2025年9月20日第231回例回

【1】じゃれマガ・カルチャー walk my dog: 「自動詞と他動詞は高校で、いつ取り扱っているのですか?」 高1最初で、5文型を扱うころ。 「他に、walk your bikeぐらいか?」 As: 「品詞は?たくさんの品詞があるので、高校生は多変。」 neighborhood: 「neighborの品詞は?」名詞と形容詞「neighbor Totoro。-hoodで名詞になる。」 brotherhoodなど smells like: 「五感は?」feel, smell, look, sound, taste 私の教室では… 私の高校生中心クラスでやっている英字新聞を使った授業の基本はこのじゃれマガにある。 「即興発話練習用」については、プリントアウトしてすぐに使えるようにしてあり、日々のじゃれマガで、関連する内容であれば、使っている。 asについては、辞書を使う前に、品詞を考えさせて言わせてから、引くようにしている。よく生徒にきくのは「他の接続詞で、近い意味を持つのは何?」because, when, though 五感は、ジェスチャーを使って、5つ言えるように、全員が言えるようになるまで、じゃれマガに登場するたびにきくようにしている。 【2】フラッシュカードについて 私の教室では… 紙代が出せないのでPowerPointで作っている。学校の場合は、教科書会社のCD-romにエクセルで単語データがあるので、WordFlashを使えば労力が最小限ですむが、私の場合、全部を打ち込まなければならないので、雛形を一つ作って、それをコピーしながらタイピングして作っている。 利点は、不規則動詞や、either A or B, neither A nor Bなど、新出語彙と同時に、復習しておきたいことをPowerPointでは入れることが簡単。 PowerPointは、次のを出すためには一つひとつクリックする必要があるが、長い綴りの英語や多めの日本語訳の場合、生徒が読めたかどうかを様子を見て先に進めることができる。 モニターの明るさは、明るすぎると目が疲れるので、1台目が壊れて2台目を購入した時、生徒に意見を聞きながら明るさと色合いを調整した。 【3】「中学生から始めるフォニックス指導」(大修館書店) 「この本には、出版社が勝手に書き込んだ部分がある(怒)。特にディジタル教科書について。私がこんなにディジタル教科書を賛美するはずがない!」 「p. 67「①中学校1年生1学期に重点的に取り上げる母音字のフォニックス」は、数が多いので扱いやすい。」 「word, work, world, worry, worse, worst, worthは生徒が苦手。」 *私の教室ではWalk to work.という文と共に、二種類の違う母音を2列並べてA3の用紙にプリントアウトしており、必要な時に、それを取り出して、ホワイトボードに貼って発音トレーニングしている。 「owについては、「オウ」と「アウ」のどちらを優先するかが問題になる。私は「アウ」を主にして「オウ」を例外にした。」 「p. 69「ルールとして指導しない…」は、何度も目にしたり、発音を予想できるので、ルールとしての解説はしない。」 」 「p. 89「音からつづりを書く練習」では、ALTが生徒が知らないような単語を、口を隠して発音するのを、生徒が書き取る。フォニックス・ルールのエンコーディング、音から文字への変換練習。」 公開授業での動画を視聴。  

 1. じゃれマガカルチャー20(実演) レジュメより 既習語彙・文法の復習に 日米文化の学習に 日々のリーディング・トレーニングに 歳時記のように使える 即興発話の練習に(191話のうち86話についている) I realize that I’m back in Japan when I walk my dog in the morning. As I walk through my neighborhood between 6:30 and 7:00 a.m., I notice different smells. An American breakfast smells like coffee, bacon and toast. In Japan, the smell of breakfast is different. I small fish and miso soup from many of houses I pass by. A: What does a Japanese breakfast smell like? 言葉の説明から。 Neighborhoodの他にhoodがつく言葉は? childhood, brotherhood, fatherhood, など。 あとで調べてみたらsisterhood, motherhood, adulthood, babyhood, daughterhood, boyhood, girlhood, priesthood, godhood, likelihood, knighthood, manhood, barrier-hood parenthood などたくさんありました。 sounds like のように、○○likeの言葉は? Taste like 、Look likeなど。他にもfeel like, smell like, texture like, など五感を表す感覚動詞とくっつく。 じゃれマガカルチャーDo you always eat breakfast? If yes, what do you eat ? What do you think of when you hear breakfast smell? 日本の朝食についてペアで外国人に説明する。 ….. 2 テレビから学ぶ英語教育 ①夜更かし的イングリッシュレッスン大阪編(You Tube) デラックスマツコさんと村上信吾さんの番組より。大阪のおじさんおばさんが英語を聞かれても日本語で答える番組。日本人が簡単なものでも英語が話せない様子を扱ったバラエティ番組。 ②林先生も絶賛 カリスマ先生熱血授業こちらは見れませんでした。 ……. 3 「中学生から始める英語フォニックス」指導④ 北原先生のフォニックス本p. 67より。 第3章2️⃣優先的に教えるフォニックスルール 2-1出現頻度の高い母音字のフォニックス ①中1の1学期に重点的に取り上げる母音字のフォニックス(ee, ay, ou, ea,oo, or, -a-e) ②1年生2学期以降に取り上げる母音字フォニックス ai(rain), au(August), aw( draw), ur(nurse) 「頻度が下がるものは後から教えたらどうなの?」by 北原先生 ③中2以降に取り上げる母音字フォニックス er( her), or( word), -e-eは少ない(eve, Chinese), -o-eは少ない( close)-u-e(cute), oa( boat) ④例外扱いとする母音字のフォニックス ea( bread) owは例外(know)通常cowなどアウと読む方が多い。………. alはオー、何度教えてもwalkをワークと読む生徒がいるので、しっかり教えて固める必要がある。 eaはエかイー believeのようにieはイーpiはオイ ohをアと読むのは注意する a.…..アとエの中間。長く u…..ア ou….オーbought, brought ou ….アウout ei……neither, receiveのようにイーew….ユー, ウーになるケースも多い。(newをヌー) Rescue….クーでなくてキュー 2-2 ルールとして指導しない母音字のフォニックス ie(field), oi(coin) , ou( country bought) , oy(boy enjoy), ei( either) , ey (key), ew( few) , ue(blue), ui( fruit) Woolはどう読む?ウールじゃないよ?(ウォルみたいに読む) 2-3. ルールを覚えるのが難しいフォニックスルール rがらみの語はルールとしない方が生徒の負担が少ない ar(car), er(mother/ person ), irはたくさんある(girl), ur( Thursday) , or(morning), 訓令式ローマ字とヘボン式ローマ字については国語科が巨人のような存在でなかなか浸透しなかったが、やっとヘボン式を取り入れることになった。 3️⃣フォニックスルールに当てはまらない基本語-綴りをみて覚えるサイトワーズ (小学校で習うサイトワーズ) many, money, water, English, great, steak, beautiful people, where, friend,do, who, one, buy, two, again, heart, shoulder, busy,bread, headなどたくさんある。 Dangerous ダンゲロウスと覚えていた大学生 4️⃣フォニックスを知らない生徒の単語の覚え方 baseballバセバ11 bicycle 北原大学受験時 simultaneous 閉まる手に汗 Restaurant レスタウラント Wednesdayウェドネスデイ sometimesソメチメス Believeビリエベ Soccerそっかー みんな単語を覚えるのには苦労したのですね。 ……….そして、これまで北研のためにたくさんのご尽力下さいましたYさんが、9月で退職されるそうです。チャレンジの辞書、幹の本に救われた生徒や先生がどれほどたくさんいることでしょう。辞書引きは今でも子供達の大好きな活動です。今までありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします。 …………. Thank you と同じ意味の別の表現は? I appreciate. I am grateful for your kindness. You’re welcome.と同じ意味の言葉は? That’s OK./Not at all./No worries./My pleasure.など。さらに調べてみるとSure. / No problem./ Any time. / Don’t mention it./ Don’t worry about it./など。 自分の知らない言葉は使えないので、聞いたことがある言葉をメモすると良い。アイスバーグエフェクトについて。(p.73)未知語をメモしても使えないから。 フォニックスP.74デジタル教科書に関するページは大修館が書いた。デジタル教科書やフラッシュカードについて褒めている。北原先生の許可なく差し込んだものだそう。 ○なぜ紙のフラッシュカードを使うのか(p.75) Here we go!とサンシャインはフラッシュカードがあるがほかの教科書会社はどんどん辞めている。 P. 75 発信語彙と受容語彙は大事なものだけ抜き出す 全部のものを作る必要はない 発信語彙(と受容語彙と題材語 題材語はテストに出さない。出してはいけない! フラッシュカードを使った語彙指導-飽きない繰り返し-(p.76) この本の写真として使用されているのは、私の前勤務校で、北原先生に示範授業をして頂いた際のものなので、嬉しさが倍増しています! ワードフラッシュ(無料変換ソフト) 北研ホームページからインストールすることが出来る。市区町村によっては教育委員会の許可をとる必要がある。京都は時間がかかりそうなので、今回は断念した。 まずエクセルで英語と日本語のリストを作成する。 その際、発信語彙は全体赤字でリストを作成する。 フォニックスルール通りは緑。アクセントは太字にする。それをアプリをインストールしたあと、流し込めばOK。ワードフラッシュ体験をしたところ、文字が大きく見やすかったです。浜島さん、ありがとうございます。 ×は題材語かフォニックスルールに当てはまらない語。つづりはかかせない。 ⭐️なぜワードフラッシュをリニューアルしたか 旧ワードフラッシュはかなり古く、もう、だいぶ前からプログラムの修正ができなくなっていた。修正するための環境がなかったため。また、エクセルに対応したいなかったため。 2年生の3学期になったら、encode→encoding (音から文字への変換)をする。反対語はdecode 3️⃣フォニックスの知識を利用した綴り競争→授業風景DVD視聴 子供達が見たことも聞いたこともない単語をALTにいってもらい、生徒は書く。 broom or bloom 聞き取りができるか。 ALTが口元を隠して発音していく。 daily、Nail、Trail、Braille点字(辞書引きさせた) 日付のチェックの時もフッフッフF、といいながらFridayなどを書くと良い。 フォニックス王・女王ランキング試験 解答時間20分間 次の下線の文字と同じ発音をするつづりを含む語をなるべくたくさん書きなさい。つづりが合っていて正解とします。( 下線は省略) 1.name 2. like 3. these 4. home 5. use. 6. eat 7. meet 8. play 9. book 10. room 11. house 12.August 13. how 14. rain 赤坂中の2年生の一位の生徒はALTのJ先生が80語だったのに対し、それより8語も多く88語かけた生徒がいたそうです。 レジュメより:「教師が段階的にフォニックスを授業に導入するのはもちろん生徒が「フォニックス・コンシャス」になるように仕向けることも大事です。普段は英語教室の、廊下壁面に「eeをイーと読む語」「eaをイーと読む語」とだけ書かれた白紙の紙を貼って、生徒に自由に記入させ、一定期間溜まったものをプリントにして配布していました→本町田中での実践」 単語を書いて覚えるのは英語嫌いの始まり。 単語テストの思い出(恨みつらみ?)についてペアで話す。英語が嫌いではなかったので、個人的には単語テストは嫌ではなかったのですが、うっかりミスや綴りミスをしてしまうと悔しかったです。ジュリエット先生にフランスでは単語テストはあったかどうかを尋ねてみると、ないそうで、先生がゆっくり文章を言って書くテストはあったとのことでした。 フォニックスのルールを知っていたら、もっと楽に単語を覚えられたのに、と思いました。 ……….. Yさんより 26歳から今の仕事をした。初めは辛かった。辞書に関わる仕事で北原先生と関わるようになり、楽しかった。各地で開いた辞書指導ワークショップがとても大きな発見や喜びや感動があった。北研と辞書指導ワークショップは同じ年。これからも北研に来ていいよと言ってもらえたら嬉しい。 ………….. さて、次回の北研は10/11(土)に行われます。そしてさらに、11:00から北原先生の示範授業が昭和女子大学付属中学校のグローバルクラスで示範授業をしてくださいます。人数に限りがあるため、近づいたら 授業参観希望、懇親会希望者要チェック! グローバルクラスは週8時間英語の授業がある!K先生はそのクラスの担任をしているとのこと。北原先生はそこで、New Crounを使って授業をして下さいます。

