6月15日(土)第166回例会報告

・I attended today’s KITKEN with Kareem who is an ALT at my school. Thank you for those who talked with us. I was happy to see and talk with other ALTs and their co-working teachers. (wasn’t excepting that many to come though!) Thank you very much! It was my first time to ask ALTs to go study at a seminar. I really appreciate the atmosphere of KITAKEN that welcome not only Japanese teachers but ALTs as well. I’m especially thankful to Ms. T and G who are the “pioneers” to do so.

・今回は、千葉のK先生のリクエストを取り入れた内容でした。4人の北研の先生方が、それぞれの学校のALTの先生を4名連れてきてくれました。国籍も多様、でも学ぶ目的は同じ。北研らしい素晴らしいメンバー構成でした。私は、千葉のS先生といらしたチェコのMさんと、日本文化紹介などの活動を通して親しくお話し、懇親会でもチェコのこと、子育てのこと、日本のこと、さまざまな話題に花が咲きました。外大では、言語学の先生は千野栄一先生、徳永康元先生たち、みなさんチェコ語の権威の先生方でした。先生から、チェコ語は、アラビア語、ロシア語と並んで、世界で最も難しい言語と聞いていました。興味があります。Mさんも、チェコ語、英語、日本語、ロシア語、ドイツ語、フランス語を話すマルティリンガルの先生です。そこにチェコという国の事情が垣間見え、勉強になります。ALTの先生をお連れいただいた先生方、ありがとうございました。

・また、各地から千葉・神奈川・東京勤務のALTの先生がいらしてくださり、素晴らしい会でした。ALTの先生がリピートして来られる会を主宰されている北原先生はインターナショナルに魅力的な先生ということがよくわかりました。

0.「飛梅」(さだまさし)

1)音源を聴かずに、歌詞の空欄補充。(歌詞を知らない場合は、ことばの知識などから推測して補充する。)

2)曲を聴いて、漢字で空欄補充後、参加者同士で確認、答え合わせ。

3)4つのグループに分かれて、参加されていた4人のALTの先生方に歌詞の内容や歴史的および文化的な背景を英語で説明する。

・JETとALTがいるという今日の北研の状態が大変うまく使われた授業で、感銘を受けました。これを参考に教室に導入するとすれば、ジグゾー学習ができそう!と思いました。生徒ごとにinformation gapを作って、それを他の生徒に説明する状況をつくることで、「ただ知って終わり、読んで終わり」ではなく、自分のことばに噛み砕き、知っていることば(英語)で相手に伝える練習になります。今回の飛梅については、常識?として知っている前提で行われましたので、人(グループ)によって説明するポイントが異なったのも面白かったです。やはり「人に教える」っていうのは最高の学習だなと体験を通して改めて感じることができました。「あれ?菅原道真ってなにした人だっけ…なんで有名なんだ?だれが彼を左遷させたんだ…」と分からないことが浮き彫りまくりでした。(汗)

・The ALT in our group, She was such a great questioner; she asked so many question along explaining about it. For example, Who is he? What did he do? How is he important to Japanese history? Why is he called the God of study(learning)? Why was he sent to Fukuoka? Is Tobiume a flying umeboshi?

・まず、ALTが来られることを予定し、さだまさしさんの飛梅という日本語の歌のディクテーションを行いました。菅原道真の梅への気持ちや歴史的背景、博多のことが分からないと、日本語でも知らない言葉は聞き取れないものだと痛感しました。そのあと、小グループにわかれ、ALTに歌詞の説明を英語で行う活動がありました。この歌をお好きな先生がスラスラ伝えていて、やはり思いがあると違うなと感じさせられました!ALTの方も納得していらっしゃいました。

・北原先生が本日たくさんのALTが参加することを知り、メニューに入れてくださいました。3分間さだまさしの「飛梅」の詩を見て穴埋めする。穴埋め後、4人のALTが4グループに分かれる。JETが歌の内容、地名についてALTの先生たちに英語で説明する。菅原道真について、平安時代について、道真が九州に左遷された理由、道真が梅が好きだったこと、梅の木が一晩で飛んで九州に来たことなど。→日本人として説明出来るだけの日本文化や歴史についての知識が必要だと実感しました。→その説明を受けてALTが内容理解できたか説明してもらう。→日本人にしてもALTにとっても有意義なプログラムでした。

・問題を解いた後、「飛梅」の音楽を聞いて答え合わせをしました。九州にいる私たちですが、外しまくってしまいました。(映像のカエルさんかわいかったなぁ。)ALTが4人参加していたので、4つのグループになり、「飛梅」の歌詞を英訳することになりました。300~400年前の日本の状況や菅原道真の説明、藤原北家の陰謀…冷や汗ものでした。

・さださんの歌は好きですが、この歌はあまり知りませんでした。「日本語でも文化やその土地の背景を知らないと、ヒアリングが難しい」と知りました。そのあとの課題は、「ALTの先生方に歌詞を説明せよ」でした。何人かの先生と一緒にALTに説明をしました。単に歌詞の説明ではなく、背景の説明~菅原道真公の左遷、飛梅、大宰府の説明をしないといけないと思い、文化的背景の説明をみんなでしました。こうした簡単そうなテーマが、実は即興で英語にするのが難しく、日本文化を英語で話すよい課題になりました。聡明はALTのMさんは、日本人でもあまり知らないような、難しい日本的なキーワードをよく聞き取り理解されていました。さすがに、多言語話者は、懐が広い、引き出しが多いです。

・参りました。全くこの歌も知らず、菅原道真の史実も頭になく、ネイティブに説明できませんでした。英語ではなく、知識が先であることを再認識しています。何か面白いこと、大切なことを知るための手段として英語があるのだと肝に銘じて勉強しなおします。

・わたし自身、初めて聴く歌で、日本語のはずなのに、正確に穴埋めできず、苦戦しました。その後グループになってALTの先生に内容をお伝えするのも難しかったです。「お石の茶屋」「東風」「太宰府」を同じグループの先生たちが説明されていて、日本の歴史の知識もないといけないなと実感しました。

・先生の例会に何度も参加させて頂いていますが,「日本語の歌」は初めてでしたので,耳を疑い,度肝を抜かれましたが,「えっ、ホントに?」と思いながらも集中して「日本語」を聞き取ろうとするも「心字池」が「真珠池」に聞こえ,聞き取れたのは、9つのうち♪一つ目が「過去」で二つ目が「今」の2つのみ。私の姉が今でもさだまさしが好きで,私自身も精霊流しや関白宣言をタイムリーに聞き,中国の武漢に1年留学していた1986年にはさだまさしの「長江」という著書を持って行くほど馴染みがあるはずなのに、この歌の背景知識が全くなく、ご一緒した先生が同じグループのnativeの先生にわかりやすい英語で大変詳細な説明をされており,ただただ驚くばかりでした。こういう日本の歌を通して外国の方に日本の歴史を説明できてこそ,英語を学ぶ意義があるのであって,仕事や点数ではなく最終目的はかくあるべき,と考えさせられました。

・歌詞の意味を英語でALTに説明。飛梅とは、大宰府(福岡県)にある梅の木。菅原道真が京都から大宰府に左遷された時、道真が愛した梅が彼を追い一晩で京都から大宰府に飛んでいったという伝説。

 ①ALTが4人参加していたので全体を4つに分けて、それぞれのALTに飛梅の内容を伝える

 ②ALTが理解したことを北原先生に伝える。

 ③「飛梅」を解説する動画(YouTube)(大宰府、心字池、御石の茶屋、梅ヶ枝餅、飛梅の映像)で確認。

・例会のレジュメに日本語の「飛梅」があり、びっくり仰天、両目が点でした。その後、映像もあり頭に血が上りました。ALTへの解説は張り切ってやらせていただきました。グループの皆さん、一人でしゃべらせていただきありがとうございました。「飛梅」を例会で聞き、語ることができてとてもうれしかったです。北原先生、どうもありがとうございました。

・なんと、日本語の歌、さだまさし 「飛梅」(1977)に、空所をいくつかいれたもので、いつもの英語の歌と同じ手順の活動!まずは、音は聴かずに空所を推測して埋め、次に歌を流し各自聴きながら空欄を確認/埋め、答えを全体で確認。(私事ですが、さだまさしは、中学のときファンになりギターの弾き語りを覚えるきっかけになった人なので、could not help feeling excitedでした)

