北原先生、近藤先生、北研ML会員の皆さま
Kです。今月も大変お世話になりました。
今回は、中嶋先生と久保野先生に初めて直接お会いすることができました。これまで「6-Way Street」のDVDでしか拝見したことのなかったお二人のお話を生で伺うことができ、感無量でした。懇親会にも参加し、さらにお話を伺いたかったです。
1 北原メソッド初期の示範授業 明大中野八王子中学校1年生「機内での英語体験」
授業だけでなく、授業前の打ち合わせの映像から見せていただきました。打ち合わせでは、長先生からピクチャーカードの提示方法について一つの提案がありました。それは、マスキングテープでピクチャーカードの一部を隠すというものでした。絵を段階的に見せることで、生徒の視線を、その時点で注目させたい情報に集中させることができます。北原先生は、そのアイデアを即座に取り入れていました。授業づくりのアイデアを柔軟に受け入れ、すぐに実践に生かす姿勢が印象的でした。
(1)授業開始
授業の冒頭では、あらかじめ作成しておいた生徒一人ひとりのパスポートが配られました。一見すると、北原先生がパスポートを無造作に生徒へ渡しているように見えます。しかし、それぞれのパスポートには生徒の名前が書かれており、あえて本人とは異なる生徒に配られていました。
北原先生は、近くの生徒に向かって、“Is this your passport?”別の生徒に向かって、“Is that your passport?”と尋ねます。
パスポートにクラスメートの名前が書かれていることに気づき、驚く生徒たち。その後、生徒はパスポートを正しい持ち主に渡しに行きます。その際に、“Here you are.”と言って渡すことで、自然な形で英語表現を練習していました。このやり取りは、その後の活動にもつながる伏線となっていました。
初めて会った先生が、自分たち全員の名前を把握し、一人ひとりのためにパスポートを用意してくれていることは、生徒にとってとてもうれしいことだったと思います。実際に、映像に映し出された生徒たちの表情は笑顔にあふれ、これから始まる授業への期待感に満ちていました。一瞬で「英語を話すことが当たり前」という雰囲気をつくりながら、同時に生徒の気持ちを高めていくアイデアに脱帽しました。
(2)教科書のリスニング
続いて、三枚のピクチャーカードが提示されました。それぞれ、異なる乗り物に教科書の登場人物が乗っている場面を表した絵です。生徒は音声を聞き、その内容がどのピクチャーカードについて述べているのかを当てます。
音声を聞かせる前に、北原先生は簡単な英語でそれぞれの場面について説明したり、生徒に質問したりしていました。こうしたやり取りによって、これから聞く内容に対する生徒のレディネスが高められていました。
また、ピクチャーカードを提示した際、生徒が絵を見て分かることについては、教師がすべて説明するのではなく、生徒の発言を引き出しながら確認していました。このピクチャーカードの使い方は、現在の北原メソッドにおける活用方法とほぼ同じであると感じました。
(3)単語の発音練習
単語の練習では、日本語を介さず、絵を見せながら英単語を発音させていました。
ここでは単語の意味を確認すること以上に、正しい発音を身につけさせることが重視されていました。具体的には、orangeの最初の母音、appleの母音、milkのlなどが取り上げられ、細かな発音の確認が行われていました。
北原先生は、普段から指導している生徒であれば、さらに厳しく発音を確認するとおっしゃっていました。今回の映像では、個別の発音チェックまでは行われていませんでしたが、この頃からすでに、生徒一人ひとりの発音を丁寧に確認する指導が行われていたのではないかと推察しました。
(4)機内での会話(教科書のリスニング)
次は、客室乗務員が飲み物を持ってきて、三つの選択肢の中から希望する飲み物を答える場面のリスニングでした。音声を聞いた後、ピクチャーカードを使って内容を確認していきます。授業前の打ち合わせで長先生から提案された、マスキングテープで絵の一部を隠すアイデアが、ここで実際に取り入れられていました。
北原先生は、マスキングテープを少しずつ剝がしながら、絵の情報を段階的に提示していきました。その様子は、情報を少しずつ明らかにして視聴者の興味を引きつけるテレビの情報番組のようでした。単に音声を聞かせて答えを確認するのではなく、生徒が聞き取った情報をピクチャーカードと結び付けながら、内容を丁寧に確認していく。この手法は、生徒の理解を深めるうえで大変有効だと感じました。
また、絵を見せながら生徒に問いかけ、発言を引き出し、内容を少しずつ明らかにしていくピクチャーカードの使い方は、現在の北原メソッドにおけるピクチャーカードを使ったQ&Aやオーラル・イントロダクションにも通じるものがあると感じました。
(5)展開 機内での会話のシミュレーション
リスニングの後、北原先生は飲み物を載せたワゴンを持ち出し、実際に生徒たちへ飲み物を配り始めました。
北原先生から、“What would you like?”と尋ねられ、生徒たちは戸惑いながらも、“Apple juice, please.”などと答えていました。飲み物を載せたワゴンを実際に使うことで、どのような場面で、何のために英語を使うのかが一目で分かるように工夫されていました。教科書で学んだ表現が、具体的な状況の中で使われる言葉へと変わっていく場面でした。
その後、北原先生は、ワゴンを押して飲み物を配る役をやりたい生徒を募り、男子生徒と女子生徒に担当させました。ここでは、授業の冒頭で練習した、“Here you are.”という表現が再び使われました。授業の最初に行った活動が、その後の場面につながるように設計されていたことが分かります。