例会で、「フォニックスを知らない生徒の単語の覚え方を実際に経験しましたか?」、「学生時代に、単語テストを受けましたか?」等、北原先生から尋ねられましたが、私自身はどちらも思い当たりません。 私は遥か昔の九州大分公立中学校での英語学習スタートでしたが、当時としては珍しい授業中に英語を多用する音声重視の先生に教えていただきました。 コロナ禍で時間に余裕があった頃に受講していたオンライン英語速読講座の先生が、偶然にも(時期や学校は異なりますが)、中学時代に私と同じ英語の先生に教わっていたと知り、びっくりしました。改めて、英語学習のスタートがいかに重要かを実感しました。 *1. じゃれマガカルチャー⑳ Japanese breakfast* Q1. Do you always eat breakfast? If yes, what do you eat? Q2. What do you think of when you hear “breakfast smell”? ・ペアで「日本の朝食」を自分の経験を交えて外国人に説明しよう。 *I *walk* my dog. walkを他動詞として使用。他は、walk your bicycleくらいか 調べてみると、walk someone to the place 「〇〇を××へ歩いて連れていく」、walk the area「その地域を歩いて調べる、探索する」などがありました。 *自動詞、他動詞* は高校1年英文法「基本文型」で最初に復習として扱いますが、文型の理解を含め難解なようです。生徒たちの?の瞬間を逃さず、丁寧な指導を心がけたいです。 *2. テレビから学ぶ英語教*育 ・夜ふかし的イングリッシュレッスン大阪編 ・林先生も絶賛 カリスマ熱血授業 *3. 「中学生から始める英語フォニックス指導」④ *<pp66-94> *第3章フォニックス・ルールは網羅的に教えない* 2⃣優先的に教えるフォニックス・ルール<pp69-70> つづり字から発音がある程度予想される二重母音については発音指導のみ。生徒の負担を考慮して全てをルール化はしない。 3⃣フォニックス・ルールに当てはまらない基本語<pp70-71> ・rがらみ単語[母音字+r][二重母音字+r] →ルールとしない、教科書で扱われている単語と発音をまとめておく ・sight words(音との関係ではなく綴りを見て覚える語) →「いずれ覚えるので、心配しないでいいよ」 *第4章フォニックスを生かした語彙指導* iceberg effect(氷山効果):表出部分(発信語彙)の海面直下部分(受容語彙)を引き上げる指導に注力する。海中(未知語)をメモしても意味はない。定着のためのスパイラルワーク、復習が必須。 1⃣フラッシュカードを使った語彙指導、フォニックス指導<pp74-85> ・紙製ならではの活用法(色分け、見せ方、フォニックス・ルール指導等)がある。<p75> ・デジタル版使用の場合は、生徒から先生の口元が見えるように配慮する。<pp74-75> ・Word Flash(無料FCソフト)使用法<p83> ・発信語彙→受容語彙→題材語彙の順番で提示練習<p76> 2⃣フォニックス・ルール一覧表を作る<pp85-88> ・生徒配布プリント:教科書以外で出会ったフォニックス・ルールの単語をまとめておく →生徒を「フォニックスコンシャス」になるよう仕向ける 3⃣音からつづりを書く練習(2年生3学期)<pp89-94> ・ALTが口を隠して発音する単語を生徒にノートに書かせる 音が合っていれば綴りを間違えてもOK→音を文字化すればよい→発音重視になる ・フォニックスの知識を利用したつづり競争(対象学年2年生3学期) ルールに合った身近な未習語を書かせる→生徒同士で確認・ポイント→辞書で確認 ・フォニックス王・女王ランキング試験(2年生4月→第2回・定期テスト) 抜き打ちで行う「フォニックスに注意して勉強してほしい」というメッセージ 単語テストはしない→書いて覚えるものではない→きちんと発音できたらつづりも書ける 今後の北研例会も盛りだくさんで楽しみです。

始めに北原先生から、京都のM先生の樫原中学校訪問について 「京都から昨日戻りました。以前2012年にK先生のリクエストで赤坂中に田尻先生を迎えTTをやった(その学年は、翌年「はだしのゲン」をやった学年)経験から指導案を作ったが、田尻先生は部分的な参加になりました。校長先生が上品ないい子達と褒める生徒達でした。難しい教科書です。」 1. じゃれマガカルチャ ■各自読んでQに答え(アンダーラインを引き)時間を測る➡Qの答え合わせ➡先生の音読➡アンダーラインの語句について生徒とやり取り ・“Walk my dog” 他動詞walkの他の例は?walk my bike, walk something 「自動詞vi、他動詞vtは教えますか?高校では教えるね」 ・Asは辞書引いたらなんて書いてある?品詞がいくつもあるね。後にSVだから接続詞。Asにはこんな意味もあんな意味もあるね。 ・Neighborの品詞は?名詞と形容詞!My neighbor is Totoro ・-hoodの他の例は?childhood brotherhood ・smell like 他の例は? taste like, look like, sounds like ■Pair work(Your pair is your rival. 先生の質問にどちらが早く答えられるかな?)  Second activity! 二人で協力してやる課題: What do you tell a foreigner about a Japanese breakfast? 2.夜更かし的イングリッシュレッスン大阪偏- (北原先生が持ってきたDVDで見るはずだったが上手くいかず、K先生がYoutubeに載っていたのを見つけてくれた。DVDは大阪から参加されたI先生に託される。「見たらまた持ってきて!」と。) ■インタビューアーが大阪人に○○は英語で何といいますか?と聞いてそれにどう答えるか。 ・鶏は?➡うこっけー・何の仕事されてますか?➡ばばあヘルプ・きゅうり➡キューとバー、ヌートバー ・外国人: I want to know Okonomiyaki.  日本人ギャル2人: キャベツ     外国人: Cabbage(キャベッジ?)   日本人ギャル2人: キャベ「チュ」No! カット キャベツ 外国人:Oh, you cut cabbage? 日本人ギャル2人:「チュ」じゃない「ツ!」あなたは発音よく喋ることを心がけて!  ※日本語の発音に直そうとして「ジェ」じゃなくて「ツ」!!と何度も言うギャル。 逆にこのギャルさん達、英語は「キャベッジェ」と認識できてるのが面白い!!でも英語で聞かれてるのだから、英語で答えよ!と思うけど、ギャルらしくて可笑しい! 3. 第3章(p.66)優先的に教えるフォニックスルール Phonics Rule  以前に自分で読んで印をつけていましたが、北原先生から直に説明を受けてストンと落ちました。   ◎直近で出てくる単語から教える  -ee -ea(イー)oo こいつらを先に確認! ■マジックe  母音5種類  aやiはいっぱいある![u] Cute, tube, refuse, excuse [e] Japanese, Chinese [o]home, poke, vote, hope, rose ■2学期以降に取り上げる単語 ※出現頻度が高いフォニックス OWについて [ou]をルールにする?[au]をルールにするのか?北原先生は[au] 。OWをアウと読む方が多い [ir]girl [aw] awesome[ur]nurse Thursday ■語尾のerは強く発音されない/シュア/ 語の中なら強く発音されるClerk , German, Germany, perfect [or] work これをWalkと発音する子がいる。※wの後は意識的に [oa]この二重母音は難しい boat, goal [ea]例外bread, breakfast break イーでもなくエでもない [ow]の例外 slow, snow, window 焦点はauに当てる。ルールとしては指導しない方がよいよ。 [ie] believe イー ただし語尾にくると アイになるよ←編集部が書いた! ■aとeの中間の音➡[ae]の出し方 :アーお前デートしてたろう   [A ]アッ 鍵なくした ■ローマ字の訓令式(Itiban 一番)国語で廃止 ※ヘボン式 Ichibann コービーブライアント(NBAプレイヤー) Kobe beef の好きな両親が子どもに命名 ■rがらみ アメリカ英語とイギリス英語の違いもある ■(p.71)フォニックスにあてはまらない→サイトワーズ(sight words) ←特殊な読み方  Many メニー マニーじゃないの?English エゲレス人 beautifulフランス語由来 people / friend / buy / again / ear / her / shoulder / busy / ■(p.72) フォニックスを知らない子の覚え方 dangerous 団げろーす ギリシャ人?バセバ11 ■第4章 扉の頁を見てください Iceberg effect 自分が持っている語彙 海面下⇓は意味がわかるくらい ⇓が大きくなるほど出てくる  受容語彙が増えると発信語が増える 海面直下に単語がある この単語は今にも発信語彙になる  例えばThak you= I appreciate it.初めて聞いた(氷山の外)※聞いたことがないのはメモっても意味がない You’re welcome=No worries. Not at all. No problem. 海面直下はメモっておく!  麹町中学校に訪問した際、中2のできる生徒に、みんなが聞き取れるようにゆっくり言って、と。その後「これメモらながったらもったいないよ。あっ、思ったら赤でメモるんだよ。」と言ったら一斉にメモり始めた。引き上げるために復習、スパイラルが必要!「6回出会ったら覚える!」by Paul Nation ■(p.74) 編集部が書いたデジタル教科書礼賛 ・Here we go サンシャインは紙のフラッシュカードあり ◎先生の口元とスクリーンは近くに!紙のフラッシュカードのよいところ☚先生は生徒を観察! ■(p.75) My Flash Cardを作ろう!(p.83) 実際に授業でどうやるか?(p.85) フォニックス一覧表 ■生徒が自分で発音をconsciousするとよい。 ある程度システマチックに。担当を決めて探させた。 ■音から綴り、文字へのencoding⇔decoding  4. 公開授業 ■生徒が見たことも聞いたこともない単語を書かせる。先生は口元を隠して発音。 Take your pencil. Ready?No.1 daily  No.2 snail No.3 trail No.4 braille (点字) ★答え合わせは先生が黒板で! (要注意の語は)「辞書でチェックしよう!」(見つけたら立つ!) ★先生は黒板に単語を書くときに発音しながら書くFriday ふふふ るるる  brailleぶぶぶ るる ■Fishの上位語 その下位語を書かせる活動 (p.89)フォニックスの知識を利用した競争 ■フォニックス王・女王 いきなり抜き打ちテストをした。ブーイング:これは本番じゃない、1学期間かけてやるから 定期テストが本番!Phonics conscious (p.93) 定期テストにも出した フォニックスノート Nowのようにowの語彙を書きなさい。「いつも黙っているやつはだめ」 音から離れない授業 ■石井光太 作家 ルポルタージュ「ルポ 誰が国語力を殺すのか」 懇親会でのYさんのお話も大変心に残りました。京都での田尻先生の言葉を引用され、その為には「相手に思いを伝えることが大切」と。日々学生に対して諦めてしまうこともあるのですが、後期からまた新たな気持ちで学生に向き合っていきたいと思います。ありがとうございました。 (できる学生は高専でも何も言わなくても紙辞書を使用しています。また私自身も今年度、チャレンジ辞書が読みたくなって購入しました。チャレンジのような良い辞書、よい書物は長く、繰り返し読まれ、愛されると思います!) ■次回10//11(土)11:30~ 北原先生、 いつも全国の英語教員と生徒達のために、学びの場と授業を振り返る場を与えていただきありがとうございます。 

