入れない。

日本語が難しいと、翻訳が難しくなるため、シンプルな日本語を入力すること。

・発表時には、ジェスチャーを使う。

・始めにテンプレートを提示しておく。

 A 主張+理由① B Aへの反論 Bの主張+理由①

Bへの反論+理由② Aへの反論+理由②

・生徒の動画視聴

★ディベートは論争だから、スキット形式だと難しいかもしれないが、今後、試合形式で行う際に、どう話せばよいかの良い導入になると感じました。

■空想絵葉書

 ・生徒がgoogle翻訳を使いながら、絵葉書を書く活動。

良かった内容のものをじゃれマガ風に作成し、既習の文法がどこに出てきたか、いくつ出てきたかを探す。ペアで教え合う場面もあった。

生徒の感想の中に、自分で伝えたい言葉を英語で少しずつ伝えられるようになっているのを感じ、楽しかった。とあった。

 ・皆に共有した方がいい内容は、テレビに映して、「こんな文章出てきたけど、どう思う?」と指導を行うと、個別に指導するより皆に周知できてよい。

★北原先生から 生徒の作品をじゃれマガ風にするのは使われた生徒もうれしいしとてもよい。グラマーサーチはとても力になる活動。

スローラーナーには難しいかもしれないが、「探せなかったものは、まだ自分がマスターできていない文法だから、勉強してね。」と伝えることもできる。

何度も繰り返し文法が出てくることで定着に繋がる。

■教科書の復習(帯活動)

 ・Quick Q&A 徐々にレベルを上げていき、質問に対し、答えはもう1文プラスして答える。

★By the way, How about you? ばかりにならないように。

What’s your opinion? など相手に感想を求める質問を入れるとよい。

・ラストセンテンスディクテーション

「今日はUnit1の復習をするよ。」と言うと、2分前学習の時間に自分たちで音読している。

・教科書を閉じて、ペアで本文の内容を話し合う。(リテリング)

・Show &Tell (1年3学期) 自分の大切なものを紹介する。

 どの生徒も中学校から英語を始めた生徒たちだが、発音やリンキングもなめらかで、話すスピードも速く、K先生の日頃の指導が垣間見られました。

・学校紹介のスピーチ(2年生6月)

・クイックQ&Aスピーキングテスト(2年生1学期の終わり)

 クイックQ&Aで練習してきたもののテスト。1分間しゃべり続ける。

・将来の夢のスピーチ(2年生2学期)

 暗記しているが、手元にキーワードとなる単語だけ書いたメモを見るのは可。

・1minute チャットのスピーキングテスト(2学期の終わり)

 2学期に帯活動として行っていたもののテスト。話題を変えることなく、まとまりのある会話をできるようになることを目標に。聞き返し、リアクションの表現を指導した。

否定文はなるべく使わない。Why~?を使うと答えるのが難しいので安易に使わない。抽象的な質問から徐々に具体的な質問に。笑顔で楽しんで!自分から話そうとしよう!「I like Naruto.」に対して、「Oh, that’s nice!」など相槌、感想を伝えよう!など、会話上達のためのストラテジーを示して指導をされています。

たくさん動画を見せていただきましたが、どれも生徒たちが、K先生の会話のスピードについていっていて、ナチュラルスピードなので驚きました。

★北原先生から

 K先生の発音がとても良い。先生の勉強の成果が見られ、話すスピードの速さもとても良い。守破離の離の段階まで到達できている。自分なりに学んできたものをアレンジした授業ができている。すばらしい。

皆の前で1ペアのみプレゼンし、そこですぐに良かったところなどを先生が伝える。全てのペアが発表した後に、評価するより、生徒にとって勉強になる。

パフォーマンステストは4時間目で発表、5時間目にみんなで見る。

生徒からのアンケート結果は次の学年にシェアすると、先輩たちの言葉なので、響きやすく、教員の活動への意味を伝えやすくなる。

 

4 Aパターンの文法導入⑥

高校から降りてきた文法①仮定法過去

3年Prog.7-1 If I were you, I would buy…

I will go to the park tomorrow. 2年 Pro.1-2

(I want to go to the park tomorrow.

