□来年度の北研について
原案に賛成です。これからも北原メソッドを勉強し、自身の授業に取り入れていきたいです。
□じゃれマガカルチャー
今回のトピックは給食で、Questionはそれぞれ “soft noodles” と “fried sweet bread” について尋ねるものでした。fried sweet breadについては人気メニューのひとつで現在も有名ですが、soft noodlesの方は最近だとあまり見られないそうです。(私が小学生くらいの頃は袋に入ったものが出ていましたが、たしかに今はあまり見かけないような気がします。)100語程度の文章を読んでQuestionに答え、そのあと先生からの質問に答えました。質問に答える場面では、下線が引いてあるdishesに関連してplateを引き出したり、文章中で使われているmissedがどのような感じをもっているか辞書で確認したりするなど語彙の知識を豊かにする工夫が各所に散りばめられていました。またこのトピックには即興発話もついていました。最初は先生が “Do you like school lunches?” “What is your favorite menu?” と尋ね、生徒間で答えるもの。次に給食を外国人に説明する活動です。浜島さんとペアを組ませていただきましたが、名古屋では味噌カツが給食に出ることを聞いて驚きました。また日本の小中学校では教室でクラスメイト揃って給食を食べることが多い一方、海外ではカフェテリアで各自お昼を食べる印象があるなど、文化の違いについて話すことができて面白かったです。私自身もじゃれマガカルチャーを取り入れているので、金曜日の授業で使いました。3時間目と4時間目に3年生の授業があり給食前だったので、Question含めいつもより大きな声で答えてくれました。また即興発話も文章中で出てくる表現を使ったり、質問で答えたばかりの好きな給食メニューを言ったりして、楽しそうに発話していました。負担感がなく英語を話すことができるのは、じゃれマガカルチャーが身近な内容を扱っていたり、しゃべりたいことをしゃべられるよう自分のことや自分の経験、本文の語句や表現を使って話すことができたりするなどの仕掛けがあるからだと思います。さらにQuestionは読解問題でよく見られるようなQAやTF問題ではなく答えの部分に下線を引く形式なので、時間をかけずに行うことができます。
□北原先生の示範授業
1. Greetings
毎度お馴染みのknob and a keyコール。手拍子も使いながら、生徒たちを一気に引き込んでいました。また指導案のPointsには “Every S must look at T.” と書かれています。生徒たちが先生の顔を見るのを確認してから、最初の挨拶をする。私も授業規律で挨拶について習ったことがあります。生徒がまだ話していたり、何か手が動いていたりしている途中で勝手に挨拶をしない。時々忘れてしまいそうになることがあるので、基本中の基本ですが大切にしたいです。
2. わくわくペアわーく
前時で学習したbe動詞過去形 was, wereの復習として使っていました。ドラえもんの声でタイトルを読んだり、ゲームのやりかたも生徒が読んだりすることで、やることが明確になり、今どこをやるかわからなくなってしまった生徒でも周りの仲間が声に出しているから気づくことができると思いました。ペアワーク中に限らないのですが、先生の指示が短くシンプルな英語で語りかけていたので、聞きやすかったです。人に話すうえでKISSは大切です。くどくど説明してしまわないよう私も少しずつ意識をしていますが、つい説明が丁寧すぎてしまって、逆効果となってしまいます。途中北原先生が、下敷きを持った生徒に注目するよう参加者へ呼びかけました。私はなぜかわからなかったのですが、下を向いて書かないようにするためだそうです。下を向いて書いていると、コミュニケーションで大切なアイコンタクトをすることができません。指導案にあるポイントにも “Use eye-contact” “No looking at the dialog. “と書かれています。私もわくわくペアわーくを使っているので、活動中は基本文型を見ないよう促したり、ファストラーナーなどは基本文型が見えないよう紙を半分で折るなどしたりして、目を合わせて話すことを意識させたいです。またビデオだったので定かではありませんが、活動中BGMをかけていました。幹本下巻第5章にも「ペアワークのスタート音楽としてふさわしい曲」としてペアワーク時のBGMが紹介されています。教師が “Big Voice!”などと言わなくても自然と生徒の声量が大きくなり、大きな声で “Stop!” と言わなくてもBGMが終わったら、活動をやめていくのでBGMも便利だなと思います。
3. Picture Q&A
ピクチャーカード(今回は教師用のデジタル教科書にあるピクチャーカードをプリントアウトしたものでした)を見せながら、生徒はつぎつぎ質問に答えていました。クイズ形式なので、楽しみながら参加していました。英語で話せることは、言う機会にもなります。北原先生は、手をまっすぐ挙げることも話されていました。座っていて遊び始めると指名されてまた立つことになったり、座ったら自分の言ったことを書いたりするなど早く終わっても生徒は暇になることがありません。また、登場人物について書かれた表を活用することによって習った表現を使う場面が生まれ、復習にもなります。
4. Oral Introduction of the text
オーラルイントロダクションは生徒のいまのレベルよりほんの少しだけ難しい英語をインプットすることができること ( i+1) と、教科書本文の内容理解を補助することができます。最近だとデジタル教科書にあるアニメーションを見せて代用するケースがありますが、アニメーションは教科書本文をそのままアニメにしただけなので、活動の目的を考えるとオーラルイントロダクションとは呼べません。北原先生は教師の英語力の見せ場とおっしゃていました。
5. Introduction of New Words