北研231回例会報告をいたします。 1 じゃれマガカルチャー⑳ じゃれマガカルチャー(実演) ①既習語い・文法の復習に ②日英文化の学習に ③日々のリーディング・トレーニングに ④歳時記のように使える ⑤即興発話の練習に(191話のうち86話についている) 2 テレビから学ぶ英語教育 1 夜更かし的イングリッシュレッスン大阪編 YouTubeで見ることができる。 2 林先生も絶賛 カリスマ先生熱血授業 3「中学生から始める英語フォニックス指導」④ 第3章 2優先的に教えるフォニックス・ルール(p.66) 「勤務校で採用している教科書に出現する単語の調査を入学式が始まる前に必ずしておく」 出現頻度が高いee / ea / ooは単語が出てくる度に教える。Magic-eも_a_e / _i_eから教える。 ①中学校1年生1学期に重点的に取り上げる母音字のフォニックス ee (green) / ay (May) / ou (about) / ea (beach) / oo (book) / oo (room) / ow (brown) ②中学校1年生2学期以降に取り上げる母音字のフォニックス ai (rain) / au (August) / aw (draw) / ur (nurse) ③中学校2年生以降に取り上げる母音字のフォニックス er / or / _e_e / _o_e / _u_e / oa / ④例外扱いとする母音字のフォニックス ea (bread) / ow (know) 2-2 ルールとして指導しない母音字のフォニックス(※簡略版) ie (believe) / oi (coin) / ou (country) (bought) / oy (boy) / ei (either) / ey (key) / ew (few) ue (blue)(argue) / ui(cruise) 2-3 ルールを覚えるのが難しい「フォニックス・ルール」をどうするか(p.70) 「「rがらみ」の単語はルールとしない方が生徒の負担が少ないと思います。」 3フォニックス・ルールに当てはまらない基本語 -つづりを見て覚えるサイトワーズ(sight words) (文字通り「(音との関係ではなく)つづりを見て覚える語」)- ghoti(ゴーティ):英語の綴りの不規則性を示すため、意図的に作られたアイルランド出身の劇作家George Bernard Shaw のジョークの言葉。例えば、ghを「enough」のfの音、oを「women」のiの音、tiを「nation」のshの音として発音すると、「fish 」と同じ音になる。 4フォニックスを知らない生徒の単語の覚え方(p.72) 北研の先生方の単語の覚え方。restaurant(レスタウラント) / Wednesday (ウェドネズデイ)/ sometimes(ソメティネス) / believe (ベリエベ)/ soccer (そっかー) 第4章 フォニックスをいかした語彙指導 1 フラッシュカードを使った語彙指導、フォニックス指導 デジタルと紙 1-1フラッシュカードを使った語彙指導 -飽きない繰り返し-Iceberg Effect まずは受容語彙を増やす。次に海面直下の単語を引き上げる。聞いたことがある単語はメモしておく。聞いたことがない単語は覚えにくいのでメモしない。そのためには、復習が必要で、スパイラルワークシートが必要。6回出会うようにデザインする。 発信語彙…使えなければならない語(speaking, writing)→綴りまで覚えるべき 受容語彙…意味がわかればいい語(listening, reading)→綴りを覚えなくていい語 ただしフォニックス・ルール通りの語彙は綴りまで書ける必要あり 題材語…あるトピックを扱うためにやむを得ず登場する語→その課が終わったら忘れていい語 テストに出しちゃダメ! デジタル教科書でフラッシュカードを使用する際は、発音している教師の口元を画面に近づける。パソコンばかり見て、授業をしない。 1-2WordFlash(無料FCソフト)の使い方 「色を付ける」「フォントを変える」「提示時間を自在に変える」ことができる。 全体赤字は発信語彙。赤字はフォニックス・ルール例外。緑字はフォニックス・ルール通り。強調文字はアクセントのあるところ。×は題材語かフォニックス・ルールに当てはまらない語。綴りを書かせない。テストに出さない。授業が終わったら忘れなさい。※は新出語い扱いになっていない未習語 2フォニックス・ルール一覧表を作る ●生徒配布プリント 英語の綴りと発音 教科書によく表れる母音の綴りと出現ページ 綴りと発音の関係がわかる単語を書いて覚える必要がなくなります。教科書以外に同じ綴りと発音を持つ語を習ったら、右端の単語補充欄に書いておこう。 ページ、綴り、発音、単語、単語補充欄 21、oo長、ウー、school、 ■生徒が作ったフォニックス一覧表 3音から綴りを書く練習(2年生3学期) フォニックス指導を続けて2年生3学期になったら、それまでに学習したフォニックス・ルールのエンコーディング(encoding音から文字への変換)を行う。 ■フォニックスの知識を利用した綴り競争 1. daily 2. nail 3. trail, 4. Braille daily, ddd, ai, lll, yyy と一音ずつ発音して、音と文字を一致させる。 ■2年生フォニックス王・女王ランキング試験 解答時間20分 問題 次の下線の文字と同じ発音をする綴りを含む語をなるべくたくさん書きなさい。綴りが合っていて正解とします。 ・ランキングに入らなかった人は、日頃から発音に気を付けるようにしましょう。 ・ふだんの授業で「eeをイーと発音する語を8個言いなさい」というような問題では、いつも同じ語を言わないで新しい語を言うようにしましょう。 ・「フォニックスノート」を作って、同じ発音をする単語をまとめるとようでしょう。 ・フォニックスがしっかりしてくると単語は覚えなくてもよくなります。 ・3年の1学期にもう一度やります。次は成績に入れます。 感想 音声を大切にするということが、いろいろな方法からアプローチされていることに改めて感じました。2年生でのフォニックス、フラッシュカード、スパイラルワークシートなど多様な活動があります。「音声」というと、聞く、話すだけのような印象がありますが、音声と文字をつなぐエンコーディングの指導が手厚いからこそ、単語テストをしなくても、語彙が広く、深く、豊かなのだと思いました。単語テストはしていなくても、実は、スパイラルワークシートやライティングノートで、音声を頼りに文字をたくさん書いています。Iceberg Effectのように、生徒に無理をさせずに語彙を広げる優しさも、生徒目線の北原メソッドだと感じました。北研に長く通われている先生方がよくおっしゃいますが、何度来ても新たな発見があるのが北研だと思いました。それは、北原メソッドに英語教育のエッセンスが詰まっているからです。だからこそ、そのときの実践、生徒の状況、自分の課題意識において、何かが引っかかるのだと思いました。いつもこのような学びをいただき、ありがとうございます。また、今回は同僚とともに参加させていただきました。同僚への温かいお心遣いをいただき、ありがとうございました。 最後にYさんからのメッセージがありました。「辛かったけれど楽しかった。」というお言葉が印象的でした。辞書や幹本、辞書指導ワークショップなど、日本の英語教育をずっと支えてきてくださったことに改めて感謝いたします。辞書とともに一つの時代が終わってしまうような寂しさがありますが、Yさんの新たなスタートをこれからも応援しております。