But I’m not sure that I will be fine tomorrow.)

I would go to the park if I were fine. Pro.7-1 現在

今は元気じゃないけどもし元気だと仮定したら

→ 仮定法過去

★「仮定法過去」と指導をすると、生徒が混乱しやすいため、「仮定法」とだけ伝える方が指導しやすい。「あの時元気だったとしたら~」といった仮定法過去完了なども、高校で勉強するよ。と紹介してもよい。

5 じゃれマガ

① 生徒が読んだ後、Q&Aの答え確認

② 先生の範読

③ 内容確認

・辞書を使わせる→ by などいろいろな意味を持つ単語

・son が出てきたら、Are you a son? など生徒に質問。

 No, I’m not. I’m a daughter.

・活用は? spend –spent -spent

・間違い探し

スパイラルワークシート

 どんどん配っておく。急な自習の時にも、対応可。

指導のタイミングは本文に入る前。本文に入る前に、やっておくんだよ。と声掛け忘れずに!

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3月のM先生の「コロナ禍におけるオンライン授業映像」に続いて、

10年ほどともに北原メソッドに学んできたK先生の「中2の生徒への指導、授業映

像」でした。

長く北原先生に学ぶ北研メンバーから、続々と円熟の“北原メソッドの授業”発表が

見られること、

みなさんとシェアできることは、北原先生への一番の先生孝行になるのではと拝見し

ました。

 とくに印象的だった点をあげます。

 1.教師の英語力、専門性を鍛えることの大切さ

中2の生徒とJTのパフォーマンステストで、一対一でテキストの内容についてQA

を行う活動。

K先生は声だけの出演でしたが、深く低く通る声でALTかと思うほど、すべて

のリンキングが美しい

早めのノーマルスピードの英語を聞いたとき、「わあ、英語力が格段にレベルアップ

している!きれいな英語。

「きれいなリンキングの連続だ」と感銘を受けました。

毎日、ネイティブキャンプでニュースや発音の特訓を2年以上受けている成果が如実

に表れていて、

3年前と別人のようでした。「教師の専門性を磨き続けること」の大切さを改めて痛

感しました。

数年前「K先生、英語の発音がだめ」と北原先生に厳しくアドバイスを受けたこと

が大きかったと思います。

毎日「話す」訓練を受けて、英検準1級を突破し、1級レベルに近づいている実力が出

ていました。

発音やスピーキングに自信がもて、実力が伴うと、それは「教える楽しさ、自信、根

拠」につながっていき、

その力がそのまま「教えている生徒に伝播」します。

私も1年間、K先生と同じ講座を毎日受けていて思いしたが、数日、1日2日練習を

怠るだけで、英語力、

口や舌の筋肉は鈍ります。

アスリートと同じ、英語も「体力」「日々の鍛錬」「筋肉」なんですね。

毎日鍛錬を続けるチャレンジをすると、すでに一週間前や二週間前の自分の英語力と

は格段に変わって進化します。

それが自信になり、楽しさが増し、生徒にその技術を伝えられます。

日々教師の専門性、英語力を鍛錬する大切さを思い、K先生に負けないように、ま

た追いつけるように

精進していこうという思いを新たにしました。教師も近くにいるモデルをイメージモ

デルにするとよいと思いました。

 2.赤坂中の北原学級の生徒が、そこにいる。

呼吸をするように自然に、楽しんで英語修業続けているK先生の中2の生徒さ

んは、パフォーマンステストでも、

その他の発表活動でも次のような特徴が見られました

① 北原クラスの生徒のように、日本人なのにネイティブかと思わせる生徒が複

数、また全体に出現していました。

「赤坂中生?」「帰国子女?」と思った生徒さんがいました。中位生、あるいはス

ローラーナーと思しき生徒さんも

アウトプットに次のような特徴がありました。

〇K先生と同じく、センテンス全体に「リンキングサウンド」「リダクション

(消える音)」「センテンスの最後の

子音が明確に聞き取れる」に育っていました。すべては日々の延長線上。自信

をもって美しい模範的な英語を

教師が話して聞かせ続けることで、生徒はミラーリングができます。びっくり

しました。うらやましい英語の美しさ!