先生お手製の紙のフラッシュカードを使っていました。model pronunciationの場面では新出語彙であるanotherで濁ったthについて教えるなど発音指導もされていました。また語彙だけを紹介するのではなく例文も口頭で提示するので、1対1対応ではない文脈で語彙を捉えることができます。
デジタル教科書にもフラッシュカードはありますが、紙の場合発信語彙を先に持ってくるなど順番を変えることができたり、発信語彙には赤丸をつけたり、遊び心で意図してフェイントをかけたりすることができるなどアナログの良さがあります。
6. Comprehension of the text
教科書を読む場面(内容理解前なので、音読ではない)では、生徒全員が教科書を手に持っていました。普段N先生が行っている指導が、この場面でも見ることができました。
教師がくどくど日本語で説明していくのではなくて、生徒に発問しながら日本語を使う場面でも端的に内容理解をされていました。教科書本文にWow. と登場人物が言うセリフがあるのですが、ここで他にどんな言い方があるか聞いて I see. や Oh, my god. を引き出していました。違う言い方で言えることを指導することによって、生徒は豊富な表現力を身につけることができます。また本文中のsecond halfをくっつけて読ませたり、2 to 1の強勢を教えたり音声指導も行っていました。さらに教科書の登場人物AsamiがI see. How was the game? と言うセリフでは、Asamiがもう一人の登場人物Kaitoのことを好きだったら?嫌いだったら?と感情を込めた読み方の指導までされていました。さらにジェスチャーの指導もされていました。先生が指導されていたrookie、まだ覚えています。ジェスチャーを使うことによって、覚えやすくなり、英語を話す場面でもジェスチャーで想起することができるのは最近あらためて感じています。思い返すと大学生の頃、パラ言語学というものを少しだけ紹介してもらったことがあります。ジェスチャーや話し方も含まれて、音(おん)を大切にしようといった内容を教えてもらった記憶です。微かな記憶になってしまったので、また勉強したいです。
7. Reading Aloud
他社の同時期の本文と比較すると語数が多いので、新語がない部分は省略したものを使っていました。しっかり読むと先生の声が聞こえなくなるとおっしゃていました。みんな大きな声で音読できていました。シャドーイングではいち部分を変えて読んでいました。
□中学校発信語彙リスト問題集
北原先生が以前出された語彙リストの問題集です。エクセルでダウンロードできるので、今回例会で配布されたレジュメのやり方に沿ってリストの加工が簡単にできました。60秒 / 90秒ゲームから始めて、早押しクイズではKahootを使ってみようと思います。
単語の日本語訳が書いてあり、その日本語訳に当てはまる英語を書くありがちな問題とは異なり、単語を文脈として捉えることができます。
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・今後の予定
・奈良橋陽子さんのワークショップが11月16日の会にある。MLSの社長さんも一緒にくる。図書館にて開催。
12月H先生の授業
1月延岡での授業
2月赤坂中の体育館の
3月さよなら志茂田中イベント(アイディア募集中)
2025年度 北研について
来年から北研も皆さんにバトンタッチしていきたい
2つのチームに分けて、それぞれオンラインで協議して月例会の内容を考える。偶数月、奇数月にそれぞれ発表をする。
トラッド北原メソッド継承チーム 北原メソッドのはみ出た部分、こんなことをやってみましたという内容を発表してほしい。北原先生も、長先生の授業研も途中で行かなくなった。それはベーシックなことしかやっていなかったから。北原メソッドをベースにしながらはみ出していくことが大事。
北原メソッドをICTを使ってアップグレードチーム
広島合宿で発表された方が素晴らしい授業をしていた。皆ICTを使っていたのでこのチームを作った。
今年度中にチーム分けとオンラインのチームを作る。また詳細はメーリングリストにて。
じゃれマガカルチャー
Soft noodles ソフト麺 fried sweet bread 揚げパン
即興発話 身近なこと 話したいことを話題にしないとダメ。
今の学校は自校給食で、麺がビニールに封されている麺の存在を忘れていました笑 ソフト麺でした。
北原先生はじゃれマガを全て読んでいて、半分以上はワークシートにされているそう。
2023年1月に京都市立中学校で示範授業があった。
当時の校長先生が、せっかくやるのであれば京都市全体に案内をしよう、といって案内をしていた。
この頃はコロナがまだ5類になっていなかったが、ICTの発展により、74・5人の先生たちが集まった。
授業が始まる前から初めて会う生徒たちに英語で声をかけていた。
What was today’s menu? Rice! Only rice? Fish or Meat? Meat!
黒板に“北原延晃”と書いてある。
Please call my first name. Kitahara is my last name. What’s my first name. My first name is difficult name. What do you need to open the door. It’s doorknob. When you open the door you need one more. A Key “knob and a key” 手を叩きながらみんなでリピート
Introduction 完全にお名前の自己紹介で生徒の心を掴まれていました。
Pair work
Read aloud with Doraemon voice
Are you a bus driver? Were you a bus driver in March? Yes, I was. No, I wasn’t. I was a singer. Are you Mr. C? Yes, I am.
