7月6日(土)第167回例会報告

0.笑ったら負け   テストの珍回答
北原先生がYouTube で見つけた面白い動画。
先生がいらっしゃるを敬語に→降臨する
ミドリムシを絵に書きなさい→原寸大の点をかく
Crossの意味は?→殺すなど、、、小学校のテストでしょうか?発想力が面白かったです。

0.恋するフォーチュンクッキー古文バージョン
来たれ来たれ来たれ童=c’mon c’mon c’mon babyや、や、や=yeah yeah yeah、赤坂中の先生たちのダンスバージョンは見れませんでした。またいつか見たいです。

・First, Mr Kitahara treated us to a YouTube compilation video featuring original and hilarious answers to exam questions by junior high students. It reminded me of funny answers to tests I’ve seen by American students. Here is a link to some examples:(Warning: one of them might be a little inappropriate for younger people!) http://justsomething.co/32-hilarious-kids-test-answers/

0.即興で説明しよう
7月4日(木)2年生の授業
Statue(像、彫像)の「像」をアメリカからきた生徒に説明しよう。
まずは「像」のつく言葉を挙げなさい。
それを英語で説明してあげなさい。

ネイティブにstatue以外に像のつく言葉を説明する
肖像….port late、銅像….bronze statue、氷像….ice statue、画像….image、仏像….buddha statue、犯人像….criminal person’s image、想像…..imagination、日本語と英語のいい訓練になりました。

We listened to a pop song sung in old Heian Period Japanese.  I guess you would have to have a firm grasp of Classical Japanese (which I don’t) to know how strange and funny it sounds.


1.じゃれマガを使ったマイクロティーチング
教材作り/発問シリーズ②
1、各自10分間で素材から問題を作る
2、グループ討議(なぜそれを問題にしたか)
3、1人マイクロティーチング
4、北原先生の示範授業

・I got an email from Wikipedia yesterday. Wikipedia is an online encyclopedia that is written by volunteers. Some people don’t think you can trust the information, but I think it is one of the best ways to find out about things you don’t know. It has information about almost anything. It is also a great tool for translators. If you want to know the name of an animal in another language, go to the Wikipedia page in your own language. Then go to the English (or other language) page, You’ll learn how it is said and written. They sent me an email asking for money, and I gave them some.(7月3日配信のじゃれマガより)
自分が時間内に作ったじゃれマガに関して、下線を引っ張って日本語の注を乗っけた単語は、encyclopedia、百科事典、translators、翻訳家、文法の復習部分に引いた下線は、encyclopedia that is written、
関係代名詞 Unit〇⁻○、encyclopedia that is written、Unit〇⁻○、the best ways to find out、Unit〇⁻○、things you don’t know、関係代名詞Unit〇⁻○、you want to know、Unit〇⁻○、how it is、Unit〇⁻○、でした。隣の先生同士でどんなじゃれマガを作ったかシェアしました。授業ではじゃれマガを1分間で読ませ、Questionを問いかけ、範読したあと内容理解に入ります。範読したので1から10英文に触れることはせず、確認する箇所(下線の部分)を中心に時間をかけずに行います。下線を引くのは既習の文法が中心で、教科書のどこで習ったかを生徒に書かせて、例えばこれから習う関係代名詞などは、これから習うよ、名詞を後ろから説明しているんだよ、といった形で詳しくは説明せず、時間をかけずに進みます。北原先生「短く!簡単に!」

・7/3のじゃれマガAn email from Wikipediaより、 10分間で問題作りをしました。K先生が扱って下さいました。北原先生より:本文を2回読む必要はない。とにかくスッキリ説明をシンプルにする。4分くらいでしたか、師範バージョンは3分。難し過ぎないように。凝り過ぎないように。が大切と思いました。K先生のQ: What did “I” give to them?→Some money.北原先生のQ: Why did Wikipedia send Mr. Jarrell an email? →To ask for money.、I gave them some.→Wikipedia、が寄付を要求するメールの内容だったので、someのあとはmoneyだとやっとわかりました。私は少し考え過ぎて情報(書き込み)をしたのかと思いました。Wikipedia、の寄付を要求するメールなどの背景を知らないと少し難しく感じました。北原先生から2人のネイティブに質問、なぜtranslator、などterでなくor?→ネイティブもわからない。Yさんより。職業のorはラテン語から来ているとのこと。語源は深いですね!短く何回もやる、が基本。答え合わせまで3分目安にする。マイクロティーチングをして下さり、K先生ありがとうございました。

