1月20日(土)第150回例会(復活30回)報告

北研 1月例会(第150回記念)2018年1月20日(土)14:30~
例会開始の前に授業で使われた板書が残っていて、北原先生は、消さないでおいてとおっしゃっていました。その中で、 The tree that was planted by me five years ago grew up as tall as I am.  の文は、正しいか。席が近所の人と話し合う時間を設けられました。
過去完了を使うべきでは。などの意見が出ましたが、
結局、後置修飾の  The tree I planted ~ の方が自然だということでした。

 

1 ジャレマガ(No.95!)より(当日の3年生の授業の板書より)
・品詞に敏感に(例)nearby(形)、near(形)+by
・laughing(動詞)→名詞形は?laughter マライヤキャリーのAll i Want for Christmas is Youに出ている
・It was the noisiest subway train I have ever been on /in Japan.関係代名詞で引っ張る句の最後に前置詞が残るパターン。現在完了の用法は?その根拠は?→ever。noisiestは中学生には読みにくくわかりにくい単語。
・something to write with→生徒の応え「ペン、紙、メモ」something to write with/onの2種類が考えられることも提示

(1)実際にジャレマガを体験(No.83 大谷翔平についての記事)
・不定詞の用法
・現在完了形の用法…以下の文、〇〇用法は関係ない
More than 50 players from Japan have played in the Major Leagues,
・certainlyと言い換えられる語は?
・.322の読み方は?
・関係代名詞の使い方…教科書に戻してあげる。教科書はreference book
・必ずWPMを記録用紙に記入 普通の生徒で200以上はある
WPM換算表まで作成され、自分の読む速さがどの程度がをすぐに確認できるようにされていました。このじゃれマガプリントの上部には「実演資料 文法と奇襲語彙のしつこい繰り返し」と明記されてありました。「知識の確認」「読めることの実感」とそれを「継続」することの大切さを感じます。
・北原先生の生徒は WPM 300~400/分が多い。それ以上の生徒も。ネイティブでだいたい400~500。現在完了の概念を復習したり、certainlyの言い換え(surely, absolutely, definitelyなど)何度も文法や表現を繰り返し学習させる。

 

・◆1つ目:本日の3年生の授業より「Rush Hour on Saturday Night」
「じゃれマガ2017 selected for the 3rd year students
written by Douglas Jarrell and arranged by 赤坂中学校 北原延晃
No. 95
Q What does the writter want to be when he/she grows up?
I want to be a teacher
Today’s Topic ・・・Rush Hour on Saturday Night
Monday, January 15
My wife and I went out on Saturday night. As(下線) we were walking to the subway station, we saw high school students leaving the nearby(下線、品詞を書くための四角記号) university campus. The first day of the Center Test was over, and they were going home. When we got to the station, the platform looked like the morning rush hour. We were just able to get on the train. As the doors closed, we saw that there were still people waiting on the platform. The students in the train were talking and laughing(下線). It was the noisiest subway train I have ever been on in Japan! (下線Pr. (   ) – (   )) After 8 hours of tests, it must have felt great to relax. 113語
Q How long was the Center Test? WPM(数字を記入する大きな四角)

 

・near、□の?⇒前、nearbyは?⇒形
・laughは動詞と確認後、「laughの名は?」⇒ヒント:歌に出てきた(All I Want For Christmas Is You)
※どの歌に出てきたのかは、ピンときませんでした。歌詞には〝children’s laughter”とあり、
歌と他の活動がリンクしていてとてもいいと思いました。このような語いのリサイクルがあらゆる場面であることも、語い力アップにつながるのだと思いました。
・「have ever been、用法は?」⇒経験、「マーカーは?」⇒ever
・「have felt、これ、何形?」「must have felt、このmustの使い方は今までないよね?はい、辞書。」it must have feltについて「最後ここ、itでいいんですか?」
※以上、先生がコメントをした点にはすでにアンダーラインが引いてありました。(4点目についてはitのみ)教材準備の際に今回は何をターゲットにするかを絞り、さらっと触れるだけの事項、教科書のどの課からか探させる事項との軽重をつけることも意識する必要があると感じました。また、この文は正しいのかと判断する英語力、文法力もまた必要と痛感しました。

◆2つ目:「The Next Japanese Star to Go」
・「start to go」の「to go」
・「have playedは何用法?」
・「certainly、他の言い方を書いてStand up.」→surelyが出ると「他は?」
・「`who’どこで習った?」
・「`what can he do′」これ、どこで習った?
→こうやって教科書に戻してあげる。教科書は繰り返しレファレンスとして使う。
・WPMの計算表を生徒に渡してあるので、正解者は記入して終了。

2 教師の好奇心の大切さ「これ知ってる?」
・沙翁(沙比阿)→シェイクスピア) ・氷川翁→勝海舟
…全く読めず。2つとも読まれた先生に驚きました。

・150回に寄せて 『人生の扉』竹内まりや
20代から90代までの年代について、途中英語歌詞が挿入されます。ぜひ一度お聴きください!ちなみに40代はlovely。

・歌詞に出てきますが、60代がnice 、70代がalright 、80代の still goodに驚き、90代の great にさすが!と思いました。竹内まりや、おしゃれですね。

 

3 英検準2級以上取得率の変遷
・英検準2級の取得率は8年連続25%越え。平成29年度は44%!