「日本人の中学生もここまでいけるんだ」という可能性を見られました。

〇リンキングがしっかりできているので、話すスピードが全体にスピーディーに

なっている。

〇先生と英語で会話すること、発表すること、話すことを楽しんでいる様子がう

かがえる。

北原先生も「生徒たちの英語、すごいよ。」と太鼓判をおされていました。

 3.「目の前の川に流れている、エビやタイを見てキャッチできるか」

人間には、必要なものを見つけ、つかみとる「センサー」「嗅覚」なるものがあ

ります。

たくさんの人の前には、同じように川があり、そこにエビやタイが平等に流れて

います。

センサーを澄まして、あるいはセンサーを鍛え、川に流れるエビやタイをつかみ

とれるかは

その人にかかっています。「あ、これは役立ちそう」「やってみよう」「試して

みよう」という好奇心と実行力

があるかどうかで、結果が変わってきます。

K先生は、アメリカ大使館の講座や、大学で学ぶチャンス、ネイティブキャン

プ。

おもしろそうなことのチャンスをたくさん自らの手でつかみとっています。

たとえば、私が2月に発信した、学年最後の創作作文「空想の絵葉書」のアイ

ディア。

これはみなさんに使えそうだなと思ってMLで発信しました。

K先生は、その翌日には、いつもの嗅覚鋭いセンサーでおもしろそうだとキャッチ

して、数日後には

2年生最後の創作作文の指導に取り入れて試されました。そしてMLでシェアして

くれました。

まるで「ピンチ&アウチ」のリアクションで、「ナイスキャッチ」です。

さらに生徒が書いた作文の良いものを選んで「じゃれまが」のように、読み物教材や

文法の見返しの教材化を

して活用しました。お見事な活用でした。いろいろなアイディアを組み合わせて、こ

んな使い方もできるんだ、

と多くの人が思われたと思います。

「これ、おもしろそう」と思う好奇心や工夫の大切さを感じました。「やって、

試して、検証する」が大切ですね。

 4.「守・破・離」で、さらに磨かれる指導法

武道の極意として使われることばとうかがいます。K先生の今回の実践と成果

の充実ぶりを見ていて、

この言葉を思いました。

ともに10数年「北研」に学んできました。北研の指導のよさを十分学び、ただ同

じトレースをするだけでなく、

「こうしたらおもしろいんじゃないか」というK先生の工夫がいろいろありまし

た。

ただ、学んでトレースするだけにとどまらず、もっといい方法があるんじゃない、こ

れを試したら効果があるかな、

と試してみる遊び心、工夫、勇気。エビデンスをとりながら、検証しながらやってい

くこと。大切だと思いました。

北原先生は、「北原メソッド」そのものだけでなく、生徒ファーストで生徒が楽しく

力をつけられる

活動、指導、その理念にそった工夫も「これも北原メソッドだね」と認める寛容さを

示してくださいます。

全国の北原メソッドに学ぶ仲間が、生徒との実践の中で指導や成果を共有し合うこと

で、北原先生が私たちに

示してくださった北原メソッドはさらに磨かれ、進化していくのではないかと思うと

楽しみです。

今回、K先生の指導実践を拝見するにつけ、そんなことを思いました。

 北原先生の近著「ひと味違う 教師の幹を作る本」が近く販売されるとの知らせも

ありました。

 ますます元気に進化する北原メソッド、全国の先生方の実践のシェア、わくわく楽

しみにしています。

 北原先生、K先生、みなさま、ありがとうございました。

 私も、今年はかわいい中1生徒たちとともに学びながら、進化したいと思います。

 2回程授業を受けたところで、早速1年の生徒たち

「中学では発音が全然違う!しっかり聞いて、自分も中学の英語の発音ができるよう

になりたい」とはりきっています。

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1、参加者全員の自己紹介と最近の授業の様子

2、オックスフォード辞典に載っている日本語②

i-nで始まる日本語

納豆は載っていませんでした。

やはり載っているものは日本らしいものでした。例えば、jなら人力車、浄土、縄文、浄瑠璃じゃんけん、柔道。kなら神風、漢字、カタカナ、刀、かつら。nなら日本、のり、忍者、成金など。