さらに、生徒たちからは、“Thanks.” “I want both milk and oolong tea.”など、授業で示された表現だけにとどまらない、さまざまな英語が出てきました。北原先生は、こうした発言が出ると即座に反応し、その表現を取り上げてクラス全体に共有していました。生徒の何気ない発言をそのままにせず、新しい学びへと広げていく姿が印象的でした。
授業後の映像では、北原先生が、生徒たちからさまざまな表現が出てきたことをうれしそうに話していました。生徒の発言を大切にし、そこからクラス全体の知識を広げていく指導は、当時から現在まで変わらない、北原メソッドの大切な部分なのだと感じました。
2 久保野先生・中嶋先生のお話
(1)久保野先生のお話
久保野先生からは、今回の授業にまつわる裏話を伺うことができました。飲み物を入れたコンテナを使うアイデアは、この授業よりも以前に、北海道の胆振地方にある胆英研から依頼を受けて示範授業を行った際の実践をもとに生まれたものだそうです。このエピソードからも、北原先生が当時から全国各地で精力的に講演や示範授業を行い、そこで得た経験を次の実践へとつなげていたことが分かりました。
また、北原先生、久保野先生、中嶋先生は、開隆堂出版の英語教科書『SUNSHINE』の著者でもあります。お三方が著者に加わる以前は、大学教授が教科書の内容の大部分を作成し、中学校教師は最後に内容を確認する程度の役割だったそうです。しかし、お三方が加わってからは、まず現場の教師である三人が教科書の活動を考え、それを大学教授が確認するという流れに変わったとのことでした。
大学教授が考案した活動の中には、実際の教室で実施することを想定しにくいものもあったそうです。それに対して、お三方は、自分たちが実際の授業で行ってきた活動をもとに、ほかの教師にも実践できる形へと落とし込むことを大切にしていました。そのため、『SUNSHINE』に掲載された活動は、教室で実際に活用しやすい、非常に実践的なものになったそうです。教科書に掲載されている一つ一つの活動の背景には、現場での実践と検証の積み重ねがあることを知ることができました。
(2)中嶋先生のお話
中嶋先生からは、「今回の授業を、どのような視点で見ましたか」という問いが投げかけられ、授業設計について考えるための視点を示していただきました。今回の授業を見る際には、単に北原先生の指導技術に注目するのではなく、リスニングの活動がどのようにスピーキングの活動へとつなげられていたのか、英語を使用するためにどのような場面が設定されていたのか、といった点を考えることが大切だというお話でした。
今回視聴したのは2001年の授業でしたが、リスニングとスピーキングを関連づけることや、目的・場面・状況を明確にして英語を使わせることなど、現行の学習指導要領で求められている考え方が、すでに授業の中にしっかりと取り入れられていました。20年以上前の実践でありながら、現在の英語教育にもそのまま通じる授業であったことが分かります。
また、中嶋先生は、北研会員には北原先生の指導方法だけでなく、その根底にある理念をしっかりと学んでもらいたいと話されました。北原先生が意識しているのは、「教師がどのように教えるか」だけではなく、「生徒がどのようにすれば気づくことができるか」ということです。生徒が自ら気づき、理解し、英語を使えるようになるために、教師が授業をどのように設計するか。この生徒中心の授業設計の理念こそ、私たち北研会員が今後も引き継いでいかなければならないものだと感じました。
さらに、中嶋先生は、ご自身と北原先生との共通点として、二人とも演劇の指導を受けてきたことを挙げられました。その経験があるからこそ、お二人とも、英語が使われる場面の設定を非常に大切にしているそうです。『SUNSHINE』では、基本文が単独の一文として示されるのではなく、四文のダイアローグの中で提示されています。これは、生徒が登場人物の関係や場面を想像しながら、実際のやり取りとして英語を話すことができるようにするための工夫です。
今後の北研でも、dramatizationのトレーニングについて学ぶ機会があるそうです。場面をどのように捉え、どのように英語で表現するのかを学べる貴重な機会になりそうで、今から楽しみにしています。
今月もたくさんの学びをありがとうございました。K先生、毎回会場の準備をありがとうございます。いつも気持ちよく学ばさせていただいています。
(NK)
いつも大変お世話になっております。今回はなんと25年前の北原先生が、教科書(開隆堂)の宣伝動画撮影のために飛び入りで明大中野八王子中1年生の授業をしたビデオを見せていただきました!25年前と言っても時間を越えて生き生きとしたこの子たちの声、表情を引き出す北原先生の教師力・魅力・英語力!これこそが私たちが、私が、やりたい授業です!ビデオ視聴の後に席の近い人で各自印象に残ったことを話し合いましたが、拝見後、私自身生徒になった気持ちでまだ余韻が残ってとてもわくわくしていました!北原先生が「25年前ですから今この子たちは40歳ですね~。」と仰っていましたが、この子らは今でも、北原先生と繰り返し発音した音の記憶、口に出したフレーズをきっと覚えているのだろうなあと今日も考えていました。また、茨城の高教研や院時代に何度かお話をしたことのある久保野雅史先生、そして著書も多く、北原先生の都中研の授業後コメントしていた中嶋洋一先生のお話を聞くこともでき、さらに最後にはその当時の例会の2次会のライブハウスで、北原先生はドラム、久保野先生がキーボード、田尻先生はギターを弾く様子のビデオも観ることができ、元気をいただいた例会でした!