9月20日の例会のレポートです。   1 じゃれマガカルチャー 読むことのトレーニングと即興会話の練習を兼ねた活動。じゃれマガに出てくる語彙を日常生活と結び付けて指導することが効果的。walk my dog以外に他動詞のwalkはwalk my bikeぐらいのもの。Asの意味については学年やニーズに応じて確認事項をしぼっていく。即興会話はペアで「日本の朝食」を自分の経験を交えて外国人に説明しようというテーマ。日本らしい朝食というものを中学生がどれぐらい知っているのか…授業で実践してみたいテーマでした。   2 テレビから学ぶ英語教育 (1)夜ふかし的イングリッシュレッスン大阪編。ブルーレイ不調でフルバージョンは見られませんでしたが、近藤先生がいくつかweb上で見つけてくれました。大阪という地域文化も相まって「伝えようとすること」と「伝わる」ことは違うということを感じつつも、「伝えようとする」気持ちは中学生から大事に育んであげることが大切だと思いました。 (2)「林先生も絶賛 カリスマ先生熱血授業」はYouTubeで見られるかと思います。情報の講師の先生がAIのお話をされている回でしょうか?業務を効率よく進めるためにAIをどう使うかという話がシンデレラの例を通して話されていました。AIをどう使うかという視点が大変興味深かったです。   3 「中学生から始める英語フォニックス指導」3章~4章について ・優先的に教えるフォニックスルール  ee, ea, ayなど、出現頻度の高い母音字のフォニックスから優先的に教える。またマジックeについても_a_e, _i_eの出現頻度の多さに対して_e_eや_u_eの少なさを対比し、優先順位をつけて教えることが重要。また、生徒は二重母音/ou/を苦手とする傾向にある。 ・sight words  sight wordsを教えるときも「例外だから覚えて」ではなく「基本語なのでこれから何度も出会うことになり、いずれ覚えるので心配しないでいいよ」という声かけの温かさが、生徒が安心して学べるための工夫であり、あらためて北原先生の温かさを実感しました。 ・iceberg effect(4章扉絵)  発信語彙を増やすためには、未知語のインプットも大切だが、水面下にある受容語彙の想起が必要。スパイラル学習ワークシートやvocabulary buildingなどの活動で「それあった!」という単語をメモさせたり書かせたりすることの積み重ねが大切。「6回出会った単語は覚える」ための教材の工夫が必要。 ・Word Flashの実演  浜島書店のHPよりWord Flashをダウンロードできる。Excelにて英単語と意味を入力したシートを作成し、アップロードして実行する。英→日、日→英に対応している。全体赤字=発信語彙、緑字=フォニックスルール、強調文字(太字)=アクセント、題材語には×をつけるなど、Excelを工夫することでフラッシュカードを提示できる。 ・エンコーディング  音から文字への変換をencodingと言う。逆はdecoding。ターゲットとなるフォニックスルールを使った英単語をALTに読んでもらい、生徒はつづりを書く。選ぶ単語は生徒にとって馴染みの薄い単語にすることでフォニックスルールに焦点化することができる。フォニックス王・女王ランキング試験を行う。2年生3学期に実施するものは成績に入れず、3年生1学期に実施するものを成績に入れるという流れをとることで、生徒がモチベーションをもって学びやすい環境を作っている。   感想 フォニックス指導を進めていく上でも、常に生徒目線で考え、優先順位をつけて生徒が楽しく英語を学べる工夫がそこかしこに散りばめられていました。網羅的になりがちなフォニックス指導を、データをもとに優先順位をつけて指導することは、楽しく英語を学べる生徒視点が常にある北原メソッドだからこそだとあらためて思いました。最後にYさんからのご挨拶がありました。生徒たちからの支持をたくさん集める辞書でした。撤退されるのは大変残念ですが、Yさんのお仕事にかける想いを少し知れたような気がしました。おこがましい気がしますが。 お疲れ様でした。ありがとうございました。  

北原先生、北研MLの皆様9月の例会報告をします。1.じゃれマガカルチャー実践 Monday,September 22 を使用。じゃれマガは既習語彙の使い方を別の表現で確認できたり、文章の復習に使えたり、文化の比較に使えたりと、速読のトレーニング以外に色々と使える最強の教材だと思う。今回も自動詞と他動詞に触れた。現役の高校の先生方の話では、現在も高校の教科書に扱いがあるそうだ。即興会話は2段階。Do you alwasys eat breakfast? If yes, what do you eat? What do you think of when you hear “berakfast smell”? そのあとペアで「日本の朝食」を自分の経験を交えて外国人に説明する。本文の語句や表現を使っても良いので、即興会話のトレーニングになる。 2.テレビから学ぶ英語教育 2025年1月13日に放送された『月曜から夜ふかし』の「夜ふかし的イングリッシュレッスン大阪編」をYoutubeより視聴 大阪の人の面白さ満載で、大笑いした。コミュニケーション力は大切で、物おじしない大阪人はすごい。 3.「中学生から始める英語フォニックス指導」 4回目となる今回は、第3章。第4章。優先的に教えるフォニックスルール。フォニックスルールはたくさんあるので、生徒に有益な方法で伝えたい。カテゴリー別にまとめると、例えば母音時のフォニックスにもたくさんあるものとなかなかないものがある。先生が、「調べて多いものからやるよ」と言うと生徒は納得する。第4章扉絵はiceberg effectの解説。https://www.youtube.com/watch?v=fPtcBI_F0OI に英語学習のコツがわかるシリーズ、北原先生の動画があります。生徒に伝える時、「聞いたことがないものはメモらなくていい。聞いたことがあるものだけ、書きなさい。」と声かける。要するに、icebergの水面近くのものを掘り起こす。水面より下の部分が大きくなればなるほど上に出てくる。聞いたことがあるものであれば、メモしても効果があるというわけである。 5.Word Flash「無料ソフト」の使い方 北研HPのトップ画面にある「フラッシュカード表示ソフトWord Flash」よりダウンロードが可能。エクセルで作成が可能です。フラッシュカードは紙を使って口元に持ってきて指導する方法が初期指導には一番だと思うが、復習やどれくらい読めるかを測るにはデジタルも良い。私は併用して使っていたが、発音導入期、特に1年生は、長母音を示したり、辞書をひかせたりと流れを持っていくのにやはり紙のフラッシュカードが有効であった。紙の業者にお願いして指定の大きさにカットしてもらい、自作していた。 6.チャレンジの辞書に長年携わってくださったYさんより お話がありました。チャレンジの辞書は中学生が使いやすいように工夫されていた。特に語彙の選定が素晴らしく、中学生が求める単語は必ずといっていいほど載っていた。生徒が「あった!」と得意げに引いていた顔を思い出す。特に中央部分のピンクの場所に関して、「ここにまとめがあるので便利なんです」(知ってたけどね・・・)と言う得意げな生徒の顔もあった。Yさんに見せたかった。長年辞書に携わってくださって、ありがとうございました。個人的に思っていますが、やっぱりまた「紙の辞書」の時代が来る!!

9月例会レポートです。 1.じゃれマガカルチャー  (1)下線が引かれた語は、walk my dog、as、neighborhood、smells like、I pass by の4つ。walkは他動詞で、他にはwalk my bike がある。as は品詞がとても多くて、高校生のとき、北原先生は as が嫌いだったそうです。因みに、文中のasは接続詞。neighborは形容詞と副詞で、hoodが付くと名詞になる。smells like の他に、○○○ likeで表現する語は何があるかを生徒に尋ねて、feel like、look likeといった例を挙げさせると良い。I pass by は関係代名詞形容詞用法の省略。既習文法の復習、品詞、日本文化の再確認を目的とした活動です。 (2)即興発話練習 隣の先生とペアになって会話。テーマは「朝食」。日本の朝食を自分の経験を交えて外国人に説明する設定です。じゃれマガにはヒントがたくさん記載してるので、即興でスラスラと会話することができる活動です。 2.テレビから学ぶ英語教育 「夜ふかし的イングリッシュレッスン大阪編」をYoutubeで視聴しました。完全に日本語で話しているのに、なぜか言いたいことは伝わってしまうというところ、関西独特のユーモア、おもしろかったです。 3.中学生から始める英語フォニックス指導④ ○優先的に教えるフォニックス・ルール  -ay など、データ上で数の多いものは1年生の1学期から教えるし、テストにも出します。逆に、ルールを覚えるのが難しい発音の語はテストに出してはいけません。 ○フォニックス・ルールに当てはまらない基本語は見たままのスペリングを覚えるしかありません。生徒には「基本語なのでこれから何度もであうことになり、いずれ覚えるので心配しないでいいよ」と伝えます。 ○フラッシュカードを使った語彙指導ー飽きない繰り返し 単語を①発信語彙②受容語彙③題材語に分類。iceberg に例えるなら、海面から見えている部分が①。②③が大きくなればなるほど、見える部分も大きくなります。①は使えなければならない語、そして、綴りまで覚えるべき語、②は意味が分かれば良い語、③はあるトピックを扱うためにやむを得ず登場する語であり、その課が終わったら忘れていい語です。聞いたこともない単語はメモしても仕方がないし、意味がありません。スパイラルワークシートを使って何度も復習することが大切です。6回出会う単語はおぼえることができます。 ○今は、ICTの活用が推進され、紙のフラッシュカードがなくなりつつあります。そこで、デジタルとアナログの良いところを両方取り入れ、浜島書店さんがWordFlashを開発しました。使い方は北研HPにあるということなので、私も試してみたいと思いました。 ○フォニックス・ルール一覧表を作る、音からつづりを書く練習をする→文字と発音の関係がわかると単語を書いて覚える必要がなくなります。2年生3学期になったら、encording、音から文字の変換を行います。具体的には、ALTが発音する単語を生徒にノートに書かせます。また、name の a と同じ発音とつづりの組み合わせを含む語を書かせるといった「フォニックス王・フォニックス女王」ランキング試験を実施します。 ○ALTが発音する単語を生徒がノートに書いている様子をDVDで視聴。ALTは生徒から口元が見えないように本で隠して発音します。ただし、答え合わせのときは、教師の口元をしっかり見せて、d,d,d, ei,ei,ei, l,l,l, i,i,i, と発音しながら、一文字ずつ、“daily”と板書します。  今年度教えている1年生は、フォニックス指導で、私とALTの発音をまねて大きな声で発音することができています。ALTに発音チェックをしてもらうのですが、合格するまで何度も挑戦する生徒が多いです。楽しそうな子どもたちを見ていると、北原メソッドに出会えて良かったと思います。  10月例会は北原先生が昭和女子大学附属中学校の1年生を対象に師範授業をされるとのことで、今からとても楽しみです。ぜひ参加させていただきます。懇親会で少しお話できましたが、孫塾のその後のお話もぜひお聞かせください。   