3、K先生の実践発表

1 ディベート風スキット

テーマ「山と海」「都会と田舎」「夏と冬」

・作成にはgoogle翻訳使用(ポイント:使う時にはシンプルな日本語を使う。習って知っている文法を使う)

・ジェスチャーを使う

・ペアは席の隣同士

・テンプレート

A:Aの主張+理由 B:Aへの反論、Bの主張+理由

A:Bへの反論+理由 B:Aへの反論+理由

(このように、会話の流れを示すとわかりやすいことがわかりました。)

(北原先生:ディベート(ケンカ)とスキット(仲良し)なのでこの形式は難しいのではないか)

2 空想絵葉書

テーマは空想系ORリアル系

・よかった作品をじゃれマガ風に扱う(北原先生:選ばれた生徒も嬉しいし、グラマーサーチは力になる!)

・全体で共有した方がいいものは全体でシェア(ポイント:このような文章はどうしたらよいかをみんなで考えると良い)

3 教科書の復習

・2分前着席で指定されたユニットを読んでおき、挨拶して音読して着席。パワポでピクチャーカードを見せながらQA。ペアで教科書を見ないで教科書の内容について90秒話す。QAはセンテンスで答える。

(北原先生:リテリングのまとめとしてK先生が質問するのがいい!さらにWhat is your opinion?のような質問があると即興性が出て良い)

・blue skyは本文が短い。

4 パフォーマンステスト

①show and tell(お気に入りのものを紹介‥ペン、ネックレス)

話す速さが印象的でした。日々、先生の英語を聞いているとこうなるんだと思いました。

②学校紹介

1人ずつ行う。3時間で発表までいく。

③クイックQAテスト

How about you? By the wayなどを使い、どんどん話していく姿が印象的でした。内容が相手の知っているようなことになってしまいますが、それはどうしたらいいのか、、。私は「英語の練習」と割り切ってしまうことが多いのですが、それでいいのか考えさせられました。

④将来の夢スピーチ

手元にキーワードだけ書いた紙を置いて見てもいい。テストで10点しか取れない子も最後まで発表することができた。(北原先生:高校で伸びる!)

⑤1分チャット

リアクション、相槌など入れながら会話。音のリンキング、リダクションができている生徒が多かった。

K先生、実践報告ありがとうございました。実際に映像を見させていただいて、勉強になりました。パフォーマンステストの様子を見るだけでなく、どのように行ったのか、何を使ったのか、どのような感想や振り返りがあったのかなどをシェアしてくださり、大変わかりやすかったです。

4、Aパターンの文法導入⑥

仮定法過去

I will go to the park tomorrow.

I will go to the park tomorrow if I’m fine.

=If I’m fine, I will go to the park tomorrow.

I would go to the park if I were fine.

今は元気じゃないけど、もし元気だとしたら→仮定法過去

あの時、元気じゃなかったけど、もし元気だったと仮定したら→仮定法過去完了(高校)

5、じゃれまが2本!