4 授業との関連は?
・英検対策を授業以外で行うことは全くない。
・英検合格に関連する授業コンポーネンツは?…
bingo、英語の歌、ピクチャーカードを使ったQ&A(クラス一斉・個人)、ピクチャーカードを使ったオーラルイントロダクション、フラッシュカードを使った新出語彙提示と練習、リスニング・トレーニング・パワード(学校図書)、teacher talk、辞書指導、映画を使ったリスニング練習、クイックQandA、vocabulary building、English express(スパイラル学習ワークシート)、読みトレ50(2年生で新たに採用)、ピクチャーカードを使ったpicture describing、英字新聞などのリーディング(「読みトレ100」を新たに採用、じゃれマガ)

 

5 「英検3級、準2級合格の秘密兵器」
①丁寧な語彙指導(一番力を入れられているところ)【Vocabulary】
・1分間単語書き(vocabulary building2年生2〜3学期 )…今回は「fish」を題材に1分間でいくつ書けるかに挑戦しましたが、自分は5つしか書けず。みなさん次々を発表され合計20以上の魚の名前が出てきました。この活動は「言えればいい」とされています。黒板にスペルを書くと「スペルが大事」だと印象付けてしまうから、とのことでした。ちなみに赤坂中学校生徒の認知語彙平均語数は2,900語!トップ生徒では6,000語!3年生の半数は高校卒業レベルの語彙力があると判断できるそうです!

・snapper, mackerel, trout, salmon, sardine, eel, blowfish, puffer, carp, pike, sea bream, tuna, yellowtail, monkfish, starfish, cod, catfish, goldfish, seahorse, octopus, sea urchin, sting ray, shark, bonito, flatfish, jellyfishなど

・2年生の活動。帯活動。1分間で与えられたお題(今回は”Fish”)に関する単語を書いていく(スペリングの正確性は問わない)。書いた数を挙手させ最多の生徒に発表させる。他の生徒は発表されて気付いた単語を赤で書いていく。発表した生徒が’That’s all.’と言ったら他の生徒は発表されなかった自分が知っている単語を挙手なしでどんどん発表する。

・北原先生のBパターンの授業を見た先生方ならわかると思いますが、授業時間の相当な割合を語彙指導に割いています。それが準2級の合格率につながっているのだと感じます。非公式ではありますが、英検の語彙レベルは3級が1200語、準2級が2500語程度だそうです。教科書は1200語程度なので、準2級合格には教科書の2倍近い語彙が必要だということです。自分は a ~ f までやっていたつもりでしたが、成績上位の生徒の感想に『受験期に自分の語彙力の無さに絶望した』とあったので、形だけの真似になってしまっていたのかな、と反省しました。効果的な語彙指導するには「教師の英語力」が不可欠で、だからこそ今年度の北研のテーマであったのかなとも思いました。たとえば何か1つの単語を目にして、「同意語」「反意語」「上位語」「下位語」「品詞変化」「接頭辞・接尾辞」「コロケーション」「フォニックス」「語尾変化」などがその場でパッと出てくるのが英検1級取得とはまた違う「教師の英語力」だと思います。

・フラッシュカード・Vocabulary Building・English Express・辞書指導・英語の歌

・英検合格のためには、語彙力が必要です。非公式ですが、3級で1200語、準2級で2400~2500語と言われているそうです。教科書に出てくる語彙の範囲では全く不十分であることは明らかです。語彙と言っても、受容語彙と産出語彙があり、全体が増えなければ産出語彙もふえません。
では、どのようにして語彙を増やしていくのか。以下のa~fの活動が語彙を増やすのに関係する活動です。
a.フラッシュカードの効果的な使い方:北原先生はフラッシュカードを授業で6~7パターンもされます。その中で接頭辞や接尾辞などを教えたり、派生語、反意語など1つの単語からたくさんの語彙につながるように指導されます。
b.1分間単語書き(Vocabulary Building)2年生2~3学期:1年生の教科書のLast sentence dictationを書いた用紙の裏に、その日のカテゴリーの単語をできるだけたくさん書く活動。私たちもこの日、実践してみました。この日のカテゴリーは「fish」。全然思い浮かびませんでした。時間が来たら一番たくさん書いた人に行ってもらいます。その時、知ってた(聞いたことがある)のに書けなかった語は赤で書く。まったく聞いたことがない、知らなかった語はスルーさせるそうです。つづりは重要でなく、言えて認識できればよいので、黒板に正解は書かないそうです。