・「 It’s finger licking good . 指をなめてしまうぐらい美味しい」」は、KFCのキャッチコピー!
北原先生が最初にやったアルバイトはKFC。「 licking 」という単語は私にとっていままで受容語でしたが、発信語になりました!先生のAuthenticな逸話は生徒にとってこんな風に忘れられられない使える表現になるのだと思いました。
・長先生が大学生に「教師が視覚的なものを提示したとき、学生はどこを見ているのか?一斉or部分、どちらが効果がある?」を調査したところ、『部分』だった!
・授業で北原先生は、単語を「3回繰り返して」発音しよう、と指を3本出していた。言葉で指示するだけではなく、身振り手振り、ジェスチャーでの指示がとても効果的だと感じた。
・機内での様子を再現するために、生徒名の入ったpassport,小物を用意。北原先生の発話:Today, you’ll go to America. Would you like to go to America? You need a passport. Return a passport. Will you return your passport? Here! Here you are! Gesture, please. Everybody, stand up! Sorry, K’s passport is missing. Here you are. Thank you. So you’re ready to go to America! Look at this! What’s this? ➡教科書リスニング問題Picture Card(授業前に長先生の提案でマスキングしたもの)を黒板に提示しQ&A➡リスニング問題に取り組ませる。生徒は各自正しいものを選んで書く
・Close your books. You repeat 3 times like a machinegun!:単語の発音練習(機内の飲み物の単語):飲み物の絵を見せながら、What’s this? Milk k k k Milk carton ※ milkのlはダークL (視聴後、この発音で大学時代講義を受けたことのある私にとって懐かしい島岡丘(たかし)先生[音声学]の名を挙げていました)。Orange juice のOは「オに近いア」 Coffee.
・北原先生の発話:Teacher: Who are talking? Listen carefully. Who are these people? This girl is Yuki. Who is she? Students: She is Yuki. Teacher: Is she happy? Is she on a train? The old man is sleepy. Why is she so unhappy? Someone is coming. Is her father coming? Is her teacher coming? Who is coming? In English! We say, “flight attendant.” Attendantはそこで仕事をする人(生徒達納得してほっとする). So open your book now. Look at number 4. Listen again and try to think again. Alright, thank you very much.
・以下は英文を和訳させずに、教師の発問にに答えれば、意味が理解できる、という例。
北原先生の発問:①なぜ乗務員は尋ねた?②乗務員が言ったものは?1つずつ。Ss:Orange juice,Coffee, Cola ③ユキちゃんが選んでいるのは?
・<教科書会社のビデオ、機内の映像が流れる>北原先生自らフライトアテンダントになり、Apple juice, Orange juice, Coffeeのパックと紙コップが置かれた給食の配膳カート?にを押しながら生徒にWhat would you like? と尋ねながら、実際にHere you are. Thank you.の会話をする。「では今度はみんなにやってもらおうかな?Any volunteer? はい、Come on!」「もう1回練習しようか。」とここでしっかり生徒達全員で言い方を確認。「What would you like? 渡すときは、We have ~. Here you are. 」(日本語で話してしまう生徒には)「えっ、日本語無しで!そういう時は?Excuse me.」「Big hands!Another one?」「発音抜群!Super!Super!」
・今まで他の生徒が言わなかった言い方が出てきた→S:I want both apple juice and coffee.
T: What did he say?I want ~.「別の言い方、いいね~。失礼だからpleaseつけようね。」「both, これを覚えておくと欲張りの人はいいかも」☚授業後この場面を「(彼が身につけた英語がポンと出た。)それをフィードバックするのは流石(北原先生)!!)と長先生が、話されていました。
・中嶋先生から:「私たちは、徹底的にAuthenticな場面を立ち上げることにこだわった。言語観を磨くことが一丁目一番地!」「北原先生は子供達のバーを下げない!『こだわり』によって子供たちは育つ!」「北研の先生方は恵まれている。北原先生には『温かさと厳しさの幅』がある。(北原先生の授業を真似るというよりは)北原先生の『理念』を受け継いでください!」
・北原先生から:どうしたら楽しくなる?どういうところで乗ってくる?というのが分かっている。子どもの反応を予想しておく。」「1つ1つの単語の発音ができたら、スピード・強弱・up and down(pitch)を付けていくと自然に言えるようになる」「音読はきちっとした音韻体系を入れるため
今回の北原先生、中嶋先生のお話、久保野先生とお話して教師としての姿勢や信念を再確認できました!