グラマーサーチ、辞書引き、品詞確認を丁寧に行いました。

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1.参加者の先生方の自己紹介と近況報告

2.オックスフォード辞典に載っている日本語②(I~N)

ikebana, kimono, matsuri, judo など、日本文化やスポーツを想像させる語がたくさんありました。

また、kempeitai, kamikaze(「特攻隊」以前に辞書には載っていた), itai-itaiなど、戦争や公害に関するドキッとするような語も載っており、驚きました。

3.K先生の実践発表

(1)ディベート風スキット

 ペアで、K先生が用意されたテンプレートをもとに、ディベートを行うという設定のスキットでした。

映っていた生徒の中には、英語が苦手だという子もいたとのことでしたが、どの生徒も自分から「話したい」という気持ちを持って取り組んでいるように感じました。

 また、どの生徒も話すスピードが速く、驚きました。なかなか英語が出てこなくてつまってしまったり、「この単語の発音、何だっけ?」というようなこともなかったりして、日々の授業での取り組み、生徒の頑張りが伝わってきました。

 実践発表後に、北原先生からは「『ディベートはけんか、スキットは仲良し』だから設定には無理があるよね。」というご指摘がありました。

ディベートとスキットについての考え方を改めて気づかされた一言でした。

(2)空想絵はがき

 学年末テスト返却後の後半の時間で取り組ませた。

 生徒に空想で旅行したことについて絵はがきを書かせる。

 ALTが優秀作品を選び、じゃれマガ風にして、授業中にみんなで読んでいった。(1クラス2作品)

 writingしたものをreading教材として使うと、生徒の意欲もupする。

 読んで理解して、既習のgrammar searchをする。

「探せなかった文法は、自分のものになってない、まだ理解が不十分な文法だよ」と声をかける。(北原先生からのご助言)

(3)教科書の復習

 中2 1学期 クイックQA、2学期 中1の教科書を使ったLSD、3学期 中2の教科書を使って教科書の復習を帯活動に取り入れる。

[how to do]

①授業開始2分前に、生徒は教科書を読んでいる。

②始業の挨拶のあと、1度音読。

③ピクチャーカードを見ながら、QA(ピクチャーカードをパワポでカードを見せる方法)

④ ペアで、教科書を見ずに教科書内容について話し合う。(90秒)

文法や語いを何度も何度も繰り返し扱うことで、生徒の頭の中にも強く残る。

北原先生からは、「今まで習った文法、語いをリサイクルする」というお言葉もありました。

習ったことをみんなで共有し、一人もおいていかない指導にもつながっているなと感じました。

(4)上記以外のパフォーマンステスト

①Show and Tell(中1 3学期)

②学校紹介スピーチ(中2 6月)

③クイックQA(中1 3学期~中2 1学期末)

④将来の夢(中2 2学期)

⑤1分チャット、スピーキングテスト(中2 2学期末)

 どの活動でも、生徒たちが本当に一生懸命、英語を楽しんで話していました。

 テストだから頑張るのはもちろんだと思うのですが、その根底にあるコミュニケーションをとることの楽しさ、英語が伝わる楽しさ、自分が話した英語が相手に伝わった楽しさなど、英語の授業を通して学んでほしいことや実感してほしいこと、K先生が日々大切にされていることを生徒たちが感じとり、パフォーマンステストの中で存分に発揮していたと思います。

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1)google翻訳の機能を正しく、使わせる方法

 ・生徒は、ネット翻訳機能を利用しやすい環境にいます。何か、「店での会話」などスキットを作ってきなさい。などと課題を出すと

PCやスマフォでネットの翻訳機能を使って英作文をしてくる生徒が増えました。それらは、正しい英文になっていなかったり、中学生が習った文法の構造に

 なっていなかったり変な英文になることが多いですが、それに対してK先生は、「これまでに習った文法を使って改めて英作文するんだよ」と言ってあげるそうです。

そうすると、本当にシンプルな、中学生らしい英文になり、自分でも言いやすくなります。また、複雑な、変な英文が出てきたら、「それは、自分の日本語がおかしいのだから、改めて、日本語をもっとシンプルにする。」などこんなアドバイスは大切ですね。

また、実際にgoogle翻訳アプリを電子黒板で共有しながら、使い方も指導されたそうです。丁寧です。田尻先生の「文構造パターン練習」を思い出しました。

2)ディベート風スキット

 ・赤坂中の北原先生の授業を拝見した時に生徒の積極性や英語力の素晴らしさ、助け合い、教え合いの規律にショックを受けた「ディベート」でしたが、K先生の場合 は、クラスを2つに分けて対抗させるのではなく、いつもの授業(席の隣同士)のペアでディベートのスキットを作らせてからそのペアで発表する形でのパフォーマンステスト形式。・・・これをやることにより、事前にディベートの流れを学ぶことができると思いました。