Vocabulary:bus driver, taxi driver pianist teacher rock musician doctor singer
Were you a bus driver? → bus driverに上の語を当てはめてパターンプラクティスするのですが、ここで先生は指示を一つも出さずに、「Nono, taxi diriver」と一言言うと生徒は言い換えていくのだと理解する。
職務質問ゲーム
ゲームのやり方 全員で読んでみよう。→声に出してみんなで読む
You stand up Walk around the room and search for 容疑者
楽しそうな音楽が流れ、子供達が楽しそうにジャンケンしながらやりとりする。
北原先生も生徒たちと一緒にゲームに参加する。
How many suspects did you catch?
Were you a rock musician last year?
テンポがいい→無駄な説明がない。生徒が多く話している
Simple English だから生徒が聞きやすい
先生の声が聞き取りやすい。授業をするために発声練習をしていたのですか?と言う質問に対し、
「声を大きく出すだけで英語らしく聞こえる」と北原先生。奈良橋陽子さんの本にもそう書いてある。
教員になってから声が小さいとか、喉が痛いとかはない。
腹式呼吸が大事
前の授業を振り返る時間が大事
教科書の内容は簡単なので、ペアワークをし始めた。1981年くらいにスタート。文法に特化したもので毎回やり始めた。イギリスに行く時に「何しに行くんだ」と和田みのる先生に言われ、「ペアワークを学びたい」と書いて、1回で北原先生は大丸をもらった。しかし、向こうにはペアワークはほとんどなかった。良質な教材は手に入ったので、それをみて面白いやつをピックアップして作ったのが正進社のSuper Pair work
今はタブレットがあるのでタブレットを見てやればいいが、昔は紙しかなかった。書く時やあ話すときは相手の顔をみて紙を見ずに。描かせる時は下を見ないように、下敷きを持たせていた。この活動をやらないと復習にならないし、身につかないんじゃないか
“You can come closer”
Picture describing
Who is this boy?→ That is Kaito. もう一度、Who is this boy? →That is a Kaito.→ This is Kaito.
Do you know anything about Kaito? Please tell me about Kaito? He plays soccer.
Short answer is OK. Who is Kaito, and what does he do. He is Japanese. Oh yes, Who is this girl? Tell me about Asami. She has brother. 惜しい、チャンス! She has a brother. She is not good at…. She likes pets. She is Kaito’s friends. What sport is this? Soccer! Sentence please. That is soccer. More, better one, It’s soccer. Alright, so please sit down. Close the textbook.
なぜQ&Aをやらせたか
Oral Introductionをやらない先生もいる。Teacher Talkが何で大事か。先生が話す言葉は意図された、Planed Talkじゃないとダメ。先生が喋りすぎるのが一番良くない。
英語研究部では録画したものを紙に全部起こす。大抵の先生が8・9割話している。
円グラフを作ってそれぞれの部員が並べたが、海外の円グラフと合わせると、ピッタリあったのが北原先生ともう一人の先生のみ。Teacher 7割 Students 3割 これを超えるとだめ。This is Kaito. などは生徒が知っている。
生徒たちは教科書のどこに書かれているか、登場人物ごとにまとめられているプリントをもらっていページ数をそのプリントで確認することができる。
海斗について書いてごらん。スピーキングやったら必ずライティング。
座ったら自分が言ったことを書いてごらんと指示するとすぐに繋がる。
一回すわったら終わりじゃない。遊んでる子は当てられて、答えられなかったらまた立つ。
教室の中で人の話をきちんと聞くように指導する。友だちの話こそよく聞かなければいけない。友達が言ったことはちょっと工夫すれば真似できる。だからちゃんと聞くことが大事。
3年生になったら、ピクチャーカードを1枚貼って、用紙を貼って、1分間でいっぱい書きなさい、と10題書けるような紙を配っておく。6way streetで北原先生が日本で初めてピクチャーディスクライビングをする。準2級対策にもなる。そうすると準2級に誰も落ちない。
NEW HORIZON1 Unit11のオーラルイントロダクションの内容
This is Kaito. This is Asami. She is Kaito’s friend. A year almost ended. What was the best memory? My memory was I entered junior high school and I joined soccer club. At first,I was tired. Recently, I had a rookie soccer game. This is my first soccer game. You know rookies? 1年生 Were you in the game? But in first half, I didn’t. From the second game, I played . We did the best but another team is more stronger. Maybe you will be a good player. We will win the game.