来月の合宿の貴重なレポートを楽しみにしております。北原先生、今年の夏はまた一段と暑いと思います。暑さ対策をされ、くれぐれも体調に気を付けてください。今回も北原先生、皆様、お世話になりました。ありがとうございました。
(Y I)
では、北研7月例会のレポートを致します。
【今後の予定】
9/19土 11:30-12.20 (50分)
昭和女子大附属中学2年生の示範授業で関係代名詞を教える内容
14:30-17:00
5日間かけて回答した先生方のあっと驚く悩み・疑問から現在の英語教育が抱える問題をあぶり出します。
10/24土赤坂アカデミー研究授業〜学びの継続・充実を目指して〜3年生の関係代名詞導入。指導助言者は直山木綿子先生。
11/21土 帯講義:北原メソッドの核dramatization トレーニング1
授業のいろいろな場面をdramatizeすることによって教師も生徒も笑顔になり、記憶に刻まれる強さを体感できる。メイン講義:第3章リーディング指導幹の本大学編下巻より。
【本日の内容】
「メソッド初期の示範授業 名大中野中一年生 機内の英語体験(25年前の映像。今、40歳!)」
LSプログラム(Listening とSpeaking
だけで構成された見開きページを具体化するために授業ビデオを作ることになった。著者だった長先生、久保野先生、そして北原先生と同じ町田市の教員のアイデアマンである金子健二郎先生の3人がサポートをして北原先生が授業することになった。場所は名大中野八王子中学校。1年生を対象に授業を行なった。
クラスの生徒は初めて会ったとは思えないほど明るくポジティブ。北原先生の名前が教科書にあると伝えるとえっー?!と驚いて教科書を探す。
Good morning Mr. Kitahara!ととても元気。
本日は時間の関係で自己紹介は飛ばす。通常北原先生は1、2年生用knob and a key、3年生用はEverlasting sunshine
を行っておられる。
【メーキング映像】
授業前の準備や先生方との会議の様子。(長先生、久保野先生、金子先生、北原先生、開隆堂編集部、カメラスタッフ)
ピクチャーカードにマスキングテープ施す。
実践的な英会話を教えるよう工夫されたものを用いるため、機内の様子コックピットでの会話を選ばれた。パスポートを作って名前も入れて作った。教室でやる場合、演出しないと雰囲気が出ない。
1.挨拶
教師の入室と同時に生徒は起立
北原先生:Good morning,everyone!
生徒たち:Good morning, Mr . Kitahara!
北原先生:How are you?
生徒たち:I’m great!How are you?
北原先生:Im good! OK. Today you will go to America. Did you go to America?
生徒たち:ほとんどがNo. 1人女の子がYes.
北原先生:(その女の子に)Oh. did you? Do you have a passport? Yes.? Please show me.
女子生徒: Now? No, sorry.
北原先生: I’ll give you a passport.
2.自己紹介(省略)
3.導入
①パスポート渡し
生徒たち一人一人ににわざとなまえのちがうものを渡す。
北原先生:(男子生徒に) Is it your passport?
男子生徒は中身を見て名前が書いてあることに驚く。北原先生は自分の名前が違っているので本人に返すように指示。少しまごついている生徒に対して
北原先生:Your passport.でいいよ。パスポートを使わなくてもいいんだよね。はい、(どうぞ)というには? そう。Here you are.
ジェスチャープリーズ。This is your passport. 自分のがない男子を見つけて、 Does everyone know
Kawabata くん’s passport?持っていた生徒が見つかり、This is your passport. Here you are.
のやりとりをさせる。
②【教科書リスニング】
その前に簡単なPicture Q&A
What’s this? Airplane. She is in an airplane.
(いきなりリスニングを流すのではなく、どんな絵か、生徒に注目させてからリスニングをしていた)
リスニング問題1→どんな言葉が聞こえた?リムジンバス!リムジンバスと聞こえたからCだね。
リスニング2→どんな言葉が聞こえた?新幹線!だからBだね。
リスニング3→答えはわかっているんだけど何でCか、考えてみようか。Why do you think so? どんな言葉が聞こえたから?Airline.
Take off, seatbelt.そう。
【北原先生談】
普通は全部聞かせるんだけど、初めての子達だったので、1つずつ区切った。
機内のアナウンスを25年前を聞かせるのは大変だった。空港に行ってメモした。また航空会社によって違わないか、聞いたりしていた。教え子に某航空会社の社内秘メモを教えてもらったり。
③【単語の発音練習】
小道具(絵カード)を使って発音をする
北原先生:What’s this? 生徒たち:オーレンジ🍊北原先生:日本語ではオレンジ、英語ではオ(ア)ーレンジ。
北原先生:What’s this? 生徒たち:It’s apple! 🍎北原先生:It’s an apple. Appleエポー.