 つまり、自分の意見を理由付きで言って、相手がそれに反論する。そして自分の意見も理由とともに主張する。と言う流れがとてもよくわかりました。

 テンプレートを提示してその流れに沿って作成させたそうです。

 北原先生も仰っていましたが、今の教科書は「ディベート」をさせるけれど日本人にはそもそもディベートは合わない。中学生には難しい。

 ディベートはケンカ、スキットは仲良し。

3)空想絵葉書

長野のH先生がMLに報告してくださった活動をすぐに実践されて、またこのMLにも報告してくださったもの。

生徒のライティングで良かったものは読み物教材としても共有する。電子黒板で、スキャン機能を利用し、生徒にすぐに見せることができるのは

とても良いと思いました。デジタル機能をフル活用しているなと思いました。

4)「生徒の感想」・・・K先生のレジュメより

 K先生が普段から大切にされていることを生徒はしっかり理解していることがわかる感想でした。

「すごい、いつも楽しくて、いつもやっていることがすぐに終わって、そして気づいたら授業が終わっていることがいつもでした。」

「3学期を通して、自分から学ぶ!!と言うことを意識して学習できたので良かった」

「授業でペアでやる時に、いつも「迷惑をかけないようにしなきゃ」と思ってやっていました。緊張してうまくしゃべれず、不安な時もありましたが、続けていくことで

普通にできるようになりました」「1学期から授業の流れがほぼ変わっていないので、無駄な時間をなくして英語に取り組めた」「英語は声を出したり発表しないと伸びないと思うし、書いてばかりで発音もできないと意味がないと思うので、K先生の授業のやり方はわかりやすくて良いと思います」など。

今回のK先生の実践発表を拝見して、一番こころに響いたのは、K先生の丁寧さ、生徒がどこで躓くのか、何がわからないのか、などよく分析されて

step by stepで活動をされていることでした。授業のはじめの帯活動の時間を有効活用され、その積み重ねのもとに実際のパフォーマンス活動がある。

「コミュニケーション力をつけさせる」指導の根底にあるのは、先生の温かな導きや見守りがあってこそだと。以前、不登校の生徒を毎週家庭訪問して、夕食を一緒に作っていると言うことを伺ったことがあります。その時、まさに「金八先生!」を思い出しました。そんなK先生のお人柄が全ては生徒の成長ぶりを

証明しています。今後も、北原先生のもと、一緒に学ばせてください。

ありがとうございました。

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さて、例会レポートです!

学びベスト3!

【第1位】K先生の実践力!!

K先生の北原メソッドにおける指導は、北原先生から「守破離」の守を超えて破の段階に行っているとの評価がありました。

K先生の生徒たちの発音や英語を発話する反応の速さ、話す速さなど、とてもレベルの高い姿を映像で見せていただきました。

世の中に数多のメソッドがありますが、「守破離」の「守」を超えられる人というのは、そう多くないと思っています。多くの人が続けられずに、または、何か本質を外して実践してしまい、似て非なるものにしかならないというのが、あるあるだと感じます。

そうした中、K先生は長年北原メソッドを実践され、「守」を超えたとの評価を北原先生から得たのですから、個人的には凄まじいことだと思っています。

英会話のトレーニングも続けておられ、英語教師としての英語力も高め続けておられることも、大きく影響していることは間違いないと考えます。

私が北原メソッドの「守」を超えることができるのはいつの日になるのでしょう。と、我が身の成長速度の遅さを振り返りつつ、今日もがんばります。

【第2位】教師の言ったことを、生徒の言葉でもう一度インプットしてあげる

生徒に感想やふり返りを書いてもらった時に、英語教師が生徒たちに日頃伝えていることが書かれることがあります。例えば、「音声を大事にしなさい。」などです。

それは、教師の指導が生徒たちにしっかりと入っているということであり、その感想をまとめ、生徒に読ませることで、生徒はもう一度大切なことをインプットすることになるということでした。