何でオーラルイントロダクションやるの?一昔前は教員採用試験でオーラルイントロダクションを飛ばすと落とされるほど重要視された。教科書の初めて読む文章は生徒が読めないから。Back ground knowledgeがないから。教科書の本文が薄い。昔の教科書は短く短くすると売れた。リピートはしない。例は出さない。人間で言えば白骨だけ。 それに肉付けしていっていかなきゃいけない。本文をそのまま暗記していうだけではダメ。For exampleなどどっからどこまで生徒が知っているかわからなければいけない。ALTはこれができない。オーラルイントロダクションは本文内容だから本文を膨らませてやらなければいけない。3年生になってもまだやっている人がいるが、3年生の2学期になってもまだやっている。3年生になったらハシゴの足場かけを外してあげることが大事。まず読んでみよう。ただBack ground knowledgeは大事。
フラッシュカード
英語だけ子供に言わせる→another ベロが見えないと”あなた”になってしまう。
half 前歯見える? against aiが間に入っている単語で、他に知ってる単語ある? 空から降ってくる rain against
rookie rから始まるからうーといってrookie 他ウーっていうのは?school cool room
意味わかる単語はジェスチャーして another In this school, there are 2 very nice teachers. One is Ms. Nakayama, Another is Ms….. (一人一人指を指して)
I am a teacher. Many years ago, I was a student. You were a baby 10 years ago. Now you are a student. Half Half rice? Half line
Hope ジェスチャー 願っているような
Lose where is my key? Lose. Oh no, I lost it.
Against 声出してよ Against another team. Jian against a tiger.
Rookies game Rookie
One more time. フラッシュカードを見せて再び練習しようとすると「(反応が)遅いよもう。」(笑いが起こる)
ジェスチャーつけてやると覚えも早い。
One more time 子供達もどんどんジェスチャーを覚えてくる。
スペリング空がき。はい、かけた人。手はまっすぐあげよう。赤丸ついてるやつはつづりまでかけなきゃダメ。これもかけたら手をあげる子がたくさん出てきた。
紙のフラッシュカードを発売しない会社が出てくる。
今年度中に「中学校からはじめる、フォニックス指導」という本が出版される。
最初の1年は出版社からたくさん本が送られてきて、北原先生が音声学を勉強した。去年から書き始めた。ALTに任せればいいではない。苦労して習得した日本人の先生が教えないと何の意味もない。発音ができなければ書けない。発音ができたら書ける。
内容理解
英語はゆっくりやって間違えないのではなく、早くやって間違える。本文読み終えたら立つ。
I am going to read the passage, You will listen.
北原先生の音読。 感情がこもっていてそれぞれの役がわかりやすい。
では、内容が分かった人はジェスチャーをやってください。
生徒たち、言いながらジェスチャー
At first, 人差し指を指して
Really 手を大きく広げて
It was a first game against another school
ってどういうこと?
Oh!のイメージ話し合って!
Were you a starter?
No, I wasn’t. 感情込めた方が英語は身につくから
I played from the second half. どんな気持ち?
I see. How was the game?
海斗が好きなあさみちゃんだったらこの文をどいう? 嫌いだったら?
We did the best. But we lost. 2-1. ウェーブを描くようにトゥートゥワン
Maybe ジェスチャーどうですか? かもしれない、できるかもしれない。手をひらひらさせるジェスチャー
I hope so. 好きだったら? そうじゃなかったらI hope not.
I’ll give you some money. I hope so!
Ms. Nakayama will give you a lot of homework. I hope not!
音読 早く言える人は早くスタートして
Were you a stater? 現在だったら? Are you a starter?
さっき自分がやったジェスチャー思い出しながらやってごらん。
We did our best.
But we lost. 声下げて
We are all sad.
But maybe we can win the next game. そんなんじゃ勝てないよ!もう一度!
I hope so. 目を見て!
北原先生の合間合間の声掛けで生徒たちの笑いを引き寄せる。本当に笑いの絶えない授業。
今度は先生と同じスピードで読んでみよう できれば上げ下げも同じ。本当にしっかり読めると先生の声が聞こえなくなります。Second halfはくっつけて読もう。
できた人 手を挙げさせる
同じパターンでもう一回いこう
次はシャドーイング
3行目からね。先生の声を聞いたら、いう。音に注意して。
先生が若干本文の内容を変えて読むので、その通りに言わないといけない
最後は子供達それぞれで音読。
New Horizon1 Unit11は語数79語 これは暗唱は無理。音読はそのページの文法と発信語彙を含むもの。サンシャインは59語。だから長かったらここだけ出す。最初の2行はどうでもいいよと言ってあげないと子供達も大変。
発信語彙の問題集 ベネッセのホームページに載っている。
同じページに問題集が載っている。Power Testと書いてある。これはテスティングの用語。時間をしっかり取ってやるテスト。時間が短い時にやるものはSpeed testという。
パソコンでダウンロード。エクセルなので自分で加工できる。
授業での実施、60秒/90秒クイズで使える
ペアが片方が正解を隠し答えをチェック、もう片方の相手が当てはめながらいうことができたら 答えを見ている方がチェックマークをつけてあげる。間違えたら×マークをつける。
早押しクイズ。これがうまくできればkahoot!に載せたり、パワポに載っけたりしてできる。
60秒を全部やると生徒は飽きるので適当なところで競争してやるBをやるといいのでは。C定期テストに出題する。全部で1000題くらいの問題がある。
【感想】
個人的には今回、北原先生の授業を見せていただくことができて、まさに神回だと感じました。以前教わっていたことも、時間が経過して改めて見ると、「ああ、以前もこのこと大事とおっしゃっていたのに。」と取り入れられてないことがまだまだあるなと実感しました。また、グループでディスカッションすることで、北原メソッドの良さがまたさらに深く感じられましたし、先生方に刺激を受けました。
懇親会までの道さがら、北原先生がおっしゃっていたことは、「同じことを何回もやっているともういいやとこなくなるひとも出てきたから、新しいことを取り入れなければいけないと思ったこともある。だけどやっぱり同じことを何度も言い続けることも大事だなと今は思っている。」とおっしゃっていました。私も北研に参加させていただいて、約8年になりますが、原点に戻る大切さを感じさせていただきました。
また、懇親会でも、生徒の心に寄り添う大切さを学びました。「生徒が改ざんしないように、答案用紙にでっかい×を書く先生がいる。あれはひどいと思う。生徒の気持ちに立っていたらあんなことはできない。」また、リーディングが嫌いな生徒が多いと言う指導の話の時も、「だからじゃれマガが一番いいと思った。内容も身近だし、生徒は答えになるところをアンダーラインすればいいだけ。」
帰りの電車の中でもI先生やM先生が、ジェスチャーの良さを教えてくださいました。
いつでも原点に戻れて、パッションのある先生たちに刺激をもらえる北研に、やはり毎月参加することは大事だな、と思いました。とても勉強になりました。北原先生、本日ご参加の皆さん、そして、ビデオの会場校を提供してくださった、N先生、本当にありがとうございました!