アップルじゃないよ。What’s this? 生徒たち:ミルク!🥛北原先生:Milk ミウク!ミルクじゃないよ(ダークL)ミウク。北原先生:What’s
this? 生徒たち:コーフィー!☕️北原先生:Coffee カフィ not コーヒー北原先生:What’s this? 生徒たち:Tea ティ🫖
【北原先生談】
北原先生がお孫さん(小3と幼稚園)に英語で教えるととても上手に発音する。Orange アーレンジのように口を開けて発音する。
Listening で単語練習。3回ずつ言わせる。繰り返すのは、ポーズ(間)が長いから。北原先生の工夫がキラリ。無駄な時間を作らない。遊ばせない。
④機内での会話(教科書リスニング)
⑤教師の確認(マスキングしたピクチャーカードを使用)
【Q&Aを用いたPicture describing またはoral introduction 】
北原先生:Two (people) are talking. Who are talking? Who is this girl? Is she
happy? No! Why? She is in the Shinkansen? Rimzine bus? No? そう、Air plane.
なんて書いてある?セリフが書いてあるものを見ながら読ませる「わー、こっちに来る、どうしよう。Who is coming? Is her father coming? スチュワーデス?We say Flight attendant. リピートさせる。attendant ってそこでお世話する人ね。
「英語を聞いて質問に答えましょう。乗務員はなぜ確かめたんでしょうか。」Orange juice,coffee, tea,
(飲み物がいろいろあるからだね)「ゆきちゃんが選んだものは?」生徒たち:Orange juice. 北原先生:「同じだと思った人?」手を挙げさせる。「
飛行機の中は少し暗いよな。」教室を少し暗くする。(雰囲気を作る)
4.展開 シュミレーション
映像を見せながら生徒にイメージを持たせる。搭乗券を受け取るためにチェックインカウンターへ。いよいよ機内に乗り込み、「いよいよ離陸です。」
飛行機の飛んでる姿を映像で映す。北原先生は自らフライトアテンダントになって生徒に配る。紙コップに次いで回る真似。What Would you like
to drink? Orange juice. Milk. Apple juice. (リスニングの時に練習した発音が生徒たちに生きている!)4、5人の生徒とやりとりをする。
次に生徒にやってもらう。Any volunteers?「よし、テシちゃんいこう。」(授業内で北原先生は生徒の表情や性格から誰を指名するかやりたそうな人に目星をつけていた様子。ニックネームも聞き取っていた?) 男子生徒はWhat would you like? Here you are. (最初に練習していたものをサッと使っていた)
北原先生:こういういい方もあるよ。We have orange juice, coffee, apples juice.
男子生徒が乗客役の女の子の声が聞き取れず、えっ?と聞き返した時。北原先生:え?と日本語で聞き直すのなしね。日本語はなし。
北原先生はすでに渡していたみかんやミルクの絵カードを回収し、とても発音の良い女子に今度はやってもらう。(最初に海外旅行経験があると答えた女子?)
別の乗客役の女の子がThanks.と答えたと思われた北原先生はすかさず褒め、「今Thanks.って言った?Thanks. でもいい。Thank
you. の方が丁寧だけどね。」また別の男の子が、I want both milk and woolen tea, please.と言ったのを聞いて、「
同じことを別の言い方で言えるのいいね。」「2つ欲しい時はどう言えばいい?」生徒:「よくばりー笑北原先生:「both(黒板に書く)を使えるね。
これを覚えおくと2つ欲しい欲張りな人はいいね。」→生徒の声をきちんと聞いているということが自然と伝わる。
5.挨拶
【授業が終わった後の会談。】
最後のところで、いろいろな生徒が今まで持っていた英語が出てきた。皆さんにフィードバックをするのはいい。
ここまで開隆堂出版制作のビデオ
【授業直後】
担任の先生が生徒を褒める場面が映し出されていた。
「◯◯くん。you are great.」発音の良い女の子には「Your pronunciation is good.」
長先生も「こんなに元気のいい生徒は見たことがないよ。」と褒める。
休憩を挟んで後半へ
北原先生とSunshine 教科書との関わりについて。開隆堂ホームページより「1987年(昭和62年度)
ニュープリンスの後継教科書としてサンシャインが誕生しました。世界への扉を開く教科書として日本人やアメリカ人だけでなく、
イギリス人や中国人の同級生も登場します。サンシャインは社会情勢を反映し、英語を身につけるだけでなく『世界への扉を開く教科書』として多くの生徒たちの手に渡りました。」」
【金子健二郎先生の思い出】
初見の生徒なのにすぐ馴染んでいた。カメラが数台入ることで少しハイテンションになって調子に乗っている生徒に初見なのに生徒指導を行っていた。北原先生も多少調子に乗っていた。実はその生徒と同じようなテンションだった。でもその生徒も含めて一生懸命に生徒たちは協力してくれた。先生たち、長先生、久保野先生、北原先生、みんな若かった。これからの日本の英語会に旋風をまき起こす前触れのような熱気に溢れていた。みんな体力、気力、胆力、発想力、ユーモアに溢れていた。生徒も担任の先生もカメラマンも担当者も私たちも楽しい雰囲気や気持ちで過ごしていた。それこそが最も大事なことだと思った。」