・北原先生の教材では、一か月前よりもさらに下線部分が減って、余計なものを省いてシンプルになったイメージ。私が作った質問。What did Wikipedia send an email for? (Why did Wikipedia send an email?)*併記
北原先生とよく似た問いかけでうれしかった。What for? What’s the purpose? は普段の授業で使っているが、生徒が知っているのは音レベルなので、( )の質問も併記した。”asking for money”とwhat forのforのイメージが似ていると思う。隣の先生とは、私の注、toolに「道具」と書くべきかが議論になった。私はこの言葉がこの読み物の言いたい核心を理解する上で重要であり、全ての自分の生徒が意味を理解していると自信を持てないので加えた。

・北原先生の解説・Some people don’t think you can trust the information.このyouって誰?一般を表すyouはなかなか出てこない、・tool / translatorsに今回は日本語がふられていたが、そこはいちいち言わずスルー。・almost/anything知ってる人起立(その間に辞書を調べる)全員必須の言葉、・They sent me an email asking for money theyってだれ?・I gave them some  someって何?、K先生へのフィードバック・一回読んだ後、読み直す必要はない。Line2など言えばわかる。そのために線が引いてある。・want to knowはtoだけでなくto knowに下線を引いた方がいい。・how it is said and writtenは間接疑問文で今後出てくるので、解説ではなくunitを書く方がいい・北原先生の解説に比べ言葉が多い。K先生「ここ見てくださいね。ここは~ですね。」とすごく丁寧な印象。北原先生「これは今後やるよ」端的。

・じゃれマガのやり方
1 タイマーを一分間にセット。(赤坂中では。)
2 タイマーがなったら教師(またはALT)がQを読む。
3 答え合わせ。生徒は答えとなるところアンダーラインの部分を音読する。
4 教師が1回範読。
5 その後、(  )などの確認に入る。
北原先生の台詞
・「Line2」「はい、2学期にするよ。」
・「things。・・・(すみません、指で番号とか示していたら、ペンが追いつきませんでした。)」
・「almost。はい意味分かる人Stand up。」(分からない人は辞書を引いて意味を確認する。)
・「anything。はい意味分かる人Stand up。」(分からない人は辞書を引いて意味を確認する。)
・「Line5。want to know、はいこれ何番?(黒板に名→3、副→1、形→2、と書かれていて、
  指で示す。私は北原先生の台詞をそのまま書き留めようとしていたため、一番上の名が1番だと思い、1と出し続けて、ノートに文字をずっと書いていたら、最後に北原先生から、「Sさん3だよ。」  と言われ恥ずかしい始末。)他には、 「Youってだれのこと?」「そう、一般的な人のことを指すよね。」「Theyってだれのこと?」「Wikipediaの人たちのことだよね。」「translatorはもう翻訳家っ意味を書いているから、説明しなくていいけど、そうじゃなくて何か聞くなら何?」(ここでわたしはその手前のtoolかと思って発言したら、)「そうではなくて、普通、~する人ってerだけど、ここは?そうorだね。ってことを押さえるといい。」「これからやるものは〇〇〇〇でやるよ、と教えればいい。」 「不定詞の確認の時はtoだけでなく、toと動詞までアンダーラインを引いた方がいい。」とも言われました。

・K先生の模擬授業は、わたしの印象としてはとてもテンポよく無駄なくすすめた、という印象をもちました(所要時間4分強–黙読は済んでいるので含まれない)。設問としては、関係代名詞や接触節などで、既出でないものは「2学期でやるよ」などといっておき、深入りはしない。不定詞がでるところは、名詞・副詞・形容詞いずれの用法と判断したかを、指を立てて示す(例のごとく「名詞的=3、副詞的1、形容詞的2」が板書されている)北原先生による講評。まず、文中の重要事項の箇所まで本文を再度読みながら、という点について「一回通して教師が範読したのだから、それは無駄。『line-1、
line-2』などと何行目かを言ってすすめればいい」次に、translatorという語があり解説を(口頭で)加えていたが、「訳語が書いてあるのだから、わざわざ口頭で触れる必要なし」と。つづいて北原先生による示範授業。設問としては、Some people don’t think *you *can trust the information.のyouは誰のこと?(答えは「あなた」でなく一般論として言うときのyou)や、They sent me an email asking for moneyのtheyはだれを指すか、など代名詞がどれを指すかの質問、「almostの意味が分かる人 stand up
!」とやって、「これは受験する学校のレベルにかかわらず、全員に必須!」という、重要語彙確認。このようなことが盛り込まれながらも、北原先生のことば数はすくなく、かかった時間もさらに短かった。「帯活動なので、おなじものに何度も出会うので、一回一回丁寧にやることはない」と北原先生。Students will encounter the same items again and again, so you don’t need to spend too much time for each of them. (忠実な再現でないと思いますが)とALTの参加者のためにも英語でも言われておられました。メソッド完コピのK先生の授業でも、まだこれだけ、改善点が指摘されることから、あらためて私自身の日ごろの授業での無駄のおおさを反省しました。