************
・今年度の残りの北研内容と(北研ホームページ参照)来年度以降の北研についての話がありました。
・2025年度北研について(案)
2つのチームに分けて「トラッド北原メソッド継承チーム」と「北原メソッドをITCを使ってアップグレードするチーム」それぞれオンラインで協議して月例会の内容を考える。偶数月、奇数月にそれぞれ発表をする。
・それぞれのチームの代表と北原先生が月例会の内容を決定する。
となる予定(案)だそうです。
1 じゃれマガ(No.55 Do You Miss School Lunches?)
基本の流れを踏んだ後、即興発話練習用として、
1 先生が生徒に給食について問いかける。Do you like school lunches? What is your favorite menu? など。
2 ペアで「給食」を自分の経験を交えて外国人に説明しよう。本文の語句や表現を使ってもよい。
2 北原先生の参観授業「師範授業」10
京都市立中学校・N先生の学校 2023年1月31日
京都市から参観者が70数名集まった。大人数なので、理科室で実施。
1 Greeting・・・お馴染みの”Knob and a key”.
2. Wakuwaku Pairwork ・・・これもわくわくペアワークのルール基本通りに。
英語で北原先生が「ドラえもんの声で」と言ったのだが、生徒は普通通りに音読してしまい、初めからやり直し。北原先生が、モデルのようにリードしたので生徒も後に続きドラえもんの声で。
*私としては、基本中の基本を再確認できた。相手の顔をみて発話・・つまり、プリントに書くときには下敷きなどを用意して顔を上げてしっかり話し→メモをとる。
◎ 北原先生の問いかけ・・・授業のテンポが良いのはなぜ?
例会参加者・・・「説明が短い」
◎北原先生は長先生のペアワーク(1980年代)を観て、「ペアワークをもっと知りたい」と。→イギリスへ行く前の研修で、和田稔教科調査官が全員に出した課題が
「イギリスへ行って何を学びたいのか」
北原先生以外、他の人たちはCLTについてとか、まるで日頃の授業に関連しないものばかりで大きなバツをもらう。北原先生は「ペアワークをもっと知りたい」・・・大きな⚪︎をもらう。
日頃の授業につながるもの、良質なspeaking教材をイギリスで買ってきた。→スーパーペアワークのもとになる。・・・文法をやった次の授業でやる活動。
3. Picture Q&A・・・座ったら自分が言ったことをノートに書く。また活動に参加する。→・人の間違いをしっかり聞いておく。(自分のノルマを果たしたらもう終わりではない)
Q) Tell me about Kaito. Q) What sport is this? など
◎先生が喋りすぎるのがよくない!→だからPicture & QAをやる。
先生7割 生徒3割がベスト!・・・北原先生とひだい先生(玉川大学の)が中英研でやった。授業をビデオに撮り、時間を測った。
・授業中の他の生徒の話にしっかり耳を傾けること
・3年生になるとPicture Describing
4 Oral Introduction of the Text・・・teacher talk 何故やる?
・background knowledgeを教えてあげること大切。
・生徒は自分で最初からは読めない。
・骨に肉付けしてあげる。
・ストーリー仕立てにしてあげる。
これらはALTには無理。どれだけ教科書を読んで学んでいる準備しているALTいるか。 既習の単語を使って話せること
・3年になったらこれはもうやらない。ハシゴを外してあげる。
5. Introduction of New Words
フラッシュカードは本当に大切だと再確認。意味確認もジェスチャーで。
来年度東書は、紙のフラッシュカード作らない。
6. Comprehension of the text
・十分な理解のためにジェスチャー訳読は本当にダメだと再確認。
7. Reading Aloud
・感情移入するまで、本当に丁寧に。声色を変えて。正しいセリフの言い方→読み取る訓練–>内容を深められる。単なる翻訳でなく。
・基本中の基本ー>「黒板に向かって大きな声を出す→そこから跳ね返るその自分の声を聞いて!」
◎北原先生著「中学校から始めるフォニックス」(2年かかった)
最初の1年間は音声学の勉強 2年目から執筆開始
*発音に力を入れなければ書けるようにならない!