・ 「飛梅」は、若い男女の恋愛(今は終わってしまった)の思い出・・・太宰府天満宮を共に訪れたときのこと・・・を男の側から、道真公の飛梅伝説にこと寄せて歌う歌。これをこの日,いつもより多くて参加していたALTの方々に、我々JTEがグループに分かれて、この歌とその背景までわかるように英語で説明する、というのが参加者に与えられたタスク。私のグループ 5人で寄ってたかって?説明しましたが、時間内で終わりませんでした。でも楽しく取り組めました。この活動を通し、英語力や、簡潔に説明する能力とともに、日本の歴史や文化に関する基礎知識が問われるもので、そうした力をつけておくことの大切さがわかりました。

・想像で穴埋めを埋め、そのあと曲を聞いてディクテーション。4人のALTの先生にその歌詞の説明や時代背景などを伝える。その後YOUTUBEの映像を鑑賞。

・竹内まりやの日本語の歌でたまに英語があるものを使用されたり、英語の音声が基本ないMr.Bean を使用されるのも驚きましたが、今回は日本語の歌、しかもさだまさしをディクテーション!斬新なアイディアと思いました。そこから、4人のALTの先生に菅原道真や太宰府天満宮や九州などの歴史的な背景を含め歌の意味を伝えていくという高度な活動につながっているのかと驚きました。

・さだまさしの「飛梅」の2種類のYoutubeを使った活動。「ALTにこの歌について説明する」という「必然性」のある状況下で、英語だけではなく、日本史や地理などの知識を使う活動。

・日本語の歌についての日本語の穴埋めは新鮮だった。漢字が書けるかも要求。歌の歌詞からストーリーを読み取り、この中の語彙や人物などを、ストーリーを交えてグループごとにALTに伝えなければならない。ALTがどう理解したかを話してくれるのを聞いて、「ああ、こう言ったらよかったらよかったのか」と思う。その後、全体で全体を確認後、視覚的にも優れたYoutubeで内容確認。

・この曲を全く知らない私にとっては、かなり難しい課題でした。日本語も歌詞にもかかわらず、ここまでキーワードを聞き取れなかったのは初めてでした。

・恥ずかしながらこの歌の裏にある文化や場所に関することがほとんど分からずただ聞き取る作業になってしまった(漢字も含む)。母語での説明もままならないのに、英語で説明できるとは思えなかった。ガブリエル先生も言っていましたが、生徒たちの気持ちがよく分かった。歴史を学ぶことはもちろんのこと、母語でのストラクチャーを意識した説明力の未熟さ、様々な知識や経験が全く足りていないことがよく分った。

・歌の穴埋めは さだまさしさんの「飛梅」でした。ALTの参加者が数名来られていて、グループでその方達に説明する活動を行いました。背景がわからないと歌詞を見ても意味がつかめず、福岡から毎月通われているという先生方が中心に説明してくださいました。歌は、福岡で研修会が予定されており、それに備えてとのことでした。例え「知床旅情」を題材にされていたとしても、私自身は歌の背景について英語でALTに説明する自信はなく、地元の情報について英語で伝えられると楽しいだろうと改めて感じました。

・生徒が英語の歌でやるように、最初に歌詞の( )を考えて、そのあとディクテーションをしました。九州大宰府が舞台なのに、あまりわかりませんでした。そのあと、ALTの方が数名参加されていたので、5.6名で歌詞の内容や状況を英語で説明しました。菅原道真など歴史的なことを説明したりするのは難しかったですが、面白かったです。

・歌詞の8か所が空欄になっており、①各自で予想する、②実際に曲を聞いて穴埋めをする、③参加者同士で確認、④You Tubeで映像を見ながら確認をしました。この歌は知らなかったので、まず、①の段階で「??」となり、一応いくつか埋めてはみたものの、1つも正解できませんでした。次に②で、実際に曲を聞いても、自信をもって書けたのは半分ほどでした。日本語でも、知らない単語や背景知識がないとできず、聞き取れないのだと身をもって思いました。その後、参加されたALTが4名いらっしゃったので、4つのグループに分かれて曲について説明しました。先月の自分のことを話す10分間とは違い、全く英語が出てきませんでした。そして、曲の背景や歌詞の意味を教えていただき、曲への印象が180度変わりました。知らないことは言えない、ただ、こうしたグループ学習ですと、できる生徒がリードし、英語やその話題が苦手な生徒も学べる機会となるのだと感じました。グループの先生方、ありがとうございました。(追記:You Tubeに、ももクロメンバーがカバーした飛梅(2016)を発見。へぇ~と思っていたら、新元号「令和」ゆかりの地として注目されている大宰府では「梅が枝餅」を食べ歩き♪等の記事も見つけました。「ぼーっと生きてんじゃねーよ!」とチコちゃんに叱られそうです。)

1 じゃれマガを使ったマイクロティーチング

教材作り/発問シリーズ①

千葉のK先生のリクエストでしたので、マイクロティーチングの立候補がいなければK先生がやるようにと北原先生は考えておられたようですが、いつも北研teachersを引っ張って下さっているお1人の九州のS先生が立候補しされ、模擬指導して下さいました。見ているのと実際にやるのとでは大違いということで、本当に凄いなあと思います。

*Before the Cell Phoneより

 Do you remember the world before everyone started carrying a cell phone? On Sunday, my wife and I went to a play that was written more than 20 years ago. In the play, a women was driving home after work late one night when her car broke down. There were no other cars on the road. She found a phone booth and tried to call her husband, but he didn’t answer. She kept trying. Then something happened, and she disappeared. I realized that this doesn’t happen these days. You can get in touch with everyone because they have cell phones.

①問題作成を10分で行う

北原先生よりオーダーは文の後半部分から導き出せる設問にすること

②長崎のS先生による模擬指導

1分黙々と読む → 質問の答えの部分に線を引く → 教師による範読

Question and answer → 生徒が答える

S先生’s question :Did a woman call her husband  in a booth?→×a →○the

北原先生’s Q : How did the woman try to talk to her husband? 

My question: What did the woman do when her car broke down?

ALT’s question: Why did the woman disappear?

*The answers might need to guess.

*いろいろな設問ができることがわかる。

この後本文のポイント確認

*beforeは□の何?→接続詞

*carrying は2年のどこで習った?→unit (   )-(   )

*thatは□の何?→関係代名詞

*was written は何形?→受け身形、受動態

*a phone boothって何かわかる?→電話ボックス

*to callは何番か指で示して?→③名詞的用法不定詞

*kept trying 他にもingしか取らないものは?→finish,enjoy,escape,avoid,unite….

*I realized that *this* doesn’t happen these days.

→this とは何のこと?(北原先生からこの質問はいいね!と褒め言葉がありました。)

→these days とは?→最近

→in those days になると?→先日(北原先生からはこれは煩雑になるからいらないかなと後からアドバイスがありました。)

*get in touch→どういう意味?

*8分かかったので、もう少し内容をシンプルにするようアドバイスがありました。皆さんの前で突然模擬授業して下さり、S先生、ありがとうございました。

③北原先生の師範授業

Cell phonesとは?→題名でもあるし、知らないと進めないから最初に確認するために注をつけてありました。

*thatは□の何?