c.ビンゴ(現在はやめている)
d.既習語彙、既習文型の復習プリント「スパイラルワークシート」:何度も触れさせることが大事です。
e.1年4月からの辞書指導(自学の意識を育てる):今1年生で辞書を使っていますが、様々な情報が載っているのがおもしろいのか、生徒はよく見ます。授業が始まる前に読んでいる生徒もいるし、授業で1つ調べさせると、「Close your dictionary.」と言わなければずっと見続ける生徒もいます。
f.英語の歌:本校の生徒の中にも、どの教科の学習も本当に厳しい生徒がいますが、英語の歌の歌詞と、アクションカードだけはよく覚えています。

②picture cardを使ってのQ and Aとpicture describing【Speaking, Writing】
・picture describingでは、指名されてしっかり言えたら座ってノートに「言ったことを書く」。そしてまた参戦する。Q and Aより難易度は上がりますが、配慮もしながらスピーディに進めていくことでspeaking writingの力になります。3年生では1分間で文章を書く。1分ごとに提示するカードを変えていく。理解できる英文ならOKとのこと。新指でも取り立てて言われている「即興のやり取り」の力にもつながると感じました。「授業は生徒指導」と手の挙げ方指導(肘を伸ばしてまっすぐ挙げる)も指導されていました。Q and Aでは、前の人が間違えたらその間違いを訂正した答えを言うことにチャレンジしました。しんどい子には単語だけでもいいから言わせて、できる子にセンテンスを言わせることもできる、ともおっしゃっていました。あとは「Try to be different」と何度も言われ燃えました。

・私たちも実演しました。私たちでもブーが鳴ると必死で正解を考えます。他の人の表現を聞くのも勉強になります。複数のtheseで聞かれた質問にTheyで答える文など、先生たちでも間違えがちなので、生徒にも大変有効です。Picure Describingは、3先生のはじめは正解したら座って書き、書き終わったらまた立って参加していいそうです。1文につき5点もらえるのはモチベーションになりそうです。2学期からは発言せず見たらすぐwriting。いくつ書いてもOK.それをALTの先生に渡し、understandableな文にはスタンプを押してもらって評価に入れる。
・この活動の良さは「生徒のアクティブモードにスイッチが入る」ことではないでしょうか。起立して答えないと座れない。これは結構なプレッシャーになります。配慮を欠かさないことは言うまでもありませんが、生徒にとって適度な負荷だと思います。「やりとり」の基礎もここで鍛えられます。Picture Describing はその場で文を考えなければならないので負荷は上がりますが、3年生にとってはチャレンジングで◎です。そしてこの活動は定期テストや学期末の成績にも反映されますので、生徒も必死になれる仕掛けが含まれています。

・絵をみながらQ&Aの活動(ひじを曲げていたらあてないとか、ルールを徹底)・stove: It’s something when you cook. →○heater・What are these? → They are.. ×These are..(教員でもよく間違える)・間違ったものは、わかる生徒に訂正させる・writingは、ALTがunderstandableなものについては1文5点として、成績にいれる。1文5点も入れてあげれば うちの生徒も喜ぶ(必死で書く)だろうなぁと思います。楽しいだけでなく、必死になる瞬間、一生懸命取り組む時間(活動)を継続させることが、生徒に力をつけることにつながると思います。飽きさせないように、そういった色々な活動を北原先生のようにたくさんさせて、自分の生徒たちも伸ばしてあげられたらなと思います。

・「英検3級の対策はこの他にやったことがない」という活動。先生のテンポの良いQに生徒たちが答え、正解者は座っていく。1answerで終わるのではなく、センテンスで言わせたり、他の言い方も答えさせる。子どもたちの発想はすごく、他の言い方を追求していくと様々な答えが返ってくる。エラーについては別の生徒に正させる。(自ずと人の発言を聞くようになる。)※初めは単語でもOK、とすることで、苦手な子も参加でき、できる子がセンテンスで答えることで発言していない生徒も常に学ぶことができると思いました。実際自分は発言できませんでしたが、頭はフル回転でした。今回自分は手を挙げるまでの時間がかかりすぎて1つも答えられなかったため、大反省です…

・ピクチャーカードを使ってのPicture Describing(準2級2次試験対応)言わせる→書く→書けたら立ってまた参加・生徒が書いたものはALTに丸投げ。understandableなものに〇をつけてもらう。・3年2学期からは、黒板に貼られた絵について各自で文を書く。