中学生は、教師の言うことよりも仲間の言うことを信じることの方が多いように思います。仲間の言葉の中に、教師が伝えたい大切なことが書いてあれば、それはとても強い影響力をもって伝わるのだと思いました。

自分に負けて、生徒のふり返りをまとめることを疎かにしている私には、身につまされるご指導でした。

【第3位】東京都中学校英語教育研究会研究部の語彙研究

懇親会の最後に教えていただきました。今の教科書に載ってある語彙がとても多く、重要な語彙はどれなのかを知りたかったのです。北原先生は、東京都中学校英語教育研究会研究部の語彙研究について教えてくださいました。

そういえば以前も教えていただいたなあと思いながら、活用できていませんでした。改めて研究を参考にさせていただき、指導に活かしていきたいと思います。

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北原先生は4月の例会では、私に実践発表の機会を与えてくださりありがとうございまし

た。参加されたみなさまからのレポートを読んで、今後の大きな励みになりました。今回は、

レポートに代えて、少し私のことを書きます。

私が初めて北原先生のことを知ったのは2010年に「幹の本」が出版されたときです。「幹

の本」を読み北研の存在を知り、参加したいと思い、2012年の11月が初参加でした。です

ので、私は北研歴10年ということになります。

2013年に小規模校に移動し、英語科が私1人だけになったのをきっかけに、授業を100%

北原メソッドに切り替えました。ジェスチャーリーディングや発音指導など北原メソッド

の根幹にあたる部分を頑張りました。

2016年に北原先生に初めて私の1年生の授業を参観してもらいました。北原メソッド100%

実施のお墨付きをいただきましたが、「私の発音がダメダメだから生徒の発音も良くないと」

厳しい言葉もいただきました。それからも、何度か発音に関しては北原先生から厳しい言葉

をいただいています。ですので、発音の大家の静哲人先生を市の研究会に招いたりして、発

音の改善にずっと取り組んできました。

2020年の2月からほぼ毎日、オンライン英会話を受講するようになり、少しずつ発音が改

善されてきたという実感があります。いつもそばで聞いている妻がレスポンスの速さと発

音が始めたころよりもかなり良くなったと言ってくれます。オンライン英会話は、なかなか

継続的にできないという声を聞きますが、私も2019年の7月に入会してから2020年の2

月までほとんど受けていなかった経験があります。毎日やろうと一念発起してから、1年は

結構大変でしたが、今は趣味みたいな感じであまり大変という感じではありません。

授業に関してですが、前任校は県下最低レベルと言われる中学校、現任校は県下最高レベル

と言われる中学校です。現任校では、授業研究で北原メソッドの授業をすると指導主事から

学力の高い学校だからできることであり、学校の学力に合わせて調整する必要があると言

われます。しかし、私は前任校のときから授業のスタイルは変えていません。前任校でもレ

ベルの差はあれ、子供たちは一生懸命パフォーマンスをしてくれていました。北原メソッド

はどんな学校でも通用するメソッドだともっと伝えたいです。

以前にF先生が、うれしい結果も出ているが、その裏で大きな苦労もあるという話をして

くれていましたが、私も同様です。前任校では毎年、全学年を担当していましたが、必ず1

学年は荒れていて、授業を成り立たすのさえ大変な状況もありました。北原メソッドを実践

しての10年を振り返ると順風満帆ではありませんが、諦めずに続けることで自分の指導が

磨き上げられてきたと感じます。オンライン英会話もそうですが、やはり「続けること」こ

れがすべてだと思います。

また、北研のみなさまと学んでいきますので、共に頑張りましょう。よろしくお願いいたし

ます。

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1 参加者全員の自己紹介

2 オックスフォード辞典に載っている日本語②

例えば、まり、キリン、こばん、公害、こけし、昆布、こんにゃく、こと、黒潮、車、くるめ、まいこ、まつ、まつり、明治、みあい、みかん等いろいろありました。

3 K先生の実践発表

◯ディベート風スキット

2人組で、K先生の用意したテンプレートを使いながら、楽しそうにやっていました。そして速いスピードで発音もとてもレベルが高いなと思いました。このようなアウトプットの活動は普段インプットばかりの授業からは程遠い発想だなと思いました。