*There were no *other* cars on the road.→otherとは?他の車(自分の車以外の車)

*to call →(3,1,2)→答えは3(名詞的用法)

*these days とは?→最近

☆注があったもの☆

broke down 故障した

phone booth 公衆電話ボックス

disappeared 消えた

get in touch with ?と連絡をとる

3分で終了!スピードがすごいです。とてもシンプルでした。ついついあれもこれもと説明したくなるのを抑えなければたくさんのことはこなせないのだなあと思いました。

(授業をしてくれたS先生のレポート)

・まずはなんと言っても「じゃれマガでの教材作成」です。まさか、マイクロティーチングの発表をさせてもらえるとは思ってもいませんでした。が、北原先生が立候補を募られたときに誰もいなかったので、それならやらせてもらおうか、と思い挙手しました。

北原先生から伝えられたポイントは

1 問題の答えの部分が後半部分になるようにQは作る。(最後までちゃんと英文を読ませるため)

2 タイマーを1分にセットして1分たったらQを教師が読み上げ答え合わせをする。

3 その後、一度音読する。(ですよね?みなさん。違ったら教えてください。)

4 自分が質問したいところは、あらかじめアンダーラインを引いているので、

また最初から読み進めながら確認をするのではなく、例えば3行目のことであれば、

Look at the line three.などと言って聞きたいところをどんどん確認する。

線を引いていないところのことを余計に聞かない。時間がなくなる。

5 4分くらいで終わる。

昨日の私の作ったQは

Did a woman call her husband in a booth?でしたが、私も気になっていたa womanはthe woman,の方がいい、と懇親会で北原先生に教えていただきました。実は今年度の飛び込み3年生の授業でじゃれマガは1度やってみました。(先日の研究授業の生徒たち)生徒の実態とかみ合わず、 反応がないので、質問してもシーン、2年生のどこでした?と聞いても、教科書の内容を覚えていないので、シーン、おまけに他の活動も時間がかかるので、じゃれマガは一時封印することを決めました。それからじゃれマガを自分で読んでは、やっぱりこれをしないと語彙も増えないな、西海市は市費で全員が英検を年に2回受けられるのに、教科書と読みトレ100だけでは準二級も、いや下手をするとこのままでは3級の語彙も十分に身に付かないなと感じました。うっかり取り忘れて、5月にアンケートしたCan-doでも長文から必要な情報を読み取ることができると思っている生徒が少なかったです。ですので、Aパターンの授業の時にだけ実施することと、最近の内容で生徒が楽しく読めるようなもの、アンダーラインを減らすこと質問で時間をかけないこと、を自分で決めて、生徒にもそのあたりのことをさらっと伝えてじゃれマガに再び取り組んでいます。昨日の北研では、自分で生徒の(参加者たちの顔を見てしまい、ぶれたのが悪い!)焦点を決められずに余計な付け足しをしてしまい、時間が延びてしまいました。でも、やってみて一番自分が得したな、と思っています。生徒に常日頃言っているように「間違いながら身につける」という気持ちでの研修会参加です!みなさん、生徒役をありがとうございました。

・いつも北原先生が、朝じゃれマガのメールを受け取って教材づくりをされているように自分で問題づくりを行いました。北原先生は本当に短い時間で作られますが、私たちは10分でチャレンジ。

ポイント

①その学習段階を押さえ、どこにヒントで、どこに気付かせるかを考え質問を作ること

②質問は内容の後半から考えること

③帯活動なので、3-4分で行う

④質問は黙読1分の後すぐに行う、でないと二度読みしてしまい、本当の力でWPMが測れないため

・Jaremagaを自分の授業でやってみたいとずっと思っていたのですが、「読解」の方に重きを置いてしか考えられていませんでした。今年度は飛び込みでずっと三年間持ち上がってこられた先生とTTで3年生をみています。ふたりで足並みをそろえて授業を行っているので、独断で活動を行うことはできません。「語彙力強化」の意義も加えて、再度ペアの先生にJaremagaの提案をしてみようと思っています。Jaremagaのよさは、ターゲットの表現に囚われることなく、適度に何度も、質の良い適当な英語に触れられることだと思います。赤坂中の生徒たちに語彙力は、Vocab buildingもそうですが、Jaremagaも大きく成果として表れているひとつなんだろうと思いました。

・北原先生は、メールが来て、問題作成、印刷まで10分で作られるそうです。(凄すぎます!)私たちは問題作成のみを10分間で行いました。「後で誰かに先生やってもらう~!」に我らが九州代表!S先生が受けてくれました。私は、読みトレしかやっていないので、大変参考になりました。本当にありがとうございました。その後、北原先生の師範授業がありました。

まとめ

・じゃれマガ指導時間は、3分程度で終わらせる。(毎時間の帯活動なので時間をかけすぎない。)

・本文は2回読み返さない。1回読んだらすぐ、questionを行う。英文の指示は、line1,line2で指示する。

・ワークシート指示

単語の意味:cell phone 携帯電話 that (Unit 5-2)←関係代名詞 この時期にはまだ未習だが、「後から説明する語だよ」とさらっとながしておく。詳しい説明は要らない。 broke down 故障した other 「どんな意味?」「他の」「自分の車?」「それ以外の車」phone booth 公衆電話ボックス to call (3,1,2) ←3名詞的用法 1副詞的用法 2形容詞的用法は黒板に掲示されている。生徒には指で正解を確認する。disappeared 消えた  these days 「どんな意味?」「最近」 get in touch with ~と連絡をとる

・下線部の引き方や、説明を加えるところが、中学生と高校生では若干違うのかとも思いましたが、北原先生の説明は、あくまでもあっさりと。帯活動なので、内容がわかればよいとのことで、文法事項の新出(例えば関係代名詞that)などは「あとでUnit5-2でやるよ」軽く触れるくらいでした。 ただし、to不定詞の用法については、名詞、副詞、形容詞の区別を指で示して答えさせるなど、何度も確認しています。S先生が、模擬授業をしてくださった時に、生徒側の指を良く見て、「ピンポンー」と口で言ってあげたのが丁寧でよかったと思いました。

・10分間で問題を作るというものでした。何回か北研で取り上げられているので、なんとなく問題を作るコツはわかってきたものの、文法や語彙の細かいところまで、もっと突いていかなければと思いました。S先生が代表でマイクロティーチングをされました。島田先生がいつも生徒さんたちにこういう関わり方をされているんだ、と勉強になりました。ありがとうございました。

・普段北原先生が10分間で、パソコンを開いてから印刷まで終わらせるじゃれマガのプリントを、私達は、黒板に貼られた大きなタイマーで丸々10分間測ってもらい作成。どこを出すのか考えているとあっという間に過ぎ、北原先生が「誰か自分の作ったもので授業を」の問いかけに、私は「えっ!」と怯みましたが、さっとS先生が、手を挙げ「おー、流石だー!」と思いました。

・10分間で各自問題を作り、(6月11日のBefore the Cell Phoneを使用)マイクロティーチングをした後で北原先生のじゃれマガを生徒役で受けました。マイクロティーチングは長崎のS先生が立候補してくださいました。受け身や不定詞、動名詞などを問うなどして8分ぐらいで丁寧にやってくださいました。北原先生からは、「もっと適当でいい」とのお話が。生徒に聞く箇所にはすでにアンダーラインを引いておくので、2度読む必要はなく、Line〇〇と言えばよい。S先生がthese daysの逆をたずねていたように、私も同じところにアンダーラインを引いてたずねようと思っていましたが、内容理解が目的だから余計なことは言わない、というご指摘も。たくさんのことを尋ねると帯活動にしては長すぎてしまうし、目的をしっかりと持って活動を行うことが大切だと思いました。実際に聞いているだけなのと自身でやってみるのは全く違う、とS先生がおっしゃっていましたが、学ぶ姿勢、私も見習いたいと思いました。北原先生のじゃれマガでは、まだ習っていない関係代名詞については、どこで習うかが書かれていて、「説明することがあとにあるよ」くらいの説明でした。また、日本語の注はなるべく少なくしないと生徒が英文を読まなくなる、というお話も。

・この速読活動の文法確認の際、例の生徒に指の本数で示させひとりひとりアイコンタクトしながら正解者にはピンポン不正解者にはブーのために、不定詞{名→3、副→1、形→2}と 現在完了{継続→1 完了→3 経験→2}が板書されていました。

・じゃれマガを使ったマイクロティーチング(教材作り、発問シリーズ)

(1)各自10分間で素材から問題を作る

→何をポイントに下線部を引くのか判断するのかがなかなか難しい。

→どうしても設問が多くなってしまう。

→a womenのミスに気付かず・・・

(2)島田先生による模擬授業(休憩明け)

→すでにS先生の報告にもあるように、いつも前向きな姿勢と熱意には本当に素晴らしいです。いつも様々な報告や日々の実践の中で感じていらっしゃることに、「うんうん、そうそう!」と思うことが多く、いつも励みにさせていただいております。

(3)北原先生による示範授業

→とにかくシンプルかつはやい!

→指示も短くかつ的確!