・今回の実演を通して、北原先生の授業でよく聞く、「これはどこで習った?」と「他の言い方は?」について改めて考えさせられました。前者は、異なる場面で繰り返し触れることで定着を図っていること、後者は語い力アップにつながるという点です。後者は英検3級以上の取得に直接つながることもありますが、生徒の興味関心を引き出し自学を促すという点では間接的にも影響を与えていると思います。自分の体験でも、一度英語が好きになれば、生徒はどんどん学習してこちらが驚くほどの力を見せてくれます。

・Grandma Baba and her friends on a sleighのピクチャーブックをつかって、全員起立から、先生が英語で絵についての質問をし、適切にこたえられた生徒から座っていく、というもの。What re these? という質問に中学の先生が!Theyで受けるべきところ These are …と答えてしまうことがることなど北原先生が指摘しました。さらに⑤ピクチャーカードを使ってのPicture Describing (準2級2次試験対応)を実演。ひきつづきGrandma Baba and her friends on a sleighのピクチャーカードを用いて、今度は、全員起立から、絵の中身を描写する英文が言えた生徒から座る、というもの。さらに今度は、絵を見せ、3分で絵を描写する文をできるだけ書く、というもの。このチェックはALTと共同でおこない、その際、コミュニケーションの妨げとならないlocal errorは大目にみる、global errorのみ×とする、ということを確認しているとのこと。複数いる登場キャラクターの動作を、たとえばSome of them are …と言えたり、One of them areなどと代名詞をつかって言えることが中学1年生にとっては大事なところ、と北原先生。この④と⑤はたしか、オーラルイントロダクションとならぶ本文導入に先立つ活動であったと思いますが、英検対策という以上に、既習の英語をつかって即興で見たものを表現していく、ということが鍛えられる素晴らしい活動だとおもいました。北原先生は、「英検対策」と称したことは授業ではやったことがない、そうです。試験のためではなく、本当の力をつけるため行われる様々な活動が、そのまま英検の合格にもつながっている、ということです。

③教科書の徹底的な音読(1、2年時)【英語回路の構築】「1~2年はジェスチャーつき」
・言わずもがなとはいえ、赤坂中の現2年生は1ページ50回は絶対に読んでくるそうです。過去最高の学年だと北原先生もおっしゃってました。その学年の買い物スキット映像を見せていただきましたが、「このユーモア、どこから出てくるの?」というやり取りの応酬でした。

・頭の中に英語音声回路を作る。教科書を5回読んだら、音読マーカーを塗りつぶす。英語の回路作りができる生徒の割合は音読マーカーの塗りつぶし割合に比例する。例:マーカー10個の生徒の割合が5割→生徒の5割が暗唱できる。同8割→生徒の8割が暗唱できる。同10割(赤坂中2年生)→生徒の10割が暗唱できる。教師のジェスチャーを見て本文が再生できたらOK.

・ 英語回路の構築に有効。赤坂中2年生は全員10箱してくるそうです。うちの生徒もほとんど10箱やっていると思います。先週は、箱読みの確認をして、10箱読んできた生徒4人にみんなの前で読んでもらいました。その中の2人(男1、女1)の堂々とした姿、発音のキレイさに思わず感動してしまいました。嬉しさのあまり、その日の夜に、家庭連絡を親御さんにして、「お子さん、とても発音きれいなんです。是非聴いてください。」と伝えたところ、「そうですか?聴いたことありませんでした。これから聴いてみます。」と嬉しそうに返事をしてくれました。これからもどんどんこのような生徒を増やしていきたいと思います。

・発音がよくないと、正確に書けません。Basic Dialogのチェックが発音指導には欠かせないと思います。私たちもBasic Dialogを実演しましたが、なかなか合格しません。ここでのポイントは、発音とジェスチャーです。ここを徹底することが大事だと思います。しかし、40人近い生徒がいるとこの日の北研と同じように、ずらーっと生徒が並びます。並んでいる間も一生懸命練習している生徒もいますが、中には遊びだす生徒もいます。チェックに時間もかかり、10分では全員見るのもなかなか厳しい状態です。合格した生徒にチェックさせることもしてみましたが、発音のチェックなどが甘くなってしまいます。先生方はどうされていますか?

④徹底した発音指導【Pronunciation】「正しい発音を身につけさせることは中学教師の責任である」
・こちらもまた北原先生の真骨頂です。「正しい発音を身につけさせることは中学教師の責任」というお言葉は、最初に北原先生のセミナーを受講した時に突き刺さりました。「fは風の音が聞こえないと」との指導のお言葉、早速授業でも生徒に伝えています。

・正しい発音」を身につけさせることは、中学校教師の責任である。いつもお聞きしますが、これをお聴きするたびに頑張らねばと思います。また、発音がうまくできるようになり、褒められると、生徒はますます家庭で音読練習をするのではないかと思いました。生徒が自ら進んで音読するために、正しい発音を身につけさせることが最重要課題なのだと実感します。