************
〇今後の予定について
2024年度のスケジュールの確認。2025年度からの進め方について説明。
25年度からは北原メソッドをベースとして半歩か1歩はみ出た指導法を北研メンバーで考えていく。
「トラッドな北原メソッド継承チーム」と「北原メソッドをICTを使ってアップグレードするチーム」の2チームに分けて発表していく提案が北原先生からあった。
個人的には大変面白いと感じた。
〇じゃれマガカルチャー
英文内容は給食について。即興発話練習では,生徒にとって身近で話せる話題でないとダメ。
確かに英語が苦手な生徒でも食べ物の話は誰でもできる。題材選びも大切と感じた。
〇北原先生の師範授業ビデオ@京都市M中学校 2023年1月31日
指導案と照らし合わせながら見ていた。
テンポの良さ,説明のシンプルさに無駄はなく初対面の生徒たちがあたかも今まで北原先生の授業を受けてきたような動きだった。
私が特に勉強になった点は以下
・授業のテンポが良いのは説明が短いから。シンプルイングリッシュ。これによって生徒の理解も良くて速い
・先生が話すぎるのではなく,先生7割 生徒3割を意識する
・Oral Introduction
の必要性。教科書を生徒は最初から読めない。背景にある知識を教えてあげることが大切。教科書内容も少ないため肉付けしてあげること。これはALTではできない
・語彙指導について。紙のフラッシュカードで様々なパターンをさせる。ジェスチャーを付けると生徒が自分で考えるので覚えがよくなった感じがした。紙だと色分けしたり,順番を変えられたり応用がきく
・音読の練習範囲について。特にターゲットセンテンスと発信語彙を含むところを中心に練習させる。冒頭文のようなあまり必要ないものはカットしても良い
************
・令和6年度後半の予定について
・令和7年度 北研について(案)
「トラッド北原メソッド継承チーム」「北原メソッドをICTアップグレードするチーム」
・じゃれマガカルチャー
「Read the passage in one minute.」/ Question / 一斉に答えを言う/
教師による範読/
アンダーラインの確認 / _missed_は辞書で調べさせても良い
ペアで「給食」について外国人に説明しよう。
・2023年1月の京都市立M中学校での北原先生による示範授業の映像を視聴。
N先生がご勤務されていた学校です。当日は70人以上の参観者が集まったそうです。
1年生 New Horizon Unit 11-1Bパターン
1. Greeting(3min.)
Teacher
talkから入り、少し温まったタイミングで北原伸晃と言う名前の読み方を説明。
「のぶあき」をknob and a keyで生徒の気持ちをほぐす。
2.Wakuwaku Pairwork #34 (Grammar Speaking / 7 min.)
「Let’s do a
pairwork.」ドラえもんの声でタイトルをみんなで読む/英文を教師の後にrepeat /
単語をrepeat / 教師は単語のみを読み、生徒は文を作って言う/
「ゲームのやり方」を全員で読む/
問題を次々と作らせて確認/「Stand up」で始まる
「How many suspects did you catch?」と質問、数字をカウントして挙手させる
☆テンポが良い活動になっていたのはなぜ?
→先生の指示に無駄がないから、シンプル。
→生徒が「あれ?」と悩む場面がないからダラッとしない。
→先生の声が聞きやすい、発声法を学んだ。「声を大きく出せば英語らしくなる」奈良橋洋子さん
☆出来る生徒は基本文型を見ないでやらせる。プリント折って隠す。
☆ペアワークをしないと復習にならない、学びにならない。(ペアワークの大切さ)
3.Picture Q&A (Speaking / 5 min.)
全員Stand upで起立。
「Who is this boy?」「Please tell me about Kaito.」「What did he
do?」「Who is this girl?」「Tell me about Asami.」
「Any others?」「What sport is this?」
「Short answer is OK.」や教科書を見ても良いなどの指示を与えていました。
☆先生が喋り過ぎている、(先生の発話量は)生徒が分かるギリギリのところまで。先生7:生徒3。
☆知っていることは言わせる。
☆登場人物のプロフィールのリストを色の紙で印刷して配ると良い。テストに1文2点で出題。
☆Speakingさせたらwritingさせる。questionに答えて座ったら書かせる。
☆1回座ったら終わりではない。座って遊んでいる子はあてる。間違ったら立たせる。
☆誰かが間違えて、「Chance!」で聞いていないと正しい英文に直せない。人の話は聞かせるようにさせないと
いけない。友達が言っていることを聞かせないといけない。
☆3年生になったらPicture
Describingをする。1分間見た後に沢山書かせる。10文書けるシートを配布して
おいて、提出させる。1文2点で加点。
4.Oral Introduction of the text (Listening / 3 min.)