・We read a じゃれマガ article titled, “An Email from Wikipedia,” in which Mr Jarrell decides to actually make a donation to the website.  The task, as usual, was to read through the article and think of one appropriate question that a junior high student would be able to answer if he/she comprehended it sufficiently.  And as usual, my own question wasn’t even close to being as good as the other Japanese teachers’ or Mr K’s.  But I think I’m getting better!  A teacher demoed how to teach the article, followed by Mr K’s comments, during which he said that he wondered why the word, “doctor” and “translator” (both mentioned in the article) are spelled with “-or” at the end rather than “-er” (as in “singer” or “dancer”).  My initial thought was that there might be a phonetic reason…maybe the preceding “t” might have something to do with it?  Until I remembered that “reporter” and “interpreter” end in “-er.”  Another opinion was that it has to do with etymology (“doctor” comes from the Latin, meaning “teacher”).  I just chalk it up to the peculiarities of English orthography.  Any other thoughts, anyone?


2、語彙指導シリーズ③
接頭辞、接尾辞を使って語彙を増やす。

第1回 最重要接頭辞・接尾辞
1.re- / 2.un- / 3.-able / 4.-al / 5.-an / 6.-tion / 7. -ese / 8.-ful / 9.-ist / 10.-less / 11.-ment / 12.-ness / 13. -ous /

第2回 重要接頭辞・接尾辞
bi- / dis- / im- / non- / sub- / super- / uni- / -ee / -en / -ess / -ic / -ical / -ish / -ive / -ship / tri- / centi- / milli- /

第3回 高校初級レベル接頭辞・接尾辞
anti- / extra- / il- / ir- / mis- / over- / post- / pre- / pro- / under- / inter- / kilo- / mega- / micro- / mini- / multi- / -made

・語彙研究においてはWord familyで語彙数を数える。Spiral worksheetに載せるなど工夫が必要。50以上出る先生も。ネイティブもそこまで出ません。以前行われた教師の指導力シリーズから自分なりに書き溜めてきたのですが、あまり生かされず、無念でした。生徒たちに胸を張って教えられる教師の指導力を身につけなければと改めて思いました。インプットもアウトプットもまだまだ足りないです。気づいたのは、語彙はその人の興味関心、仕事内容、教育背景が深く関わっているという点です。おしゃれ、食事、料理、国、地理など、様々な得意分野が反映されていました。語彙指導が求められる昨今ですが、新出単語をフラッシュカードで扱う際についでに「他にfulがつく語は?」などと問いかけられる、とのこと。

・『幹本(授業映像編)』p.123~の3回分は、北原先生が『Challenge 中学英和辞典』製作時のもの。違いは、以前の研修で頂いた資料には第1回と第2回に付けられていたルールが、新たに、第3回にも付け加えられた。例:1. anti- 「反~」という意味、手元のコミュニケーション英語の教科書から、接頭辞について、もしも加えるとしたら何が適当かを拾い出してみた。fore-など意外なものが教科書に使われていないのが分かったが、割と多かったのは次の通り。
com-
compose, company, combine, compound, commission, complete, component
*共通点は検討中。何か良いアイディアはありませんか?
en- 形容詞・名詞につけて「~にする」
encourage, endanger, ensure, enclose, encyclopedia, enrich, encode, encounter
out- 「外」という意味
outdoors, outfit, outstanding, outside, outline, outcome
ex-  「外へ」
explode, export, extend, extreme
trans-  「超えた」という意味
transfer, transition, translate, transportation
答え合わせは、時間が確保できる時には、少人数のグループごと。時間が無ければ全員でやり、手を上げずに答えた声を先生が拾って確認する。フラッシュカードでの指導時にやることを北原先生が提案。接尾辞と違って、接頭辞は辞書で確認しやすい。北原先生が○×で黒板に書いてルールに合っているかどうかの例を示してくれたが、私の生徒の中には、辞書に意味が書かれているのに、ルールに合っているかどうかを見極められない生徒がいたので、みんなで辞書を見ながら、生徒が次々に手を上げずに言う単語を、次々にルールに合っているかどうかを私が判定して共通理解する作業を数回行う必要があった。