・発音が正しくなければ書けない。書いて覚えることがいかにムダなことでしょう。たまたま、今日書店に行ったのですが、たまたま手にとった本「脳が認める外国語勉強法」の中に、「発音ファースト勉強法」という章があり、発音から始めれば学習時間は2分の1にという文言がありました。また後ほど詳しく読んでみたいと思います。
・ここも自分の実感を書きたいと思います。1年生のときにかなりしつこく発音を指導し、音読テストでチェックしていました。そうすると生徒は「発音コンシャス」になり、どんどん発音がきれいになっていきました。そこでの副産物として感じたのは「生徒が自分の発音に自信をもつ」ということです。『 f はもう少し練習が必要、だけど th は素晴らしい!』といった風に具体的にたくさん指導されていれば、自信がもてるようになります。そしてもっと頑張るようになります。きちんと発音することでリスニングも伸びます。もちろんスピーキングでの誤解も減ります(例えば、‘allow’を/álou/と読んでいないか)。スペリングも覚えやすくなります。良いことだらけです。英語の発音がうまい先生はたくさんいると思いますが、生徒の発音もきれいかといったらそうでない教室も多いです。それはきっとちゃんと指導していないからだと思います。あるいは指導していていもそれが「徹底していない」からだと思います。生徒はおろか日本人のほとんどが『発音良く話したい』と思っています。それに応えることが英語教師の役目であるし、北原メソッドのように「徹底して指導すればできるようになるもの」なのではないでしょうか。とにかく発音を良くしてあげることは、生徒の情意面にものすごくインパクトを与えます。今はもうなくなってることを願いますが、少し昔は「帰国子女の子がまわりにからかわれるので、わざと下手に発音する」とか「発音の上手い子が英語っぽく発音すると、まわりの生徒にもっと日本語っぽく発音しないとわからないと言われる」といったことを聞いたことがあります。そんな教室が少しでも減るといいなと考えています。余談ですが所属校の生徒を分析したところ、音読テストで発音の成績が良い生徒ほど、都立入試の得点も高かったです。また、発音の成績が良い生徒ほど英検取得率が上がり、パフォーマンステストも好む傾向がありました。「受験があるから」といった理由で発音指導やスピーキング指導に時間を割かないのは理由にならないと感じています。ただ、東京都は高校入試にスピーキングテストを入れることを公表しているので、今後はこの波及効果がじわじわと現れてくると思います。リンク「東京都立高等学校入学者選抜英語検査改善検討委員会報告書【概要版】」http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/2017/pr171214b/gaiyou.pdf

⑤「量」をこなす課題
a. ライティング・ノート(ペアワークで話したことを書く)【Writing】
・3年生では2800文書いているとのことでした。
・ライティングノートに、スーパーペアワークで話したことを書く。

  1. 高校生用英字新聞「Catch a Wave」(浜島書店)【Reading】※現在は廃刊 ●今はじゃれマガが補完していると思われます。
    c. 「リスニング・トレーニング」(学校図書)【Listening】
    ・この「量」も北原メソッドの核ですよね。ライティングノートの実践、所属校では3年生の90%が4800文以上書きました(1年生3学期からのスタート)。一番多い子は7000文でした。それでもオリジナル文があふれてくるのは3年の2学期からで、それまではコピーが多かったです。けれどその大量のコピーを経なければ自分のものにはなっていかないのかなとも思いました。じゃれマガもなんとか1年間続けました(90号弱)。それで卒業時にこんなアンケートを取りました。「これまで3年間でたくさんの活動を行ってきました。その中で『特にためになった活動は何ですか』また、『特に楽しかった活動は何ですか』それぞれベスト3を書いてください」このアンケートを1位に5点、2位に3点、3位に1点を与えて集計したところ、「特にためになった活動」の第1位は「じゃれマガ」でした。第2位は「ALTとの面接」でした。ちなみに「特に楽しかった活動」第1位は「英語の歌」で、第2位は「スキット」でした。ご参考まで。

 

 

⑥授業にフィードバックできる定期テスト
・若林俊輔先生、根岸雅史先生の共著『無責任なテストが落ちこぼれを作る』も参照に
・授業でやったことと定期テストが結びついているということが本当に大事だと思います。指導と評価の一体化です。結びついていなければ、生徒は授業中の活動を必死にしようとしなくなります。だからこそ北原先生は「幹本テスト編」を出されたそうです。私もいつも参考にさせていただいています。