→関係代名詞の予告の問題(その後の指導が楽になるとのこと)

自分の実践を振り返って感じたこと

(1)設問が多すぎる。

(2)つまり時間がかかりすぎている。

(3)確かに、帯活動の1つだと考えると多くのものを求める必要はない。

(4)教えすぎず、何度も繰り返すことの大切さ

・どの部分に日本語の解説を入れ、どのような問題を作るかを実際に行いました。あまり解説を入れすぎるのも良くないし、発問が難しすぎても良くないだろうと思い、考えながら作成しましたが、良い経験になりました。また、挙手して授業された先生の時に、to不定詞の用法を1副詞用法、2形容詞用法、3名詞用法で指で示させて確認していたのが印象に残りました。北原先生の模範授業は、帯活動として3分程度でシンプルに行うとのことをお話しされていました。また、関係代名詞について、まだ学習していない文法のため、プリントには、Unit5−2のように書いて示してあげるとのことでした。

2 語彙指導について

・『英語授業の幹をつくる本 上巻』第5章 語彙指導 より抜粋

第5節 理論に裏打ちされた語い指導を

第6節 カテゴリ別単語書き(2年生)

第7節 受容語彙と発表語彙を区別して指導する

・「英語指導の語彙マニュアル」をもとに、平成15年度都中研で語彙指導チェックリストを作成された際の語彙指導の頻度についてのアンケートが大変参考になりました。今年度教頭をしながら、小学5年の英語を2クラス担当することになって、長年指導していた中学生とは年齢も、興味を持つことも全く反応が異なるので、いろいろ試して行こう思います。

・資料にあった、語彙指導アンケートは自分の普段の実践を見直す、ありがたいアンケートでした。このようなアンケートを北原先生などが中心となり都の中英研で研究し作成してこられたことにも頭が下がります。また、同じく都中研で作成された発表語彙リストのアルファベット順の資料もありがとうございました。FCでどの語に赤丸をつけるか決めるときに、この資料と28年度版の教科書6社でどの語が何社で使われているかが分かる冊子を利用しています。ただ教科書の太字で書かれたものに赤丸をしてもいいとも思うと言われたので、時々その3つが重ならず迷うことがあったので、気持ちがすっきりしました。

・H15年に都中英研で実施された語彙指導アンケートを、自分の授業に当てはめて答えてみました。まず、中英研でこれだけレベルの高い研究がしっかりされていることに驚きました。(ほかの都道府県もこのレベルでされているのでしょうか?)質問項目のそれぞれが、いずれも語彙の定着に効果があると認められた活動だということなので、取り入れられそうなものにチャレンジしてみたいです。

・英語語彙指導マニュアル2003大修館書店より。自分の指導内容の比較確認。1つの語を指導するのには多角的に何度も提示した方が記憶に残りやすい。

・語彙指導の折に、定着させるため何度も行ったほうが良い活動例が紹介されていました。北原先生が頻繁に行っている活動をあげて見ます。①カタカナ語の知識を利用する。②既習の反意語や同意語を指導する。③フラッシュカードを最初の1、2文字だけ見せて言わせる。④早く音読できるように指導する。⑤アクセントの指導をしっかり⑥発音と綴りの関係(フォニックス)を指導する。⑥新語と母語の既知の概念を結びつける。⑦近い日本語訳を与える。⑧生徒が話したり、書いたりする活動で既習の語彙を使うよう指導する。⑨ビンゴをやる。⑩接頭語、接尾語を指導する。⑪記憶に残るような語源指導をする。

・北原先生の語彙指導は,理論的裏付けがある。「英語語彙の指導マニュアル」(望月、相澤、投野 2003大修館)を参考に作成し、A~Fの6人の先生にアンケートを行った「都中英研研究部平成15年度 語彙指導のアンケート」の中で、27項目中北原先生が『頻繁に行っている…3』をつけたのは、11項目。また『ときどき行う…2』は6項目。狛江中時代の北原先生がこういった語彙指導をし,生徒の力が確実についていったことを踏まえ、テンポよくこれらのことを盛り込みながら語彙指導ができるよう私自身の日々の指導を振り返り実践する必要性を感じました。

(カテゴリ別単語書き)

・fish とsomething you ride on

教科書は厚み?語彙数?を押さえるため、たんにflower はflower としか載っていない。

教師が意図して語彙を増やしていく必要がある。新学習指導要領では小の700を入れて2500から2800。赤坂中では5年前に、receptive words を辞書に知っている単語にマーカーをひかせたら2900。準2級を合格する生徒が半数を超え、成果を立証している。どれだけ受容語彙receptive words をふやしておくかが発表語彙(最近は発信語彙とも言う)productive words を増やすことにつながる。いただいた研究部推奨635語リストが大変参考になります。

・今回は、Fish/ something you ride on で体験授業をしました。教師でも10に満たない人がほとんどでした。幹本に載っている生徒のノート例では、多くの単語が追加されてまとめられています。家庭でノートをまとめてくるという手順だと思うのですが、授業で自分が答えたこと、クラスメイトが答えたことに加えて、「もっと知りたい!」という思いから辞書などで調べたんじゃないかな?と考えました。そうした知的好奇心、わくわく感が募る授業、そして自主的に学ぼうとする生徒が増える活動だと思いました。

・北原先生より・・・教科書には木はtree、魚はfishしか出てこない。それでいいのか?Publisher avoid using the specific names.身の回りにあるのに、意図的に学ばないと教科書だけでは学べない。ヘレンケラーのラベリング

・ディクテーションテスト直後に1分間の時間を与えてカテゴリー別に語彙を書かせる。目的は生徒個人が持つ語彙を共有させること。

①カテゴリーを与える

例、魚(海に生きる動物)、乗り物

②書いた数を挙手によって尋ねる

③1番たくさん書いた生徒が答える→なるほど!と思ったら「ああ!」「へぇ!」など反応する。速く言ったら友達のためにゆっくり言うように指示する。自分が書けなかった単語は赤で書く。

④他の生徒に他の語がないか尋ねる。→情報の共有化

⑤返されたディクテーションペイパーをノートに貼る。裏に書いた語は写す。綴りがわからなかったら辞書で確認する。後日そのカテゴリーに入る単語を習ったり、思い出したら書き留める。

・受容語彙と発表語彙を区別して指導する。軽重をつけて教える。2500-2800語になるので、語彙指導は必至。

赤坂中の平均語彙数は2900。だから準二級レベルが半数以上となる。

・今回、fishとsomething you ride on で行いました。どちらも  1分後、書いた数を挙手で確認し、1番多く書けた人に言ってもらい、みんなでシェアします。Car が出てきたとき、「1台なの?」「cars」総称して言うときは複数形で。「野菜でもあるよね。Onions でもspinachはsつかないんだよね~」などと生徒の語彙を広げます。その人が発表するとき、反応もしてほしいと言われてました。「あー、それがあったかー!」(悔しそうに!反応大きく。)その後、挙手しないで、どんどん発言するように言う。生徒は返されたディクテーションペーパーをノートに貼り、裏の単語を写す。(幹本上巻参照を)その際に、今回また、私ができていなかったことがありました。それは、「自分で書けた単語:友達が行った単語:思い出した単語:新しく習った単語」に分けて書かせてなかったことです。ここまで分けて、記録していくと生徒が自分で習得していく過程がわかると思います。そして、教室の後ろにpicture dictionaryを何冊か置いておくとよい。生徒のfree accessになる。

・北原先生は、最近授業で「家に帰って単語を覚えるな。単語は授業中に全部覚えてしまいなさい。家では句・文単位の勉強をしなさい」と言っている。

・語彙は、使用頻度によって、軽重をつけて指導するべき。

・語彙は大きく分けて、受容語彙(receptive vocabulary)と発表語彙(productive vocabulary) がある。

①受容語彙(receptive vocabulary)=発音できて意味がわかる、

②発表語彙1=ある概念を頭に浮かべたときに、その音が頭に浮かぶ。

③発表語彙(productive vocabulary)=その音を書ける。ライティングに使用する。

④受容語彙のうちの題材語=そのトピックのために使用せざるを得ない語。中学レベルでは①に達しない。

⇒北原先生は、授業では軽重をつけて、③を一番時間をかけて、②⇒①の順に重きを置く。1セクションに出てくる③レベルの語は、そんなに多くない。2,3年の場合、それを授業でつづりまで覚えてしまうことが可能である。

⇒①②③の語彙の選別は、東京都では現在の6つの教科祖全部を分析して語彙選定を行っている。

1、6社全部の教科書で使われている語。注釈なしで都立高校入試問題に使われる(頻度数6)