9月の例会のレポートを送付いたします。 〇じゃれマガカルチャー テーマは日本の朝食について。 日本とアメリカの朝食について比較。散歩道の朝食の香りについてであった。即興発話のお題は「日本の朝食を自分の経験を交えて外国人に説明しよう」。 誰でも答えられる発話にすることで、英語が苦手な生徒でも答えてみようとなる。 お題をシンプルにすることが大切だと感じた。 〇テレビから学ぶ英語教室 夜更かし的イングリッシュレッスン大阪編の一部の映像を視聴した。 〇「中学生から始める英語フォニックス指導」④ 第3章「フォニックスルールは網羅的に教えない」の後半からスタートだった。 優先的に教えるフォニックスルールを北原先生がリスト①~③で抽出しており、まずそのリスト内で出現頻度の高い単語を学年ごとに把握して指導するものであった。 中学生に負担がないよう詰め込み過ぎず、ルールを覚えるのが難解なものを教員目線でどう指導するかが分かり易く解説された。 また、第4章「フォニックスを生かした語彙指導」については、フラッシュカードの指導法、Word Flash の実演があった。今まで北原先生のフラッシュカード実演を受けているが記憶の定着率が高いと感じている。 私がそのほかに勉強になった点は以下 ・私自身が中学時代は単語を暗記する際、ゴロ合わせで覚えたりノート一杯に単語を書いて体で覚えていたが、音をしっかり入れることで自然と単語が身に着いたり書き方がわかってくる。 音をセットにすることで効率がアップする ・テキスト第4章の始めのページのイラスト「アイスバーグ効果」についての解説が非常にしっくり理解できた。 氷山の一角のように見える「発信語彙」だがその現象の下には「受容語彙」が隠れている。その「受容語彙」の周辺にある未知語をいかに早く「受容語彙」に引き上げるかが大切である。イラストを理解しながら指導すると良い ・教科書会社や無料FCソフトのWord Flash にも色分けやイラスト・写真を入れる機能、提示の時間など細かい設定が可能になったが、リアルの先生が実演された方が覚えやすく感じた。リアルな口の動きを見たり、飽きのこないカードの動きはデジタルではまだ実現できていないものだと感じる 以上になります。 どうぞよろしくお願い申し上げます。

9月例会の報告をさせていただきます。 1 じゃれマガカルチャー20 「日本の朝食」 ○1分間の黙読の後に、北原先生による範読。質問の答え部分をアンダーライン。一斉に答え合わせ。  その後英文の下線語彙の説明。 ・_walk my dog_  のwalkの使い方 自動詞と他動詞 ・_as_ の品詞→接続詞 品詞や語義がいっぱいある ・_neighborhood_  の意味確認 neighborは名詞と形容詞 hoodの意味確認 ・_smells like_ smell以外の五感動詞は look sound taste など ・the houses _I pass by_ は省略できる関係代名詞 ①Do you always eat breakfast? If yes, what do you eat? What do you think of when you hear “breakfast smell” ②ペアで「日本の朝食」を自分の経験を交えて外国人に説明しよう。 2 テレビから学ぶ英語教育 ①夜ふかし的イングリッシュレッスン大阪編 ・DVDを再生できないので近藤先生がYouTubeからショート動画を検索してくださいました。  大阪のディープなエリアのOsakan Englishを視聴し、生粋の大阪人の私は爆笑しながら「おるおるこんな人」  と内心ツッコミを入れてました。ちょっと誇らしい(?)気持ちになって帰りました。 3 「中学生から始める英語フォニックス指導」④ 第3章  <2> 優先的に教えるフォニックス・ルール ・ee , ea , oo , ay などは中一から出現頻度が高いので、優先的に取り上げて指導する。マジックeの  _a_e , _i_e  も同様。 <3> フォニックス・ルールに当てはまらない基本語 ーつづりを見て覚えるサイトワーズ(sight words)ー ・sight wordsは目で見て覚える基本語。見たままで覚えるしかない、基本語なのでこれから何度でも出会うので心配しなくていい。 <4> フォニックスを知らない生徒の単語の覚え方 ・あの「バセバ十一」です。参加者から他にこういった覚え方をする語がいくらか発表してもらいました。 第4章 フォニックスを生かした語彙指導 <1> フラッシュカードを使った語彙指導、フォニックス指導 ・4章扉の絵について触れる。iceberg effectのイラストから、発信語彙(綴りまで覚えるべき語)、受容語彙(綴りを覚えなくていい  語)、題材語(その課が終わったら忘れていい語、テストに出しちゃダメな語)がある。友達の発表の中から聞いたことがないという語は  メモしなくてもいいが、「あ、あったじゃん」という語は赤でメモをすること。 ・復習の必要性。スパイラルワークシートなど。3年間で6回出会うようにする。 ・デジタル教科書のフラッシュカードは順番を変えられないものが多い。色も変えられない。丸や下線もダメ。お金をかけていない。 ・浜島書店のWARD FLASHの使用方法を実践。順番や色も変えることが出来る。北研HPからダウンロード可。 <2> フォニックス・ルール一覧表を作る ・生徒配布プリントと生徒が作ったフォニックス一覧表。 <3> 音からつづりを書く練習(2年生3学期) ・授業風景のDVDを視聴。daily , nail , trail , Braille を生徒たちが先生が口元を隠して発音した語を書き取っていました。  音から文字へのencodingを実践していく時期。 ・「フォニックス王・フォニックス女王」ランキング試験を行う。試験後にはランキングに入らなかった人へのアドバイスや全体に向けての  勉強法として、日頃の発音に気をつける・フォニックスノートで単語をまとめる・フォニックスがしっかりしてくると単語を書いて覚えな  くて良いなど。 最後にYさんからお話がありました。 辞書ワークショップでは大変お世話になりました。 ワークショップに通い出してから、勤務校でもお願いして学校の予算で40冊ほどチャレンジ辞書を買ってもらいました。また、新1年生が小 学校の卒業記念品としてチャレンジの辞書をもらい、それらを抱えて入学してきた頃を思い出して切なくなりました。 現在の勤務校では辞書を持っていない生徒がほとんどです。同僚の先生が学校の廃棄直前と思われる古い英和辞書をお願いして貰い、廊下に 置いて授業前に生徒が取りに行けるように設置してくれました。

北原先生 北研ML会員のみなさま いつもお世話になっております。 先週開催された9月例会のレポートを以下させていただきます。 0.9月18日(木) 北原先生 示範授業(京都市・M先生勤務校)   示範授業に合わせ、田尻先生が来校された。そしてTTが再び実現!   以前、金曜日にK先生の研究授業で田尻先生が指導助言で上京され、   翌日の土曜日に赤坂中に来校、北原先生の授業参観と初TTが実現した。   ちょうど『はだしのゲン』の英語劇で優勝した学年だった。   授業参観の際、多くの参観者は教室後方から参観することが多いが、   田尻先生は教室前方から参観されていた。(←生徒の様子や表情が見えるようにということだそうです。) 1.じゃれマガカルチャー  (1)制限時間内に読んで問いに解答する。  (2)内容理解    ・walk my dog walk : ここでは他動詞 You must walk your bike.     ・as I walk through … as : ここでは~しながら    ・smells like … 生徒たちに ”~ like …”の表現を挙げさせる。       sounds like … look like … feel like … など  (3)即興発話練習用お題    ・先生から生徒たちへ発問     Do you always eat breakfast? If, yes, what do you eat?     What do you think of when you hear “breakfast smell?”(ペアでお互い話して競うお題)    ・ペアで「日本の朝食」を自分の経験を交えて外国人に説明しよう。(ペアでの協働学習) 2.テレビから学ぶ英語教育    『夜ふかし的イングリッシュレッスン 大阪編』      ➡YouTubeでDL 北原先生が録画をご用意くださったのですが、       なぜか会場で再生できず、YouTubeでDLできることが判明。       ご欠席の先生方、こちらからどうぞ ➡ https://tver.jp/episodes/epc27y3i2y                         (検索したらTverでした。)    『林先生も絶賛 カリスマ先生熱血授業』 3.「中学生から始める英語フォニックス指導」④   第3章 2 優先的に教えるフォニックス・ルール          頻出の”ee” “ea” “oo” “oy”  Magic “e” などを先に扱う       3 フォニックス・ルールにあてはまらない基本語 -つづりを見て覚えるサイトワーズ-           many steak friend do shoulder など           ルールにあてはまらないので、見て覚えるしかないが、基本語で何度も出会って、           いずれ覚えるようになるから心配しなくてよいことを伝えて指導する。       4 フォニックスを知らない生徒の単語の覚え方          バセバ十一 ➡ ローマ字読みするとこうなる。 (Kitahara de essay 945参照)           参加者から挙がったもの  restaurant Wednesday sometimes believe soccer   第4章扉 iceberg effect     学習者の語彙体系は氷山のようになっていて、知っている語彙のうち、発信語彙となるのは水面から上の部分である。     水面下の部分を大きくしていけば、水面から上の部分も大きくできる。     聞いたことがある単語、知っている単語をメモして、使えるようにすることで、発信語彙が増える。     聞いたことがない単語はメモはしないが、氷山の中に入れて氷山を大きくする。   第4章 フォニックスを活かした語彙指導     1 フラッシュカードを使った語彙指導・フォニックス指導      Word Flash (無料フラッシュ・カードソフト) pp.83-84で紹介      2 フォニックス・ルール一覧表        生徒に教科書で扱われた単語のうち、出現頻度の高い2文字の母音の綴りとそれを含む単語のリストを掲載したプリントを配布し、        教科書以外で出会った単語でそれらに該当するものを右側に記録させる。それから生徒たちが綴りと発音の関連を意識するようになってくる。     フォニックス女王ランキング試験        pp. 91-92で掲載。左側に書かれた単語の下線が付いた母音と同じ綴り・同じ発音の単語をできるだけたくさん書き出すゲーム          ➡ALTのJoel先生よりも8語多くかけた生徒がいる。 1回目は抜き打ち、2回目は予告して実施し、その後定期考査でも出題に含めた。 以上になります。

1 じゃれマガカルチャー English songから「じゃれマガカルチャー」リーディングの流れ、音楽でリラックスした気分で短い英文を読み、ペアとsmall talk。今回私は初参加で、初対面の方とでしたが、最初にStand upして挨拶をする動きがあるだけで、抵抗が薄れるような気がしました。メリハリのあるこの流れを授業でも取り入れていきたいと思います。またSmall Talkのquestionは “What does a Japanese breakfast smell like?”、この話題が休憩時間にも他の方と続きました。「日本食の朝ごはんは作るのに手前がかかるし、そんなに魚介のにおいがするとは思えない」という意見が主流でしたが、個人的には、旅行した時に感じるその土地の匂いや気配は強烈なものが多く、些細なことこそが象徴的でノスタルジックな思い出となっているような印象をもっています。 2テレビから学ぶ英語教育 YouTubeも時には効果的な題材となるということを思いました。関西の人たちのほうが語学習得のレベルが高い、というざっくりとした印象を自分はもっています。会話を楽しむ力、方言の発声が標準日本語発声よりも英語に近いという説もよく聞くことがあります。 3「中学生から始める英語フォニックス指導」 教科書のnew wordsを発信語と題材語の区別をし、どこまでのことを求める単語なのかを子どもたちに伝えること。つづりの単語テストは、フォニックスルールに基づいたものを優先的に、また小学校の基本単語などを参照して行うこと。ルールに基づかないもののつづりを覚えさせるのは、悪手。大学入試で単語を覚えるのに無理やり覚えたものの例:"おばーちゃんの美徳(virtue)”を思い出しましたが、ほかにもたくさんあります。ただ残念なことに、自分が正しい発音を覚えると、これらの涙ぐましい努力をあっという間に忘れてしまうように思います。子どもたちに共感してもらえるようなこれらの記憶を呼び覚ましたいと思いました。またフォニックスルールに当てはまる単語を子どもたちに調べさせて、発見する作業も大切だとのことでした。Fishからの上位語―下位語によって語彙を増やしていくことで、日常会話がうまくなるというお話もなるほどでした。説明を広げていくタイミングを考え、こういったことも行っていきたいと思います。