・言うまでもありませんが、有効な教育実践には次の3要素の相互関係が必要です。(1)教育目標〔Learning Objectives〕(2)教育方法(実践上の工夫)〔Instructional Activities〕(3)教育評価〔Assessments〕北原メソッドでは特に(3)の教育評価が有機的に(1)と(2)につながっていると感じます。自分が北原メソッドを追試していく段階で、異動を機に評価方法を一新した年がありました。例えば「自己評価」「個人カルテ」「コンサルテーション」「パフォーマンス・テスト(年10回程度)」「定期考査の集計(生徒向けプリント)」などです。この年の手応えは相当なものでした。月並みですが『あぁ、指導と評価が一体化していることってやっぱり大事なんだなあ』と思わされた1年でした。その学年の2年目・3年目は動機づけの点でシャカリキになることはあまりありませんでした。それは生徒が『授業を頑張れば報われる』と感じていたと思うからです。発音もしつこくやっていましたし、パフォーマンスを常に要求していたので、生徒が『何を求められているか』を明確に認識していたと思います。教員経験が浅いうちは授業の方法や技術を習得するのに精一杯だと思いますが(自分も8年目でようやく評価に手を出せました)、北原メソッドは指導と評価が一体化すると、さらにブレイクスルーが起こると実感しています。

⑦常に1年1学期に帰る文法の導入【Grammar】
・導入はさらっと。あとは繰り返し繰り返しやることが大切。既習の事柄と絡めていく。
・写真や絵を使って、導入に意識がいってしまってはまずい。あとで写真や絵は使わないから結局意味がないそうです。言われてみればそうですね。何度も繰り返し指導することで、定着率も高くなると思います。生徒にも好評です。

・インパクトのある導入を考え ても、その1回きりでその後触れる機会がなければ忘れます。北原先生はいつも「適当に何度も」と言われます。何度も触れさせる、何度も使わせることが本当に大事だと思います。

・3年間追試しましたが、まだまだ自分のものになっていない部分です。ただ、北原先生の「導入に凝る人は多いけど、導入したあとそれっきりになっている」という言葉には激しく共感しています。昔は自分も「導入でどれだけ引き付けられるかだ!」と息巻いていましたが、冷静に考えると導入はあくまで導入であって、そのあと「何回触れさせるか」の方がもっと大事だよな、と思うようになりました。教科書はその構造上、新出文法がその後何度も何度も出現するようにはなっていません(各社工夫を凝らしていますが限界があります)。たとえば、3単現の s は1年生2学期の初出から、その後何回本文に出てくるでしょうか。比較級は?受動態は? …と考えていくと、1回出てそれっきりという文法事項もあることに気が付きます。だから教師がそこを補う必要があるのですが、このAパターンの授業はそれが可能になるようにデザインされています。EEも然りです。この「繰り返し」も北原メソッドの大きな核だと考えます。

6 Basic Dialogを使ってshort memoryを鍛える
・ジェスチャーリーディング→先生の前で実演→ピンポンブーで判定→合格したら役割をスイッチ→合格したら暗写(不合格ペアは昼休みや放課後に職員室前でテスト)

A; Did you answer Question 3?
B: Yes, but it was difficult for me. How about you?
A: I did, but it was more difficult than Questions 1 and 2.
B: Yes, I think it was the most difficult of all the questions.
合格基準:発音:hは舌が見えて風切音が聞こえるか、fとvは前歯が見えて前歯が見えて風切音が聞こえるか、語頭のrは唇が丸まっているか、lは舌の裏側が見えるか、aは口を少し横に開けて強く長く発音。ジェスチャー:内容語には必ずジェスチャーをつける。 間違った時点でブー(どこで間違えたかは教えない)何度も同じところを間違える生徒には「他のペアの発表を聞くように」と指導する。

・こちらも北研ではお馴染みではありますが、今回久しぶりに自分が体験し、あまりの出来なさに愕然としました。やり方はシンプル、役割を決めてジェスチャーつきで演じられるようペアで練習し、教師の前で発表。発音も完璧なら「ピンポン」。完璧でなければ「ぶー」。どこが悪いか、何を間違ったかは言わない。合格したら役割を変えて再挑戦。それも合格したら自席でノートに暗写。かけたら自分で答え合わせし教師に見せる。この間を10分以内でやる。暗写したものは、スペルミスはとやかく言わない、文型に関わるもの(動詞抜け)などは注意してコメントしてあげる、とのことでした。合格しない生徒は昼休み、ダメなら放課後、それでもダメなら次の日…と合格するまでしつこくしつこく続ける、です。合格したくて必死に練習しました。が、勤務校の教科書が変わってしまったのをいいことに、この活動ができていません。それが自分の英語表現力にももろに影響していました。これに関連して、「音が入っていればその通りに書ける」ようになっていくこと、学力調査ではライティングが一番の得点源になっていること、コロケーションも含めて語彙は指導すること、picture dictionaryをreferenceとして置いておくこと、などもお聞きしました。

・発音、ジェスチャー、などを厳しくチェックされました。私は今回は不合格になりました。なかなかスリリングで楽しかったです。生徒の気持ちも分かりました。これに合格したら、すごく自信がつくだろうなと感じました。先週もうちの生徒とやりました。授業内で合格できなかったペアが3ペアで、放課後に私のところにきました。やっと10回目程度で合格し、ガッツポーズで帰っていきました。これからも成功体験を一つ一つ地道につけていこうと思いました。