先生によるreading。
☆なぜOIをするか?
→初めて見る文は読めない。薄くて英文も少ない状態。骨しかないスケルトンのところに先生が肉付けしてあ
げるのがOI。
☆例をあげながら、ストーリー仕立てにして読んで聞かせる。教師の腕の見せ所。
☆ALTには出来ない。
先生のOral
Introductionは本当に丁寧に語るような感じで、生徒の脳にイメージを注ぎ込み、理解を促して
いるように見えました。
5.Introduction of New Words(Vocabulary/10 min.)
英語を生徒に読ませる/英語を発音に注意を入れながら読ませる・指で1部を隠しながらフォニックスのルールにそって他の単語を言わせる/英語を読ませて日本語を見せる/日本語を見せて英語を言わせる(ジェスチャー)
/日本語を見せて指で綴りを書かせる「はい、書けた人」「手はまっすぐ」「赤丸ついている単語は綴りまで書けるように」
☆近々フォニックス指導の本が出版されます。
☆発音指導をやっていない先生が多い。それをしないと生徒は単語が書けない。だから単語テストが蔓延る。
発音が出来たら単語は書ける。ジェスチャーで覚える。
6.Comprehenshion of the text(Reading / 8 min.)
「Read this page and stand
up.」/立った人の数を順番にカウントする/座って先生の範読を聞く/先生の後につ
いてrepeat with gestures 「分からない人は友達のジェスチャーを見なさい」
☆最後に先生から1文ずつ確認、質問を入れながら生徒に問いかけ理解を深めさせていた。
7.Reading Aloud(Reading / 3 min.)
先生の後にrepeat/ paced reading×2回/shadowing
☆感情を込めて読む。
☆paced
readingでは上げ下げも同じように読むこと。ぴったり同じに、大きな声で読めれば先生の声は聞こえ
ないはず。出来た人は?と挙手させていました。
☆New
Horizonの本文は長い。1部を(新語が入っていないところ)カットして60語にし、それをきっちり読
ませる。定期テストもそれを出す。
9.Writing Practice p.111 ( Writing/ 5 min.)
時間の関係でこちらは省力しました。
・「発信語彙1次選択語彙全」リストを効果的に使う方法①「パワーテスト」
1リストの加工・・・「中学校発信語彙問題集」をダウンロードし、その加工の仕方について。
2授業での実施・・・帯活動で「60秒/90秒クイズ」「早押しクイズ」、また定期テストに出題などする。
[個人的感想]
厳しさとユーモア 生徒がずっと頭を使っている 集中が切れない 勉強の中に笑いがある
自分の授業を振り返って反省しきりです。
良い学びの時間でした。ありがとうございました。
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0:お知らせ
11月例会でトークイベントをして下さる奈良橋陽子さんの御著書「ハリウッドと日本をつなぐ」(文藝春秋)について。新刊本は入手困難ですが、ネットでは中古本が入手できます。図書館でもすぐに見つかりました。先生方はお忙しく本を手に入れ読むのも難しいかと存じますが、読みやすく興味深い本でした。今年のエミー賞受賞の快挙の真田広之さんについての記述もあります。
(9月26日付Kitaken 0019026 Kitahara de essay 901 『奈良橋陽子さんの本』 参照)
9月例会の報告です。
はじめに:
今年度の北研の予定について
志茂田中は今年度で終了。来年3月は「さよなら志茂田中イベント(アイディア募集中)」
来年度以降
「トラッド北原メソッド継承チーム」「北原メソッドをICTを使ってアップグレードするチーム」に分けてそれぞれが発表(9月29日付Kitaken 0019043 来年度以降の北研について(提案)参照)
1 じゃれマガカルチャー”Do You Miss School Lunches?”
以下の「即興発話練習用」の課題がとても効果的。生徒は楽しく盛り上がるだろう。
1 先生が生徒に給食について問いかける。
Do you like school lunches? What is your favorite menu?
2 ペアで「給食」を自分の経験を交えて外国人に説明しよう。
私自身、初対面の先生と楽しく出来ました。
2 北原先生 示範授業(ビデオ)
京都市立中 N先生ご担当のクラス
1年生 35人 ニューホライズン Unit 11-1
(1)生徒さん達について
・ 反応がよい。大きな声、スムーズに北原先生のペースへ。日頃からテンポが良い授業なのでしょう。
・ ワクワクペアワークで席を立っても下敷きを持ち下を向かないで記入している生徒あり。
・ 初めての先生にワクワクしている、楽しんでいる
・ 反応が良い。声が自然に出ている。
すべてN先生の普段のご指導の賜だと思いました。全員授業に参加し、楽しく力をつけていました。
生徒さん達の様子を見せていただきどうもありがとうございました。
(2)引き込まれるテンポ
無駄がない短い指示、simple English
授業の前から生徒に話しかけている、関係作り。
(2)ワクワクペアワーク#34「職務質問ゲーム③」
文法は復習しないと身につかない。文法に特化したもので面白い対話練習を作ろう、と北原先生が始めた。
(情報: 「中学校から始めるフォニックス指導」大修館 北原先生著 が近日発売)
(3)Teacher Talk
生徒が分かるように意図された言葉でなければならない。
Teacher Talk 7 : Students Talk 3 を守らなければならない。
(4)Oral Introduction
生徒が知っている語で説明出来なければならない。ALTでは出来ない。JTEの腕の見せ所。
(5)Flash Card 日本語を使わないで導入、ジェスチャーの使用
(6)教科書本文=長い。短くするために新語がない部分は除いて暗唱
Gesture をしながらリピート・感情を込めて読む。黒板に声をぶつけるように読む。
感情を込めた方が上手くなる、覚える!!