【久保野雅史先生の思い出】
島岡丘先生の音声学で声を変えられて教科書に関わるようになった。中学校教科書の著者が多いのは営業的。(その学校の関係者が取るから)しかし実際
本当に編集会議に参加するのは数名。北原先生のガラガラ(フライトアテンダントのワゴン)をやったのは、北海道の研究会(肝英研・胆振イブリ)で見てきたもの(虎杖中学校で)を使ったから。マイプロジェクトにあった架空インタビューは筑波大駒場でやっていたものを真似たもの。中学校で教えていたものを教科書に入れたので、頭でっかちでなく、先生たちがピンとくるものになった。
北原先生と久保野先生、中嶋先生は6 way street 2003年の盟友、北研は2004年に発足した。
【中嶋洋一先生の思い出】
まず関西大学の研修に出た人はいますか?と問いかけられ、3/1くらいが手を挙げました。(私も参加させていただきました。)中嶋先生は北原先生の映像を見て、何を目をしたか、どこを見ていたかを質問され、ペアで考えるようにと促しました。詳細なやり方ではなく、「北原先生の理念」を学び取って欲しい、と中嶋先生は熱く語られました。
リスニングとスピーキングをどう繋げるか
北原先生も中嶋先生も大学時代ドラマをやっていたので共通点がたくさんある。教科書もドラマタイズDramatize が大切と考えた。
場面をしっかりすることが大切。長先生からのアドバイスでピクチャーカードをマスキングをすることで、一つずつ隠したものを見せることにより、生徒に
納得感を与えることができる。手品と同じで全てネタバレしたら面白くない。どう教えるかではなくどう気づかせるかが大切。
中島先生もドラマで学んだのはPinch and Ouchの大切さ。それで教科書で、ドラマを作ろうと考え、My Project とBasic Dialog で実現させた。北研の先生たちはめぐまれている。だからこそ、北原先生から単に技術ではなく、理念をつかむようにしてほしい。
以下の文の音読で、切る場面を考える
Sun (8th grade) came to London for the first time. One day, at a restaurant. How are you going to read this dialogue?
Shun: Excuse me, will you explain the lunch special, please?
Waitress: Today’s special is steak and kidney pie.
Shun: I’ll have it.
Waitress: Would you like a drink?
Shun: Yes, I’ll have tea.
Waitress: Shall I bring it now?
区切るところが3ヶ所ある。
1、Excuse me , で呼んでからウェイトレスが来るまで時間がかかるはず。
2、kidney pieと言われて思わず何それ、とメニューで確認してから答えるはず。
3、飲み物を聞かれて、メニューで確認する時間があるはず。
音読だからと場面も考えず音読するのは×演劇をやった人は行間や場面を読むことは自然に出来る。
発音にしても何にしても子供達に力をつけたいというバーは下げないようにすべき。一丁目一番地はこれ。北原先生の理念を受け継ぐことが大切。
【北原先生談】
kidney pieはどこの国の食べ物?イギリス。🇬🇧ロンドンって書いてあるもんね。じゃあ、kidney-pie知ってる?参加者の中では2人だけ。じゃsteak&kidney
pieの絵を描いてみて。2種類ではないよ。(私は見事に2種類書きました。)パイの中に細かく切ったステーキと腎臓が入っているもの。教師はどういうものなのか知っていないといけない。
フォーチュンクッキーもそう。
中嶋先生:
北原先生の授業のどこを見ましたかどこが参考になったか。オーセンティックに行っていた。パスポート、カート、小道具など。
4人組で話し合い(私は宇梶先生、浜島さん、上田先生と話し合いました)
中嶋先生:
北原先生の授業は温かさと厳しさの幅があるから生徒が伸び伸びできる。
北原先生:
自分の授業の顔が嫌で、つまんなそうで。自分の授業の姿を見るのは嫌でどうしたら楽しくなるか考えた。
子供をいじると楽しくなるがいじめにつながるのでよくないが、子供の反応を予想することにした。
中嶋先生:積み上げていくと子供はこうするとなってくるとイメージをも持つことが大切。
参加者の先生:
Milkのクを意識して教えたことがなかったので、意識しようと思う。
北原先生:
日本人は最後の子音は飛ばしがちだから、教えた。芝居の場合も子音字をしっかりいうように教えるためスピードとピッチ、アップand ダウンも大切。
U先生:
厳しさと温かさについてですが、北原先生ほどの厳しさが持てない。これだけ身につけさせたいとは思うが、ブーをだしちゃうと挫折しちゃうんじゃないかと思って出せない。
自分に厳しくしないといけないと思った。
北原先生:
生徒との関わりもある。発音については1年生から教えるといい。高校で音読をやっている先生が多いが、それ必要?高校での文章は難しいのになぜするのか?音韻体系を作るため、それ以上でもそれ以下でもない。
S先生:
映像はとても25年前とは思えない。イキイキとしていて生徒たちがわくわくしていて前のめりだった。自分も火曜日に乗り換え案内のパフォーマンステストをするが、オーセンティックにやろうと思った。リュックサックや帽子をかぶって旅行者のふりをしようと思った。
北原先生:
これまで、いかに子供を手の内に入れるかを考えてきた。出前授業で、北原メソッドでやっている生徒はもちろん、それだけでなく、生徒目線になることにより手の内に入れることができる。
北原先生は若林俊輔先生の授業のおっかけをしていたが若林先生の授業を見に行った時、昔は文京6中の先生だったのに、大学の教員になった今、行った授業では生徒が死んだ顔をしていた。自分はそうはなりたくなかった。そして、いまそうなっていない。
久保野先生のピアノ演奏の映像。2013年
赤坂中の研修の後、行ったライブハウスでやった演奏の映像で北原先生がドラム、田尻先生がギターをひいている貴重な映像を見せていただきました。
【感想】
北原先生の映像は何度見ても気づきや発見があります。私が今回1番心に残ったのは、活動はオーセンティックにリアルを体験できるようにしなければ生徒たちの何か心に残すことはできないという点です。また一つ一つの活動に伏線が貼りめぐされていて、最後に綺麗に回収されていたことからも、丁寧な授業デザインの大切さを学びました。北原先生の授業には、子供達の気持ちを考えたワクワクさせる仕掛けや工夫がたくさんあります。全ての授業をそのようにすることはいかないかもしれませんが、いつも心に留めておく必要を感じました。私も、教師も生徒も楽しめる授業をこれからも心がけます!中嶋先生と久保野先生にもお話を伺い、お二人とも北原先生に共通する教育への熱い思いを持っておられるそとがわかりました。同じ時代に全力で生きておられる3人の先生たちに対し、素晴らしいと思うと共に羨ましいとも感じました。偉大な先生方の足跡を追うのに必死ですが、これからも頑張りたいと思います。今後ともよろしくお願いします。
(MS)
昨日の例会は、中嶋先生、久保野先生がいらして、豪華な顔ぶれの例回でした。御二方の北研例会の感想、お言葉がとても心に残りました。
そして、なんと言っても、北原先生の2001年に実施された明大中野八王子中1年生への示範授業の動画が圧巻でした。
北原先生、いつも私たちが知りたい情報を盛り込み、深い学びの例会をありがとうございます。
今後の北研について
・9月19日(土)北原先生示範授業 11:30〜12:20(4校時)昭和女子大学附属中2年G組 研修会に臨む先生方が事前に寄せられた素朴な悩み・疑問(5月例会からつながる内容です)
・10月24日(土)2016年9月23日に実施された赤坂アカデミーの公開授業 (指導助言者:直山木綿子文部科学省教科調査官)
・11月21日(土)帯講義:「北原メソッドの核dramatn トレーニング①
*12月12日、2027年1月23日、2月20日このどこかで中嶋洋一先生、田尻悟郎先生、北原先生の「夢の昭和・平成とりお揃い踏み」を行います。
3月 3月27日
1 開隆堂出版が作成したビデオ 明大中野八王子中 1年生 北原先生示範授業
準備中の(Making Of)の動画から観る。 控え室で金子健次郎先生、久保野先生、長先生の3人がサポートする形で北原先生の授業が行われた。
・長先生のアイデアでフラッシュカードにマスキングを施す。(生徒の視線はどこに?→一斉よりも先生がフォーカスした方が良い。マスキングをしたらどうか)
・北原先生は先に教室へ行き、生徒と約束事を確認。・・・初対面の先生に生徒たちはノリノリ。北原先生が「指3本出したら、3回繰り返してね」→生徒たちはすぐに実行。
・教科書はまだ出版前のもの。それをコピーしたものを生徒に渡す。北原先生「先生の名前が載っているよ」生徒たち「ウォー!」
授業開始
1 挨拶 (生徒たち元気にI’m fine. Great .・・・・)
2 自己紹介の動画は省略
3 パスポートを生徒全員に一列ごとに配付。(このパスポートは手作りで、一人一人の名前が記入されている)
「本当に飛行機に載っているような授業をやりたい。演出しなきゃ」
①自分のところに渡されたパスポートは他人の名前が。そこで、Please return the passport to the right person.と北原先生。Here you are.と言っていいよ。
生徒たちは、自ら “Thank you”と言っていた。
②空港へ(教科書リスニング)・・・全部を一遍に聞かせないで、1個ずつ聞かせていく。key word→answerを推測させていく
③単語の発音練習・・・orange, apple coffee, tea, milk, ice cream, coke, oolong tea,などの単語を手作りの視覚教材を見せながらWhat’s this?と生徒に聞きながら答えを言わせ、黒板に貼っていく。milk (Dark L: はっきり言わないLの音)
④機内での会話(マスキングしたピクチャーカードを使用)
flight attendant: What would you like? Passenger: Orange juice, please. Flight attendant: Oh, here you are.