2、1社が使っていない語(頻度数5)

3、4社で使われている語を、英語科3人で相談して、ぜひライティングまでもっていきたいと判断した語。

◎H18年に研究部では研究部推奨発表語彙(written)を635語選定した。635語の重要語の一覧表をいただいたので、参考にさせてもらいます。

⇒「単語が覚えられない、多すぎる」と感じる生徒は多いと思うが、このフィルターを教師がかけて、生徒に軽重をつければ心理的・物理的負荷は軽減する。今日も2年の保護者から学校あてに「授業でもっと単語と日本語を書いて教えて」というやぼなクレーム(要望)があったので、早速この論理を使って、授業で生徒と単語の軽重を確認して、重要語から覚えようと話して明確な論拠の一助とさせてもらいました。

・以前に教えていた高校でやった時に生徒たちはかなり喰いつき、楽しんでいましたが、教師である私自身が幅広い語彙をもち、下調べをしておかないとできないため残念ながら継続してはできませんでした。北原先生から「毎日1個ずつ、語彙も増えるし興味も湧く」とお話頂き、先生が提示してくださった26項目をぜひ今教えている高校1年と高校3年でもやってみたいと思いました!(先生がおっしゃるように生徒たちが時間がある時に眺められるようpicture dictionariesをクラスに用意することも考えてみます)

・北原先生は、6社の検定教科書の単語のうち入試の観点から、頻度6,5の単語, 頻度4でもwritingに使用させたい単語, 合計635語をなんと自校で調べ, 選定したということで驚きです。もし私がこれを高校の教科書でやったらどうだろうかと考えました。もうすでに調べ上げている方がいるかもしれません。いらっしゃいましたらお教えください。

・都中英研研究部で作成した語彙指導チェックリスト(幹本上巻P134~137参照)

いずれも語彙の定着に効果があると認められた語彙指導。自分が特に弱いと感じたところは、「コロケーションの指導」、「いろいろな文脈で単語を使っている」項目だと思いました。新出語句の指導の時に、北原先生がされているように、その単語がどのように使われるかをALTとの会話の中で提示したり、難しい語はパラフレーズしたりすることが課題だと感じています。

・カテゴリー別単語書き

fish、something you ride onの二つを実際に行いました。私は特に魚の名前はあまり出てきませんでした…。聞くと「あ~、あった!」と思うものもあります。一番多く書けた人が発表してクラス全体でシェアしていくと、語彙も増えるし興味もわくのではないか、picture dictionaryが教室にあれば、スペルを調べるのによい、という話がありました。

・受容語彙と発表語彙を区別して指導する

iceberg effectの図を書いて、上に出ている部分が発表語彙(productive vocablary)下に潜んでいる見えていない部分が受信語彙(receptive vocablary)で、下の部分を増やしていかないと発表語彙は増えない、という説明がありました。紹介があった635語の研究部推奨の発表語彙のリストは幹本上巻のP140~P142にありますが、教科書の太字になっている語でいいと思う、というお話もありました。単語は授業中にすべて覚えてしまうようにして、家では句や文単位の勉強をするように授業で話されているとのことでした。

3 昨年度の3年生の週案

・時間をいただき、隣同士で感じたことを伝え合いました。

●最初のオリエンテーションで、3年生で中心となる活動のやり方を確認。

●とにかくSPWやTalk&Talkをちりばめ、英語を活用する時間を継続的に確保している。

●4月末?5月にかけて接頭辞、接尾辞→早い段階で意識

●修学旅行約1週間前に、修学旅行show&tell説明→すかさず2年教科書のマスターテストで今まで表現を振り返る。

●そのまんまスキット→my project7→劇、つながりを意識

●後置修飾については、1?2年生の復習から入り、後ろから修飾するイメージ持たせ、分詞や関係代名詞へつなげる。

●日本文化紹介は、関係代名詞とリンクしている。2学期からスタート。11月上旬までに3ラウンド。→speaking testへ(約4週間前に先輩の映像を視聴)

→初めて参観させていただいた授業がこの日本文化紹介だったのをよく覚えています。

●後置修飾について(北原先生より)

→教科書(コロンブス)とは真逆に教えている。本文は後回しにして、とにかく先にやってしまう。

●12月上旬から卒業文集の導入→1月下旬から指導(全12回)→製本は3月上旬

●どの学年でもそうだが、先輩たちの姿(メッセージを含む)をしっかり認識させている。自分の学校の先輩はやはり身近な憧れの人であり、伝統を引き継ぎ、更に発展させていくための最高のモデルだと思います。週案に関して4月?6月の皆さんのレポートを見て、同じような視点もあれば、自分が気付かなかった視点でレポートしてくださり、本当に勉強になります。本当に貴重資料をありがとうございました。

・3年生の週案では、後置修飾の指導配列について話題になりました。教科書によって異なっており、自分の使用している教科書では、①現在分詞・過去分詞を使った後置修飾、②接触節、③関係代名詞who、④関係代名詞that(which)主格、⑤関係代名詞that(which)目的格の配列になっており、今まで教科書の順番通りに指導していました。一方、北原先生の指導案では、もともとの教科書の配列ではなく、文法の指導配列で計画をされていました。①前置詞を使った後置修飾(1年)、②to+動詞の原形を使った後置修飾(2年)、③U4-1現在分詞を使った後置修飾、④U4-2過去分詞を使った後置修飾、⑤U5-4関係代名詞1主格who、⑥U5-3関係代名詞2主格which、⑦U5-2関係代名詞3主格that、⑧関係代名詞4目的格which(該当Unitなし)、⑨U5-1関係代名詞5目的格that、⑩U4-3関係代名詞6接触節、の10段階で後置修飾を指導されています。1,2年で既習の後置修飾から導入し、そこから⑩の接触節までの流れは、生徒の頭の整理がされやすい順なのだと思いますが、なぜこの順なのかをもう一度考えてみます。また、グループで週案について話した話題として、日本文化紹介の活動を3巡目まで行い、11月にSpeaking Testを行っていること、スーパーペアワークが3年ver.もあり、活動のタイトルが楽しそうで(「相思相愛ゲーム」「人生何事も経験だ」「遊園地フリークはだれだ」)個人的に気になりました。また、1月1週目に教科書を終え、その後過去問や12回にわたる文集作り・PC入力(3回)、3月にはサヨナラお楽しみの内容(映画、懐かしの映像等)となっているのが興味深かったです。過去問については、いつ何をやるのかが綿密に計画されています。パフォーマンスについては、6月修学旅行の思い出SPテスト、スキット(「あの人にインタビューしよう」7月ビデオ撮り)、英語劇(11月)、赤中紹介(11月)、そして、3学期の卒業文集作成がこの3年間の集大成となる活動となっています。1つ1つ行間をイメージしながら、1年から3年までの週案の内容について再度読み直し、理解していきたいと思います。

・北原先生の週案を見ると、最初のオリエンテーションで、1学期の目標確認として、My Projectについての説明をされています。目標を先に示すことで、これからの学習をなんのためにするのか明らかになり、モチベーションがあがると思います。そのあとも、先生の指導の流れにはパフォーマンステストが軸としてあることがよくわかります。私ももう少し、生徒に早めに示して学習の目的を意識させなければならないと思いました。貴重な資料をいただき、本当にありがたいです。

・ペアで週案を見て感想を話し合いました。現在の教科書はColumbusとのことで、後置修飾から関係代名詞の順で扱われているので、組み替えて使っていた、使いづらいとのことでした。開隆堂のSunshineを使っていることを羨ましいと言われていました。3年生の教科書の関係代名詞、後置修飾について尋ねられました が、恥ずかしながら答えることができませんでした。今見返していると、スーパーペアワークは、3年生では現在廃刊の古いバージョンを使用されているようです。リスニングトレーニングやTalk & Talkなども書かれています。Nim’s Islandとありますが、これは映画なのでしょうか?それともペーパーバックなのでしょうか?様々取り組まれながら1月始めにはもう教科書を終わって、過去問、文集づくりなど行われていることが書かれています。すごいです。

・私は、前から読んだり、後ろから読んだりしている。

(1)後置修飾

今回、特に北原先生から、後置修飾を教える順番について説明していただいた。

「Columbus 21とは真逆の順番で教えて、本文は後回しにしている。その方が分かりやすいと思っている」

①前置詞 ②to + 動詞の原形 ③現在分詞 ④過去分詞 ⑤関係代名詞の主格who

⑥関係だ名詞の主格which ⑦関係代名詞の主格 that ⑧関係代名詞の目的格which

⑨関係代名詞の目的格 that ⑩関係代名詞、接触節

*高校英語で初めて習う主な「後置修飾」は、次の通りだと思う。

・形容詞+α ex: a train full of people ・同格that ・関係副詞 ・カンマのある関係代名詞

(2)その他

・SPWやTalk & Talkなどペアワークを年度の初めから頻繁に行っている。

そのまんまスキッドなどで鍛えられているので、ペアワークの後で、話したことをノートに書くことが容易になっているのでは?