・自分で文を暗記してみるとやはりジェスチャーの大切さを感じました。体と連動して言葉が出てきますね。ペアでの教科書暗唱テストはやるようになりましたので、ジェスチャーの指導もしていき、徐々にそれを普通にしていきたいです。

・Sunshineの基本文。正しい発音(f,v,th,r,lなど)、正しいor効果的なジェスチャー、音と音のリンク、抑揚、流暢さを判断基準にして合否判定を先生がする。合格出来たら役割をスイッチし再チャレンジ。合格したら暗写。暗写時は教科書を見ないで暗写する。覚えたら音を頼りに書いていく。書き終わったら自分で答え合わせをして先生のサインをもらう。不合格だったペアは昼休み、放課後、次の日の朝に行う。

 

7 コンサルテーション
​生徒一人一人への「個人カルテ」を作成し、それを元に面談され、今後の英語学習へのモチベーションを上げておられました。
8 データから
(1)赤坂中3年生の平均語彙サイズ
平成25年度に1年かけて辞書の1ページから最終ページまで調べた認知語彙数の平均は2900語
1年間毎授業で5分程度辞書にマーカーを引かせる活動は大変なため、もうやることはない。
しかし、この調査のおかげで赤坂中3年生の語彙力は高校卒業レベルであることが判明
(2)H29年度第2回英検結果分析
準2級の赤坂中の合格者はReading, Speaking, Listeningで合格者平均をかなり上回っている。
(3)H29年度文科省「英語教育改善のための英語力調査授業」分析
①小学校時代に「英語が好き」は54.2%。それに対して赤坂中の3年では79.2%が「好き」に変わっている。同様に「英
語が嫌い」は25%だったのが4.2%に減少している。
②小学校時代の「英語の授業が好き」も50%にとどまっている。
③どの程度まで英語力をつけたいか
小学校「海外旅行で日常的な会話がしたい」「学校の授業以外では考えたことがない」が上位
中学校「国際社会で活躍したい」「海外旅行の英会話」「高校入試に対応できる力」が上位
④小学校時代に楽しかったこと
「外国人の先生と話すこと」「外国について学ぶこと」「英語で友達と話すこと」
⑤小学校で学んだ中で中学校で役に立ったこと
「アルファベットを読むこと」「アルファベットを書くこと」が多数を占める
⑥平日の英語学習時間
1時間~2時間(29.2%)30分~1時間(25.0%)0~30分(25.0%)
赤坂中の生徒の半数以下の英語学習時間が1時間未満というのは驚きである。
⑦~⑫は英語の授業中の活動に関する調査「読む」「書く」「聞く」「即興で話す」「スピーチなど」「意見を述べ合う」の6つの領域で質問。全学年で80%以上がしていると回答。特に3年生では90%以上がやっていると回答。北原メソッドが統合的な学習であることが証明されている。

9 卒業生からの手紙
「​自分でもよくこんなに英文を書けるようになったな」「ライティングノートに構想と執筆を繰り返したから。計算されているんですね」「家での音読を続けたことでスーッと頭に入りました。あの快感は今でも忘れられません」「とにかく楽しく勉強させられているという感じが全くありませんでした。魔法の授業です」「心強いのは、とにかく英語が好きだということです」…ぐうの音も出ませんが、目指すはここなんですね。

 

・英検の取得率変遷について話されたときの次の言葉が印象的でした。「中学の英語レベルは頭のいい、悪いは関係ない。日本語だってしゃべれた」これと関連して、北原先生へ生徒が書いた手紙の中の、次の言葉が目に留まりました。(中学から港区へ転入、英語に良い印象を持っていなかったが、赤坂中で学び英検2級を取得)「先生の授業はとにかく楽しく、勉強させられているという感じが全くありませんでした。魔法の授業です。」英語に苦手意識を持って入学してくる生徒は少なくありません。一度「嫌い」と思ってしまうとそれを変えるのには時間がかかると思います。この生徒の言葉だけでは見えない部分もありますが「魔法の授業」たる所以を自分なりに3つ考えました。1つは、北原メソッドの授業の諸活動は、言語習得の理論に基づいており、それゆえ生徒の負担が少ない⇒「魔法の授業」と感じるほど!なのではと思います。負担の多い授業とは、まだ定着していないのに単語や文を書かせる授業や、習ったことは一回で理解されたものであるとみなして進められる授業なのだと改めて感じました。2つ目は、別紙の資料「失敗からの英語授業論(『現代英語教育1992.5』)に書かれていたことに関連して、北原先生が長年研究と現場での実践を重ね、生徒からデータを取りさらに改良されて作られた「生徒の実態に合った」ペアワークや活動が厳選されているという点です。加えて3つ目は、北原先生の授業は厳しい中にも、いつも笑いがあるというエンターテイナー的な一面も「魔法の授業」の要素となっているのだと思います。