3 「発信語彙第1次選択語彙全」リストを効果的に使う方法①の説明
実践例を共有していきたい。
4 学んだこと
ビデオを見ると改めて北原先生の徹底した「生徒目線」を学びました。そこから出発しているからぶれない。私達に学びの場を与えて下さった北原先生、京都市立中の生徒さん達、そして、日頃から北原メソッドで生徒さん達を育てているN先生に心から感謝します。
6 4月からの北研について
原案賛成です。
「トラッド北原メソッド継承チーム」で勉強したいです。
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1、 じゃれマガカルチャー
まず、Do you miss School Lunches? というテーマについての英文を読み、注意すべき語句や文法の指導ポイントについて確認しました。例えば、a friend of mineは、a とmyは一緒に使えないことです。また、キーワードになるsoft noodlesやfried sweet breadについて何を表すのか全員でソフト麺、揚げパンであると明確にしました。個人的な話で大変恐縮ですが。私が北海道の田舎出身で小学校時代しか給食を経験しておらずあまりメニューについて記憶が無いのです。しかも、ソフト麺も揚げパンも自分が幼少時代食べていたのか思い出せません。大人になってから関東出身の友人からソフト麺について、伺っていたので存じておりました。給食についての話題はシステムは国内同様でも、メニューについては地域性はあるのかもしれないと興味を持ちまし� �。地域によって国際色を豊かにしたり、地産地消を心掛けたり、前任校では、自校式だった為にALTの母国の郷土料理を栄養士さんにお願いして給食メニューとして出してもらったりしました。いずれにしろ、日本の給食システムは素晴らしいのだろうと改めて考えさせられました。その後ペアで「給食」を外国人に説明する場面を設定し、会話をしました。一人が独占して話すことのないように、U先生が二人とも会話に参加するよう指示があり、私も会話しなければと意識しながら会話に交わり、とても活発な意見交換になりました。私自身、普段授業の導入部分で会話練習を取り込んでいます。ちなみに「すらすら英会話」という教材を使って、会話する形式です。北原先生の授業では先生の質問の内容について、ペアで会話する� ��う形式がとても新鮮でした。
2 北原先生の示範授業について
授業冒頭に北原先生の自己紹介がありました。ドアの絵を黒板に書いて、「Knob a key」という説明の仕方がとても参考になりました。英語の先生らしくて、自分自身私には何があるだろうと少し考えたりしました。
また、語彙指導について、フラッシュカードを用いた語彙の指導が大変勉強になりました。Anotherのthの発音について、「あなたー」ではない点、教室内にいらっしゃった教員を指さし、There is another good teacher, Ms.〇〇〇〇. と北原先生がanotherという単語の意味を説明した時に、生徒が「あぁなるほど。」と声に出して納得した様子があり、生徒の理解している様子がよくわかりました。また、英語は、発音できないと書けないという北原先生の説明に私自身が納得しました。クリスマスリースのリースは、カタカナでは、リースのリがLなのかRなのかWなのか普段カタカナ読みしかできていないため、見事にLeaseかと間違えました。実際にはwreathなのですね。改めて音読学習の時の英語特有の発音指導が大事だと痛感しました。また、先生と一
緒に読んでいくシャドウイングはとても良いなと感じました。私は、デジタル教科書を使用してシャドウイングをさせていますが、教員の後についてシャドウイングしたほうが生徒は声を出すのかもしれません。また、「腹式呼吸をすれば英語らしく聞こえるよ。」などの声掛けは「Speak aloud」や「大きな声で」と言うよりも効果があるなと学習しました。また、感情を込めたほうが、英語は覚えるという点で、生徒と一緒に感情を込めながら音読を心掛けています。対話であれば、感情は込められるのですが、プレゼンテーションなどの会話ではない場面で如何に感情を込めるだろうか?と考えています。
先生の話している時間と、生徒の話す時間の割合が7対3であることは、とても大切だと反省しました。私は管理職に日本語で話しすぎると注意されます。どうしても楽な日本語に慣れてしまっていること、自分自身の英語力、英語で話してもどうしても余計な英語が多く指示が明確にならない点があり、生徒が注意散漫になり、私の課題となっています。
Speakingをやったら、writingをする点や友人の話こそ聞かなければならない点など北原先生の示範授業で大事であると改めて納得し、授業で実践しております。まだ、示範授業の中で下敷きをもって会話練習をしていた生徒の様子を見て、下敷きを使い工夫すると目線が落ちずにアイコンタクトができるという事ももう一つ英語学習における良いポイントだと思いました。
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