・1. Re-再び、Requireはだめ、2. Im-反対、Importantはだめ、注意事項を事前に北原先生からご指導いただいた後、早速テスト。北原先生の作ったリスト以外にこれはというものがあれば教えてくださいとのことでした。こういった知識はフラッシュカードやSWで常に確認していく。たとえば今日の授業では、-fulというカードをやったから他には?と聞く。(ちなみに北原先生は意見がなくなったらおしまい!とやるのがすごいなと思います。教師だったら、~とか~だよといちいち解説したくなくもの。しかし、この積み重ねでどんどん色々な教材に触れさせてあげる時間ができるのだと感じます)・基本的に語彙研究ではinteresting/ interest/interestedなど全てword familyの1語としてカウントする。日本の文部科学省の指定する~語は、それぞれ形が変わるものを1語と数えている。

・指定された接頭辞・接尾辞を使ってどれだけ単語が書けるか、にチャレンジする活動。実際に3年生の授業で使用された3種類のプリントがあり、実施日をみると、4/22、5/7、5/8とある。第1回目は、「最重要接頭辞・接尾辞」というタイトルで、シートの左側に、re-,un-, -able, -al, -an, -tion, -ese,など全13個の接頭辞・接尾辞が縦にならび、それぞれ、単語を書き込む罫線が左から右へとのびている。それぞれについて、たとえば「-an(名詞の後につけて形容詞をつくる)」というように語についての満たすべき条件が明記されている。第2回は「重要接頭辞・接尾辞」bi-, dis-, im-, no18n-, sub-, super-, uni-, -ee, -en, など全18。生徒は20分のところ、この日の参加者は(教員なので)それぞれ10分間でどれだけ書けるかに挑戦。10分たったあと、4人ひと組で、書いた語を互いにシェア。わたしのグループにはネイティブのALTがいらしたので、書いた語が間違っていないかの確認がすぐできたり、ネイティブの方からはどんな語がでてくるのだろう、という関心も満たされ、大変有難かったです。第3回は、「高校初級レベル接頭辞・接尾辞」で、anti-, extra-, il-, ir-, mis-, over-, post-, pre-, など17個がならぶ。(時間の関係で、各自の時間はとらず、参加者全体で、各項目について該当する語を挙げながら短時間ですすめる。この活動を通じて強くおもったことがありました。それは、2学年を終えたばかりの中学生が、このレベルの活動で競い合うことができるレベルにまでになっている、ということへの驚きです。(もちろん個人差はあるでしょうが)北原メソッドを知って久しいですが、こうしたことがどのようにして可能になっているのか、という観点から、改めて幹本や、これまでの例会の資料を見直して語彙指導のしてみたいと感じております。

・語彙指導のうち、接頭辞・接尾辞(・造語成分)について補足です。(最近よくきく。「成り立ちを知る」「情報を関連付ける」ことで語彙拡充に有効)-or 動詞につけて「する人」「する物」などの意味の名詞を作る「-or(actor, sailor, tailor)は -er(teacherなど)とどこが違うのか?」私が「元がラテン語系だから」という発言をしたのですが、アバウトだったので修正しますね。ラテン語系の同等語句にattore(男性形:イタリア語)を例に出した(この手のはけっこうある)が、saolor, tailorはそれでは説明がつかないので。以下に研究社『新英和大辞典第6版』の「-or」の記述を引用します。★以下でわかりますね。suf.ラテン語起源の動詞(特に-ateの語尾をもつもの)から「…する人[物]」の意を表す動作主名詞(agent noun)を造る: auditor, elevator.★-orはしばしば英語本来の-erに代用(例:bachelor, chancellor)または借用されるが、併用の場合には-orの方が法律的・専門的意義をもつことがある。(例:adviser, advisor, sailor)。***「ラテン語起源」まで遡ると、submit, stationも参加できることになりますが、中学生はそこまでわからない、興味を持った子がいつか学んでくれるといいな。