北研第231回例会の報告です。 1 じゃれマガカルチャー ・トピックは朝食。What does a Japanese breakfast smell like? – fish and miso soup.←答え合わせにおいて 「”I smell”からでもいいね。」との北原先生のお言葉を聞き、長年の疑問が1つ解けました。 ・Walk my dog、他にはbikeくらい、自動詞(vi)、他動詞(vt)、高校では最初の方で教える。as、ここでは接続詞、いろいろな意味があるが、中学では深入りしないほうがよい。neighborhood形容詞 と名詞がある、高校だったら、-hoodで名詞、他に何がある?と問う。smell like他に〜 like何があるか。the housese I pass byはいわゆる接触節。 ・Do you always eat breakfast? What do you think of when you hear “breakfast”?隣の人と競争して、日本の伝統的な朝食について説明を隣の人と協力して 2 テレビから学ぶ英語教育 「夜更かし的イングリッシュレッスン大阪編」You-Tubeで視聴←コミュニケーションとはこういうものだ!ということが笑いながら発見できた気がします。 3 中学生から始める英語フォニックス指導 第3章  ②優先的に教えるフォニックスルール ・小学校の教科書、小学校で見聞きした、中学校入門期の単語を調べ、多く出てくるルールから教える。生徒にもそれを伝えると生徒は納得する。ちなみに北原先生は教科書の見本会に行って、メモをとられたそうです。ee, ay, ea, oo(長), -a-e, -i-eが多い。-e-eはeve, Steve、-o-eはwrote, poke, vote, rose, -u-eはcute, tubeくらいしかない。owは/au/と/ou/どちらを例外とするか、北原先生は/ou/を例外としている。なお、発音記号は現在[ ]ではなく/ /で表す。 ・oiなどそのままで読めるものフォニックスルールとして教えないルールもある。 ・ローマ字訓令式は廃止する方向、今まで小学校で訓令式、中学校でヘボン式だったのは国語科の力が強 かったから。 ③フォニックスのルールにあてはまらない基本語 ・「よく出てくるから、いずれ覚えるから、心配しないでよい」との声かけ。1年生の1学期間はスペルミスがあってもよしとする。例外的な発音を集めてfishをghotiとバーナード・ショーが考案した? ④フォニックスを知らない生徒の単語の覚え方 ・語呂合わせ等で覚えた単語の例を参加者で募る。Wednesday, soccer, sometime, believeなど 第4章 フォニックスを生かした語彙指導 ・未知語、受容語彙、発信語彙氷山になぞらえて、水面上にある受容語を発信語彙に引き上げるために、聞 いたことある単語をメモさせる、聞いたことない単語をメモしても意味がない、生徒は自分に得になる ことはする、復習が必要、6回出合うと覚える。 ①フラッシュカードを使った語彙指導 ・「中学生から始める・・・」のデジタル教科書ついてのページは出版社によって書かれた箇所がある。  ←私もこの箇所は違和感を感じていましたが、北原先生がお書きになったと思ってました。今回のお話 を聞いて腑に落ちました。 ・紙のフラッシュカードがあるのは現在Here We GoとSunshineのみ。 ・教科書会社に現場の要望は言い続けるべき。 ・浜島書店Word Flash作成の手順説明、実演←New Horizonの新出単語でしていただいたのですが、難し い単語に北原先生が「×」をつけているのを見て安心しました。 ②フォニックスルールの一覧表を作る ・フォニックスルールの一覧表を作成し、生徒たちに出てきたら単語をどんどん書かせる。 ③音からつづりを書く練習 ・音→文字(encoding)の指導。授業風景のD V D視聴。A L Tは口元を隠して、未知語を言う。生徒はそれを聞いて、単語を書く。答え合わせの際は文字を発音しながら書く。辞書を引かせる語もある。  D V Dで扱っていた語はdaily, trail, Braille(辞書ひき) ・フォニックス王・女王ランキングは2年の1学期に予告なしで行う。生徒からはブーイングだがこれを3学期に本番でするよと予告する。 ベネッセ山田さんのご挨拶 ・辞書作りは大変だったが、とても楽しいものだったとのこと。ベネッセの辞書がなくなるだけでなく、部署そのものがなくなるとのこと。←本当に残念です。企業の方が積極的に現場で関わってくださることはとても貴重です。長きにわたるご尽力、お疲れ様でした、そして本当にありがとうございました。 ・石井光太「ルポ・誰が国語力がなくすのか」の紹介。教員、保護者等教育に関わる人は必読。 今回も学びの多い北研でした。懇親会でも様々な先生の興味深いお話をお聞きできたり、久しぶりにお会いできた方がいたりと大変有意義な時間を過ごすことができました。本当に北研と北原先生は偉大です。今後ともよろしくお願いいたします。

お彼岸に入って、だいぶ過ごしやすくなりましたね。昨日、26日は久しぶりの30度超えでしたが。 9月20日の北研例会のレポートをお送りします。 0)京都、M先生の中学校での示範授業での田尻先生とのteam teachingを振り返り、田尻先生が赤坂中に来られた時に、授業参観どころか、授業を乗っ取られた時の思い出話を聞く。もともと、2012年東京都中英研の研究授業で、K先生の指導助言者として田尻先生を招いた時に、北研のある土曜日の北原先生の授業も観に来られた時のエピソードでした。この時は「授業を乗っ取られた」感万歳でしたが、この度の京都、樫原中学校でのT&Tは、田尻先生は随分、控えめでした。私も、実際その場にいて、田尻先生が、北原先生を優しく見守られている様子だと感じました。それでも、北原先生に発音指導などを振られると、関西人特有のユーモアで、aとuを面白く意識させるヒントをくださいました。 ローマ字の訓令式は小学校でやらなくなるというニュース。バスケットボール選手のKobe さんは、親が神戸牛(Kobe beef)「コウビービーフ」が大好きだったので、これから名付けられた。 ・ルールに当てはまらない語をsight wordsと言う。(見て覚えるしかない) 1 じゃれマガカルチャー20 じゃれマガカルチャー実演 ・既習語彙・文法の復習に ・日英文化の学習に ・日々のリーディング・トレーニングに ・歳時記のように使える ・即興発話の練習に(191話のうち86話についている) 以下の単語の品詞を「四角の何?」と言って尋ねられた。 when I walk my dog in the morning. の walk 他動  As I walk through my neighborhood~. As 接. (Whenとか、thenの意) neighborhood. neighbor 名と形 hood付くと、名詞になる  An American breakfast smells like coffee, bacon an toast. likeを使ったもの他に? look like~, taste like~. sounds like~. I smell fish and miso soup from many of the houses I pass by. I pass by に下線あり。(3年6−3) Question: What does a Japanese breakfast smell like? Answer: fish and miso soupに下線書く。 即興発話練習用 1 先生が生徒に朝食について問いかける。Do you always eat breakfast? If yes, what do you eat? What do you think of when you hear “breakfast smell”? 2 ペアで「日本の朝食」を自分の経験を交えて外国人に説明しよう。本文の語句や表現を使ってもよい。 *例会で実演して頂ける、じゃれマガカルチャーは、自分自身の英語のブラッシュアップにもなると毎回感じる。そして、品詞の確認など、お恥ずかしいが、あやふやだったところの再確認にもなっていて、中学3年、高校1年向けとは言え、侮れない。授業者、指導者として知識や背景の奥にあるものまで配慮が必要と実感。 また、「この形、表現は何処で習った?」→Unit⚪︎ー⚪︎と言うふうに、常に教科書を振り返らせる習慣はとても大切。文法用語を使うのでなく教科書のここで習ったという振り返りが、それに繋がる、ベーシックダイアログや本文の内容を思い出させる。そして、ペアで話し合ってごらん。は、生徒の顔が楽しそうになる。生徒役になった参加している先生方の顔が楽しそう。 2 テレビから学ぶ英語教育  「夜ふかし的イングリッシュレッスン大阪編」DVDが棚がらなかったようで、代わりにyou tube でいくつか紹介くださいました。  通りがかりの一般人を相手にインタビュー。さすが、関西人。面白いリアクション。 3 「中学生から始める英語フォニックス指導」④ 第3章 2 優先的に教えるフォニックス・ルールp66~(今回はp94  4章の終わりまで)    ルールとして指導しない母音字のフォニックス ie(field).  oi(coin).  ou(country. brought). oy(boy).   ei(either).   ey(key). y 半母音  ew(few).   ue(blue).  ui(fruit) ・すぐに単語テストしちゃダメ。ある程度期間を置いて=猶予期間を設ける。 ・発信語彙だけれどすぐに書けなくても良い。 restaurant ( t はフランス語で読まない) ・フォニックスルールに当てはまらない基本語:sight words(見て覚えるしかない) 小学校で習うサイトワーズ:many. water. English. great. steak. beautiful (eau フランス語の流れ)people where. key. friend. ・・・・ 中学校で習うサイトワーズ:any. England. there. does. said. against. aunt. laugh. pretty. break. beauty ・・・・ 4 フォニックスを知らない生徒の単語の覚え方 Kitahara de essay 945  バセバ十一?に掲載。 ネットにあったもの:「ばあちゃん!セキュリティーかかってるけど、番号教えてー  11だよ」 他にどんな単語の覚え方がある?参加者が黒板に書きに行く。・・・restaurant, Wednesday, など。 第4章 氷山 Iceberg effect ・海面直下の単語を上に持っていく。 発信語彙ー受容語彙ー未知語 ・ノートにメモするとき 「何それ?」と全く知らないものをメモしても仕方ない。 「あっ聞いたことある」っていう海面直下の語を上に持っていく。 ・北原メソッドは、復習重視。 6回出会った単語は覚える。(3年間で6回で合わせる) ・子どもを普段から発音コンシャスにしておくこと。 1 フラッシュカードを生かした語彙指導 フラッシュカードを使った語彙指導ー飽きない繰り返し(実演) 発信語彙・・・使えなけらばならない語(speaking, writing)→綴りまで覚えるべき語 受容語彙・・・意味がわかればいい語(listening, reading)→綴りを覚えなくていい語 ただしフォニックス・ルール通りの語彙は綴りまで書ける必要あり 題材語・・・あるトピックを扱うためにやむを得ず登場する語→その課が終わったら忘れていい語で、テストに出しちゃだめ! 1−2 WordFlash(無料ソフト)の使い方 浜島書店が20年近く前に都中英研研究部の依頼を受けてWordFlashというフラッシュカードソフトを作った。「学校予算でフラッシュカードが買えない」という声に応えたもの。エクセルに単語を入力し、それをPC上で生徒に提示するソフト。最近はデジタル教科書を使っているため、紙のフラッシュカードを買えない、かと言ってデジタル教科書に入っている新出語提示システムは「色をつける」「フォントを変える」「提示時間を自在に変える」ことができなくて、生徒の集中力を持続することが難しいということがあちこちで言われている。WordFlashはその欠点を補ってくれる。一度お試しを。 *使い方は北研ホームページにある。今年度リニューアルした。→最新のエクセル作動・保存できる。https://www.hamajima.co.jp/teachers/word-flash/*ダウンロードの仕方 1 北研HPのトップページ「過去の月例会レポート」のすぐ上に「フラッシュカード表示ソフトWord Flash」がある。そこをクリックする。 2 「インストーラ」をクリックする。その際に「ダウンロードできません」という警告表示が出ることがある。その場合はページ最下部にある「ソフトウェアのダウンロードができない場合」をクリックすると丁寧な説明がある。 3 アプリをインストールできたら、「新規リスト」をクリックして、入れるべき単語群のエクセル用をコピペする。 4 あとは「始める」をクリックして確かめる。一番下に「スピード」「フラッシュ間隔」「和訳を入れるか」「英→日か日→英か」などを設定して始める。 ◎ 石井光太の本「ルポ誰が国語力を殺すのか」文春文庫 北原先生お勧めです。 Kitahara de essayにも書かれた「ごんぎつねの話」 鳥取県教育委員会「ことばの教育」・・・豊かな子を育てるには、「ことば」 9月の例会もたくさんの学びがありました。北原先生、そして場所を提供してくださるK先生、ありがとうございました。 今回は、KCC(北原カレークラブ)発足当時からのメンバーの先生方も参加されて大変盛り上がった例会や懇親会となりました。多くの参加者があり、活気、熱気に満ち溢れた研修会でした。参加された先生方にも感謝いたします。ありがとうございました。