長期的な見通しを持って、私も2年生でまた取り組みたいと感じました。

北原先生の「K先生の英語が生徒に乗り移っている。リンキングやリダクションなど」という言葉が印象的でした。「ディベートは戦い、スキットは仲良し」という北原先生の言葉も覚えておきたいと思いました。

4 Aパターンの文法導入⑥

高校から降りてきた文法仮定法過去

5 3年4月に問うべきじゃれマガ

じゃれマガ2022

3年生の最初の頃は、3年生後半に比べると、下線も多く、より丁寧な仕掛けがたくさんあるなと感じました。北原先生の質問に素早く答えられていないので、テンポ良く進めていかなければならないと感じました。今回、勉強になったことは、Q2

Fine a

mistake.の質問で、何度も何度も考えても間違いはなさそうだと思っていましたが、まさかの北原先生の「間違えなし」という答え。そういう発想はあまりなかったので、生徒だったら知的好奇心が刺激されてドキドキだなと思いました。

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. 名簿順に先生方の自己紹介

最後に、今後の対面北研の会場となる中学校の先生から、ご挨拶があり、快く「どうぞいらしてください」と言ってくださいました。コロナが明け、今年度は土曜日午前中は授業があるので、いつかお邪魔させていただけたらうれしいです。

2. オックスフォード辞典に載っている日本語②[I~N]

     1800年代からの日本語が収められているので、昔の物や言葉を考えてみましたが、私が当てたのは”Kendo”, “Judo”のみ。日用品として”Kotatsu”, “Monpe”、食べ物は“Mochi”,”Konnbu”、日本文化は “Joruri”, “Kabuki”, “Nou”、地名は “Kamakura”, “Minamata”、そして”Kamikaze”などもありました。

3. K先生の実践発表

今回、K先生の実践発表を聞き、生徒達の動画を見せていただき、大変大きな刺激を受けました。生徒達としっかりと信頼関係を作り、実践を積み上げ、あれだけ流暢に生き生きと英語を発せる生徒達を育てていらっしゃるK先生のように、私もそういう授業がこれからできるだろうか、自問自答しました。1年生は、しっかりジェスチャーをつけながら、きれい且つクリアな発音で相手にしっかり内容が伝わる英文を話し、2年生(1学期)はクイックQ&Aで、K先生のネイティブのようなスピーディなQに、同じようにスピーディーに即興で答え、1分間も話し続けていました。友達同士のやりとりもお互いを思いやりながら丁寧に会話を進めており、まさに度肝を抜かれ、ただただ驚くばかりでした!北原先生の生徒さん達と同じです!

また生徒達の感想では、「できるようになり楽しかった、面白かった、分かるようになった、達成感があった、うれしかった、文法の用法について腐るほど質問してくれた、『読み・聞く・書く・話す』を満遍なくできた、繰り返し習うから自然と覚えられる、いつも楽しく・・・気づいたら授業が終わっている、授業の流れ、進め方がわかっているので、無駄な時間を無くして取り組めた」と参考になるコメントがたくさんあり、先生がどんな授業をされ、生徒がどんな気持ちで英語の授業に取り組んでいるか、わかりました。うらやましくもあり、私の授業はどうだろう、生徒にもこう感じてもらえるような授業を積み上げていかなければ、と考えさせられました。北原メソッドを研究実践し、生徒と一緒に音読し暗記するくらい教科書を読み込み、ご自分の英語力アップにも磨きをかける努力を続けてこられたK先生。すばらしい成果をあげられていました。

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