・The next activity had my brain working so hard, I felt like smoke was going to come out my ears.  We went through a few good rounds of writing down as many words as possible under certain categories such as “nouns formed by adding ‘-tion’ to a verb” in 10 minutes.  There were a lot of categories, and it took me time just to understand them in Japanese.  But it wasn’t just that that slowed me down–I seemed to have some kind of mental block (or “brain fart” as American kids say) as opposed to last time, and I wrote an appallingly few number of words.  (Apparently, I’m much better at listing off names of fish!). We then shared our answers with each other.  I love this activity, and I think it’s a lot of fun.

     There is a useful application of this exercise in your lessons; in particular, when you are using flash cards to practice vocabulary.  For example, if you flash an adjective word ending in “-ful,” you can then ask the students on the spot to list off as many other adjectives ending in “-ful” as they can in 1 minute.


3、1学期期末テストレポート
・ 今年の1年は引っ越しや行事等の事情で中間テストなし、すると平均点が上がった。アルファベットはほとんどが全問正解。やはり、長い時間をかけたものは正答率が高い。習得に要する時間は人によりそれぞれ。何度も繰り返しがどの生徒にも大切。自信につながる。・2年生の分析で、先輩たちの平均点と比べている。なるほど。説得力がある。・3年生 平均点上昇中。難しくなっていく中で。Icebergの水面下の部分を育ててきた成果だと思う。

・赤坂中の1年生期末テストの平均点が88.5点。字がきれい。リスニングも落ち着いていた。アルフベットもほとんど全問正解、2年生:小学校時代にアクションカードなどをしていたので、過去最高の1年生と言われていたが、期末テストでは60点以下の層が厚く、宿題忘れなどがいることから普通の2年生へなっている。→このことは油断や自分に甘くなると成績は落ちてしまうことを裏付けていると思われる。3年生:S先生からのコメント、成績も右肩上がりに。北原先生:必ず上がる時が来る。生徒を信じる。



4.国際科の授業で使う映画「コッホ先生と僕らの革命」③
軍事訓練の様子。音が響くし、厳しい訓練なので耳を塞ぐコッホ先生。英語のディクテーションテストをしている様子。Cupboard、Tray、Dish、jar、saucer、spoon, folk,など。居眠りをしていた少年に厳しく指導する他教員。ドイツ語は日本語と同じく動詞が最後にくる。You must not soccer play.の語順。サッカーが禁止になって喜ぶリーダーの少年ハートゥンと悲しむ他の少年。なぜ喜ぶのか?彼はコッホ先生が嫌いだから。コッホ先生が場所と時間を教えるように、偶然会えば教えるというと、少年達は裏切らないようにお互いに言い合う。いじめられっ子の貧しい少年が行かないと言うと、コッホ先生はYou
not go行かないなんてダメだ、仲間を信じろ。と。お母さんが起こるからやめると言ういじめられっ子の少年のカバンはぼろぼろで、退学になると困るからと。コッホ先生の説得で参加。ハートゥンの家のお手伝いの女の子が見張りをする。なぜ木に登るの?to watchだから。見張るために。ハートゥンも入ることで、全体の士気、結束も固まる。お手伝いの女の子とハートゥンは惹かれあっているが、父親から反対されて入る。前回の内容より。→今回も北原先生の説明でわかりやすく楽しく見れました。だいぶドイツ語がわかるように?なってきたような気がします?!→ほんと??元気な3年生もドイツ語でスキットをやりたいと言ったそうです。この映画を通してヨーロッパに関心を持つ人も出るかもしれないなあと思いました。

英語のスキット作りに「ドイツ語を使ってもいいですか?」という生徒も出てきた。生徒が英語のディクテーションをするシーンcupboard、jarの絵を描く、saucer
Who looks happy and who looks sad after hearing the decision?
What’s going on after this?
How does he look?
Look at him. Is he really studying?
What is it for?
Soccer balls are smaller.
Is the old man happy?
What will happen next? Talk to your partner.
1”04’55’
(ドイツ語の映画を使っても英語の授業はできる!!)