9月度例会レポートを送らせていただきます。 1 じゃれマガカルチャー⑳ Topic : Breakfast smell : American style & Japanese style QA: Do you always eat breakfast? If yes, what do you eat? What do you think of when you hear “breakfast smell”? →「朝食の香り」という概念を、英語で説明するのが楽しかった。日本人同士でも、人によって答えが変わるため、ここでもちょっとした異文化交流になる。 普段から発問の工夫をしたいと感じた。 2 テレビで学ぶ英語教育 ・『月曜から夜更かし』夜更かし的イングリッシュレッスン大阪編 ・『林先生も絶賛 カリスマ先生熱血授業』 関西の人たちの英語レッスンが面白いのと、何より発想の転換に驚かされた。 もしご興味があれば、ぜひ “Kevin’s English Room”というYouTubeチャンネルも覗いてみてください! 大学時代からの友達3人組で、日英仏の、海外の文化の違い、言語、日本のJpopの3か国語カバー曲等たくさんのコンテンツを提供してくれています。 https://youtube.com/@kevinsenglishroom?si=D6rqZO7YllQ60X1K 3 中学生から始める英語フォニックス指導④ 第3章 2 優先的に教えるフォニックス・ルール(P.66~) 〇フォニックス・ルールをどこまで教えるのか? →「rがらみの語」「サイト・ワーズ」のように、覚えるのが難しい語については、 一気に指導するのではなく、「いずれ覚えるので心配しなくていいよ」と、心理的負担を軽くしてあげるのも大切。 学習してきたすべての語を単語テストに出さない。 〇iceberg effectの話(テキスト第4章扉絵) →あと少しで発信語彙になりそうなものを把握し、それをノートに書かせてみる。 (ここでもやはりスパイラル・ワークが肝心。聞いても分からない単語をノートに書かせても効果なし) 〇中23学期~ encording:音→文字への転換(ALTと協力して行う) →フォニックスと字の指導を、日々の授業でいつも意識して取り入れることが大切。 (brail, nail, trail, brailleなど。場合によってはここで辞書引きも織り交ぜる) 〇フラッシュカードを使った語彙指導:WordFlash(無料FCソフト)の使い方(実演) →やはり紙の方が圧倒的にカスタマイズしやすい。 (発信語彙は赤字、強調文字はアクセントなど) ただ、データに残しておくと保存・共有・移動が楽なので、 もう少し自校で使っているデジタル教科書のフラッシュカードも できることがないか確認したい。 以上になります。 北原先生・田尻先生の示範授業に参加された先生方の レポートを拝見し、行けなかったことを非常に悔やんでおります。 それだけ、大変実り多い時間だったのだと思います。 また来月もよろしくお願いいたします。 

北原先生、北研の皆さま 先日、京都で田尻先生とのコラボ授業をされた2日後に北研の例会で教えてくださっている北原先生のパワーに驚かされました。京都で教わったことを翌日の授業で早速生徒たちに還元して、子どもたちも大喜びでした。土曜日の例会ではYさんがご退職されるとのことで、長年の辞書指導などがもうないのかと思うと本当に残念に思いました。テレビで「舟を編む」を見て、辞書作りの大変さを少し知ることができました。Yさんもおっしゃっていましたが、実際はもっと大変だったことと思います。その北原先生、Yさん、Kさんにとっては、ご自身の「子ども」のような存在である「チャレンジ」や「幹の本」など生み出し育ててこられたものがなくなってしまう辛さは想像以上なのだと思います。でも、私たちの手元にはしっかり残っています。これからも「幹本」を読み、子どもたちと一緒に「チャレンジ」を使っていきたいと思います。 Yさん、本当に長い間お疲れ様でした。 1 じゃれマガカルチャー この日は朝食の話。 ①Qの答え確認 ②範読 ③下線部確認 ④即興発話練習 即興でペアでどちらが先に答えられるか。 Do you always eat breakfast? If yes, what do you eat ?  What do you think of when you hear breakfast smell? 日本の朝食についてペアで外国人に説明する。 本文の語句や表現を使ってもよい。 2 テレビから学ぶ英語教育 □夜ふかし的イングリッシュレッスン大阪編 YouTubeで視聴 大阪の人たちの自然なボケが面白かったです。 関東ではなかなか通じないボケに懐かしさを感じ、自分の中に関西人の血が流れてることを実感しました! □林先生も絶賛 カリスマ先生熱血授業 この日は見られませんでしたが、YouTubeで見られるようなので、今度見てみようと思います。 3 中学生から始める英語フォニックス指導 今回の内容も具体的で、具体的な指導方法が見えてきました。 第3章[2]優先的に教えるフォニックス・ルール  よく出てくるものから教える P66〜72 2-1出現頻度の高い母音字のフォニックス ①中学校1年生1学期に重点的に取り上げる母音字のフォニックス ee, ay, ou, ea,oo, oo,ow,ir,  _a_e, _i_e ②中学校1年生2学期以降に取り上げる母音字のフォニックス ai, au, aw, ur ③中学校2年生以降に取り上げる母音字’のフォニックス er, or, _e_e, _o_e, _u_e, oa ④例外扱いとする母音字のフォニックス ea,ow 2-2 ルールとして指導しない母音字のフォニックス つづり字から発音がある程度予想されるので、発音指導はするが、ルール化しない方が中学生にとっては負担が少ない。 ie(field),  oi(coin) ,  ou( country bought) , oy(boy  enjoy), ei( either) ,ey (key), ew( few) , ue(blue), ui( fruit) ※woolは、ウールとのばすのではなく、口を尖らせてウル。 2-3. ルールを覚えるのが難しいフォニックスルール rがらみの語もルールとしない方が生徒の負担が少ない。 ずっと私も小中連携会議でお願いしてきた小学校での訓令式のローマ字なくなるそうです。 ローマ字は国語科で指導するからどうもできないと言われてきました。土地の名が訓令式だからと反対されてきたそうですが、最近は土地の名もヘボン式になってきていますね。 私が、市の会議ごときでお願いしてもどうにもならないほどの大きな話だったことがわかりました。でも、やっとヘボン式になり、生徒が二重に覚える負担が減ることがとても嬉しいです。 [3]サイトワーズ(sight words) フォニックス・ルールに当てはまらない基本語 見たままのスペルを覚えるしかない語。 基本語なのでこれから何度も出会うから、いずれ覚えるから心配しないでいいよと話す。 《小学校で習うサイトワーズ》 many, money, water, English, great, steak, beautiful people, where,friendなど 《中学校で習うサイトワーズ》 any,England,there,does,said,says,against,auntなど [4]フォニックスを知らない生徒の単語の覚え方 baseball バセバ11、soccer そっかーなどみんな単語を覚えるのに苦労した話の中で、北原先生も大学受験の際に、 simultaneous を「閉まる手に汗」と覚えたそうです。私もウェドネスデイ Wednesday、レスタウラント restaurantなど言いながら覚えていました。15年ほど前に刑事物のドラマで、高額の英会話教材を買わされ裁判になるのですが、なかなかその教材会社の悪徳さが見つけられない中、ある弁護士さんが、英会話教材を片っ端から聞き始め、途中で「レストラン」を「レスタウラント」と発音しているのを見つけ、その教材が素人が作ったイカサマ教材だとわかるという内容のものがありました。 日本人が英単語に対して涙ぐましい努力をしていることがわかりますね。上智大学のリアクションペーパーにもあるように、「単語テスト」はコスパが悪いだけではなく発音も犠牲にする弊害もあるということがよくわかりました。 第4章 フォニックスを生かした語彙指導P74 You’re welcome.と同じ意味の言葉 That’s OK. Not at all. My pleasure. No problem.など、あー、それもあった!というものだけ書く。アイスバグエフェクトの未知語にあたる語は書いても使えない領域なので、書く必要ない。1-2 Word Flash(無料FCソフト)の使い方 P83 北研のHPからインストール Excelで英語、日本語のリスト作成。 ※発信語彙は全体赤字で書く。 フォニックス通りは緑の下線。ルール通りでないものは赤の下線。アクセントのある文字は太字。それをソフトに流し込み使用する。 英語だけ、英語から日本語、日本語から英語など変えられる。 [3]音からつづりを書く練習(2年3学期)P89 ■音声を文字に変換する  懐かしい体育館での映像を見せていただきました。Joel先生が口元が見えないようにファイルで隠し、発音した単語を生徒がノートに書く。 ※聞いたことのない未習語を使うとよい。 What’s trail?Braille?と言い、 辞書引かせる。 引けた生徒は立つ。 日付を黒板に書くときもFridayなら フフフ F(エフ)、ウウウrと言って書く。 こういうフォニックスに基づく指導をしていれぱ、単語テストをする必要がないことがよくわかりました。 ■フォニックスの知識を利用したつづり競争 毎時間、1つのフォニックス・ルールを取り上げ、ルールに合った未習語を書かせる。 ■フォニックス王・女王ランキング試験 P91 下線部と同じ発音とつづりの組み合わせを含む語をなるべくたくさん書く問題。(20分) 来年度の北研山形合宿は、少し早く、8月8、9日だそうです。 これからも楽しみにしています。 