4 シュミレーション:北原先生がflight attendant役。乗客:生徒たち。(前の席から順々に)
ある男子生徒がflight attendant役を買って出た 生徒の中で、飲み物を渡されてthanks. と言っていたのをキャッチして、一緒にthanksを練習。「thank youの方が丁寧だよ」
また、ある乗客役の生徒がBoth milk and oolong tea.と言ったのを拾って、bothの言い方を皆で練習させる。
5 挨拶
後振りビデオ:八王子中の先生からのお褒めの言葉、長先生から生徒へのお褒めの言葉
*「理想の教科書をつくろうじゃないか」と開隆堂の社長から3人(北原先生、久保野先生、中嶋先生)に招集され会議。
バックワードデザインで、学期に一回My Projectをやろう。(のちにOur Projectになる2025年度版から)
久保野先生のお言葉
中学校の教科書は高校のものに比較して著者が多い。(〜大学・・・先生)があるのは、多分に営業的。
授業でやっていたものを教科書に反映していた。
中嶋先生のお言葉
「北原さんから指導技術でなくしっかりとした理念を学んでほしい」授業の流れ、場面設定、教材、マスキング テレビ番組もそう。授業というのは、1つ1つ見せていく。
マスキングを剥がして、違っていたとしても「あー、そうか!」と納得させる。納得感が出てくる。子どもたちに気づきを与える。
Pinch and ouch (奈良橋さんから学んだ演劇)私たちはドラマで学ばせる。dramatize →Basic Dialogue のちにScenes. Authenticなものを
*場面を考えさせること それが教師の仕事 バーを下げない→彼のバーは、子どもたちにつけさせたい力・・・「こんなものかな」となったらどんどんレベルが下がる。
*彼の理念をしっかり受け継いでいってほしい。中身に拘らなきゃならない。今日の動画授業は、バーを下げていない→それは、子どもたちにつけさせたい力があるから。
北原先生には厳しさと優しさの幅がある。子どもの反応を予想しておくと面白い。指導案に書くような表面的なものだけでなく。
金子健次郎先生の思い出(例会レジュメより)
・初見の生徒なのにすぐ馴染んでいた。カメラが数台はいることで、少しハイテンションになって調子に載っている生徒に生徒指導を行なっていた。
先生たち、長先生、久保野先生、北原先生、みんな若かった。これからの日本の英語会に旋風をまき起こす前触れの熱気に溢れていた。みんな体力、気力、胆力、発想力、ユーモアに溢れていた。生徒も担任の先生も、カメラマンも担当者たちも私たちも、楽しい雰囲気や気持ちで過ごしていた。それこそが最も大事なことだと思った。
(N先生も参加されていたし、金子先生にもお会いしたかったです。CM)
北原先生
コロナ禍後30ヶ所に日本中をまわって授業をやっている。なぜ、失敗しないのか?子どもの心をつかんでいる。
最後に2013年頃のお宝映像を見せていただいた。赤坂中で北研例会をやった後、韓国料理の店で(安くて美味しい)懇親会をやり、その後の2次会はすぐ向かいにある
バー(ドラムをはじめ、その他の楽器も揃っている)でやっていたが、久保野先生やH先生、近藤先生が歌っている画像が。古き良き日の映像。
感想
7月例会では、北原先生の25年も前の授業、しかも初対面の生徒を相手に実施した時の動画を見せていただいたが、全く古さを感じさせない。動画を見ているだけで、授業にのめり込む自分がいた。
初対面の生徒がすぐに先生に馴染んで元気にノリノリで活動していることの驚き。今のようなデジタル教科書のように全て出来上がっているものでない、手作りの視覚教材の温かさがある。温かさがある。一つ一つ見せることで、生徒は集中している。そして、生徒の一言に対するユーモアある返し。など学びたい、真似したい宝がたくさん散りばめられてあった。まさに、場面、目的、状況が考えられた流れ、一人ひとりへのパスポート、書かれた名前を見て、その人へ渡しにいく場面、状況を簡単な英語で言わせ、一気に英語の世界へ。必要だから話す場面を設定させたところから始まるなどなんと面白いことか、中嶋先生が仰っていた、「テレビ番組と同じ」マスキングテープで隠した答えを一つ一つ見せていく流れも。今回は、25年前の授業動画でしたが、こんなにも学びの深い例会はないと実感。まさに「指導技術だけでなく、彼の理念を!」という中嶋先生のお言葉が、身に沁みました。
北原先生、いつもこのような学び多き例会をありがとうございます。
近藤先生、ご準備から懇親会まで、細やかなお気遣いをいつもありがとうございます。
参加された先生方、お世話になりありがとうございました。
(CM)