・毎回映画を見る前にはドイツ語の基本の言葉の練習から入るそうです。生徒には大人気になって、スキットでドイツ語を使っていいですかと言われるそうです。(将来北原先生の大学の後輩が彼らのなかから出てくるかもしれませんね)北原先生はただ映画を見せるだけでなく、英語で生徒に投げかけをされていたため、10秒戻しの機能を使ったり一時停止されていました。・In the cupboard:書いてみて→発音は?・jaw:絵をかいてみて・saucer :what is it?コーヒーの下にあるやつ。Ufoは?flying saucer・who is happy? Why?・What will happen next?・What are they doing?・What does he look?(北原先生はこのような発展的な質問をされますが、うちの生徒だとシーンとなりそうだなと思って中々挑戦していません。日頃のpicture describing やQ&Aで鍛えられているという積み重ねが大きいのかなと思いました。また、みんなが正解できなくても気にせずどんどんいくのかなと予想されます。私たち大人だってシーンとなることもあります。正解をみんなが共有するところまで持っていく教材と、このように発問を放り投げる教材のメリハリも重要なのかなと思いました。考えるきっかけや自由にアウトプットさせる最高の機会になっている。)その他、時代背景なども解説・生徒が銃に見立てた棒を持って左左と言われながら行進の練習をしているシーン、日本の軍隊もドイツの影響を受けている、・ブルジョア出身の生徒の中一人ぼろぼろのカバンを持った生徒がいる。、彼は、貧困を抜け出すためには勉強してアメリカのエンジニアになるしかない。(次回は、1時間04分53秒からです)

・前回、前々回に引き続き、19世紀後半のドイツであった実話をもとにした映画を鑑賞。イギリス留学から帰国して母国のギムナジウムで英語とサッカーを教えた(これがドイツにサッカーが普及するきっかけとなった)コンラート・コッホとその生徒たちの物語。かつてドイツ語を専攻された北原先生による、「ドイツ語てほどき」!つづりと発音、挨拶や映画にでてくる簡単な単語・フレーズが列挙されたハンドアウトをさらってから鑑賞。北原先生は、しばしば、いいところでビデオをとめて(しばしば笑いを誘う!)、予習したドイツ語の単語を確認したり、映画ででてくる町の様子や人物から社会階級の差が描かれていることに注意を向けさせたり、(proletariatという言葉もでてきました)What will they do next?/Who is the leader now? Who was the leader before? /Why is the girl on the tree? / Who is this man? – P.E teacher! (これだけでは文脈がわからなくてすみません)など英語でさまざまな問いを投げかけたり、生徒(例会参加者)は英語でこたえていく、といったことをおこなった。「ドイツ語の映画だけど、こうやってやれば英語の授業として成立する」と北原先生。このような、柔軟な姿勢で、楽しい授業をしてみたい!と感じました。

・Movie Time–we continued our study of German (in Minato-ku, there is an international language class requirement in the schools) by continuing where we left off in the German film, “Lessons of a Dream” (the English title) about the educator in late 19th century Germany, Konrad Koch, played by the multi-lingual Spanish-German actor, Daniel Bruhl.

     I like how Mr K will occasionally pause the movie to ask questions, quiz us, and ask us to predict what will happen next.  It makes the viewing more interactive and educational.

・①コッホ先生が生徒に聞き取らせた英語(リピートさせていたかもしれませんが、あまりはっきり覚えていません。すみません。)をディクテーションする。②教師-生徒でのインタラクションする進め方をご紹介いただきました。・コッホ先生が生徒の前で、サッカーが禁止されたことを伝えた場面(一旦止めて)”Who is happy?” “Who is sad?”などの発問をして、生徒と英語でインタラクションをしながら進める。(この場面を再生すると、生徒たちの様子、反応や表情に注目します。)・体育の授業で、厳しい先生が 腕をケガしている生徒に吊り輪をさせ、自らモデルを提示しようと演技をしたところで一旦を映画を止める。”What is going to happen?”とこの先のストーリー展開を想像させ、生徒同士でやりとりする機会を作る。この場面で、私は”He will succeed in landing.”と、答えました。このように想像させると、「次に何が起こるのだろう、見たい。」という気持ちも強くなります。その後の場面を視聴すると、高さを調整する器具で、生徒が吊り輪を先生が降りられないくらい高いところまで引き上げて、宙づりの状態にしてしまいました。その他、労働者階級の生徒ヨストの母親が勤める工場周辺の様子を映したシーンや、ヨストが鞄を開けたときの裏地がぼろぼろだったシーンが映し出された時は、適宜止めて、北原先生が簡単に解説して下さいました。