 

・私が学んだ授業のポイントは大きく次の4点。

① お互いの知識をシェアできる・学び合える仕組み

② 英語の音声の回路を自分で作る

③ 教科書は参考書

④ 生徒自身が成長を感じることができる「見える化」

①お互いの知識をシェアできる・学び合える仕組み:1分間単語書き(Vocabulary Building)では、一番たくさん書いた人の発表を聞くことにより、知らない単語を学ぶことができました。その後、それ以外の単語を書いた人が発表していくので、仲間の発言からどんどんボキャブラリーを増やしていくことができます。また、家で調べようとする生徒もでてくると思うし、「良く知っているね」と、生徒をほめる場面もできると感じました。ピクチャーカードQand Aにおいても、シェアや学び合いを大切にされていると感じます。。Qに対して、初めは単語レベルで答えてもよいので、英語が苦手な生徒も答えやすくなります。しかし、そこで終わらずもう一歩進んで、センテンスで言い直すように(別の生徒にあてる)促されるので、きっと、単語レベルで答えた生徒は着席した後にもかかわらず、その答えを聞いていることと思います。また、間違った答えに対しては、教師が正すのではなく、「間違いを正して言ってみよう」と言って、また別の生徒をあてて答えさせるので、間違いも共有することができます。このように、「文章の形で表現するには?」「間違いの原因は何か?」を考えさせるので、「受け身」ではなく「能動的」に、そして、仲間からも学ぼうとする意欲を育てていると感じました。Qに対する答えがいくつも考えられる発問にすると、生徒のユニークな発想を引き出すことができ、楽しく学び合えるとおもいました。これらは2つとも個人の活動(単語を書く・発表する・答える)ですが、「仲間から学んだ」「共に学んでいる」と感じる楽しい時間でした。

②英語の音声の回路を自分で作る:英語の回路を自分で作るためには、「自分の音を通して、英語を落としていく」ことが大切であり、その方法として徹底的な音読とスキットを紹介していただきました。教科書1ページに対して50回生徒に読ませておられることには驚きました。しかもただ単に読むだけではなく、次の日に控える「先生のジェスチャーを見ながら再生できるか」テストがあるので、覚えようと努力をしながら音読練習をしてきます。目的を持った音読により英語がより深く生徒の脳に刻まれていることは想像できるし、このようにして作られる回路は強くて頑丈だろうと思います。「英語回路作りができる生徒の割合は、音読マーカーの塗りつぶし割合に比例する」と言われていたのが印象的です。また、新しい文法事項を含む短いスキットの発表では、「正しい発音で、ジェスチャーをつけて暗唱」・「発表」を「10分以内」でやらなければならない制限がついているので私自身も必死で覚えようとしましたし、脳が活発に動いることを感じました。文の意味を表すジェスチャーにより、体もスキットを覚えているので定着が深いと思います。研修会後でも会話を再生できる自分に驚いています。スキットは年に50回以上実施されており、英語の回路ができるはずだと感じました。

③教科書は参考書:「じゃれマガ2017」のプリントの一番上には「文法と既習語彙のしつこい繰り返し」と書かれています。「一度教えているから」といって、「定着」しているわけではなく、何度も繰り返す中で、記憶に定着し、使える状態になると感じました。たとえば、本文中の下線部の下に「2年Pr.6-(  )」と書かれています。下線部の文法事項は教科書のどこにあったのかを答えるので、既習事項の復習になります。この「繰り返し」は小中接続にも当てはまると感じました。小学校での英語の学びを有機的にし、生かすためにも、特に中学校1年生の段階で既習事項と結びつける活動が必要であるとも感じました。「教科書」=「学んだ内容」をしつこく(・・・・)繰り返さなければ「定着」はない。

④生徒自身が成長を感じることができる「見える化」:WPMの表を生徒に渡されており、「読み」にかかった秒数と語数から今の自分のレベルを知ることができる仕組みになっています。ただ単にたくさん読んで理解できているかをチェックするだけでなく、常に「読む速度をあげる」訓練にもなっています。WPMという目に見える形で力が分かるので、「上を目指そう」とする意欲を掻き立てています。Can Do Listでの自己チェックも今のレベルを知る材料でした。またCan Do List集計表を見れば、英検の何級を受ければよいかもわかります」。先生のフォローはそれだけに留まらず、英検受験の推奨級も個々人のデータとして作成されていました。また学期の最後には、授業での取り組みの評価を一覧表にした「個人カルテ」を基に個人面談も行われています。指標を示され、準備が整った段階での英検受験は合格に近いし、また次の級に向けてがんばろうと感じることができるのだろうと思います。Can Do Listのチェックから始めてみたいと思いました。