 

英語基本指導技術研究会(北研)第231回例会報告1.じゃれマガカルチャー20 今回の例会は「じゃれマガ」からスタートしました。授業の導入例として、先生が生徒に対して朝食について問いかけるアクティビティが紹介されました。 – Do you always eat breakfast? – If yes, what do you eat? – What do you think of when you hear “breakfast smell”? ペアワークでは、「日本の朝食」を英語で説明する練習を行いました。日本の伝統的な朝食として納豆・魚・ご飯・味噌汁などが挙げられる一方、自分自身の朝食はパンやコーヒーだなあと気づきました。生活の中の表現を使うので英語にしやすかったです。 2.テレビから学ぶ英語教育 「夜ふかし的イングリッシュレッスン 大阪編」というテレビ番組の紹介がありました。DVDが再生できなかったため、代わりにYouTubeを探して頂き、視聴しました。大阪の方々が日本語を交えながら英語を話す様子がユーモラスで、英語を話しているのか日本語を話しているのか分からないような独特の面白さが印象的でした。 この映像を通して、「出川イングリッシュ」を思い出しました。英語が分からなくても黙らずに、日本語でも英語でもとにかく発話しようとする姿勢が素晴らしいと感じました。日本人は沈黙しがちな傾向がありますが、それでは「何を伝えたいのか」が分からなくなってしまいます。 特に印象的だったのは、「お店の場所を聞かれて日本語で丁寧に説明していると思ったら、実はそこが自分の家だった」という場面でした。英語が分からなくても「助けよう」という気持ちは確実に伝わってきました。 3.中学生から始める英語フォニックス指導 (テキスト:66ページ 第3章・第4章) (1)優先的に教えるフォニックスルール フォニックスのルールに当てはまらない基本的な綴りは 「サイトワーズ(sight words)」 として覚える必要があります。これらは今後繰り返し出会う基本語彙であり、いずれ自然に身につくため「心配しなくてよい」と伝えることが大切です。 学生時代、どのように単語を覚えてきたか?についても話しました。 – 「バセバ十一」→「baseball」の覚え方 – 「Wednesday ウエドネスデイ」「baseball」などの語の記憶方法をペアで共有 – 北原先生の大学受験時の覚え方:「simultaneous」→「閉まる手に汗」 (2)フォニックスを活かした語彙指導 「どういたしまして」にも “You’re welcome” 以外の多様な表現があることで語彙を広げる “I appreciate it.” / “My pleasure.” / “No worry.” / “Not at all.” また、生徒に「聞いたことがある!」と思った語彙をメモさせる→表面下にある語彙を引き上げる もうすでに覚えてる語はメモしなくて良い。無駄を省く! 語彙の分類については以下のように整理: – 発信語彙:自分で使う必要があり、綴りまで正確に覚えるべき語彙 – 受容語彙:意味が分かればよく、綴りまで覚える必要はない。ただし、フォニックスルール通りの語は綴りも書けるようにする – 題材語:教材で一時的に扱う語。授業後は忘れてよく、テストに出してはダメ! (3)Wordフラッシュ無料FCソフトの活用 浜島書店が提供する無料フラッシュカードソフト「Wordフラッシュ」の使い方が紹介されました。今年度リニューアルされました。 開隆堂のデジタル教科書のフラッシュカードは語彙の選択は可能ですが、語彙の並べ替えはできませんでした。 現在私は紙のフラッシュカードを使用していますが、紙の方がデジタルを立ち上げる時間が不要でテンポよく進められるため、集中力持続効果、時短効果が大きいと感じています。 4.その他の話題と授業ビデオ視聴(1)訓令式の今後について 「訓令式ローマ字」は次回の指導要領改訂?で廃止されるという話題がありました (2)北原先生の授業ビデオ 北原先生の授業ビデオの視聴を行いました。 語彙を増やす 「fish」という上位語を設定した上で、生徒が思いつく語(carp, doctor fish, dolphins, sharks など)をホワイトボードに書き出す活動が紹介されました。 “daily / nail / trail / braille(点字)” などの語を使い、ジョウル先生が口元を隠して発音し、生徒が聞き取る活動も紹介されました。この後、どのような語を扱っていくかについては、テキスト内に記載されています。 5.図書紹介 最後に、石井光太氏の著書『誰が国語力を殺すのか』が紹介されました。 生徒側になることが滅多にないので、じゃれマガをやりながら生徒の気持ちになるのは自分の授業に活かされてます。話す活動をしてる時にストップがかかるまでの時間なども短くてもダメだし長くてもダメだなと塩梅が難しいです。 夜ふかし的〜のYouTubeは、ぜひ生徒に見せたいと思いました、「黙らずにとにかく発話する姿勢の大切さ」がわかります。コミュニケーションの姿勢の原点だと思います。出川イングリッシュも、帰国子女の河北さんより出川さんのほうがコミュニケーション出来てるのを見るとコミュニケーション能力とは…と考えてしまいます。 最後に最近インスタ・YouTubeで見かけるようになった「ケビンとかけちゃん」のやりとりが面白いとお隣に座った先生と話題に。英語ネイティブ日本人のケビンと芸人かけちゃんの、the U.S.の使い方、や帰国子女が文法を聞かれた時の気持ち、アメリカから日本に帰国した時の気持ち、など面白く描かれたショートムービーがおすすめです。

北原先生、北研のみなさま、いつもお世話になっています。 9月の例会について、ご報告をさせていただきます。 1 じゃれマガカルチャー アメリカと日本の朝ごはんの香りの違いについて。smell like,sound like,look like,taste like,feel likeは出てきた時に一緒に確認するといい。教科書の難しい内容をretellingするよりも、じゃれマガカルチャーのように日本の文化など生徒にとっても身近なトピックについて話すことが即興的な対話活動に有効だと感じました。担当している3学年のクラスで、先日「100円ショップ」について読みました。100円ショップにおいてあるもので、何が1番驚いた?と質問したら、観葉植物!と答えた生徒がいました。その生徒はplants!と何度も言っていました。 2 テレビから学ぶ英語教育 夜ふかし的イングリッシュレッスン大阪編は、とても面白く、お腹から笑いました。しばらくYouTubeを見返して元気をもらおうと思います。林先生も絶賛 カリスマ先生熱血授業は視聴できませんでしたが、次の機会があるのを楽しみにしています。 3 「中学生から始める英語フォニックス指導」 第3章から 3️⃣フォニックス・ルールに当てはまらない基本語-つづりを見て覚えるサイトワーズ(sight words)は、見たままのスペリングを覚えるしかない。耳で聞いてもフォニックス・ルールにはならない。生徒には「基本語なのでこれから何度も出会うことになり、いずれ覚えるので心配しないでいいよ」と話していい。習ってすぐ書けるわけではない。一年生で、ある程度時間の猶予を与えることも大事。 4️⃣フォニックスを知らない生徒の単語の覚え方 baseball→バセバ11 のように、 dangerous→ダンゲロウス Wednesday→うぇどねすでぃ friend→フリエンド restaurant→レスタウラント soccer→ソッカー といった、単語の覚え方があることがわかり、へぇー、そうきたか!と驚かされるところもありました。 何度も北原先生の語彙指導のお話しの中に出て来る、iceberg effectについて、再度確認ができました。氷山は海面下の部分が大きければ大きいほど、表面に出てくる。例:どういたしましてを英語で、You’re welcome.というが、他に同じ意味の表現は?my pleasure,No worries,は難しいが、Not at all.なら、あーねー、聞いたことがある、と思った表現をメモしていくとよい。友達が言った単語全てメモる必要はない。綴りなんだっけ?と質問する時点で、書かなくても良い。この確認作業にスパイラルワークシートが有効だと改めて実感しました。 また、ノートの使い方で、①文法ノート、②ボキャブラリーノート、③ライティングノートの三冊を使っていくと学年が上がっても知識と一緒に持ち上がることができるなあと思いました。今使っているノートを、年度末に放さないでね!と生徒に言いました。その理由を伝えると、多くの生徒がうなづいていました! フラッシュカードに関しては、やはり紙がいいなあと感じています。アクセントはもちろん、フォニックス・ルール通りの部分や、発信単語など色分けができます。学年に複数の教科担当がいる本校では、フラッシュカードは学年に1セットずつしか準備してもらえませんでした。ですので、私の担当する1学年と3学年のフラッシュカードは、自作しています。それ用の紙だけは準備してもらえますが。職員室の机で1人発音しながら作成しています(笑) 「ルポ 誰が国語力を殺すのか」を帰りに購入。読みながら本当に苦しくなってきました。しかし、北原先生がおっしゃるように、すべての大人達が読むべき本だと思います。 Yさんのお話しにはとても考えさせられました。楽しかった、辛かった。泣きながら作ったと言われた辞書。いつからか、自分が好きなものを作ってもしょうがない。中学生が求めているものは何だろう。その声を反映して作り上げることができた。仕事としてきちんと向き合うことで、興味がでて、喜びが生まれたと笑顔でお話しくださいました。辞書ワークショップを受けてから、つまり教員になってから初めて英語の辞書の使い方をきちんと知ったように思います。英語教室には和英、英和の辞書を準備しています。これからもしっかり辞書を使っていきます。Yさん本当にご苦労様でした。 今後ともよろしくお願いします。 少し暑さが和らぎ、秋の気配を感じるこの頃です。 北原先生、K先生、資料や会場準備などありがとうございました。10月の師範授業にも参加させていただきたいと思います。よろしくお願いします。