・1月の「語彙力王ランキングテスト」に向けて、GWを挟んで、「接頭辞・接尾辞①②③」をやる。「五月病対策」になるかも。

・CEFRのA1からA2への重要なステップアップ、「第三者を説明」する「Show & Tell」を5月の修学旅行を題材に。同時期に、「教科書マスターテスト」をやり、Show & Tellに必要な表現を、2年生の教科書を復習することによってパクる。

・夏休み前のスキット作りは、劇の台本を夏休みに準備する(?)準備に繋がっていると思われる。

・後置修飾の復習を夏休み前に。夏休み明けから関係代名詞。関係代名詞は、「日本文化紹介」で使う。物事を説明するには関係代名詞を使うと便利なので、「日本文化紹介」が関係代名詞を「必然性」を生み出している。同時期にSPWで「単語の定義」。これも「必然性」を生み出す活動でもある。

・歌「Every Breath You Take」は接触節

・12月のディベートは、教科書を終えるに当たっての総復習。

・教科書の後ろにあるLet’s Read Moreをやることが、入試の長文問題に繋がる。

・年明けはカコモン。私立の出願直後に「語彙力王ランキングテスト」。

・入試と学年末試験が終わったら映画などの楽しい活動。

・歌「Tears in Heaven」については『続 授業で使える英語の歌20』(開隆堂)で、北原先生による詳しい使い方を読むことができる。

・そのまんまスキットは全文暗記するのでしょうか?Dialog形式ではないものはどうされているのか気になりました。そのまんまスキット17回、歌13回、じゃれまがも100回以上これに加えて、SPW、TALK&TALK、My Projectの発表活動量も日本一なのではないでしょうか。日本で一番の先生が、3年間の授業計画書(いつやるのかなど、すべて細かく書いたもの)を公開してくださってること自体が奇跡です。

・テーブル毎で一緒に「自分はこの時期にこれをやっている」など、話し合いながら眺めていく。北原先生より、この週案の表の中にハイライトされている「後置修飾」の文法事項について。教科書(COLUMBUS)に出てくる順序通りではなく、1年次の前置詞、2年次の不定詞の形容詞的用法を復習してから、現在分詞の修飾がでてくるUnitに入る、というもの。新出文法事項は、1年次までもどって関連の既習のものを確認してから、導入していく、という北原メソッドの「型」(生徒目線ですすめる)がここでも生きている、と私は感じました。

・(B5版12ページ分)を頂きました!3年生なので,4月~1月までに16曲の英語の歌を歌い、同時期に教科書修了させ,そこから2月まで1か月間約20時間,は各都道府県の入試の過去問に 取り組み,2月終わりから入試本番を控え文集づくり、そしてクライマックスは心にしみる歌(3曲)や映画視聴,そして懐かしの映像 へと,指導案の文字をたどっているだけで目頭が熱くなってくるような流れです。綿密な計画とあらゆる活動、豊かな内容、4月・9月始め, 学期始めのやり方や目標の丁寧な説明。このような青写真を教師がしっかり持って指導にあたることで生徒の力がつくのだと感じました。

・日本文化紹介の練習はひな祭り、潮干狩り、梅雨、お中元、盆踊り、月見、初詣、お年玉、節分、押入れ、下駄、浴衣、寿司、畳を2つずつ計7回、3ラウンドにわたって練習しているのですね。テストのある11月まで2学期の最初の9月から繰り返し授業中に行っています。これが北原流「何度も適当に」なのかと感心しました。日本文化紹介を高校生にも試してみましたが、それほど授業中には練習させませんでした。picture describingの活動が新たに登場しているようです。やり方の説明が4月に行われています。ジャレマガのno.1 readingは4月に記述されているだけで、その後の記載がないのですが、やはり帯活動なので改めて記載するほどでもないということでしょうか。大きな特徴は英語劇の発表に向けて、全員で取り組んでいることです。即興劇やディベートなども取り入れ、2年からさらに進化しています。最終学年ということで文集作り、懐かしの映像視聴、入試問題化顧問演習など3学期はやはり入試にむけての勉強がメインになっています。過去問に取り組む3学期は歌やアクティビティは全くありません。今までの3年間の活動で楽しく英語を身につけた成果が、入試にも対応できるようになっているなんて素晴らしいことです。「楽しい授業は力のつく活動だ」と言える授業がここに全て開花しているようです。

・どの時期に、何を行うかというコンポーネンツが決まっており、それに何コマ使うかという目安が書かれてある。1日に3?5の活動が行われていく。そうすることで、昨年度の授業の進度と比較することができ、また、今の生徒は昨年の生徒と比べてどれぐらいの理解度なのかを振り返ることができる。さらに、理解度に応じて、活動を組み入れることも可能であるし、より効果がある活動を入れ替えることも可能になる。教科書の文法配列によって、活動の順序を変えるときにも有効である。年間を通して、どの活動を行うかを、時系列にリストアップしておくこと、授業を行ったら書き溜めていく作業は、とても科学的で再現性の高い指導が可能になると感じた。

・1年生、2年生と同じく、初日に1学期のゴールを示す。先輩から後輩に贈る勉強法を初日に読み、彼ら自身の参考にさせている。3年生でも受験一色でない。楽しいプランがいっぱい組み込まれている。11/7には区大会の英語劇発表。赤中プレゼン準備。クリスマスシーズンには12月中に4曲目クリスマスソングを歌っている。1月10日で教科書終了。その後過去問を北から南まで全国制覇。私立の過去問。標準校レベルも難関校レベルも。1/28.29.30の3回語彙力王ランキングテスト。2月に入り、歌はBad Day! 志望校に落ちた人を慰めるため???2月半ばから文集のPC入力。ミスタービーンの映画を見たり、懐かしの映像を見たり、懐かしい歌を歌ったり。北原メソッドの3年間の集大成。週案をみているだけで達成感がものすごい勢いで押し寄せます!

・ちょうど今年3年生なので、参考にします!ありがとうございます。1月には教科書を終わられていることに衝撃を受けました…。言い訳がましいですが、5月はGW、体育祭週間、修学旅行で半月授業がカットされ、すでに北原先生の週案より(文法事項をみても)遅れをとっています…。TOTALは受動態が3年生の学習事項であることもあり、やっと現在完了を扱い始めたところで、夏休み前までには現在完了をすべてやりきれない予定です。夏休み中に、それ以降の授業進度を見通しておきたいなと思いました。年明けに北原先生のように進路的なことや、集大成の活動まで組み込めるようにしたいです。貴重な資料をありがとうございます!!

4 国際科の授業で使う映画「コッホ先生と僕らの革命」

・北研MLに話題であがっていた映画、思った以上に楽しく鑑賞できました!事前にドイツ語指導があったのも、ひとつだと思います。日本語字幕のドイツ語映画で、English native speakerたちはどれくらい理解して観てたんだろう?と思いました。横に座っていたALTのK先生は、事前にやったドイツ語が出てくるたびに反応していたので、すごい~と思いました。

・ドイツ語の発音のルールを確認しながら映画を見た。ドイツ語に関しては全く知らなかったが、少しだけでも発音した単語は、何となく聞き取ることができる。そして、聞き取れるとやはり楽しいと感じる。「おー!」という感動がある。適宜、映像を止めて、北原先生が解説を加えてくれるが、時代背景や文化の理解につながり、より深く映画を見ることができた。とても贅沢な時間だった。

・国際科の授業で使う映画「コッホ先生と僕らの革命」を15分~20分ほど視聴。最初に「映画に頻出するドイツ語表現」を簡単に練習して確認してから視聴。・映画の中に、知っているドイツ語が出てきて、英語と比較できるととっても楽しい!生徒の気持ちもわかるし、言語や文化を比較する楽しさがありました。⇒ドイツ語の発音や表現は比較的わかりやすい。私も外大でドイツ語を第3外国語に選択して2年勉強しました。当時はオール「優」をとりましたが、今では多くを忘れています。またこうして教えてもらうと、思い出したり、ああなるほど、とわかり愉しくなりました。文化や言語を比較してその差異や類似点を発見するのは楽しいことです。以前、6月に開催される横浜フランス映画祭によく通いました。1日ずっとフランス映画を聞いていると、なんとなく話がわかるようになります。韓流映画も同じですね。外国語の楽しさを教える(学ぶ)にはこんな授業は最適ですね。

・観る前に少しだけドイツ語を教えて頂いたので、聞き取れる箇所があって、嬉しく感じました。言語を勉強したいなと思う時ランキング上位に映画をその国の言葉で観れるようになる、があるんじゃないかと勝手に思っていますが、自分が中学生の時に英語で映画理解できるようになりたいな、と思っていたことを思い出しました。英語以外の言語も学べる国際科の授業が中学校にあるなんて、赤坂中の生徒さんたちは恵まれているなあ、と感じつつ、その授業もされている北原先生をさらに尊敬しました。

・Pioneer   Vater   Mutter  などの映画の中で頻出するドイツ語表現を確認し、映画を視聴しました。私の場合、字幕を見なければ、内容は理解できないですが、耳で拾える言葉、知っている言葉があれば、それだけでも気分が違いことも実感できました。

・始めてドイツ語の読みを習いました。小さいころからNHKラジオ第2放送やテレビで流れ聞いてはいたドイツ語でしたが初めて読み方の規則性を知り、短い時間でしたが、とてもわくわくしました!1986年の中国の武漢大学の留学生はドイツ人が1番多く、あの頃の友人たちの顔が一人ひとり浮かびました。生徒に是非ドイツ語の読み方を教えます!

・先月の続きから、20分くらい鑑賞しました。始めに映画に頻出するドイツ語表現を練習しました。ドイツ語の特徴として、基本的にローマ字読みだったり、名詞は大文字で始めたりすることや、また、あいさつなどを学習しました。映画で聞こえてくるドイツ語は、はほとんど全くといっていいほど分からないのですが、たまに聞いたことがある音が聞こえてくるとうれしくなります。

・前回はじめから30分弱?観て終わった映画のつづき。イギリス留学をおえてドイツにもどり、英語教師としてギムナジウムに招かれた若き男性教師が、留学中に身に付けたサッカーを通して男子生徒に英語を教えることから、生徒や教員その取り巻きの人々とさまざまなドラマが展開するなか、やがてサッカーがスポーツとしてドイツに根付くきっかけとなっていく、という物語。映画を観る前に、用意された資料を学ぶ。「ドイツ語の特徴」として「基本ローマ字読み」や「wは英語のv」「vは英語のf」など、をおさえ、「あいさつ」--Guten Morgen、やDanke, Bitte、など、や、links=left、recht=right   meine Hern =gentlman

などを学ぶ。そうして映画をみると、短時間でさらっと学んだものでも、耳でキャッチできることが多くあり、それが、なんともいえない「聞こえた!」というなんとも言えない喜びになる。こういう分かった!というよろこびが、言語を学ぶうえで、大切なことだと、改めて感じました。114分の映画、前回は30分、今回は20分くらいの視聴時間でしたので、また次回が楽しみです!

・「映画に頻出するドイツ語表現」ドイツ語の特徴が12個、あいさつやその他出てくる表現をリピートしながら学びました。不思議とその単語が映画の中で出てきたことが分かると嬉しかったです。全部聞き取ろうと気負わずに、このように「いくつか聞こえたな」と楽しみながら言語学習を続けていくことが大切だなと思いました。映画の場面にこんな下等な言語(英語)勉強する必要がない!とドイツ人が言っている場面がありました。北原先生の解説でありましたが、日本も戦時中敵国の言語を禁止していた。それと引き換えアメリカはとことん日本言語や文化を研究していた。その点において日本は100年考え方が劣っていたといえる。(私は菊と刀を思い出しました。敵国の地理など物理的なこと以外に思想まで研究する柔軟な発想は日本は見習うべきですね。)

・先月に引き続きドイツ語の発音のルールや単語を簡単に予習してから視聴。前回同様、映画の中で出てくるドイツ語が分かると嬉しくなります。生徒さんたちが映画のシーンを見ながら、様々な反応をしていると伺い、映画には生徒の様々な感情を掻き立てるたくさんメッセージがあることを再認識できました。

・国際科の授業で使う映画とのことで、ドイツ語を学びました。違う言語を学ぶことで、生徒の気持ちがわかるでしょうとのことでした。ドイツ語の音の特徴を確認し、語彙をリピートしましたが、ピンとこないまま映画を少しだけ見ました。面白そうな映画でした。少し聞き取れると嬉しいでしょうと言われましたが、私はほとんど聞き取ることができませんでした。現在校の同僚はスペイン語も話せます。今度来るALTもラテン系だそうです。これからの時代は英語に加えて、もう一言語くらい勉強した方が良いのかなと思いました。私の大学時代の第二外国語は中国語でした。勉強は終わらないですね。

・先月の続きです。この映画を見るのも楽しみでした。見る前に、ドイツ語の特徴について少し学びました。そのあと視聴すると、練習した単語などが聞き取れると嬉しくなりました。生徒も英語で映画などを見せて、少しでも聞き取れると嬉しいだろうなと思いました。そのような機会を作ってあげたいなと思いました。

(参加したALTの先生のレポート)

(1人目)

Hello everyone, Below is my report from the 166th Kitaken study session, which took place Saturday, June 15th 2019.

 *Japanese Song (Fill in the Blanks) *

 We started off by listening to the Japanese song “Tobiume” by Sada Masashi and tried to fill in the missing lyrics. I came to understand my students’feelings when I have them listen to English songs because it was really hard to catch the lyrics. One blank in particular that surprised me was when I thought I heard 「おいしい」 but the lyrics were actually 「お石」. Both sound very similar when sung but have completely different meanings. There is also a deep historical meaning to the song which I was unaware of. This exercise made me realize that I need to think carefully about selecting songs for class. If the singer’s voice isn’t clear and the context is too deep, it will be harder for them to catch the lyrics.  Thank you to the teachers who tried to teach me the meaning and cultural context of the song!

 *じゃれマガ:*

We looked at the most recent じゃれマガ article. This time, after reading the passage, we were responsible for coming up with our own questions for the students. It was a good opportunity to think about which words might be a challenge for them and which grammar points and verb tenses we would like to review with them. We tried out the questions Ms. Shimada came up with.

 *Teaching Checklist:*

 We examined a sample teaching list and had to evaluate on a scale of 0 to 3 what we use or do in our own classrooms. It was a chance to think about what I have and haven’t done and what I would like to do. For example, I don’t usually teach the original meaning of words.

 *Today’s Topic:*

 Mr. Kitahara gave us topics such as “fish” and “electrical appliances” and we had to write down as many types and/or names as we could. He noted that in textbooks such names don’t appear and rather a more general term is used (e.g. “We ate fish” rather than “We ate tuna”). This is because adding more detailed names would cause textbooks to become lengthy. Yet it is important that students learn these details because they are used in real life.

 *Receptive vs. Productive Vocabulary:*

 Mr. Kitahara explained how it is crucial that students write sentences and phrases and not just words and their definitions. This is because English words can be better learned in context. If students want to know the specifics and spelling, he recommended advising those students to use picture dictionaries. The concept of productive and receptive vocabulary is similar to the iceberg effect, with productive vocabulary being the visible tip, while receptive vocabulary remains the larger unseen part.

 *German Movie: “Lessons of a Dream” Der ganz große Traum (2011)*

 I was really excited we continued watching “Lessons of a Dream.” Actually after Kitaken, I went to a J-League soccer game in Chofu. Before the game started, we all sang a song called “You’ll Never Walk Alone” English to cheer on the players. I realized how truly international soccer is.

(2人目)

Here are my comments on Kitaken seminar. Thank you for inviting me. Hello Mr. Kitahara and everyone from Kitaken seminar,

 After encouragement from Minako sensei and after reading Gabrielle’s report(thank you so much), I would like to give feedback on the great study session with Mr. Kitahara.

 I attended the seminar for the first time. Most teachers knew one another from previous sessions, but they were kind and friendly to newcomers (thank you).

 While listening to Flying Plum Tree song, I barely filled any gap with meaningful words in hiragana, but I liked the tune. I felt that a powerful emotional story had been put into maybe beautiful japanese lyrics , that I didn’t quite understand.

 Later teacher around me tried kindly to explain me the meaning of the song.

 Sugawara no Michizane is a difficult name to remember for me. I memorized “God of Study” much faster.

 I thought that foreign names were difficult to learn for students.  If a song that teachers choose to teach have an interessting, captivating story or tune, then students would try singing it however difficult the song would be.

  じゃれマガ  today’s topic brought me some memories of a movie I saw in Australia some 16 years ago. Anyway, I was glad that someone got opportunity to practice teaching in front of the class and that Mr. Kitahara shared his feedback with everyone.

 *Checklist

 When we went through the checklist my team came to a total of 58 points(lol)! Our evaluation(for E.S.) might have been a little too positive…?

 *Receptive vs. Productive Vocabulary

 During this part of the session, I realized that students are interessted in vocabulary that matches their daily life and needs.

 *Finally, the German movie was fun!

 Thank you Mr. Kitahara and everyone for being friendly. Kitaken seminar is very inspiring.

 I hope I will make it and come to other sessions this school year.

(参加者の感想)

・新幹線での帰り道、いただいた資料を全部読み返してみました。あらためてとても貴重な資料をいただいていると思い、頭を整理しました。指導案簿をいただき、1時間の中で多くの活動無駄なく取り入れられていることがわかりました。使用教科書はNew Horizonですが、Sunshineの教科書を見ながら、3学年が1年でどのペース配分をしているのかを確認して、勘所をおさえたいと思いました。今回は上京の機会に都合が合ったので、午前中、自由が丘にある「古桑庵」という古民家カフェで行われた薩摩琵琶の演奏会で「平家物語」「方丈記」の琵琶弾き語りライブを初めて聴きました。以前から、平家物語は「朗読」の基本となるものなので、英語の朗読をするあなたにも大変に参考になりますよと言われていました。英語教師が、本物の日本文化を体験することも大切です。この庵は夏目漱石の長女の筆子さんのだんなさまが意匠をこらして、故郷の古い桑の木でできた調度品を取り寄せて、友人と建てた素晴らしい建物です。同じく琵琶も桑の木から作られます。雨に濡れたあじさいの咲く庭園を見ながらの演奏は、とてもすてきでした。今週末も上京します。今度は英語ではなく、社会の古代史の授業「飛鳥・奈良時代の文化」の授業を中学社会科の先生たちの前で模範授業させていただきます。英語だけでなく、他教科の教材研究をして授業をするのも、授業作りにとてもよい効果があります。現地に2年ほど通って取材をしました。英語以外の勉強や教師修行をするのも楽しいものです。琵琶は、平城京の時代あたりにペルシャからシルクロード~朝鮮を経由して日本に入ったもので、この古代史の授業の中にも、正倉院の五弦の琵琶と、古桑庵の琵琶を登場させようと思います。飛鳥・奈良は、国際都市中国の文化を取り入れたインターナショナルな雰囲気が濃厚な時代でもありました。私は社会科のように社会全般のことを扱う授業を、英語で行うのが一つの目標です。(フェアトレードなど)まさに、CLILですね。

・カテゴリーのfishで挙げられたsardineの関連で北原先生が教えてくださった「入梅鰯」、食べたくなったので翌日日曜日にスーパーで生鰯8尾かい、指でやるさばき方をyoutubeでおさらいして、開いて、私も蒲焼きをつくりました。旬を味わいました。これもまた多く学んだもののなかの一つでした!

・久しぶりに参加することができてよかったです。こちらから参加するには、朝6時に家を出て3時間車で走って空港から飛行機です。12時過ぎに羽田に着き、乃木坂にやっと辿りついたと思ったら旧校舎で、新しい校舎にはタクシーを使いました。休憩時間はみなさん楽しそうにお菓子を食べながら歓談されていましたが、おやつを確保する元気もありませんでした。低気圧の影響で、帰りの飛行機も飛んだものの引き返す可能性ありとのことで、最後まで大変でしたが、その価値はあると思っています。今年は北原先生はラストイヤーとのことですので、ぜひもう一度くらい参加できればと考えています。

・最後に、7ページに掲載されていた北研愛媛支部長のメールにも共感しました。私も若い頃は、生徒指導は部活動で、と考えていた口だったのですが、40過ぎて北原先生と出会うちょっと前くらいから、どうやら、授業が上手い人は生徒指導も上手い、と気づきだしました。北原先生に出会ってからは、授業規律を整えることと、授業が上手くいくことはセットなのだと再認識しました。また、生徒指導ができていないと、授業で北原メソッドがうまくいかないことは北研のメンバーには言わずもがなですよね。私は北原メソッドをきちんと取り入れてから、学級経営や学年経営が前よりとても上手くいくようになったと感じます。そのような、北原メソッドの根幹にあるものを十分に理解し、ものまねに終わらず、手法をしっかりと学んでくださいね、と中嶋洋一先生にメールで直に言われたことをいつも思い出します。北原先生と中嶋先生、田尻先生など、とても信頼し合っている関係がうらやましくもあります。(かなりおこがましいですが。)でも、私もこの北研でそのような仲間を作れているように思っています。(苦楽をともにしている気持ちです。北原先生、北研の皆さん、いつもありがとうございます。

(報告)

① 今、3年生を教えています。彼らは、3年になるまでフラッシュカードをあまり体験していません。2クラス3分割なので6月中旬で教師交替。交替前の最後の授業で「授業で役に立ったことがあれば書いて。無ければ感想を」と言った所、41人中7人がフラッシュカードが良い。何度も言うのがよい。アクセントがわかった。覚えやすかったなどと書いてくれました。デジタル教科書のフラッシュカードの方が良かったは、0です。カードにアクセント、発表語彙に赤丸。発音のポイントに緑の線をつけています。3年生はスタディペアも初めてです。「ペアで協力して勉強することの大切さがわかった」など肯定的な意見が3人。前の方が良かったが1人(習熟度別基礎クラスだった生徒)でした。理由は前の方が発言しやすかった、です。私としてはたった2か月なのに今の方が良いという反応があり予想外でした。ペアの事は書いていない生徒も授業には肯定的な声が多かったです。

② 私はフラッシュカードを前任校から借りています。(借用書を書いて)次の教科書の時はフラッシュカードを必ず買えるよう予算を取って頂きたいと市教委に伝えて欲しいと校長先生に英語科として要望しました。令和3年度(2021年度新学習指導要領1年目)の4月から使うためには令和2年度の予算で執行。令和2年度の予算は前年度(つまり今年)の夏に決定だからです。デジタル教科書は引き続いて使用するでしょうから、「デジタルがあるからフラッシュカードは要らないでしょう」と言われることを危惧しお願いしました。結果は分かりません。

③ ②の件のお願いをするために教科書会社(三省堂)に新指導要領で語彙が増えてからのフラッシュカードの扱いを聞いてみましたが、未定だそうです。

④ バーコードリピーターも前任校から借りています。音がデジタル教科書の音より聞きやすく、英語をたくさん聞かせるには優れている。聞かせたい箇所のみ何回も再生できるなどの長所があるからです。デジタル教科書と併用しようとしたのですが、操作が煩雑になり私にはうまくできませんでした。結果として、英語自体はバーコードリピーター時代の方がたくさん聞かせています。矛盾を感じています。

⑤ 英語科の備品でビデオカメラを買いました。学校のカメラだと、行事等で使うので出払っていたり、次の方が使うのでうっかりするとデータが消されたりすることもあったからです。新しいカメラは廉価の物ですが機能は進歩しています。(ソニー)

⑥ ⑤のカメラで早速スピーチを撮影。撮影前に「君たちが卒業したら、後輩に見せたいけどいいよね。」と言っておきました。以前、本人の了承を取らないと見せるのはいかがかというご指摘を受けたからです。